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天幕のジャードゥーガル:シタラ役・関根明良&ムハンマド役・齋藤潤が第1話を振り返り 【動画インタビュー】

『天幕のジャードゥーガル』関根明良さん&齋藤潤さんインタビュー|可愛らしくもシビアな歴史ドラマを生き抜く、シタラとムハンマドの魅力

先輩のアドバイスで乗り越えた第1話と、作品への情熱が交差するアフレコ現場

――第1話を振り返って、印象的な場面やセリフをお聞かせください。

関根:冒頭のシタラが走って逃げているシーンは収録で何度も挑戦したシーンで印象に残っていて。最初は本当に必死に逃げるように演じていたのですが、「アニメーションでは前傾姿勢で走っているけど、すこし後ろに引いているイメージで」「もうちょっと軽く、可愛いめで」などディレクションをいただきましたただ、挑戦すればするほど分からなくなってしまって。

そんな時、アニース役の伊瀬(茉莉也)さんが「子どもって、前のめりより縦に跳ねるように走るかも。ボールを前に投げるんじゃなくて、上下にポンポンって弾むような、縦の弾みが出るように演じてみたら?」とアドバイスをくださって。その後はすぐにOKが出たんです! あのアドバイスがなかったら収録出来なかったと思います。本当に感謝でいっぱいです。

齋藤:そうだったんですね! 一発でOKが出たのだと勝手に思っていました……! 僕が印象に残っているのは、自分の未来に対する希望や「これを学びに行きたい」という気持ちを表すシーンです。最初はマイペースでゆったりとした喋り方を意識していたのですが、監督から「もっと希望を前に飛ばすような、送り出すような感じで喋ってほしい」とお話がありました。

他にもワンシーンずつ、「こういうことをやってほしい」とディレクションいただきながら演じていきました。そもそもムハンマドは重要なセリフが多いので、最初に台本を読んだときは、プレッシャーも感じながら(笑)。

関根:うんうん。

齋藤:ムハンマドのセリフは普段の自分からは出ないような大人っぽくて優しい、それでいて賢い言葉が多いので、そこにしっかりとした温度感を持たせられるよう心がけました。

――ちなみに完成した本編映像をご覧になっていかがでしたか?

関根:映像自体もとても素晴らしくて! 坊っちゃんが花びらをフワッと散らすシーンは背景も綺麗ですし、花びらが空に向かって飛んでいく表現もすごく大好きなんです!

齋藤:あそこ、僕もお気に入りです!

――ちなみに齋藤さんは声優業のご経験は?

齋藤:以前、劇場アニメで経験させていただいたことはあるのですが、TVアニメのアフレコは初めてだったんです。そのときに演じていた役が勢いを大事にする陽気なキャラクターだったのに対して、今回のムハンマドは「安心感」を出せたらいいなと思っていたのですが、やっぱりものすごく緊張していて……。制作の方にも「大丈夫でしょうか?」とたくさん聞いてしまいました……!(笑)

関根:(笑)。収録もご一緒したかったです!

齋藤:僕もご一緒したかったです。収録が別々だったんです。

関根:実はこのインタビューの前にやっとご挨拶することができたんです。齋藤さんのお芝居は、本当に丁寧に一つ一つを積み上げて収録されていると感じましたし、お人柄も「まさに坊っちゃんだ!」と思いました。

齋藤:も、もったいないお言葉です……! ありがとうございます。

――関根さんにお聞きしたいのですが、現場の雰囲気としてはいかがでしょうか?

関根:アフレコ現場の休憩時間は和気あいあいとしていました。体力をすごく使う作品なのでみんなお腹が空きがちで、毎回素敵な差し入れをいただくので「今日も美味しそうなのあるよ!」とみんなでモグモグ食べていました。また、作品のお話や、それぞれが収録にあたって調べてきたモンゴルの歴史、さらには日本史の話にまで広がったりして。

でも、いざ収録が始まるとピリッと電気が走るような感覚で。先輩方が作ってくださる大きなお芝居の波に、私は必死に乗っていくようなとても充実した挑戦の現場でした。

「知ること」の大切さ――二人が今、学び直したいものとは?

――ムハンマドの言葉によって学問に興味を持つシタラですが、お二方が今「勉強してみたいこと」はありますか?

