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『黄泉のツガイ』第18話「風神と雷神」振り返り|相方を探すダンジは狼煙でユルに助けを求める

影森アスマは敵じゃない!? 相方を探すダンジは狼煙でユルに助けを求める──『黄泉のツガイ』第18話「風神と雷神」を振り返ろう!

月刊「少年ガンガン」で大好評連載中の幻怪ファンタジー『黄泉のツガイ』。『鋼の錬金術師』や『銀の匙』などで知られる荒川弘先生の最新作で、シリーズ累計750万部を突破。そんな本作のアニメの放送が2026年4月から2クール連続で放送中です。

“夜と昼を別つ双子”の兄・ユルと妹・アサを中心に、妖怪のような、幽霊のような、“ツガイ”と呼ばれる「ふたつでひとつの対なる存在」を使役するツガイ使いたちの戦いが描かれる、日本を舞台にしたバトルファンタジー漫画です。

本稿では、各話の内容や注目シーン、話題の場面をSNSに寄せられたファンの声とともに振り返っていきます。今回は第18話「風神と雷神」。

前話では、フジムラヤマ倉庫で捕まったユルが隙を見せた新郷ハヤトに奇襲をかけるも、彼のツガイによって返り討ちに遭ってしまいました。デラと「山賊」がユルの保護に向かっていますが、手強そうな新郷にどう立ち向かうのでしょうか。

※本稿には第18話のネタバレ要素が含まれます。

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黄泉のツガイ
スクウェア・エニックス×アニプレックス×ボンズ再び!「鋼の錬金術師」荒川弘が描く幻怪ファンタジーが待望のTVアニメ化決定!国内外から今なお熱い支持を得る名作「鋼の錬金術師」の荒川弘が描く最新作にして、月刊「少年ガンガン」にて大好評連載中のシリーズ累計400万部を突破する本作が、待望のTVアニメ化決定!謎と怪奇が交錯する新感覚ツガイバトル。息もつかせぬ幻怪ファンタジーが、今動き始める。作品名黄泉のツガイ放送形態TVアニメスケジュール2026年4月4日(土)~TOKYOMX・BS11ほかキャストユル:小野賢章アサ:宮本侑芽田寺リュウ:中村悠一ガブちゃん:久野美咲右:小山力也左:本田貴子段野ハナ:島袋美由利影森ジン:諏訪部順一ガブリエルほか:村瀬歩ダンジ:逢坂良太ヤマハ:有馬瑞香田寺ケン:藤原夏海影森アスマ:石田彰与謝野イワン:三木眞一郎スタッフ原作:荒川弘(掲載月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)監督:安藤真裕シリーズ構成:高木登キャラクターデザイン/総作画監督:新井伸浩ツガイデザイン:杉浦幸次 伊藤嘉之美術監督:大西達朗美術設定:多田周平 小木斉之色彩設計:後藤ゆかり撮影監督:張盈穎3D監督:佐々木瑞生編集:髙橋歩音楽:末廣健...

風神雷神とマメガラスの能力

新郷に奇襲をかけるも、ツガイ・風神と雷神によって返り討ちに遭ってしまったユル。雷神の電撃によってユルの身体は痺れ、動けない様子です。風神・雷神はその名の通り、それぞれ風と雷を操るツガイ。シンプルな能力ながらかなり高い戦闘力を備えていそうです。

その頃、新郷と連絡が取れなくなった部下たちは慌てており、新郷のいる建物の近くにいる下っ端の男に様子を見に行くよう指示。連絡を取る様子をデラと「山賊」が物陰からそっと窺います。

男がユルのところに行くと分かると、「山賊」は自身のツガイ・マメガラスを使い、男の身体を乗っ取ります。ガニマタが標的のうなじにくちばしを差し込むと、見る見るうちにその身体を侵食。

一度乗っ取ってしまえば、思考も行動も思いのままのようで、「山賊」の元にいるウチマタを通して、思い通りに喋らせることもできるようです。可愛い顔して恐ろしい能力……。

デラが「その気になりゃ言うこと聞かない双子をマメガラスでコントロールできるな」と指摘しており、ゾッとしました。ハナの言う通り東村関係でまともな人はいないですね。

ともあれ、マメガラスの力でデラと「山賊」は新郷たちのいる場所に乗り込むことに成功。2人と新郷が戦い始めると、アスマは夜桜で再びユルを包み込み別の場所に移動させます。アスマ曰く「ユルくんを敵の手に渡さないための緊急避難ですよ」とのこと。

「ユルがいないならここに用はない」そう言ってデラと「山賊」も早々に退却。すかさず新郷が風神で2人を吹き飛ばしますが、デラはその風圧に乗じて上手にその場を離脱し、ユルをさらった夜桜の後を追います。夜桜はどこにユルを連れて行こうとしているのでしょうか。

アスマは敵じゃない!?

