
『片田舎のおっさん、剣聖になるII』キャスト連載インタビュー第1回! ミュイ・フレイア役 仲田ありささん|ベリルとの信頼が深まったからこそ見られる素の表情……そしてちょっと大人になったミュイの姿
ベリルへの信頼から変わった素の表情のミュイのお芝居
──そして、第二期の放送が既にスタートしています。第1話や第2話をご覧になった感想もいただけますでしょうか?
仲田:第1話はやっぱり、「おっさん剣聖」が帰ってきたという安心感がありました。ミュイがベリルに憧れて魔術師学院の剣魔法科に入ったことをルーシーにバラされるシーンがあるのですが、そんなベリルはミュイの憧れが、自分ではなく自分の剣に向けられていると解釈しているんです。自分に矢印が向いていると思わないのが、謙虚なベリルらしいなと思いました。
フィッセルが隙あらばベリルを自慢しているところもめちゃくちゃ可愛かったです。ふたりが立ち合う前にベリルが剣魔法の使い手の戦い方に興味を示しているのですが、自分が戦う前提になっていてやっぱり剣士なのだと思わされました。
──ミュイは魔術師学院で同い年くらいの子たちと交流していきますよね。
仲田:人付き合いに慣れていない等身大の女の子として演じるよう心がけていました。馴染むまでに時間はかかっているのだろうけれど、同級生に対して悪い印象を持ってはいなかったですし。前向きに頑張っているので、暗い印象にならないようにしています。
きっと馴染めていないのは、心がガチガチに緊張してしまっているからなんです。それに応じて身体もガチガチになっているだろうなと思ったので、演じる時はそんなミュイと同じようにガチガチに固まったような状態で喋るようにしていました。
後半はみんなと仲良くなっているので、そこからは力を抜いてラフに喋るようにしています。同級生たちとは物理的にも目線が近いので、しっかり気持ちを伝えてくださいというように、ミュイの心情を細かくディレクションしていただいたことも覚えています。
──大人たちとの関わり方も変わっていきそうですね。
仲田:後々ベリルと田舎に帰った時に、モルデアとフレンと関わることになります。ふたりとはベリルとはまた違った心の距離の縮め方になったなと。フレンにご飯が「美味しい?」と尋ねられた時も、素直に返せるくらいトゲがなくなっていて。
モルデアはミュイに対して冗談を言うこれまでにあまり会ったことがないタイプだと思いますが、しっかり子供として扱ってくれたので、モルデアに対しても素直なお芝居になったかなと。
第4話だったと思うのですが、モルデアの台詞の言い方が凄く可愛かったんですよ。内田さんがその台詞を言い終わった後に、スタジオ内でも「可愛い!」と盛り上がることがありました。私もそこはお気に入りですし、現場でのエピソードも印象に残っています。
──ベリルとの関係性もまた徐々に深まっていくと思います。
仲田:第二期では第一期以上にいい意味でぶっきらぼうさが増しているように思っていました。第一期でもぶっきらぼうではあるのですが、その時はまだベリルを信じ切れておらず遠慮や緊張があったんです。
第二期では映像を見ると若干怒っているように見えなくもないのですが、ベリルへの信頼があるからこそ、元々持っていた気質として自然とぶっきらぼうになっていて。信頼しているからこそラフでも大丈夫だという安心感があるので、身体の力を抜いてぶっきらぼうに演じるようにしていました。
──そんなベリルを演じる平田さんとの掛け合いはいかがでしたか?
