
見るも見ないも技術のうち!高田JAPANが語る仮面ライダーアクションとプロレス愛【月刊 高田JAPAN 第5回 2026年5月号】
敵は「カッコいい」というところが必要なくなる
―― 皆さんがヒーロー役と敵役をそれぞれ演じる上で、芝居やアクションの違いはありますか?
高田:怪人はかっこよくやらなくていいんです。思いっきりやればいいからめちゃめちゃ楽です。「カイザーファイヤキャンドル」(『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』)とか、「うわー!」って暴れる感じで、楽しさがやっぱ違うんです。悪は楽しい(笑)。
蔦宗:「カッコいい」っていうところが必要なくなるんです。ヒーローのポージングとか、そこまで気にしなくていい。キャラによりますけど、一個それがなくなるので、ちょっと遊べるというか、ヒーローよりは幅が広がります。カメジム(『王様戦隊キングオージャー』)もやった時は楽しかった。
―― 藤田さんが演じられていた「ハートロイミュード」(『仮面ライダードライブ』)は、仲間思いなカッコいい面もあるライバルでした。
藤田:カッコいいところは役者の蕨野友也さんがやってくれるんです。こっちは、いかに勢いよく高岩成二さん(「仮面ライダードライブ」のスーツアクター)にぶつかっていくか。僕もそんなに余裕がないんで、高岩さんにガンガン当てる。高岩さんは何でも上手いことやってくれるので、楽しかったです。
伊藤:やるのはやっぱり悪いほうが好きなんですけど、そんなに経験がないんです。テッチュウ(『宇宙戦隊キュウレンジャー』)も、ロボの十二合体のための「噛ませ犬」ですから。やられましたね。
藤田:でも、「喝ー!」がありますね。
伊藤:高田JAPAN界隈ではテッチュウ、加藤監督の影響でちょっと有名だけど、撮影は二組しか出てない(笑)。変身前に人がいない現場だと自分の好き勝手にできるのも楽しい。
草野:勝手に喋ったりしても、アフレコで「これ勝手に言ったんで、よかったら声優さん使ってください」って言ったら使ってくれたり。『宇宙戦隊キュウレンジャー』で誕生日ケーキの怪人の「トゥーミー」をやったとき、「オタンジョウビーム!」とかやっていたら、それを使ってもらえました。
高田:怪人のほうがやっぱ楽しい。特にゴテゴテした怪人だと、格好を気にしなくていい。例えば「ボッカ・ジャルダック」(『仮面ライダーガヴ』)だと、1対4とか。こっちが「わー!!」って動いとけば、あとはみんなが合わせてくれる。あんまり気にしなくていいというか。スーパー戦隊でヒーローやっているとどうしてもカラミ(敵側)に合わせなきゃいけないけど、怪人で1対6とかだと、自分が全部立ち回りしてればいいんで。余計な頭を使わなくていいんです。


























































