
このステージを通して、みなさんの“愛してる”という気持ちが伝わってきました──「かちドキ」「GO MY WAY!!-藤田ことねcover-」を初披露! 飯田ヒカルさん&小美野日出文さん登壇「学園アイドルマスター GOLD RUSH 3巻」発売記念イベントレポート&終演後独占インタビュー
猪ノ谷言葉先生(脚本・構成)、沖乃ゆう先生(作画)により紡がれる「藤田ことね」もうひとつのアイドル物語(ストーリー)──『学園アイドルマスター GOLD RUSH(以下、『学マスゴルラ』)』第3巻が発売! これを記念したイベントが、2025年8月17日(日)アニメイト池袋本店にて開催されました。
本イベントには『学園アイドルマスター(以下、『学マス』)』にて藤田ことねのキャラクターボイスを務める声優の飯田ヒカルさんと『学マス』元総合プロデューサーの小美野日出文(こみの ひでふみ)さんが登壇。
飯田さんは特典お渡し会でファンとの交流を楽しんだあと、トークショー&ミニライブで会場を盛り上げました。
本稿では『学マスゴルラ』、藤田ことね、そして飯田さんの“極めた技能”がビッグバンしたイベントの模様をお届けします!
直筆サイン入り特典お渡し会&トークショー レポート
この日の会場はアニメイト池袋本店「animate hall WHITE」。『学マスゴルラ』第3巻発売を祝うため、多くのファンが詰めかけました。
最初の企画は『学マスゴルラ』第3巻の特典お渡し会。
一人ひとりと目を合わせ、丁寧にお祝いと応援の言葉を受け取る飯田さん。短い時間ながらもファンとの交流を楽しみます。
直筆サインが入ったポストカードをご本人から受け取り、飯田さんとお話ししたお客様たちは、それぞれ胸に手を当てたり、喜びの表情を浮かべたりと喜びをあらわにしていました。
そうしてお渡し会が終了すると、『学マス』元総合プロデューサーの小美野日出文さんをゲストに迎えたトークショーへ。司会を務める大熊里彩さんの呼びかけにより、飯田さんと小美野さんが登壇。会場は大きな拍手に包まれました。
自己紹介のあと、話題は早速『学マスゴルラ』へ。お二人が考える本作の魅力を問われると飯田さんは、ゲーム内では想像するしかなかった家族のこと、商店街のみんなとの関係、アルバイトの内容などが描かれ、藤田ことねをより深く知ることができる漫画、と語ります。
また本作中でことねをプロデュースする犬束静紅(いぬづか しずく)について、良い意味でプロデューサーらしくないとした上で、彼女に振り回されていることねが可愛い、毎週読んでいますと、本作に登場するキャラクターの魅力についても紹介しました。
小美野さんは、ことねがアルバイト先でどのような活動をしているのか、どのような交友関係を持っているのかについてはゲームでは作りきれないと告白。「3Dモデルと背景を作るのが大変で……」と制作現場ならではのエピソードでその理由を語り、客席の笑いを誘います。その分コミカライズにおいては、ことねが持つバックボーンを描いてほしいと『学マスゴルラ』制作陣に伝えたと、企画発起の裏話が明かされました。
さらに『学マスゴルラ』の主人公・藤田ことねへの印象について問われ、逆境に負けない不屈の精神と、ことねが可愛さの内に秘める強さについて熱弁する飯田さん。それを受けて小美野さんは、潜在能力の高さが外的要因によって発揮できないキャラクターという要素を「漫画ではロジカルに表現してくれている」と、コミカライズならではの魅力を解説。ゲームと漫画の両方を見ることで、ことねの魅力や強さをより知っていただける、と語りました。
ここで、お客様から事前に寄せられた質問に飯田さんが答えるというコーナーに。
はじめの質問は「自身が演じているキャラクターが『漫画の主人公になります』と聞いた時、どのような気持ちになりましたか?」。飯田さんは喜びとともに、どうしてことねが主人公なのか?と疑問に思った、と正直な気持ちを明かします。すると小美野さんから、9人のアイドルにそれぞれのプロデューサーをつけて物語を進行させるアイデアもあった、と驚きの初期構想が語られました。
その上で、脚本・構成を担当する猪ノ谷先生から「ことねを描きたい」という熱烈な“スカウト”があったことが明かされると、飯田さんも「嬉しいです……!」と嬉しそうな表情を見せました。
今度は「コミックス第19話、犬束静紅とのお出かけ回で、ことねがすごく可愛い服を着ていましたが、飯田さんがことねに着て欲しい服を教えてください」という質問が。飯田さんは少しだけ悩む表情を浮かべながらも、ゲーム内で展開される衣装とは趣を変えてロング丈の衣装も見てみたい、と回答。
また飯田さんは、沖乃先生が描く『学マスゴルラ』に登場することねの服装がオシャレ、と絶賛。コミックス第3巻などで披露された「かちドキ」の衣装についても、歌詞のとおり冒険を彷彿とさせるようなデザインかつ、ことねらしい要素も含まれている、と興奮が止まらない様子でした。
さらに、犬束プロデューサーと服を交換してほしい、プロデューサーモードのことねを見てみたいとリクエスト。会場にいらっしゃっていた両先生に「いつか……!」「ぜひ!」と強くアピールしました。
小美野さんが考えることねの良さは、ハイブランドではなく「靴下やリボンも“3個まとめ売り”のようなものをファッショナブルに着こなすところ」。単純なオシャレさだけでなく、ことね自身のアレンジの幅も表現できていれば、とこだわりを紹介しました。























































