
物語の鍵を握るのは「天文研究会」の絆――『ウルトラマンテオ』岩崎碧さん×神谷天音さん×中田乃愛さん×上村侑さん×森本竜馬さん最速座談会!
「天文研究会」ならではのチーム感とは?
ーー明心大学獣医学部の「天文研究会」を中心とした物語が展開される本作。ここからは、皆さんが演じるキャラクターのお話を伺います。岩崎さん演じる光石イブキは惑星「H12(エイチワンツー)」で生まれた宇宙人ですが、演じるうえで大切にしていることはありますか?
岩崎:宇宙人が地球で生活するとなった時に、何が宇宙人らしいのかを考えました。自分の中で出た結論としては「触れるもの全てが初めて」という感覚です。この年齢になっても初めてのことはありますし、そういった時にどのような疑問が出て、どのようなリアクションをするのか。それを私生活の中で意識するところから、役を作っていきました。初めて体験した時の驚きはもちろん、イブキは疑問をポロッと口に出すタイプなので、その“疑問”という部分は大切に演じています。
ーー風間エマは天文研究会の会長で、仲間思いな明るい性格です。
神谷:みんなをまとめていく役割ではありますが、実際は空回りして上手くまとめられない時も多いです(笑)。でも、みんなを引っ張っていく明るさや、場を盛り上げるテンション、怪獣が出た時のリアクションも含めて、表情や動きを意識して演じました。視聴者の皆様に一番近い存在になれたら嬉しいですね。
ーー「天文研究会」の雰囲気がすごく良いのは、エマの力が大きいのではないかと思いました。
森本:そのとおりです!
神谷:本当ですか!?
森本:マジで大きいと思う。
神谷:皆さんが盛り上げてくれて、エマのテンションに付いてきてくれる時もあれば、上手にあしらってくれる時もあります。そういうところから、「天文研究会」の距離感やチーム感が出ていると思います。
ーー和泉カンナにもリンタロウとは少し違ったクールさがありますね。
中田:人とは話せますし、仲良くしようと思えばできる子だと思うんです。ただ、そうしてしまうと自分の理念に反すると言いますか、やりたいことができなくなってしまうような感覚なのかもしれません。「自分の世界を追求したい」という思いが強くあるので、カンナの揺るがない芯のようなものは、私自身も持っておきたいなと。
ーー上村さん演じる火浦リンタロウはクールに見えますが、優しい一面も持ち合わせていると感じました。
上村:リンタロウは人によって、かなり感じ方が変わる役だと思っています。演じるうえで意識していたのは、様々なものとの距離感。そこが一番大事になってくるだろうなと。リンタロウ自身がブレることはあまりなくて、周りにいる人や環境によって“リンタロウ像”がズレていくという、意外と受動的な役でした。そういった距離感の変化は楽しんでいただけると思います。
ーー苫米地ワタルこと、ベッチは元レスキュー隊員で年上のお兄さんでもあります。
森本:優しい性格なので、二宮監督からも「嫌味が見えたり、裏が見えたりすると苫米地というキャラクターが成立しなくなる」と言われていました。心から思って言っているのではなく、大人特有の建前で喋っているように見えてしまうと、一気に温かい人間ではなくなってしまいます。そこは気をつけようと思っていたので、かなり意識していました。
ーー裏表がないキャラクターと言いますか。
森本:結構そのままだと思います。
上村:裏表どころか、役と本人の境目もほぼないよね。
森本:二宮監督も「森本竜馬のままでいればいいから。はい、何も考えないで!」って(笑)。
岩崎:懐かしい(笑)。
森本:僕が考え込んでしまっていると、「違う!森本竜馬でいいんだから!」と励ましてくださって。「森本竜馬と苫米地は、ほぼ一緒だと思って選んだ」と言っていただいたので、そのままの状態でいるように心がけていました。
プッチーは「天文研究会」の“6人目”
ーー「天文研究会」にとって重要な存在となるプチ怪獣“プッチー”を初めて見た際の感想をお伺いさせてください。
森本:やっぱり「可愛い!」じゃない?
神谷:可愛い!!
上村:撮影初日に会ったのはイブキだけかな?
岩崎:実際に僕が見ていたウルトラマンシリーズにも、ピグモンやカネゴンのような味方怪獣が登場していて。力強い味方がいてくれるという意味で、子供ながらに少し羨ましい気持ちでした。それが実際に目の前に現れると、怪獣ならではの佇まいと言いますか。見た瞬間に「怪獣だ!」と思うような迫力がありました。
ーーサイズ的にもかなり大きいですよね。
神谷:身長も私と同じくらいか、少し大きいくらいですね。
中田:部室の通路を通る時、横向きで歩くのが可愛いです(笑)。
ーープッチーとの撮影はいかがでしたか?
森本:思ったよりもリアルというか、その場で生きている感じがするんです。表情も豊かですし、動きも含めて「ちゃんとプッチーだ!」と思えました。想像以上に一緒にやりやすかったですね。
神谷:「今は喜んでいるんだな」とか。動きから感情が分かるように演じてくださって。
中田:私たちが何かを言えば、それにも反応してくれていました。
上村:スーツアクターさんが「この時のプッチーの気持ちは〜」と非常に細かく考えながら、演じてくださっていました。本当に「天文研究会」の一員のような感覚でお芝居ができたなと。
ーー6人目のメンバーという感じですね。
一同:そうなんです!


























