
10年分の愛と感謝が観てくださる皆さんに伝わっていくーー『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-』下地紫野さん(大空あかり役)&茜屋日海夏さん(真中らぁら役)が語る、キャラクターの新たな一面【インタビュー】
スタッフやキャストが込めた愛と感謝が観る方に伝わっていく
ーー『アイカツ!』と『プリパラ』は「アイドル」がテーマになっていますが、お二人にとって「アイドル」や「ステージ」とはどういう意味を持っていますか?
下地:『アイカツ!』は歌唱担当がいるので、キャストとしてステージに立つことは少ないんです。お手紙などでファンの方の声をいただくことはあるのですが、アニメの収録だけだと一方通行になりがちで。
昨年の周年イベントで久々にステージに立たせていただいた時、ダイレクトにファンの皆さんと直接想いを交換できる場所だと実感しました。ステージはやっぱり同じ時間を共有できて、同じ想いになれて、コミュニケーションを取れるすごく大切な場所だと思います。
茜屋:私自身もアイドルをやっているのですが、ステージに立っている間はその直前まで「ああ、どうしよう」と悩んでいたこともどうでもよくなってしまうんです。
たまに「次の歌詞なんだっけ?」「振り付けなんだっけ?」って思うこともあるんですけど、間違えたら間違えたで「これが生の良さ」と思える。お互いに好きな気持ちを持ち寄れば、ただただ楽しい空間になるんです。立っている側の人間もそうですし、観ているお客さんもそうですけれど、とにかく「好き」が集まった場所だと思います。
ーー今作のステージも本当に素敵で、キャラクターたちはもちろんのこと衣装や演出、何もかもキラキラしていて眩しかったです。楽曲もとても印象的でした。
下地:新しい曲の魅力に気づかされる演出だったと思います。あとは『アイカツ!』にはない「サイリウムチェンジ」という言葉でドキドキしたり……。
茜屋:どの曲もすごく良くて、意外だなと思う節もたくさんあり、各々の作品を知っている方でも「このキャラにこんな一面があったんだ」と新しい発見があるかもしれないです。
ーーキャラクターの新たな一面を見ることができるのも魅力の一つだと思うのですが、最後にお二人が感じられる本作の魅力的なポイントを教えてください。
下地:作画と音響は『アイカツ!』スタッフ、CGは『プリパラ』スタッフというように、制作チームがセクションごとに分かれていて、楽曲(メインテーマ「ハッピーチューニング」とEDテーマ「プリティー×アクティビティ」)も『アイカツ!』でよく楽曲を作ってくださる音楽家さんと『プリパラ』の音楽家さんがシャッフルで制作されているんですよ。
各々の作品の作り手側が一緒に一つのゴールを目指して制作していて、キャストのみんなも「久しぶりに掛け合いできて楽しい」という気持ちでいますし、それがこんなスペシャルなコラボになって、すごくテンションが上がっています。
ビジュアルに「みんなの世界がキラキラで満ち溢れますように」と書いてあるんですけど、私たちが込めた愛と感謝、それが作品だけではなく、現実世界にも広がっていく。スタッフやキャストが込めた愛と感謝が観てくださる皆さんにも伝染していく映画なのかなと感じていて。この10年間、観てくださる皆さんもいろんなことがあったと思いますが、その時間を肯定してくれる作品でもあると思いますので、ぜひ楽しんでほしいです。
茜屋:まず、お互いの10年分の愛と感謝を一本の映画にぎゅっとまとめた気合がすごいと思います。だからこそ、本当にたくさんの人たちの愛が溢れんばかりに詰まっていて、ストーリーもライブもすべてに散りばめられているので、隅から隅まで楽しんでほしいです。
キャッチコピーの「この想いは大人になってもきっと大切な宝物」という言葉が良いなと改めて思います。
私自身も10年前はまだ10代で、そこからの10年をほぼ『プリパラ』に捧げましたし、『プリパラ』からもたくさんのものをいただきました。当時、子供だった方が今は高校生や大学生になっていて、「あの頃小学生でした」とイベントで話してくれることもあります。いろんな人の10年分の思い出と共にあった『アイカツ!』と『プリパラ』を、この映画で自分自身の思い出と照らし合わせて楽しんでいただけたら、きっとエモーショナルな時間になると思います。
[取材・文/笹本千尋 撮影/胃の上心臓]



















































