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『ゴジュウジャー』まるぴが語るブーケの芝居とキャスト愛 【ブライダン短期連載 第2回】

「まるぴ2.0が見たいと言われて」ブーケの芝居とキャスト愛ーー『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』ブーケ役まるぴさんインタビュー【ブライダン短期連載 第2回】

ブーケの芝居はギャップや感情の制御を大事に

ーー終盤のブーケのお芝居は反響が大きかったと思います。

まるぴ:第40話から第42話は陸王とブーケのお話になるんですけど、本当に全身全霊で挑ませていただきました。逆に言うと私のお芝居によって、こんなにいい脚本、そしてブーケちゃんには素敵な流れがあるのに、100%をお届けできない可能性はもちろんあるわけです。そのプレッシャーはすごく大きくて。

だからもう「死んでもやろう」みたいな気持ちでした。私が泣きわめくシーンは終わった後に喉が飛んじゃったぐらいなんですけど、「それでもいいや」って思うくらいだったんです。 ファンの皆さんが「ブーケの演技がすごかった」って言ってくださって、ひいては「まるぴの演技がすごい」ってたくさん話題にしていただいて。

役を演じる上で役者が褒められなくてもいいと思っていて、キャラが人気になってキャラがすごいって思ってもらえるのがナンバーワンだと思っているんです。でもその先にある「まるぴがすごい!」って言っていただけるこの現状は、とんでもないことだなって改めて思います。 「まるぴ」という俳優を認知してもらえた場にはなったので、もちろん全力でいるんですけど、こんなに話題にしてもらえるとは思わず、正直ビックリが大きいです。でも自信には繋がったので、今後また他の作品に挑みたい気持ちはより大きくなりましたね。

ーー特に「怒り」の芝居は反響が大きかった印象です。

まるぴ:怒りだけではないんですけど、そのギャップっていうのが物語においてはすごく大事だと思っていて。私たちは台本をいただいているのでト書きも見れますし、例えば「こういう感情で」って書かれていたりすることもあるわけです。

だから私たちは物語を簡単に楽しむことができますけど、見てくださっている方は映像や字幕という少ない情報量で作品を見ていることになるので、私たちが思っているよりオーバーにギャップを描かないと通じない部分はあるんです。 でもオーバーにやりすぎると三次元というか、リアルのこの映像作品で作る意味がないので、そこのバランスはすごく気をつけていて。出力は130%で出しているんだけど、出ているものは100%にしよう、みたいな気持ちでやってはいますね。
例えば陸王に「キャー」ってなっているのも、正直な話をするとちょっと聞き取れないぐらいの叫びになったりとか、セリフになったりすると思うんです。 推しに会ったら「何言ってるか分かんなくなっちゃう」ってなってもおかしくないですし、でもそれは作品としては成り立たないので、そのバランスですね。 意外と「全力でやればいい」っていうものではないっていうのは『ゴジュウジャー』で学ばせてもらったので、怒りにおいても一旦全力で130%出すけど、外に出るのはそうなりすぎないようにという、意外と制御の方を気をつけてやっていたかもしれないですね。

全力でやると言いつつ、コントロールをしないといけないなと思いながら演じています。 「破壊のブーケ」になった時に「メイク変わったんじゃないか」っていう声が結構あって。でもメイクは一個も変わってないっていうのがすごく誇らしかったですね。そう見えるくらい変化があったんだなと思うので。

陸王との関係の集大成 慈愛のブーケを体現

ーー第47話では「愛」を取り戻したブーケの活躍が描かれていました。プロデュース対決やブーケが陸王を応援するシーンは、ブーケと陸王との関係の集大成を見せてもらえたかと思います。

まるぴ:第47話もそうですし、ブーケは物語における「やって欲しい展開」を全部やらせてもらっているキャラクターだなと思っています。大切な人を失うって、物語において大きな展開です。本編上で描かれているのは「リボンちゃんが亡くなった」っていうところだけで。そういうところの大事さもあります。やれたことを改めて今取材していただいて、嬉しいなって思うのが率直な意見です。

