
モザイクを取り払い、生まれたままの姿のBlu-ray特典は「めちゃめちゃエッチでファンサービス全開」!? 『ぬきたし THE ANIMATION』橘 淳之介役・柳 晃平さん×片桐奈々瀬役・石上静香さん Blu-ray発売記念アニメ振り返りインタビュー
「『ぬきたし』は僕の誇りです」
──アニメ『ぬきたし』のアフレコですが、全体を通してどのような雰囲気で行われたのでしょうか?
石上:ほぼすべての回をみんなでいっしょに収録できたんですよ。
柳:めちゃくちゃ温かい現場でしたね……! 和気あいあいと収録できた記憶があります。
──印象に残っている出来事はありますか?
柳:みんなでコンテを見て「このシーンは大丈夫なのか……?」と(笑)。この作品はメインキャラクターだけでなくモブにも名セリフがあるので、「こんなセリフ、絶対に他の現場では言えないよね」「人生で言えないセリフだよね」と、良い意味でザワついていました。
石上:セリフに対して恥じらっている人が誰一人いなかったよね。「このセリフを言うの、恥ずかしい……」みたいな人は男女問わずいなくて。
柳:みなさん嬉々として喋っていました(笑)。「合法的に(セリフを)言える!」と。内に巣食うエロは、やはりみなさんの心にあるんだなと感じました。
石上:また、原作のQruppoの方も毎回現場に来てくださっていて、士気を上げてくださいました。毎回終わったあとに感想を聞けるので、良い気持ちで帰ることができる素敵な現場でした。
柳:アフレコの様子を描いたレポート漫画も公式Xに上がっていますが、本当に第9話の漫画で田澤(茉純)さんがおっしゃっているとおり「この現場好き……!」となる現場でした。とにかくモチベーションが上がりましたね。
音響監督さんも冒険的な方といいますか、チャレンジングな方でしたので「自由にヤッて!」「もっとヤッていい!」と幅を広げてくださいました。「テストで冒険して、もしダメだったら言うから」と、様々な挑戦をさせていただいて、とてもありがたかったです。
TVアニメ『ぬきたし THE ANIMATION』
— TVアニメ『ぬきたし THE ANIMATION』公式 (@nukitashi_anime) September 17, 2025
第9話アフレコレポート漫画を公開📝✨
いよいよ物語も佳境へと向かうTVアニメ第9話……!
一方アフレコ現場は、致死量のほっこりエピソードであふれていた――
漫画:イチトレイ#ぬきアニ pic.twitter.com/sXNUOlgR5Q
──シナリオのハメドリくんは、実際にアフレコをご覧になって、いかがでしたか?
ハメ:今、良いところだけご紹介いただきましたが、こんなにうるさい原作もいないと思います(笑)。ずっと「もっとください! もっと!」って言っていましたから。
石上:原作の方が意見を伝えてくださるからこそ、各々のキャラクター性に齟齬がでないしブレなかったんだと思いますよ(笑)。
ハメ:ありがとうございます(笑)。
また、とあるキャストさんと収録終わりにお話ししたときに「ようやくエロい言葉を言えました!」と嬉しそうにされていたことが個人的に一番記憶に残っています。そのお言葉を聞いて僕は「……ハイ」としか言えず……。
柳:なんでシナリオ書いてる人が引いてるんですか(笑)。
──そんな素敵な現場で収録された本作ですが、Blu-rayが発売となりました。繰り返し見てほしい、改めて注目してほしいシーンやエピソードを教えてください。
石上:Blu-rayには「青藍島ver.」が収録されますので、地上波などでご覧になっていた方には違いを見ていただきたいです。ここまで細かく描かれていたんだ、と思っていただけるかと思います。
柳:(地上波などでは)隠されていますが、しっかり細部まで描かれていますからね。あと、どうしてこのシーンが蓋絵になっていたのかなどの答え合わせができると思います。ときには、人の身体が原因ではない蓋絵もあるんです。
石上:「穿き丸(つらぬきまる)」とか、アサちゃんがやってるゲームとかね。
柳:そうですね。僕も地上波版(全面規制ver.)と見比べていたのですが、どうして蓋絵なんだろうと思ったシーンがあったんです。
秘密基地に淳之介宛の段ボールが届くのですが、そこが蓋絵だったんです。別に誰も脱いでいないし出していないし……と思ったのですが、よーく見たら淳之介の後ろの棚に■■■■と■■■ー■と■ー■■■が置いてあって「それが映せないんだ!」と。制作スタッフさんの頑張りを感じていただけると思います。
隠されていたものを細かく見ることができますし、モブキャラクターのセリフも繰り返し見ることで聞き逃しもなくなると思います。全部ちゃんと聞いていただけると、それぞれのワードに面白い言葉が入れ込まれています。「モブ名言集」のようなものがあっても良いくらい面白いので、ぜひご注目ください。
石上:セリフの全部にモザイク音が入っている子もいますから、叶うことなら台本もBlu-rayの特典につけてほしかったですね(笑)。
──オーディオコメンタリーレポートでも触れていただきましたが、オープニング映像から違いがあるのも魅力ですよね。
石上:オープニング映像も展開が早いので、気になるポイントを止めながら「この二人が絡んでいて、こういうポーズをしているんだ」と、詳しく見てほしいですね。BメロのFSのメンバーが動いているシーンも細かく描かれています。
柳:キャラクターの表情も細かく描かれていますから、どうしてこの顔をしているんだろう、と考察するのも面白いと思いますね。
──ありがとうございます。最後に、アニメ『ぬきたし』のファンのみなさまへメッセージをお願いいたします。
柳:アニメ『ぬきたし』をご覧になってくださったみなさま、本当にありがとうございます! 淳之介という、原作では声がついていないキャラクターを演じることに対して……あまり放送中には言えなかったのですが、正直不安でした。
原作の方々やキャストのみなさんには「イメージと合っている」と言っていただけていましたが、果たしてお客様にお出ししたときに認めていただけるのか、と。
でも、イベントやSNSでの反響などでとても温かく迎え入れていただいて。素敵な作品の素敵なファンのみなさま、スタッフの方々に支えられながら地上波初主人公を演じきることができました。貴重な経験でしたし、本当に光栄なことだったので、2期も……と思っていますが(笑)、一旦のゴールを迎えられたことに喜びを感じています。アニメ『ぬきたし』を応援していただき、盛り上げていただき、本当にありがとうございました!
