
“どこまでもどこまでも一緒に”──TVアニメ『ばっどがーる』の魅力は「最後までたっぷり、ぎっしりです!」優谷 優役・橘 杏咲さん×水鳥亜鳥役・花宮初奈さん最終話放送直前インタビュー
「最後までたっぷり、ぎっしりです!」
──最近「コヒュッ」たことはありましたか?
橘:えー! なにがあるかな……?
──ちなみに前回お伺いしたときは、花宮さんが「コヒュッ」を新解釈されていましたね。
花宮:ずっと「コヒュッ」を解釈違いしちゃってるかも(笑)。
橘:(スマホを)見てもいいですか?
花宮:「コヒュッ」たことをメモしてるの?
橘:さすがにしてないです!(笑) ないですが、カメラに残っているかなって……あ、ハイ! ありました!
1つめの「コヒュッ」ですが、私の好きな可愛いキャラクターの大きいぬいぐるみが、妹とUFOキャッチャーで遊んだときに取れたんです。しかも1,000円以内!
花宮:すごい!
橘:取れたのが嬉しくて、まず1回めの「コヒュッ」。それで、その次の次の日くらいにお仕事から帰ってきて自分のベッドを見たら、なんとその子が寝ていたんです!
花宮:(写真を見て)可愛いー!
橘:妹がこの子を寝かせてくれていて。可愛すぎて「コヒュッ」りましたね!
花宮:いいね。それはたしかに「コヒュッ」るなぁ。
橘:そうなんです。それで、妹に「寝かせてくれたの?」って聞いたら「杏咲の部屋に洋服借りに行ったらその子が座ってて、寝たいって言ってたから寝かせてあげた」って!
花宮:それも「コヒュッ」だ?
橘:そう! 合計3「コヒュッ」しました。
──素敵な「コヒュッ」ですね!
橘:3回も「コヒュッ」っちゃったぁ。
花宮:やっぱり(「コヒュッ」のエピソードが)多いなぁ……。
──橘さんは「コヒュッ」を感じ取るアンテナが高いのかもしれないですね。
花宮:そうかもしれないですよね! 私はそんなエピソードではなくて、ビックリしたことなのですが……(笑)。
橘:お! なんですか?
花宮:ちょうど今日、この場所に来るまでのことなのですが、暑かったので日傘をさしていたんです。何だか視界にチラチラと変なものが映るなぁと思ってパッと上を見たら赤い蜘蛛が……(笑)。
橘:えぇー!?
花宮:まだ赤ちゃんのちっちゃい子だったのですが、赤い蜘蛛2匹と一緒に日傘に入っていて(笑)。頑張って地面に返してあげました。
橘:初奈さん、それ「コヒュッ」じゃないですよ! また解釈違いしてます!
花宮:これ「コヒュッ」じゃないの?(笑)
橘:それは「エ゙ェッ」です。
花宮:「エ゙ェッ」かぁ。
──やはり花宮さんはどうしても「コヒュッ」らせる側なんですね。
花宮:たしかに(笑)。なかなか「コヒュッ」が無いかもです。
橘:「コヒュッ」らないかぁ……悔しいなぁ。
花宮:それにしても、いつから(蜘蛛が)付いてきてたんだろう?
橘:たしかに。しかも傘の中ですからね。
花宮:赤ちゃんが2匹も。普通はいないよね?
橘:いないと思います。あっ、産まれたんじゃないですか? 傘の中で。
花宮:卵があったのか(笑)。
橘:(笑)。蜘蛛、苦手じゃないんですか?
花宮:本当は苦手だけど、まだちっちゃい子だったから。本当に点みたいな2匹が動いていたんです。
橘:えぇ、それでも怖いですよ。
──「最近、周りを『コヒュッ』らせたエピソードは?」のほうが、花宮さんには合っているかもしれませんね。
橘:そっちのほうが、色々と出てくるかもですね!
花宮:(笑)。
──第12話、最終話がこれから放送となります。より楽しむための注目ポイントを教えてください。
橘:個人的に、全12話中で第12話が一番好きなお話です。ぜひ見ていただきたいと思います。
今まで出てきたメインキャラが集合するなど、TVアニメ『ばっどがーる』の全12話における集大成のようなお話です。もはや何も言うことはないというくらい好きなエピソードになっていますので、とにかく番外編までしっかり見て欲しいです!
花宮:私も12話の番外編が一番好き。
橘:台本でも一番最後のト書きが「どこまでもどこまでも一緒に」と書いてあるんです。
──『ばっどがーる』の魅力は可愛いだけじゃない、面白いだけじゃない、と。
橘:本当に。イチ視聴者として「一生一緒にいろよ」と思っています。
花宮:わかる。『ばっどがーる』はギャグや学園コメディ感が強いのですが、この12話の最後の番外編は……エモいんです。
橘:エモいですね……! 収録もわちゃわちゃしつつ、アフレコが終わる寂しさもあり……。
花宮:うんうん。
橘:思い入れ深いです。ぜひ見ていただきたいなと思っています。
花宮:皆、この番外編がお気に入りになるんじゃないかなと思います。本編との温度差も良かったのかな。
橘ちゃんが言ったとおり、皆が出てきます。これも最終話ならではなのかなと。最後に相応しいお話がいっぱい詰まっていますね。
橘:立木さんもいらっしゃいます!
──本当の全員集合ですね。
橘:はい! 最後までたっぷり、ぎっしりです! ご注目ください!
【インタビュー・文:西澤駿太郎 編集:太田友基】


























































