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実写『るろうに剣心』「ワーナー映画ファンフェス」公式レポ|佐藤健ら登壇

実写『るろうに剣心』「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」舞台挨拶の公式レポートが到着! 佐藤健さん、武井咲さん、青木崇高さん、土屋太鳳さんらが登壇

2025年12月15日(月)から23日(火)の9日間、東京・丸の内ピカデリーと大阪・なんばパークスシネマの2劇場にて行われたメモリアルイベント「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」。

このたび、最終日に開催された『るろうに剣心』舞台挨拶の公式レポートが到着しました!

本イベントには、全シリーズの監督を務めた大友啓史氏、アクションを手掛けた谷垣健治氏に加え、サプライズで佐藤健さん、武井咲さん、青木崇高さん、土屋太鳳さんが登壇。リアルにこだわった撮影や、過酷なアクション撮影などを振り返りました。

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るろうに剣心(実写)
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられていた伝説の剣客・緋村剣心。彼は明治という新しい時代の訪れとともに姿を消し、「不殺(ころさず)」の誓いをたて、流浪人として旅をしていた。ある日、「神谷道場」の師範代をつとめる薫を助けたことから薫のもとで居候することになるが、その頃、街では剣心のかつての呼び名・抜刀斎を名乗った人斬り事件が勃発していた……。作品名るろうに剣心(実写)放送形態実写映画シリーズるろうに剣心スケジュール2012年8月25日(土)キャスト緋村剣心:佐藤健神谷薫:武井咲鵜堂刃衛:吉川晃司高荷恵:蒼井優相楽左之助:青木崇高外印:綾野剛戌亥番神:須藤元気明神弥彦:田中偉登山県有朋:奥田瑛二斎藤一:江口洋介武田観柳:香川照之スタッフ原作:和月伸宏『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(集英社ジャンプ・コミックス刊)監督:大友啓史脚本:藤井清美・大友啓史音楽:佐藤直紀製作:『るろうに剣心』製作委員会制作プロダクション:C&Iエンタテインメント配給:ワーナー・ブラザース映画公開開始年&季節2012実写化映画(C)和月伸宏/集英社 (C)2012「るろうに剣心」製作委員会実写映画『るろうに剣心』公式Twitter 「るろうに剣心(実写)」のグッ...

<以下、公式発表の内容を引用して掲載しています>

『るろうに剣心』「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」舞台挨拶 公式レポート

今年12月31日をもって、100年に渡る日本での劇場配給業務を終了する事となったワーナー ブラザース ジャパン合同会社。

長きにわたってワーナー・ブラザース映画作品を愛してくださった皆様への感謝の意を込め、その集大成となるメモリアルイベント「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」を、12月15日(月)から12月23日(火)の9日間、東京・丸の内ピカデリーと大阪・なんばパークスシネマの2劇場にて開催した。

そして最終日を迎えたこの度、グランドフィナーレを飾る『るろうに剣心』舞台挨拶の実施!全シリーズの監督を務めた大友啓史、そしてアクションを手掛けた谷垣健治に加え、サプライズで主人公・緋村剣心を演じた佐藤健、神谷薫役・武井咲、相楽左之助役・青木崇高、巻町操役・土屋太鳳も駆けつけ、最後の上映を華やかに彩る豪華イベントとなった。

日本映画の歴史を変えたエンターテイメントの頂点として君臨するアクション感動大作『るろうに剣心』シリーズは、誰も体験したことのない衝撃的なスピードで繰り広げられる圧倒的な超高速アクションと、心を揺さぶるエモーショナルな人間ドラマが融合したエンターテイメント。

これまでシリーズ5作品が製作され、国内累計興行収入は194億円を超えるワーナー・ブラザース映画を象徴する映画として今なお愛されている。そんな大人気シリーズを手掛けた大友監督は「テレビ局でドラマを作っていましたが、10年戦える若いスタッフを集めてこの作品を作り始めました。一番よかったのは、スタッフとキャストにとってキャリアのスタートになる作品になったことです。色々なノウハウを知りながら作っていったので、色々な礎になった映画だと思います」と、大友監督のキャリアにとっても大切な作品になったことを告白。

