
映画『キングダム 魂の決戦』現在わかっている情報まとめ! 見どころはどこ? どんな展開が描かれるのかあらすじも予想!
この夏、2026年7月17日に公開される映画『キングダム 魂の決戦』。原泰久先生による同名漫画の人気シリーズ映画も今回で第5弾になります。
映画が公開されるたびに大ヒットを記録し、最新作の『キングダム 魂の決戦』の情報が気になっている方も多いことでしょう。
ここでは、『キングダム 魂の決戦』の現在までにわかっている情報を総まとめ! さらに見どころなども探っていきたいと思います。
『キングダム』のあゆみ
原作漫画である『キングダム』は、「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の、紀元前230年頃の中国 戦国時代の大河ロマン作品。作者は原泰久先生です。主人公は、のちに秦の始皇帝となる嬴政(えいせい)と、「天下の大将軍」を目指す李信(りしん)の2人。2006年から連載が始まり、現在、コミックス累計発行部数は2200万部を突破しています。
また、2012年から始まったテレビアニメは、2025年の第6シリーズに至るまで続き、その人気は年を重ねるほどに高まっています。
そして、実写映画の始まりは2019年――。
当時はまだ漫画原作からの実写映画というと、映画ファンの間では下に見られる空気があったように思います。ここに登場したのが『キングダム』でした。お金のためとかアイドルの売り出し目的だとか、そんな文句を言わせない、誰もが納得のクオリティーです。主演は、山﨑賢人さんと吉沢亮さん。20代前半の若い2人のみずみずしさが印象的です。
その後、2022年に『キングダム2 遥かなる大地へ』が公開され、羌瘣(きょうかい)役の清野菜名さん、王騎(おうき)役の大沢たかおさんら、新たなキャストも話題に。続く作品でも、新キャスト情報解禁のたびにファンは大盛り上がり。私たちのひとつの楽しみとなりました。2023年『キングダム 運命の炎』では、李牧(りぼく)役の小栗旬さん、龐煖(ほうけん)役の吉川晃司さんらのキャスティングが話題になったのも記憶に新しいところです。
そして、2024年『キングダム 大将軍の帰還』。なんといっても、大沢たかおさん演じる王騎から山﨑賢人さん演じる信に矛(ほこ)が渡されるシーンが印象的でしたね。矛は、物語上、中華統一の思いを次世代に託す象徴ともなっていますが、それだけではなく、役者の方々自身の思いもそこに乗っているような、そんな大きな矛だったように思います。
『キングダム 魂の決戦』解禁情報
さてこれに続くのが、今夏公開の『キングダム 魂の決戦』です。まずは現在、公開されているキャスト情報等を整理していきます。
キャスト
信=山﨑賢人さん
嬴政=吉沢亮さん
河了貂(かりょうてん)=橋本環奈さん
羌瘣(きょうかい)=清野菜名さん
楊端和(ようたんわ)=長澤まさみさん
呂不韋(りょふい)=佐藤浩市さん
昌文君(しょうぶんくん)=髙嶋政宏さん
昌平君(しょうへいくん)=玉木宏さん
肆氏(しし)=加藤雅也さん
壁(へき)=満島真之介さん
尾平(びへい)=岡山天音さん
騰(とう)=要潤さん
干央(かんおう)=高橋光臣さん
蒙武(もうぶ、蒙恬の父)=平山祐介さん
蒙恬(もうてん)=志尊淳さん
王賁(おうほん)=神尾楓珠さん
陽(よう)=山下美月さん
向(こう)=蒔田彩珠さん
麃公(ひょうこう)=豊川悦司さん
蒙驁(もうごう、蒙武の父、蒙恬の祖父、愛称「白老」)=坂東彌十郎さん
張唐(ちょうとう、秦国最古参)=橋本さとしさん
蔡沢(さいたく、経験豊富な外交官)=笹野高史さん
王翦(おうせん、王賁の父)=谷田歩さん
桓騎(かんき、元野盗)=坂口憲二さん
雷土(らいど、桓騎傘下)=脇知弘さん
春申君(しゅんしんくん、今回の合従軍総大将)=斎藤工さん
李牧(りぼく、合従軍【趙】大将)=小栗旬さん
カイネ(李牧の側近)=佐久間由衣さん
万極(まんごく、趙将「特攻の万極」)=山田裕貴さん
慶舎(けいしゃ、趙 副将)=中村蒼さん
汗明(かんめい、合従軍【楚】総大将)=勝矢さん
媧燐(かりん、楚 将軍)=三吉彩花さん
臨武君(りんぶくん、楚 将軍)=一ノ瀬ワタルさん※
※1作目『キングダム』では、山の民の戦士「タジフ」を演じておられました。
項翼(こうよく、楚将)=結木滉星さん
白麗(はくれい、楚将)=三山凌輝さん
呉鳳明(ごほうめい、合従軍【魏】総大将)=田中圭さん
オルド(合従軍【燕】総大将)=穴戸開さん
成恢(せいかい、合従軍【韓】総大将)=渋谷謙人さん
これまでの実写あらすじ + 今作の予想
