
『らんま1/2』ムースの情報をまとめてご紹介! プロフィールやムースの性格、強さ、必殺技、おすすめエピソードを解説
週刊少年サンデー(小学館刊)にて1987年36号〜1996年12号まで連載され、単行本の累計発行部数は5500万部(2021年6月時点)を突破している高橋留美子先生の漫画『らんま1/2』。新作アニメが2024年に32年ぶりに放送、そして第2期が10月4日(土)より放送開始となります。
本作は、中国で父親と格闘の修行をしていた際に、ひょんなことから水をかぶると女の子に、お湯をかぶると男の子に戻るという特殊体質になってしまった早乙女乱馬と親から突然乱馬の許嫁に決められてしまった天道あかね、そして周囲を取り巻く個性豊かなキャラクター達が日常で繰り広げるドタバタ格闘ラブコメディー。
本稿ではシャンプーの幼馴染・ムースの情報をまとめてご紹介! 性格やプロフィール、技、ムースが登場するおすすめエピソードについて解説していきます。
※本稿には『らんま1/2』のネタバレが含まれます。
ムースのプロフィール
プロフィール
年齢:公式発表なし(シャンプーの幼馴染なので16歳?)
流派:白鳥拳
一人称:オラ
落ちた泉:鴨子溺泉(ヤーズ・ニーチュアン)
シャンプーのことが好きで彼女を追って中国から来日。シャンプーの幼馴染。背が高く、黒髪ロングヘアー。暗器を使った武術「白鳥拳」の達人。一人称は「オラ」で方言のような話し方が特徴。語尾は「~じゃ」。
性格・人柄
天然ボケで卑怯な性格。トレードマークは牛乳瓶の底のようなぶ厚いレンズのメガネ。メガネを外すとかなりのイケメン。大切な場面ではメガネを外して話すことが多いですが、ド近眼のせいで全く関係の無い人物や物に話しかけて台無しにすることが多々あり。
幼少期からシャンプーのことを想い続けていますが、3歳のときに彼女に勝負を挑んで負けてしまったため、女傑族の「自分が負かした男とは結婚しない」という掟により、ほとんど相手にされていません。
卑怯な性格ですが、愛するシャンプーに対してだけは誠実。シャンプーの嫌がることはせず、好かれるためならなんでもやります。
変身体質になったきっかけ
来日した際、乱馬に夢中なシャンプーを見て、乱馬に勝負を挑むものの敗北。乱馬に勝つべく一度中国へ帰国し、修行をするべく呪泉郷を訪れるましたが、呪泉郷へ足を踏み入れた第一歩目で鴨子溺泉に落ちてしまい、水をかぶるとアヒルになる体質になってしまいました。
ムースの強さ
暗器の達人。袖の下に大量の武器を隠して闘うスタイル。(アヒルになっても翼に暗器を隠している)手数も多く、鎖鎌を使うため攻撃範囲が広い。登場初期では暗器なしでらんまを圧倒する力を見せましたが、結果的に乱馬には敗北。
原作15巻では、八宝斉に貧力虚脱灸を据えられて弱体化してしまった乱馬に九能帯刀、五寸釘光とともに襲い掛かりましたが3人まとめて良牙に瞬殺。しかし原作33巻では、地蔵を担いだことにより足腰が鍛えられ、乱馬を敗北寸前に追い込むほど強くなりました。
ムースの技
■秘技白鳥拳(ミイチイパイニヤオチュアン)
暗器での攻撃。お丸を使用して攻撃したことがある。
■広東小剣術(かんとんしょうけんじゅつ)
無数のナイフを放つ技。
■秘技鶏卵拳(ミイチイチイタンチュアン)
爆薬入りの卵による攻撃。
■秘技ダチョウ脚(ひぎだちょうきゃく)
ダチョウの体形を模した蹴り技。
■秘技鷹爪拳(ミイチイインチュアチュアン)
鷹の形を模して、空中から靴につけた3本の爪で相手を攻撃する。
ムースが活躍するおすすめエピソードをご紹介!
らんま1/2 〔新装版〕 第27巻4話「無敵の無敵鏡」~6話「最低の男」、未アニメ化
こちらは平成版ではアニメ化されていない、女傑族の秘宝「無敵鏡」というアイテムにまつわるエピソードで、シャンプーとムースの関係を語るには外せないお話となっています!
「無敵鏡」は女性と子供のための護身具で、“メガネをかければそれを見た人は強制的に泣いて謝るという”というとんでもない代物。そんなチート級のアイテムを手にしたムースは乱馬への復讐を決行します。このアイテムのせいで乱馬は強制的に膝をついて泣きながらムースに謝ったのです! プライドの高い乱馬からしたらとても屈辱的なこと。周囲もその様子を見てざわつきました。そんな異常な状況を見かねたシャンプーはムースを呼び出し、「無敵鏡」を使ったことを問い詰めます。登場当初から卑怯と言われていたムースですが、今回ばかりは酷すぎる。
これまでムースをまともに相手にしなかったシャンプーですが、「見損なたある……」と涙を流し、彼に幻滅します。滅多に涙を見せないシャンプーが涙を流すほど、ムースの卑怯な振る舞いに耐えられなかったのかもしれません。そしてシャンプーの涙を見て考えを改めたムースは、「無敵鏡」を使わずに乱馬に無事(?)敗北。最低な男になり下がらなかったご褒美にムースとデートの約束をするシャンプーなのでした。
このエピソードは2人の関係性にニヤニヤが止まらない筆者一押しエピソードです! 原作の後半にあたるので、アニメ化はまだまだ先かと思いますが、何卒アニメ化をよろしくお願いいたします!
ムースの声優は関俊彦さん
アニメでムースを演じているのは声優の関俊彦さん。
関俊彦さんは6月11日生まれ、栃木県出身。『忍たま乱太郎』の土井先生〈土井半助〉役をはじめ、『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。
[文/五反田ちさと]






























