
特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』&10周年記念新作短編「幕間の楔」トーク付き上映会第3弾レポート! 河西健吾さん、細谷佳正さん、長井龍雪監督が作品について語る貴重な時間が繰り広げられた
河西さん&細谷さんがエンディングから受けた印象は!?
そして、話題はキャラクターデザイン原案・伊藤悠さんによるエンディング映像について。MCを務めた天津さんもただのオタクのひとりとして「めちゃくちゃ良かった、ありがとう!」と感謝を述べる程の映像でしたが、細谷さんは「ライドが大人になって、ペンキを塗っている様子が描かれていたことが、シュマグの話を本編中で描いていることもあってグッとくるものがあった」と語りました。
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— 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (@g_tekketsu) November 17, 2025
︎︎ 「#幕間の楔」エンディング
場面カット公開
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キャラクターデザイン原案 #伊藤悠さん
新規描き下ろしイラストを使用した
エンディングとなっております!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━… pic.twitter.com/rtnEPobFl5
河西さんは、試写を見る前からスタッフの方や先に鑑賞していたクーデリア・藍那・バーンスタイン役の寺崎裕香さんから、その評判のほどを聞いたいたそう。その段階で叶うのであれば三日月が暁(※三日月とアトラ・ミクスタの子供)を抱っこしているような映像が見たい……と想像していたのだとか。しかし、実際の映像ではそれは叶うことはなかったものの、エンディングではそんな暁の姿を見られ、かつ河西さんから見ると放送当時よりも少し成長した姿の暁のようにも感じられて思わず心を動かされた様子でした。
長井監督は最初に伊藤さんにイラストをオーダーした数はもっと少なかったけれど、伊藤さんの方からどんどん膨らませてくれたことに嬉しさがあった模様。長井監督自身伊藤さんのファンだからこそ『本作』のキャラクター原案をお願いしたところがあり、こんなにも作品を愛してくれていたんだと感じて感無量だったと心境を明かしていました。
『ウルズハント』に関する話題では、長井監督がTVシリーズが重たい物語だったので、もっとライトな雰囲気でこの世界観を描きたかったとコンセプトを説明。また、本編ではできないモビルスーツたちの活躍も楽しんでほしいと語っていました。
河西さんはそんな『ウルズハント』の本編とはまた違った雰囲気の物語である点は注目したようで、どちらかというと生きるために戦っていた三日月たちに対して、家族を守るだったり、金星を盛り立てるだったりのウィスタリオや『ウルズハント』からは明るい雰囲気を感じられていた様子。
その後、細谷さんに4週にわたって上映された週替わり特典映像について語っていただき、作品関連の告知を挟んだところでそろそろイベント終了の時間に。最後に登壇者からメッセージがありました。
細谷さんは「短い映画ではあるのですが、10年間応援し続けていただいた事実のようなものが形になって、こうやってみなさんにお見せすることができて、自分がそれに参加することができて嬉しかった」とコメント。そして、「今日お話をしながらちょっと涙ぐんでいる方もいらっしゃったりして、そういう作品に関われて本当に自分は幸運な演者だったと改めて思いました」とまとめました。
河西さんはファンのみなさんに対して、「この10年という歳月を一緒に駆け抜けてくださって、本当にありがたかった」と一言。そして、そんなみなさんの想いがあったからこそ、『幕間の楔』や『ウルズハント』を世に送り出せたのだと思うと感謝しかないと語り、これからも20周年、30周年と続けていきたいので引き続き応援をと熱を込めて語りました。また、コメントの最後に「次は長編でお会いしましょう」と呟くと、実現するか定かではないものの、『鉄血』のこの先の展開への期待を覗かせてくれました。
そして長井監督が、10周年という場を用意していただけたのも本当に作品を愛していたただいたおかげだと語り、本イベントは幕を閉じました。
4週間限定上映もそろそろ終盤となった本作。『幕間の楔』では三日月やオルガたち鉄華団の壮絶な戦いの合間にあった日常の一幕が見られますので、まだご覧になられていない方はぜひ劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか!
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』作品情報
あらすじ
地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。
主人公の少年、三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下:CGS)は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、オルガ・イツカはこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、CGSの動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。
キャスト
(C)創通・サンライズ・MBS
特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』作品情報
あらすじ
ギャラルホルンによるアーブラウ中央議会への政治介入事件は、モビルスーツを使った武力行使にまで発展。
事件を終結に導いたのは、鉄華団と呼ばれる火星から来た少年たちだった。
金星に浮かぶラドニッツァ・コロニーで生まれ育ったウィスタリオ・アファムの耳にも、鉄華団の活躍は届いていた。
火星との開拓競争に敗北した金星は、四大経済圏も興味を示さない辺境惑星。
住人はIDすら持たず、今は罪人の流刑地として使われるだけ。
そんな生まれ故郷の現状を変えたいと願うウィスタリオの前に現れたのは、「ウルズハント」の水先案内人を名乗るひとりの少女だった。
「おめでとうございます。あなたは『ウルズハント』の参加資格を得ました」
少女との出会いにいざなわれ、ウィスタリオはコロニーすら易々と買うことのできる莫大な賞金を懸けたレース……「ウルズハント」の入口に立たされていた。
キャスト
デムナー・キタコ・ジュニア:堀内賢雄
コルナル・コーサ:上田麗奈
レンジー・ダブリスコ:木内太郎
カチュア・イノーシー:田中美海
598:三瓶由布子
タマミ・ラコウ:伊藤静
ローム・ザン:稲田徹
アイコー・ザン:山根雅史
シクラーゼ・マイアー:野島健児
【同時上映「幕間の楔」】
三日月・オーガス:河西健吾
オルガ・イツカ:細谷佳正
ユージン・セブンスターク:梅原裕一郎
昭弘・アルトランド:たくみ靖明(内匠靖明)
ノルバ・シノ:村田太志
ライド・マッス:田村睦心
ナディ・雪之丞・カッサパ:斧アツシ
クーデリア・藍那・バーンスタイン:寺崎裕香
アトラ・ミクスタ:金元寿子
(C)創通・サンライズ















































