
『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』ギャバン・ブシドー/哀哭院刹那役・赤羽流河さんインタビュー|「ほんのわずかに滲み出る刹那の変化を大切に演じていきたいです」
「人造人間」の削ぎ落としていくお芝居
ーー衣装が非常に格好良いですね。ご自身の中で気に入っているポイントはありますか?
赤羽:全身が和装のようになっていて、他のキャラクターにはない雰囲気がありますよね。個人的に特に気に入っているのは耳飾りです。当初は顔周りに何も装飾がなかったんですよ。途中で「何か欲しい」という話になって、この耳飾りを付けることになりました。青を基調とした衣装のメインカラーとも非常に合っていますし、おしゃれでありながら格好良さもあります。
ーーファンの方の中にも、真似する人が出てきそうですね。
赤羽:そうなったら嬉しいです! 性別に関係なく、沢山の方にこの衣装を真似していただけたら、とても嬉しいですね(笑)。
ーー(笑)。衣装を着ることで、役に入り込める部分もあるのではないでしょうか?
赤羽:そうですね。本読みは私服でやったりするんですけど、役に対する気持ちの入り方、お芝居的な動きやすさ。スイッチのオン・オフと言う意味で、衣装の存在は非常に大きいです。
『#超宇宙刑事ギャバンインフィニティ』放送まで2週間!
— 超宇宙刑事ギャバン インフィニティ【東映公式】/PROJECT R.E.D.シリーズ (@ProjectRED_Toei) February 1, 2026
今週のキャラクタービジュアルに注目~!👀
多元地球Λ8018治安維持本部の二人⚔️
❖哀哭院刹那(アイコクイン セツナ)
❖天羽琉唯(アモウ ルイ)
二人にどんな化学反応が起きるのか?
放送までお楽しみに!♾️#超ギャバン #GAVAN pic.twitter.com/9ZiO5zjJ9v
ーー哀哭院刹那は非常に特徴的なキャラクターですが、最初にこの役に触れた時はどのように感じられましたか?
赤羽:普通の人間ではないので、「そこをどう演じていくか」というのが最初の課題でした。尚且つ、彼自身は本来の人間が持つ感情というものに気づいていないんです。僕・監督・プロデューサーが思い描くものについて、それぞれ考えていく必要があるというか。どのように自分自身と照らし合わせていくかも含めて、非常に難しい役だと感じました。
ーー特に刹那にとっての「感情」という部分が難しそうですね。
赤羽:そうなんです。怜慈(ギャバン・インフィニティ/弩城怜慈)という人間に出会うことで、刹那の世界は少しずつ変わっていきます。一方で役作りとしては、感情を抑えていかなければなりません。普通の人がするような動きや表情について、徹底的に削ぎ落としていく作業を求められます。そうすることで、まずは「人造人間」としての姿を皆さんに理解していただく。そのうえで、回を重ねるにつれて違った一面も見せていければと思っています。
ーー役の変化を大切にしたいと。
赤羽:そうですね。まだ言えないことも多いのですが……今は、ほんのわずかに滲み出る刹那の変化を大切に演じていきたいです。
ーー「削ぎ落としていく」というお話もありましたが、具体的にはどのような部分でしょうか?
赤羽:例えば、目の動きひとつや後ろを振り向く動作にしても、大きく動いてしまうとそこに意図が乗ってしまうんです。自分自身、モニターをチェックして「客観的にこう見えているんだ」と学ぶことも多くて。動きについては、福沢博文監督も丁寧に向き合ってくださっているので、すごく勉強になっています。
ーー加えて、刹那は喋り方自体もかなり独特です。
赤羽:普段使わないような言葉を話すので、まずは言葉の意味を調べるところから始めました。あとは、ひたすら口が慣れるまで練習しています。どうしても口がスムーズに動いてくれないので、まずはそこを克服したくて。イントネーションに関しても、自分が考えているものとは違うことがあるんですよ。周囲の方々にアドバイスをいただきながら、今も挑戦している最中です。
ーー劇中では「木刀」を扱いながらのお芝居も多いのではないでしょうか。
赤羽:木刀を使ったアクションもありますし、「一心同体」と言いますか。自分が使いこなせていないと、役として説得力がないので、そこは大事にしたいですね。刹那は「剣士」という設定なので、現場でも常に振るなどして、体に馴染ませるようにしています。経験を感じさせないくらい、木刀を持っている姿が自然に見える域まで到達したいです。
ーーお話を伺っていても、本当に要素が多いキャラクターだなと。
赤羽:そうですね。僕にとっても挑戦ですし、それを観てくださる方にも楽しんでいただけると思います。僕自身の成長はもちろん、物語の中では怜慈の言葉を受けて、刹那の心にも少しずつ変化が生じていきます。そういう意味では、毎回「新しい刹那」と出会っている感覚もありますね。
ーー演じながら、刹那の新しい一面を知っていくというか。
赤羽:そうですね。「こう言われたら、こういう反応をするんだ」「刹那ってこういうことで驚くのかな」とか。台本から読み取れることも含めて、「だからこうなっているんだ」という気付きが多いです。
ーー入山杏奈演じる天羽琉唯(あもうるい)との関係性も気になります。
赤羽:天羽と刹那は「主従関係」とも言えますが、それ以上に上司と部下ですね。ある種、世間一般でも見られる関係性がわかりやすく描かれていると思います。先ほどお話した怜慈とはまた異なる絆を見守っていただきたいです。
ーー本作のキャッチコピーは「超える」。この作品を通して、赤羽さんが超えたいことや挑戦したいことは何でしょうか?
赤羽:子供たちにとっての「ヒーロー」になるので、皆さんに「格好良い」と思っていただけるヒーローでありたいです。そのうえで、僕を選んでくださった方々への恩返しができたらなと。これまでやったことのないようなお芝居にもどんどん挑戦していきたいと思っています。
[インタビュー・撮影/小川いなり]
























