
夏希の行動によって、みんなの関係値や色合いがどのように変わっていくのかを見てほしい――『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』灰原夏希役・上村祐翔さんインタビュー
ずっと順調に“虹色”が描かれていくわけではないのが、この作品の面白さの一つ
ーー本作の中で、上村さんが友達になりたいキャラクターを挙げるならば誰でしょうか?
上村:美織ですかね。夏希とのやり取りを見ていて、自分をちゃんと持っている子で、頼りがいがある、背中を押してくれるようなキャラクターだなと感じました。
あとは(七瀬)唯乃もいいですね。序盤はまだ、つかみどころがない子ではあるんですが、陽花里に対しての距離感が面白いなと。あと第3話のカラオケでの夏希の歌や選曲に対し、「推せるわね」と言ったところで、ちょっとオタクなんだなと分かって、少し親近感が湧きました(笑)。
ーー第3話のカラオケシーンで、夏希は歌が上手いことが明かされました。収録で意識したことをお聞かせください。
上村:アフレコとは別日にレコーディングさせていただきました。原作の雨宮和希先生からも「上村さん、夏希は歌が上手いんですよ。よろしくお願いします!」と言われて(笑)。
第3話のときは、夏希にとって久しぶりの、しかも一人カラオケではなく詩と一緒に歌うことになるので、最初は緊張してのびのびと歌えていない状態を意識しました。そこから合いの手が入ってきて、少しずつ自信を持ち始める、という変化を持たせたいと僕のほうから提案させていただいて、レコーディングに臨みました。
実は今後も夏希は結構歌うんです。歌唱資料をたくさんいただいて、「こんなに歌うのか!」と驚きましたし、カバー曲というプレッシャーもありましたが、毎回丁寧に収録していたので、、今後も楽しみにしていただければと思います。
ーー本作では夏希が青春時代をやり直しますが、上村さんがもう一度やり直したい、挑戦したいことはありますか?
上村:大学受験ですかね。勉強自体は好きで、学校の先生も大好きでしたが、真面目にやった結果、本番でちょっとガス欠気味になったというか。当時は、休み時間も勉強に充てていたのですが、そういった時間で友達ともっと話せばよかったなと思います。
受験に集中して周りが見えなくなっていたところがあるので、もうちょっと広い視野を持って、心を開いて、みんなに甘えればよかったなと。でもそこでの失敗も今に活きていたりするので、「果たして本当にやり直したいか?」と言われると怪しいというか、正直もう一回受験勉強はしたくないという気持ちもあるんですけど(笑)。
ーー最後に、本作の今後の見どころをお聞かせください。
上村:夏希が掲げる「虹色青春計画」は順調に進んでいるように見えて、全てが上手くいっているわけではないことが徐々に明らかになっていきます。彼の中で正しいと思ってやったことが、立場を変えて見るとそういうわけでもない、ずっと順調に“虹色”が描かれていくわけではない、というのがこの作品の面白さの一つだと思います。
夏希がやり直しの高校生活をただ謳歌するわけではなく、実はみんなそれぞれ、いろんなことを考えていて。それぞれの想いが重なっていくことで虹色になりそう!という予感がするような、一人ひとりの微妙な変化が、観ていて面白いポイントなのかなと思います。夏希の行動と、それに対するみんなの反応が、かつてのものとは違うものになっていく様子や、みんなの関係値や色合いがどのように変わっていくのかを見ていただきたいです。
[インタビュー・撮影/篭法]
『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』作品情報
あらすじ
「――もし叶うなら、もう一度あの青春をやりなおす機会が欲しい」
就職を目前に控えた青年・灰原夏希。
かつて高校デビューに失敗して以来、灰色の青春時代を過ごしてきた夏希は、ある日、突然大学4年生→高校入学直前にタイムリープしていた!?
後悔しかなかった高校生活をやりなおす機会を得た夏希は、灰色の青春を虹色に書き換える“虹色青春計画”をスタート!過去の経験を活かして、クラスカースト最上位な美男美女のグループに加入したり、片思いをしていた美少女と急接近する夏希。だけど、憧れた虹色の青春は楽しいことばかりではなく……。
果たして夏希は、憧れの青春をやりなおせるのか――!?
キャスト
(C)雨宮和希・ホビージャパン/「灰原くんの強くて青春ニューゲーム」製作委員会





