第47話をやっている最中は、陸王に向かって本音で思いを届けられたんだなっていう、ブーケファン目線で嬉しかったですね。ずっとブーケちゃんの中では線を引いているつもりはなくても線はあったと思うんです。ファンと推しという存在、祭壇を作るくらいですから。 でも陸王が手を差し伸べて、それを掴んで、同等って言い方は正しくはないんですけど、その線を破って手を伸ばしてくれたと思っているので、しかもそれを掴んだっていう。それが「人間」とか「推し」とか、そういうのを抜きにした大切な絆で結ばれていると思いますし、だからこそブーケが応援を全力で出来たんだと思います。

そして、それに応えられたんだよと。 陸王がずっと「一人じゃ出来ない」とか逃げてばかりで、本当に辛いことがあったとはいえ逃げているタイプの人間だったと思うのに、ブーケの応援で最後の一歩を踏み出せたのが、本当に陸王にとって大事なことというか。ブーケちゃんにそれだけの魅力というか、やっぱり「慈愛のブーケ」なんだなっていうのがそこで体現できたなとは思うので、本当に第47話を演じられて良かったなって改めて思いますね。

ーー放送開始前の取材で「1年間で殻を破れるように」と仰っていましたが、実際一年経っていかがでしたか?

まるぴ:殻を破りたいとは思いつつ、結局は他己評価だと思っていたんです。田﨑竜太監督にオーディションで選んでいただいた後に、「でもまるぴをまだあなたは演じているから、まるぴ2.0が見たい」と言われて、それがすごく刺さって。確かに演じているつもりはないんだけど、自分自身の100%の魅力を出せているかと言われたら絶対そうじゃないなとは思っていたので、それがいつの間にかできるようになったなっていう感覚ではあるんです。

ただそれを皆さんがどう思っているかは別だなと思ったんですけど、クランクアップした後に田﨑監督に聞いたら「見れたよ」っていう風に言っていただきました。「まるぴは、お芝居を続けて欲しい」っていう風に直々に言っていただいたので、本当に「田﨑チルドレン」になりたいです。

ーー最後に、まるぴさんご自身から1年間演じてきたブーケに一言お願いします。

まるぴ:慈愛のブーケさんへ。あなたがとっても頑張って生きていたのを私は陰ながら見ていました。あなたが届けている慈愛はたくさんの人を助けているし、あなたのことも助けたんだと思います。末永く幸せに、そしてトップリクオニストの座を渡さないように頑張ってください。あなたと一緒にこの一年生きられて、私はとっても幸せでした。

[企画・インタビュー/田畑勇樹]

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』作品情報

ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー

あらすじ

すべてのスーパー戦隊のロボが死力を尽くしたユニバース大戦。
その唯一の勝者、巨神テガソードは深い眠りについた。
テガソードの力をわけた指輪をすべてあつめると、
なんでも願いがかなうという…。

そんな指輪を、5人の“はぐれ者”が手にした!

はぐれアルバイター・遠野吠はゴジュウウルフ

元スーパーアイドル・百夜陸王はゴジュウレオン

テガソード信奉者・暴神竜儀はゴジュウティラノ

パリピ高校生・猛原禽次郎はゴジュウイーグル

ハイクラス名探偵・一河角乃はゴジュウユニコーン

ナンバーワンは1人しかありえない!?
戦士になった5人は、指輪をもとめて戦う!
さらには、悪の軍団・ブライダン、
そして歴代スーパー戦隊とも、 おきて破りの頂上バトル!

新時代のナンバーワンになるのは誰だ!?
“最高最強ヒーロー”
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー
戦いのゴングが今、鳴りひびく!

キャスト

遠野吠/ゴジュウウルフ:冬野心央
百夜陸王/ゴジュウレオン:鈴木秀脩
暴神竜儀/ゴジュウティラノ:神田聖司
猛原禽次郎/ゴジュウイーグル:松本仁
一河角乃/ゴジュウユニコーン:今森茉耶→志田こはく
熊手真白/ゴジュウポーラー:木村魁希
ファイヤキャンドル:三本木大輔
ブーケ:まるぴ
クオン:カルマ
飯島佐織:中越典子

【声の出演】
テガソード:梶裕貴
シャイニングナイフ:杉田智和
Mrs.スイートケーク:上田麗奈
テガジューン:ゆかな
グーデバーン:KENN
べアックマ:KENN
リボン:伊瀬茉莉也

(C)テレビ朝日・東映 AG・東映
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