
富田美憂さん、朝井彩加さんが10年ぶりの思い出を語る『劇場版アイカツスターズ!』-Anniversary Stars- 舞台挨拶レポート
2026年7月4日(土)、新宿バルト9にて「『劇場版アイカツスターズ!』-Anniversary Stars-」公開記念舞台挨拶が開催されました。
本映画は、今年10周年を迎えた『アイカツスターズ!』の劇場版を、リバイバル上映するというもの。
舞台挨拶には虹野ゆめ役の富田美憂さん、桜庭ローラ役の朝井彩加さんが登壇。10年前の劇場版公開当時と同じ劇場での開催ということもあり、会場には当時から作品を応援してきたファンの姿も多く見られました。
冒頭で客席に向けて10年前にも映画を見たことがある人を尋ねると、多くの手が上がり、長年愛され続ける作品であることを改めて実感する一幕も。
本稿では、そんな舞台挨拶の模様をレポートしていきます。
「大人になったらネイルがしたい」10年前の思い出話に会場もほっこり
開幕の挨拶で富田さんは、当時作品を見ていた子どもたちも成長し、今ではさまざまな世代のファンが劇場に集まっていることに感慨を覚えた様子。一方の朝井さんも、10年前と同じ新宿バルト9で舞台挨拶を行えることへの喜びを語り、当時とはまた違った視点で作品を楽しめると話します。
まずは10年ぶりということで、10年前のアフレコや上映当時のエピソードが次々と飛び出しました。
朝井さんが印象的だった出来事として挙げたのは、当時まだ学生だった富田さんとの思い出。今日の会場に向かう間にふと「大人になりたい」と話していた富田さんの姿を思い出したといい、「大人になったら何したいの?」と尋ねると「ネイルをしてみたい」と語っていたことが強く記憶に残っていると話します。
また、劇場版のアフレコはテレビシリーズ開始から間もない時期に行われたそう。アフレコの思い出を聞かれると、収録は2日間に分けて行われ、まるで合宿のような雰囲気で楽しかったというエピソードも明かされました。
一方で朝井さんは、劇場版で描かれたS4のステージがあまりにも印象的であり、当時はテレビシリーズの収録も序盤だったため「S4になるって信じて疑わなかった」と語り会場は大きな笑いに包まれました。
劇場版のお気に入りシーンについて話題が及ぶと、2人はそろってゆめとローラの関係性を象徴する場面を挙げていきます。
富田さんは、物語の大きな転機となる2人の衝突と和解のエピソードに言及。改めて作品を見返したことで、小春やあこといった仲間たちの物語にも新たな魅力を感じたそうです。
朝井さんが特に印象深かったというのは、クライマックスの仲直りのシーン。アフレコでは何度もリテイクを重ねながら表現を模索した末、最後は「一回全部忘れて二人の好きなようにやってみて」と言われたテイクが採用されたことを明かしました。
また、ゆめとローラの関係については、ライバルでありながら親友でもあり、お互いを高め合う唯一無二の存在だと語る2人。作品を通じて少しずつ変化していった関係性について、それぞれの視点から振り返っていきました。
「ちゃんと休めてる?」10年後のゆめとローラに聞いてみたいこと
公開10周年にちなみ、「10年後のゆめとローラに聞いてみたいこと」という質問がMCから飛び出すと、朝井さんは、「ちゃんと休めてる?って聞きたい」と回答。努力家なローラだからこそ無理をしすぎていないか気になると語り、頑張りすぎずに休むことの大切さに触れていました。
富田さんも、大人になった今だからこそ当時とは違う視点を持つようになったと話し、「喉大事にしてるかって聞きたい」と、健康を大切にしてほしいとコメント。自身も当時は学生だったため「頑張らなきゃって気持ちがあったし、肉体が若いから頑張れちゃうんですけど、大人になってみたらわかる。ちゃんと休もう」と話すと、観客から笑いが巻き起こりました。
さらに、どれだけ忙しくなっても2人には定期的に会っていてほしい、ご飯に一緒に行っていてほしいという願いも明かされ、会場からは共感の声が上がっていました。
再び集う仲間たち。お二人が語る新作映画への期待
イベント後半では復刻版パンフレットや新グッズの紹介に加え、発表されたばかりの新作映画『アイカツスターズ! ~星々のProgress~』についてのトークも行われました。
富田さんは、10周年を迎える前から監督に話だけは聞いていたことを明かしつつ、再び『アイカツスターズ!』の世界に戻ってこられることへの喜びを話します。
朝井さんも、再び当時のメンバーと集まってアフレコできることを楽しみにしている様子で、新作への期待を膨らませていました。
まだアフレコ前でどんな物語になるのかキャスト陣も知らないそうで、どのような物語になるのか予想もしてみることに。ライブシーンや新曲への期待はもちろん、どんな時間軸の物語なのか、成長したキャラクターたちの日常を見てみたいなど、様々な想像が膨らんでいました。
新作の期待を語ったところで、最後はキャスト陣からファンへ向けてメッセージが贈られます。
朝井さんは「10年越しとなってもこれだけたくさんの方が愛してくれて本当に嬉しいです。みなさんの思いがあってこそのリバイバルや新作映画に繋がっているので、来年初春をみなさんと同じ気持ちで楽しみにしつつ、アフレコ頑張っていきたいと思います。楽しみにしながらさらなる応援をよろしくおねがいします」とコメント。
富田さんは「10年経ってもこうやって「ゆめ役の富田美憂です」と名乗れることに嬉しさを噛み締めています。アフレコはこれからですけど、ワクワクした気持ちしかなくて。テレビシリーズ最終回のアフレコが終わった後、『いつでも(続きを)出せるように準備しておきます』って言ったのを思い出して、こうして叶ったことが嬉しいです。また来年の初春にこうしてみなさんの前で話せれば嬉しいです。劇場版楽しみにしていてください!」と語ってくれました。
10年前に公開された『劇場版アイカツスターズ!』を振り返るリバイバル上映でありながら、その先に待つ新たな物語への期待も感じさせた今回の舞台挨拶。温かい拍手に包まれながら、イベントは幕を閉じました。
[取材・文:二城利月]






























