
秋アニメ『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』レオナルド役・石毛翔弥さんインタビュー「みんな見事なまでのやられっぷりなので、スカッとしたいときはぜひ何度でも見ていただきたい」【連載08】
シリーズ累計187万部(漫画、電子含む)を突破するファンタジー小説『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』がTVアニメ化。2025年10月3日よりTOKYO MX・BS11・群馬テレビ・とちぎテレビ・MBS・CTV・AT-Xほかにて放送中です。
本作は、“武闘派公爵令嬢”スカーレットによる痛快ファンタジー。第7話では、スカーレットがパルミヤ教の総本部にて異端審問官たちをぶっ飛ばしました。そして、パルミヤ教の異端審問官がアルフレイムの下を訪れて……。
アニメイトタイムズでは、本作の見どころをキャスト・スタッフに聞くインタビュー連載を実施! 連載第8回目は、レオナルド役・石毛翔弥さんに、演じるキャラクターの魅力などをお話していただきつつ、今後の見どころについても語ってもらいました。
レオナルドは本作のなかで数少ない常識的な感覚を持っている人
──最初に原作、シナリオを読んだときの感想を教えてください。
レオナルド役・石毛翔弥さん(以下、石毛):オーディションを受けたときに初めて読ませていただいて、レオナルド目線で読み始めたため、最初は本編さながらの『あーーーーーー』といった感じでした。ただ、スカーレットの気持ちが良いほどの成敗ぶりは本当にスカッとするし、ただむやみやたらに拳を振るうわけではなく、彼女なりの理念があってそこに従っているので、一読者としてはとても爽快な気持ちになりました。
そして、なによりスカーレットとジュリアスのやりとりも軽妙で面白いし、他のキャラクターも魅力的な人物ばかりなので、アニメになったときにこのやりとりがどんな感じで表現されるのか、アクションシーンがどうなるのか楽しみだなと思いながら読ませていただきました。
──演じるレオナルドの紹介と併せて、魅力に感じている点を教えてください。
石毛:ヴァンディミオン家の長子でスカーレットの兄であるレオナルドですが、とにかく真面目で、兄であるが故に、そして妹のことを大切に想っているが故に、常に気苦労が絶えない苦労人です。本作はなかなかに個性的な人物ばかりだと思うのですが、数少ない常識的な感覚を持っている人で、振り回されながらも受け止めて優しく、時には厳しく愛を持って接しているところなど、とても魅力的だなと思います。
──レオナルドを演じるうえで意識している点はありますか? どんなディレクションがあったのかを含めてお話いただければと思います。
石毛:レオナルドの置かれている状況や感情の流れなどは分かりやすいことも多く、特別なディレクションをいただいたとかはない気がするのですが、レオナルドの持つ柔和さや、出すべきところはしっかりと全力でツッコむ、引くべきところは上品に引く、というのは常に意識して演じさせていただきました。












