仲田:第一期の出会ったばかりの頃のような、この年齢の女の子とどう接したらいいのかわからない感じがなくなり、本当の家族かのような存在として扱ってくれているお芝居だなと思いました。ミュイが「ちゃんと片づけておいてよ」と言われた時も、遠慮しているような言い方ではなく家族に対してお願いするような距離感でした。
──第二期第2話までで仲田さんが印象に残っている場面もお教えください。
仲田:第1話の終盤にミュイから「今よりもっと強くならねーのか?」と尋ねられて、ベリルが「なれるものならなりたいけど、俺はこのくらいかな」と返すシーンがありました。その後、ミュイは「まだいけるだろ」「歳を理由にしてそう思い込んでいるだけなんじゃねーの」と言うのですが、テストの時は「いや、まだまだ」みたいなイメージでお芝居をしたんです。ですが「ストレートに励ましてください」とディレクションがありました。
第一期では台詞と感情がかなりストレートなイメージがあって、その通りに演じていました。第二期ではそこにミュイ自身の相手に対する心情がプラスされているとのディレクションがあり、第一期と第二期の間の短期間にも大人になっているんだなって思ったんです。
第2話ではミュイが剣魔法科の同級生のシンディのハンカチを洗うシーンがあるのですが、テストでやっている時はちょっと洗う力が強すぎると言われちゃいまして。シンディごめんねと思いながら、本番では力強くではなく一生懸命に洗っているように意識を向けました。
──今後の第二期の見どころについてもネタバレにならない範囲でお教えください。
仲田:第一期ではベリルとミュイが家族になっていく様が丁寧に描かれましたが、その時は比較的ベリルが近くで成長を見守ってくれていました。第二期では魔術師学院へ行ったり、ベリルが仕事で出張している間は寮で友達と過ごしたり、自宅でひとりお留守番するようになっています。
そうやってミュイが自分で考えて周囲の人たちと関わり、成長していくところが描かれていきます。お姉さんを亡くしてスリをやっていたことから、きっと友達もいなかったと思うんです。第二期では年齢の近い子たちと次第に友達になっていくので、第一期では見られなかった等身大な一面も見られます。
人見知りだけど他の子たちとなんとか関わったり、剣魔法科で剣や魔法を学んだり、学生生活を送る中でミュイがどんな表情をしているのかだったり、それを経たうえでどんな決断をするのかが丁寧に描かれていきます。そのあたりに注目していただけると嬉しいです。
ミュイは不思議と周りから気にかけてもらえる存在だと思うのですが、なんでそうなのかと考えた時に、きっと根っこの部分が素直で嘘が付けないからだし、若干大人ぶりつつも子供らしい無邪気な一面を持っていて、それが滲んでいるからだと思いました。そんな彼女の根っこの部分や、成長した姿を自然に演じられていたら嬉しいです。
──最後に今後の放送に期待している視聴者さんへのメッセージをお願いします。
仲田:第二期では第一期以上にそれぞれのキャラクターたちが深掘りされ、今まで見られなかった表情をたくさん見せてくれます。もちろん、剣戟も見応えがあるシーンが盛りだくさんです。
ルーシーが第1話で「真の強者であれば、歳がいくつになろうと変わり続ける、変わらねばならん」と言っていたように、この第二期を通してベリルがどんな変化を見せてくれるのか、何を決断して剣聖への道を歩みだすのかを最後まで見届けてください。
『片田舎のおっさん、剣聖になるII』作品情報

放送・配信情報
7月8日(水)よりテレビ朝日系全国ネット“IMAnimation W”枠、BS朝日、AT-Xにて放送中!
Prime Videoにて7月9日(木)より 世界独占配信中!
放送情報
テレビ朝日系全国ネット:7月8日より 毎週水曜 よる11時45分~ “IMAnimation W”枠(※一部地域を除く)
AT-X:7月9日より 毎週木曜 よる11時〜
【リピート放送】毎週月曜 午前11時~/毎週水曜 午後5時~
BS朝日:7月12日より 毎週日曜 よる11時30分~
配信情報
Prime Videoにて7月9日(木)より 毎週木曜 午前0時15分~ 世界独占配信!
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スタッフ
原作:佐賀崎しげる・鍋島テツヒロ(SQEXノベル/スクウェア・エニックス刊)
監督:鹿住朗生
シリーズ構成:岡田邦彦
キャラクターデザイン・総作画監督:早坂皐月
副監督:古我望/川島勝
コンセプトデザイン:島すずめ/夢野れい
色彩設計:鈴木咲絵
美術監督:山下泰希
撮影監督:池田健一
3Dアニメ―ション制作 :YAMATOWORKS
編集:丹彩子
音響監督:ひらさわひさよし/松尾崇宏
音楽:高梨康治
アニメーション制作:パッショーネ×ハヤブサフィルム
プロデュース:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
キャスト
ベリル・ガーデナント:平田広明
アリューシア・シトラス:東山奈央
スレナ・リサンデラ:上田瞳
クルニ・クルーシエル:広瀬ゆうき
フィッセル・ハーベラー:矢野妃菜喜
ミュイ・フレイア:仲田ありさ
ルーシー・ダイアモンド:斎藤千和
ヘンブリッツ・ドラウト:石川界人
モルデア・ガーデナント:内田直哉
ハノイ・クレッサ:近藤隆
クリウ・ライバーク:峯田大夢
プリム:内田愛美
モーリス・パシューシカ:家中宏
主題歌
オープニング主題歌「クレナイノハ」ユニコーン
エンディング主題歌「未完成」BLUE ENCOUNT
第二期イントロダクション
片田舎の剣術師範ベリル・ガーデナント。
彼はいまや騎士団の特別指南役として、そして孤児の後見人として、首都での日々に馴染みつつあった。
しかし、取り巻く環境はベリルに安穏を許さない。
魔術の学究に勤しむ教育機関で。
乗り越えるべき壁がそびえる故郷で。
国境を臨む辺境伯領で。
策謀渦巻く異国の地で。
ベリルは剣士として、ひとりの人間として、
避けることのできない新たな戦いに立ち向かう──

































