音楽
LiSA 7thアルバム『LACE UP』発売記念トークイベントレポ&インタビュー

「どこかで出会ったあなたがつないでくださった今日です」──LiSAさんの7th アルバム『LACE UP』発売記念トークイベントレポート&ミニインタビュー

アーティスト・LiSAさんの7th アルバム『LACE UP』の発売を記念したスペシャルトークイベントが、2026年5月24日にアニメイトシアターにて開催。

イベントではアルバム制作の裏話を披露したほか、デビュー前からアニメイトと歩んできた歴史についても振り返りました。

本稿では、その模様をレポートでお届け。さらにイベント直後のLiSAさんにお話を伺うことができました。

みんなと一緒に作ってきたライブがLiSAの足跡

イベント開催時間になると、司会者の呼び込みでLiSAさんが登壇。想定より少々落ち着いたボリュームの歓声を受け取ったLiSAさんは「みんな、いないかと思った(笑)!」「すごい静かじゃん!」と茶目っ気たっぷりに挨拶しました。そんな言葉に、駆け付けたファンの方々が呼応。大きな拍手や声援で応えます。

会場の空気が十分にあたたまったところで、まずは4月15日にリリースされたアルバム『LACE UP』についてトークしていくことに。本アルバムについてLiSAさんは、「てんこ盛りにし過ぎた感じがあります」と言葉にしつつ、まだ披露できていない楽曲もあることから「これからみなさんと一緒に育てていく曲ばかり。このアルバムがどうなっていくのか、私も楽しみです」と、駆け付けた方々に笑顔で呼びかけました。

続いて、アルバム収録曲について触れるLiSAさん。1曲目に収録されている「OPENiNG -LACE UP-」は、数々の楽曲の編曲を担当してきた江口 亮さんに「15周年を感じられるオープニングにしたい」と相談したところ「みんなと一緒に作ってきたライブがLiSAの足跡。ライブを感じられるような楽曲をピックアップしてつないでいくのはどうか」という提案があったといいます。

その結果今までライブでつないできた楽曲たちの一部をアレンジしてひとつにまとめたインストナンバーになったことを明かしました。

その後、イベントに駆け付けた方々に「解説して欲しい曲は?」と尋ねたところ「『シャドウ』を最初に聞いたときの印象を教えてほしい」というリクエストが。「シャドウ」は3番のサビで転調をする楽曲ですが、実はもともとは転調後が基本のキーだったそう。

ただ「自分自身として踊っていたら、いつの間にか自分が作り上げてきた影に飲み込まれているような感覚」「切羽詰まった感じを最後のサビに向かって表現していくのがいいかも」と思ったLiSAさんは、作詞・作曲・編曲を担当したツミキさんに相談。すると、ツミキさんから「それなら、最後は影に食われてみましょう」という提案があり、キーが転調する今の形になったという裏話を明かしました。

なお、アルバムトークでは「小豆あらい feat. MAISONdes, ケンモチヒデフミ」について触れる一幕も。本曲の振付はLiSAさんが考案したものという話が出ると、会場からは驚きの声が漏れ聞こえてきました。その流れから、「シャドウ」は扇子を使った振り付けもいいかもと、この場で構想を練るLiSAさん。ワクワクしながら話すLiSAさんの姿を駆け付けた方々はあたたかく見守っていました。

さらに、アルバムを締めくくる「Patch Walk」についてLiSAさんは「15周年に向かっていく私とはなんぞやという思いで作った曲」と表現。それもあってか、15周年を迎える前と、アリーナツアー「LiVE is Smile Always~15~」で歌ったあとでは、曲の印象がぜんぜん変わっていると語ります。

これまでは「やっと15周年をむかえるぞ」という気持ちだったが、ツアー後は“みんなと希望に向かって、未来へ向かっていく”曲になったと、力強く言葉にしたLiSAさん。続けて、「これからも時を経て思い出したり、印象が変わったりする曲になっていくのかな」と、楽曲へ馳せる想いを紡ぎました。

アニメイトには楽しいことをやろうとする仲間が集まっている

アルバムに関するトークのあとは、LiSAさんとアニメイトの歴史を振り返っていくコーナーへ。本コーナーでは、アニメイトスタッフを交えてトークをしました。

LiSAさんとアニメイトの出会いは、アーティストデビュー前にアニメイト横浜店で行われたGirls Dead Monsterの「Crow Song」のリリースイベント。当時のことを思い出し「すごく緊張していた」と振り返りました。

その後もアニメイトとの思い出は止まりません。2013年には「Road to 武道館企画☆全国⾏脚47杯いただきますっ」で47都道府県を巡り、そのときにモモコ(カエルのマスコットキャラクター)が誕生したこと。2016年にアニメ・声優情報のフリーペーパー「きゃらびぃ」の表紙になったこと。LiSAさんがインタビューで「アニメイトの店舗ジャックをしてみたい」と言ったことがきっかけで2017年に「LiSAnimate」の企画が立ち上がったこと。2019年には紅白歌合戦出演記念で3回目となる「LiSAnimate」が急遽開催されたことなどを回顧。

LiSAさんはアニメイトの印象について「楽しいことをやろうとする仲間が集まっているので、いつも楽しい気持ちになれる」と一言。その言葉を受けたアニメイトスタッフは「これからも楽しいことをやりましょう!」と返答し、会場が感謝の念を込めた拍手で包まれました。

なお、2026年4月より開催中の4回目となる「LiSAnimate」では、これまで13の企画・施策を展開。トーク中には「15周年なのに13までしかないのが怪しいですね」という含みのある言葉も飛び交っていました。

6月19日(金)からアニメイト限定グッズ第2弾の販売がひかえていますが、さらにその先も色々な楽しみが待っていそうです。

どこかで出会ったあなたがつないでくださった今日です

アニメイトとの歴史・歩みを振り返るなかで、LiSAさんがアニメイト各店へ訪れた際に、色々なワクワクが用意されていたという話題も。ときには、各店舗でオリジナルゲームをやって楽しむこともあったそうです。そこで本イベントでは、オリジナルゲームの復刻版でLiSAさんとアニメイトスタッフが対決することになりました。

今回ふたりが行ったのは、「掴め!瞬間を!Moment Catch!!」「顕現!LiSAセイバートントン相撲」のふたつ。考案者でもあるアニメイトスタッフは「空気を読まずに勝ちます」と声高らかに宣言していましたが、結果はLiSAさんの圧勝。LiSAさんが勝利したことで、会場に駆け付けた方々にオリジナルのポストカードがプレゼントされることになり、割れんばかりの拍手が巻き起こりました。

ゲームで盛り上がったところで、イベントも終了の時間。最後にLiSAさんは「今日は本当にありがとうございました! 15周年を一緒に歩んでくださったアニメイトで、みんなとお話できる日がくるとは思っていませんでした」「どこかで出会ったあなたがつないでくださった今日です。その歴史をまだ知らない方も含めて、これからもよろしくお願いします!」と万感の思いを込めて挨拶し、イベントを締めくくりました。

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