そしてシリーズの代名詞ともいえる高速アクションを作り出した谷垣は「新作ではないのにこんなにたくさんの方が観に来てくれるのは本当に嬉しいことです。僕らの周りは、この一本で色々な人の人生が変わりました。漫画が原作ですが、実写にしかできないことを考えた時に行きついた答えは“役者に頑張ってもらうこと”でした。」と、アクション誕生の当時を振り返った。

そして、ここでキャストである佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳が登壇!突然のサプライズで、会場に集まった観客からは割れんばかりの声援と拍手が贈られた。2011年のクランクインから映画「るろうに剣心」シリーズを主人公・緋村剣心役として引っ張ってきた佐藤は「『るろうに剣心』がこんなに大シリーズになるとは思っていませんでした。当時はそんなことを考えられないくらいに、今日を生き残るのが精一杯だったんです。原作ファンとしても『これをどのように映画化するんだ』という想いでしたが、その時に谷垣さんから『こういうアクションでいこうと思う!』というアクション映像を見せてもらったんです。それが見たことのないクオリティで、『これなら実写化も実現可能なのかもしれない』と思いました」と振り返った。

すると、クリスマスシーズンに合わせトナカイの被り物を被って登場した、兄貴肌の喧嘩屋で剣心の友でもある相楽左之助を演じた青木崇高は「1作目の時にタケちゃん(佐藤)は、『アクションが上手くいかなかったら、役者を辞める』って言ってたもんね?」と、当時の佐藤の覚悟の強さを明かした。

剣心と共に戦う“京都隠密御庭番衆”の巻町操役として、激しいアクションにも挑戦した土屋太鳳は「これから上映になる1作目は、高校生の時に客席で見ていたんです。その時に『これは凄い作品になるぞ』と確信していました。そして『絶対に続くし、中に入りたい!』と思いました。当時は原作があるものの実写化は試行錯誤の時代だったと思います。その時に突き抜けた作品が『るろうに剣心』だと思いますので、私にとってはご先祖様のような作品です」と語った。

すると佐藤は「当時はアニメで観ていたものの実写化は誰も正解が分からなかったんです。その中で大友さんは『漫画をリアルに落とし込むんだ』と言い続けていて、それが結果的に唯一の正解になっていると思います」と語った。

そんなリアルにこだわった撮影を振り返り、大友監督は「最初は『剣心の動きは再現できないだろう』と思って、モーションキャプチャーで撮影するっていう案もあったんです。でも、そうすると人間の動きにはならないんですよ。風でなびく和服の表現とかも表現したかったので、役者でできるところまでやろう!と決めましたね」と語った。

さらに「薫ちゃんも17歳の役なので、TVで見ていて武井さんを見かけた時にメモしました。『この人に会ってみたい!』と思いました」と起用秘話を明かすと、まっすぐな心を持ち流浪人として現れた剣心に居場所を与える神谷薫を演じた武井は「当時の私は17、18歳くらいだったんですが、大友監督と佐藤さんから『どれだけやれますか!?』って聞かれて、発言ができなくなってしまったんです。お芝居で見せないと何も言っても伝わらないし、届かないんだなって感じました。それくらい自分を奮い立たせて、私にとって試される現場でした」と、自身にとってもターニングポイントになった作品であることを告白。

公開時は、“殺さずの誓い”である逆刃刀を武器に高速で繰り広げられる剣心の殺陣が話題を呼んだが、佐藤は「最後の作品とかは一夜漬けでアクションを覚えることもあったので、今振り返るともっと準備して臨みたかったなとも思います。他の撮影をしている裏でアクションを叩きこんで、その場で撮影するみたいなシーンもあります」と過酷な当時の撮影を振り返り、土屋も「私は谷垣さんに『アクションは心』っていう言葉が座右の銘にもなっています。一番最初の練習の時に『アクションが上手い人なんていくらでもいる。俺が求めてるのは、アクションが上手い人ではなく、役としてアクションができる人なんだ。だから操のクセを作ってきて!そしたら操ができるから』って言われて、それが今でもアクションだけではなくお芝居の核にもなっています」と振り返った。