齋藤:僕はちょうど今年から大学生になりまして、映画について学んでいるんです。自分が携わってきた映画界のことでも、歴史など知らないことばかりで。それをしっかり学べる環境に通えるのはありがたいなと思っています。芸術には答えがない分、奥が深いので、時間が許す限り突き詰めて勉強していきたいですね。

関根:ムハンマド坊っちゃん過ぎて。 もうこの回答だけでいいんじゃないかなと思うのですが……。

齋藤:いやいやいや!(笑)

関根:私は、学生時代にもっと国語の文法を勉強しておけばよかったなとよく思います。日本語だし喋れるからいいやと油断せずに、接続詞の役割などをしっかりやっておけばと……。本作でナレーションを担当させていただくにあたって、難しい言葉も多いので悩みながら収録したこともあり、改めて学び直さねばと思います。

齋藤:たしかに、難しい用語が多いですものね。

関根:もっと学んでいたらより良くできていたのかもしれないと、たらればを考えてしました。

齋藤:そうなんですね。僕も今から学んでいきたいと思います……!

関根:お互いに頑張りましょう!

――最後に、アニメ『天幕のジャードゥーガル』の今後の注目ポイントや、ファンの方へメッセージをお願いします。

齋藤:本当に壮大な世界観で、これからもどんどんその世界が広がっていきます。僕もムハンマドとしてシタラを見守っていきたいですし、オープニングやエンディングの楽曲などの音楽も素晴らしいので、ぜひそこも楽しんでいただければと思います。

関根:第1話から第2話の途中くらいまでの、シタラの「幸せな思い出」が、今後の彼女にとって、大切な宝物であり、楔となって物語が進んでいきます。彼女がどうやって道を切り開いていくのか、ぜひ見守っていただきたいです。

またこの作品には「悪」というものがないのではないかと感じています。誰もが己が信念だったり愛のために戦っており魅力にあふれていて。そんな魅力いっぱいなキャラクターが次々と登場していきますし、モンゴルの風習や仕草一つ一つが細かく描かれているので、そういった細部にもぜひ注目して楽しんでいただけたら嬉しいです。

インタビューの様子を動画でもチェック!

天幕のジャードゥーガル 作品情報

◆ストーリー
少女と妃。
復讐の絆で結ばれた二人が、地上最強の帝国に嵐を起こす――。

母を亡くし、故郷からも遠く引き離された幼い少女・シタラは、
学者一家の心優しい奥方・ファーティマに拾われる。
「勉強して賢くなれば、どんなに困ったことが起きたって何をすれば一番いいのかわかるんだ」――
ファーティマの息子・ムハンマドの言葉に心を揺さぶられたシタラは、
"知"の可能性と大切さを知り、教養を深めていく。
いつの日にか、ムハンマドに追いつくことを夢見て……。

その頃、皇帝チンギス・カンによる地上最強の「モンゴル帝国」が日に日に勢力を拡大していた。
その歴史のうねりは、ついにシタラの住む街をも巻き込んでいく。
帝国の第四皇子トルイによってすべてを奪われ捕虜となったシタラは、
ただ一つ残った“知恵”を駆使して王族に取り入り、帝国を内側から崩壊させようと決意する。

心に復讐の炎を宿しつつ、表向きは帝国に仕える身となったシタラはある日、第三皇子オゴタイの第六妃ドレゲネと運命的な出逢いを果たす。彼女もまた壮絶な過去を抱え、心の内に帝国への深い恨みを秘めていた。

シタラとドレゲネ。
出逢うはずのなかった二人が手を取り合うとき、運命が大きく動き始める

◆放送情報
テレビ朝日系全国24局ネット“IMAnimation”枠:2026年7月4日(土)より 毎週土曜 夜11時30分~ ※初回は7月4日(土)夜11時~2話連続放送
BS朝日:2026年7月4日(土)より 毎週土曜 深夜1時~ ※初回は7月4日(土)深夜1時~2話連続放送
AT-X:2026年7月5日(日)より 毎週日曜 夜10時30分~ ※初回は7月5日(日)夜10時~2話連続放送
CSテレ朝チャンネル1:2026年7月12日(日)より 毎週日曜 夜10時~
アニマックス:2026年8月1日(土)より 毎週土曜 夜9時~

◆スタッフ
原作:トマトスープ『天幕のジャードゥーガル』(秋⽥書店「Souffle」連載)
総監督:⼭⽥尚⼦
監督:Abel Gongora
シリーズ構成:加藤還一
キャラクターデザイン・作画チーフ:吉田健一
演出チーフ:藤倉拓也
美術監督:樺澤侑里
色彩設計:今野成美
撮影監督:高橋直希
編集:廣瀬清志
音楽:日野浩志郎
音響監督:小沼則義
アニメーション制作:サイエンス SARU

◆キャスト
シタラ:関根明良
ドレゲネ:小清水亜美
ファーティマ:桑島法子
ムハンマド:齋藤 潤
オゴタイ:下野 紘
トルイ:鈴木崚汰
シラ:入野自由
チャガタイ:浪川大輔
ジュチ:野島健児

◆公式サイト
◆公式X(@anime_jaadugar)

(C)トマトスープ(秋田書店)/天幕のジャードゥーガル製作委員会
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