
秋アニメ『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』坂本一也監督インタビュー|第1話の構成などはシリーズ通して全体の縮図のような話数になっている【連載04】
スカーレットが闘うシーンは一般的なカッコいい曲ではなく、交響曲のような曲に
──アフレコはいかがでしたか? メインキャラクターを演じるキャスト、スカーレットと対峙する貴族らを演じるキャストの方々のお芝居の印象やリクエストしたことなどがあれば、教えていただければと思います。
坂本:アフレコ現場がすごくいい雰囲気で、それはキャストさんもそうなのですが音響チームも同じくらいよかったと感じています。それがキャラクターの演技やディレクションなどにも反映できているかと思いますね。ディレクションの部分では特にスカーレットとジュリアスにかなり細かい指示を出させていただいたので、瀬戸(麻沙美)さんと加藤(渉)さんには本当に頭が上がりません……。
二人のキャラは振り幅のようなものがつかみづらく、具体的には言いづらいのですが、似たようなキャラだと通常ここまでする、という演技をすこーし押さえてもらうことが多くて、難しかったんじゃないかといまだに思っています。ただ、お二人ともすぐにキャラ性をつかまれており、現場では絶賛する場面が多かったですね。スカーレットに殴られる敵役はこれから登場するキャラも含めてですが、ほんとにすごい方に演じていただいているので、それぞれに個性のあるやられ方を楽しみにしておいてください!
──本作は音楽も印象的です。音楽の面でこだわったこと、椿山日南子さんにはどのようなリクエストをされたのかを教えてください。
坂本:貴族社会がベースにあったり、スカーレットは公爵令嬢だったりするので、全体的に優雅なイメージで作曲をしてもらいました。その中で戦闘シーンもあるので、繊細さと大胆さが絶妙に混ざり合って、しっかりと『さいひと』(『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』)の世界観を表現してくださったと思っています。
特にスカーレットが闘うシーンでは一般的なカッコいい曲ではなく、交響曲のような曲にしてもらっているのですが、すごくマッチしていますね。以降の話数で登場するキャラのイメージに沿ったBGMなど新しい楽曲もこれから出てきますので、ぜひ音楽にも注目して楽しんでください!
──悪逆な者たちをスカーレットが鉄拳制裁する様がスカッとする本作。監督は、どんな瞬間にスカッとしますか?
坂本:ストレス発散とかで定期的に大掃除と断捨離モードに入るのですが、それが終わった後です。普段できてないことを一気にやるので、どちらかというとスッキリというよりはスカッという感じですね(笑)。
──第4話以降に登場するキャラクターで監督が読者のみなさんにぜひ注目して欲しいキャラクターを教えてください。
坂本:中盤から新しい物語が始まるのですが、それに合わせて登場人物も一気に多くなります。個人的にはディアナという少女がイチオシで、前半部分にはあまりなかった雰囲気を作ってくれるので、また違った『さいひと』の魅力が生まれていると思います。ただ、ホントに敵役も含めて個性的なキャラが多くて、全員に注目していただきたいです!
──今後の見どころを教えてください!
坂本:スカーレットとジュリアスの拗らせカップル(?)のやり取りが色んな意味で面白いのですが、どんな関係になっていくのか注目してほしいです。ひとまずは宰相ゴドウィンがどのように殴られるか、乞うご期待ください!
[文 M.TOKU]
作品情報
あらすじ
それはよくある“悪役令嬢”への断罪シーンとなるはずでした ――
舞踏会の最中、婚約をしていた第二王子・カイルから、
いきなり理不尽な婚約破棄を告げられた公爵令嬢・スカーレット。
さらには“新しい婚約者”がいると告げられ、ありもしない罪まで着せられてしまう。
幼少期から続いていたカイルの数々の嫌がらせにも
“婚約者”ということで耐え続けてきたが、ついに我慢の限界を迎えてしまい…
「私の最後のお願いです。
このクソアマをブッ飛ばしてもよろしいですか?」
見目麗しき公爵令嬢スカーレットが“拳”を握り、舞い踊る!!
シリーズ累計187万部突破の人気作がTVアニメ化!
武闘派令嬢のスカッと痛快ファンタジー、ここに開幕!
キャスト
(C)鳳ナナ・アルファポリス/最ひと製作委員会















