感謝を忘れずに、淳之介と『ぬきたし』を心に留めて、これからの声優人生を歩んでいこうと思っています。『ぬきたし』は僕の誇りです。
石上:アニメの放送が終了し、こうしてアニメイトタイムズさんに振り返りインタビューをしていただく機会があったこと、本当に嬉しく思っております。
アニメ全11話を完走することができたのもひとえにみなさまの応援してくださったお力と、制作陣が頑張ってアニメを作ってくださったからだと思っています。色々なところに感謝をしてもしきれないくらい、楽しい作品に参加させていただくことができました!
このインタビューが掲載されているころにはBlu-rayが発売されるころかと思います。特典も満載です。まだあまりご紹介をしていませんでしたが、下巻には奈々瀬のショートOVAが付いてきます。すっっっごくエッチです!(笑) めちゃめちゃエッチでファンサービス全開のOVAになっておりますので、アニメを見て『ぬきたし』を気に入ってくださった方には、Blu-rayを手にとっていただけますと幸いです。
また限定版には抱き枕カバーやフィギュアなど、昨今なかなか目にしない特典も盛りだくさんです。ぜひ上下巻どちらも買っていただいて、原作のゲームもプレイしていただいて! 2期を願ってくださる方々は変わらずお力添えをお願いします。本日はありがとうございました!
【淫タビュー:西澤駿太郎 編集:太田友基】
▼オーディオコメンタリーレポートはこちら!
Blu-ray情報
上巻
収録内容:第1話~第6話《青藍島ver.》
限定版特典
■女部田郁子 1/7スケールフィギュア
■原作・浮丸つぼね(Qruppo)描き下ろしBOX
■キャラクターデザイン・くまた描き下ろしデジパック
■完全新作ショートOVA(2本)
(1)「ヒナミ、バブみ幼稚園のママになる」ヒナミとバブみ幼稚園でムフフな映像
(2)「美岬、みなさんやられているマッサージをやられる」美岬とマッサージでムフフな映像
■原作描き下ろしキャラクターコメンタリー
■オリジナルサウンドトラックCD①(収録時間:40分11秒)
■特製ブックレット
■ノンクレジットOP
■WEB予告(第1話~第6話)
下巻
収録内容:第7話~第11話《青藍島ver.》
限定版特典
■原作・浮丸つぼね(Qruppo)描き下ろし冷泉院桐香 抱き枕カバー
■原作・浮丸つぼね(Qruppo)描き下ろしBOX
■キャラクターデザイン・くまた描き下ろしデジパック
■完全新作ショートOVA(2本)
(3)「かーちゃんオカンカノジョ、奈々瀬」奈々瀬と自宅でムフフな映像
(4)「ご主人様のペット」文乃と首輪でムフフな映像
■原作描き下ろしキャラクターコメンタリー
■オリジナルサウンドトラックCD②(収録時間:55分33秒)
■特製ブックレット
■ノンクレジットED
■PV・CM集
■WEB予告(第7話~第11話)
アニメイト特典
アニメ描き下ろしイラスト使用B2タペストリー(渡会ヒナミ & 糺川礼)※全巻購入特典

■詳細はこちら
『ぬきたし THE ANIMATION』作品情報
あらすじ
この島に生家のある橘淳之介は、両親の死をきっかけに妹・橘麻沙音と共に帰島することになった。
しかし青藍島は人口減少に待ったをかけるべく施行されたドスケベ条例によって、島中どこでもドスケベセックスが許可・推奨されており、「性産的行為」を拒否すると犯罪に等しい処罰を受けることになってしまう狂気の島であった。
誇り高き童貞にして処女厨であった淳之介はこの条例に疑問を持ち、自身と愛する妹の純潔を守るべく、反交尾勢力・NLNS(No Love No Sex)を立ち上げ、ドスケベ条例の破壊を目指して動き始める――!
「俺が...ドスケベ条例をぶっ潰す!」
キャスト
(C)Qruppo/青藍島観光協会

















