これまでの実写映画『キングダム』のあらすじをおさらいしておきましょう。とはいえ、毎回、映画ひとつひとつは、前作を知らなくてもわかるように作られているので、今作についてもそこは佐藤信介監督、松橋真三プロデューサーを信じて大丈夫だと思いますので、念のため。
まず1作目(無印)では、信と政の出会い、標(ひょう)の死、そして政が王弟 成蟜(せいきょう)によるクーデターを制し、王座を奪還するまでが描かれました。
続く2作目『運命の炎』は、信が初めて正式に歩兵として戦争に参加するところから。羌瘣の登場や仲間たちとの出会いが印象的で、史実としても名前が残る戦いでのアクションシーンが話題になりました。
次の3作目『遥かなる大地へ』は、秦の伝説級の大将軍 王騎(おうき)の存在感の大きさや、趙(ちょう)の李牧(りぼく)および武神 龐煖(ほうけん)との戦いが。
その後の4作目『大将軍の帰還』は、王騎の死、そしてその思いを受けついだ信、というところがラストシーン。ひとつの時代の境目、というところで終わったように思います。
さあ、彼ら若い世代が秦国をどう担っていくのか? 彼らはどっちを向いて生き延び、生き抜くのか? といったところで今5作目が始まることになるわけです。世代を越えた熱い思いがたぎるであろう今作。期待が高まるとともに、せっかちにもストーリーを予測したくなってしまいます。
山陽をとばしていいのか?
原作漫画を見てみると、信が王騎から矛を受け取った後は「山陽の戦い(秦vs.魏)」となっています。
この戦いには、蒙恬・王賁といった信たちと同世代の若手の登場、復讐の旅に出て不在だった羌瘣が帰還、飛信隊の軍師に河了貂が就任、といったイベントが。また、総大将レベルの将軍たちの個性がわかるエピソードも組み込まれています。次の「函谷関(かんこくかん)の戦い」が秦軍全員出動なので、その前に信と私たち読者が、秦軍全体を把握できるようになっているというわけですね。
ちなみに、「函谷関の戦い」と呼ばれる戦いは歴史上何度かあるのですが、ここでの「函谷関の戦い」とは、紀元前241年の「秦vs.趙・魏・韓・楚・燕・斉」になります。
原作では、この付近のストーリーを「合従軍編」と呼んでおり、おそらく、映画でも「合従軍」という言葉が使われるかと思われます。
今回の映画は予告編などを見る限りですが、「山陽」を飛ばして、こちらの「函谷関」がメインのストーリーのようです。「合従軍編」は、敵味方とも多くの将軍が登場するので、映画として盛り上げやすい、というのがあるのかもしれませんね。
とはいえ、やはり「山陽」のカットをどう処理するのかは心配なところ。個人的には特に、蒙恬・王賁の個性と信との関係性をしっかり示してから、戦いに突入できるかどうかが、ひとつのポイントになってくるのではと思います。
とはいえ、実力ある製作陣です。ここは、どんなふうにこの難関を突破してくるのか、素直に楽しみにしたいと思います。
実写映画の定義を書き換える成功は愛ゆえ
実写『キングダム』は、実写映画の定義を書き換え、興行成績を塗り替え、と多くの業績を残して今作へと至ります。これが実現できたのは、ひとえに製作者サイドの原作への愛情とリスペクトゆえでしょう。
たとえば、メイクや小道具・衣装は、その本気度が桁違いです。下手をしたらコスプレになってしまいそう、という難しいキャラクターでさえも、観客をしっかりと「キングダム」の世界に惹き込みます。特に、大沢たかおさんの王騎には、良い意味で驚かされましたよね。その高い役者意識には、メディア取材も殺到していました。
今回は、主要キャラクターとしては初登場となる蒙恬・王賁が注目されており、発表されたビジュアルは完璧。信を含めた3人がどのような温度感になるのか、今から非常に楽しみです。
また、『キングダム』はエンターテインメント映画でありつつも、物語舞台となる春秋戦国時代へのリスペクトも忘れません。歴史考証に、秦研究の第一人者 鶴間和幸先生を迎え、美術やセットのひとつひとつに配慮がなされているのはすごいですよね。
どんな作品の実写化でも言えることでしょうが、原作への愛とそれを敬う気持ちがなければ、いいものは生まれないのでしょう。と、まあこんなことは誰しもわかっているとことですが、多くの人が一緒になって仕事を進めていく中で、この気持ちが最初から最後まで現場に満ち続けるというのは、現実的にはなかなか大変なことかと思います。これを、楽しい空気で実現できた作品のことを、名作と呼ぶのかもしれませんね。
原作の力 × スタッフさんと役者さんの愛 × ファンの熱さ。さあ、夏はもうすぐです!


