大友は「戦いの中で自分を表現するしかない時代の人たちの物語なので、アクションの中から個性を見つけていくというのを谷垣さんにもお願いしていました」と語ると、谷垣も「最後の最後まであがいて作り上げていました。本気で作品を作ろうと思うと、撮影とか美術とかいろいろなものに口を出したくなるんです」と語った。

そんな製作陣の会話を耳にした佐藤は「20歳を超えてから、大人たちがガチの喧嘩をしているのを見たのは『るろうに剣心』が初めてです。そのくらいスタッフ全員が本気で挑んだ作品です」と大友組の裏側を明かした。

そんな過酷なアクション撮影を身近で見守っていた武井は「皆さんが撮影に向かうのを見送って、私は時間が空いていたので楽屋で休んでいたんです。少し眠って目が覚めると、まだ撮影しているんですよ!それでもう少し休んで、パッと目が覚めたらまだ撮っているんです!1シーンを撮り続けて、やっと終わって戻ってきたら、皆さんボロボロで。声がかけられないくらいでした。」と当時を振り返った。

そして日本のみならず世界中を沸かしたシリーズ5作品の当時の宣伝活動について青木は「全国各地回って、フィリピンとか海外行った翌日にまた日本で舞台挨拶するみたいなこともありました。また、ああいうことをやりたいなぁ。ワーナーさん本当にありがとうございます!」と感謝の想いを伝えた。

すると佐藤は「また皆で別の形で何かやりましょうよ!」と提案すると、大友監督は「何かやるか!ところで皆はまだ体動く?」とアクションに再度挑戦することを希望すると会場は拍手で大盛り上がり。さらに15年間で佐藤以外のキャストが結婚したことに触れると佐藤は「逆にどうしたらいいですか?」と困惑。

そして「たしかにみんなと会うと『子供の夜泣きが..』とか話しているので、疎外感を感じることもあります。じゃあ、また皆で集まれる時には仲間入りできるように頑張ります!」と人知れぬ想いを明かすと、会場からは「いやだ!」という声があがった。

最後には佐藤が「『るろうに剣心』は僕に大切な出会いをくれました。たくさんの仲間をくれました。この作品は僕の自慢であり、誇りであり、宝物です。是非ずっと愛し続けてくれたら嬉しいです。この作品を出会わせてくれて、ワーナーさん本当にありがとうございます。形は変わるかもしれないけど、終わりではないと思っています。また一緒に映画界を盛り上げていきましょう」と語り、100年に渡り映画界を牽引してきたワーナー・ブラザース映画の、壮大な旅のフィナーレは幕を閉じた。

登壇者

『るろうに剣心(実写)』作品情報

るろうに剣心(実写)

あらすじ

幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられていた伝説の剣客・緋村剣心。 彼は明治という新しい時代の訪れとともに姿を消し、「不殺(ころさず)」の誓いをたて、流浪人として旅をしていた。 ある日、「神谷道場」の師範代をつとめる薫を助けたことから薫のもとで居候することになるが、その頃、街では剣心のかつての呼び名・抜刀斎を名乗った人斬り事件が勃発していた……。

キャスト

緋村剣心:佐藤健
神谷薫:武井咲
鵜堂刃衛:吉川晃司
高荷恵:蒼井優
相楽左之助:青木崇高
外印:綾野剛
戌亥番神:須藤元気
明神弥彦:田中偉登
山県有朋:奥田瑛二
斎藤一:江口洋介
武田観柳:香川照之

(C)和月伸宏/集英社 (C)2012「るろうに剣心」製作委員会
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