最初にユルを連れ去った時とは違い、デラについて来いと言わんばかりにゆっくりと飛ぶ夜桜。ビルの屋上に降り立ち、夜桜はユルを解放します。

直後に到着したデラは夜桜を警戒して銃を向けますが、ユルはそれを制止。ユルは夜桜が敵ではなく味方だと言うのです。実は最初にさらわれた際、ユルは夜桜のお腹の中で説明を受けていました。

そこで聞いたのは、アスマはユルの敵ではないということと、アスマは伯父である新郷を殺したいほど憎んでいるということ。

ハヤトをはじめとする新郷一族は、アスマの母・イオリを幼少の頃から蔑み、否定し続けていました。しかし、そんな彼女が影森家の当主・ゴンゾウに見染められると、影森家の縁戚であることを最大限に利用するように。

新郷がここまで事業を拡大し、財を築けたのも影森家の権力あってのこと。それにもかかわらず、イオリには一切の感謝も労いもありませんでした。母がそのように扱われて、アスマが新郷を強く憎むのも当然ですね。

そして、際限のない欲望の矛先は「解」と「封」に向いており、そのために新郷はイワンなど数多くのツガイ使いを雇って今回の件を起こしているよう。

ゴンゾウはこれを機に、新郷をはじめとする裏切り者の証拠を掴んで一掃する考えであり、そこに新郷を倒したいアスマが乗ったのでした。

「いつもそばにいるなら自分達で新郷の首を取ろうと思わないのか」ユルがそう尋ねると、少しうなだれた様子を見せる夜桜。

というのも、新郷の風神雷神と彼ら金烏玉兎は非常に相性が悪く、絶対に勝てない相手。アスマはそれをよくわかっているため、ずっと我慢して新郷に従っているふりをし続けているのだと言います。

「優しい子だよ 私と朝霧のためにずっと我慢して生きてきた」と夜桜は優しい自身の主に思いを馳せます。そう思うからこそ、主の役に立てないことはとても悔しいでしょうね。

しかし、「優しいって言われても…あの笑みがめちゃくちゃ胡散臭いのだが…」とどうにも腑に落ちない様子のユル。それに対しては、夜桜も「あの子…何であんな企み顔になってしまうんだろうね…」とコメント。

「顔で損してる」で前半パートが締められる構成には思わず笑ってしまいました。企み顔もそうですが、アニメで石田彰さんが声優を務められたことで、さらにブーストがかかってしまっている気もします……。

夜桜がアスマの保護者のような口ぶりだったのもよかったですね。落ち着いて大人びた雰囲気のアスマが子供扱いされていて、ちょっとほっこりしました。

狼煙を使って助けを求めたダンジ

一方、人質としてとらえられている村の子供・アザミと偽アサの見張りのところにも、影森家当主とアサが来ていること、ユルが原因で新郷と連絡が取れなくなったと連絡が入りました。

動揺する見張り達の隙を見て、偽アサは近くまで来ている自身の相方・ダンジの元に触手を這わせて接触することに成功。アザミといっしょに監禁されていることや見張りもツガイ使いばかりで逃げることは難しそうであるという現在の状況を伝えます。

さらに、ダンジは相方づてにユルとアサも近くに来ていると知り、いっしょにいた宇宙人ツガイは「なら、左右様に助けてもらいましょう!」「なんてったって私たちは左右様とツガ友ですから!」と協力を仰ぐことを促しますが、嬉しそうな2人に対し顔の曇るダンジ。

「アサちゃんがたぶん俺の相方を嫌っているし、ユルも俺…あんなことしちゃったから…助けてなんて言えないや」と心痛な面持ちです。

しかし、宇宙人ツガイは「頼ってみましょうよ!」「怒っててもきっと来てくれますよ!」と明るくダンジを励ましてくれました。その言葉に勇気をもらったダンジは、東村で使っていた狼煙でユルに連絡を取ってみることに。

その頃、ユルはデラから与謝野イワンが両親のことを知っているようだったこと、そしてイワンを生け捕りにするため左右様が戦闘中だということを聞き、早速加勢に向かおうとしていました。

その時、ユルの目に映ったのはダンジからの狼煙。東村にいた頃、2人は山と村でよくやりとりをしていたと言います。

「請う 助け…ダンジが助けを求めてる」ダンジからのメッセージを受け取ったユルは、両親の手掛かりとダンジのどちらに向かうのでしょうか……。

様々な通信機器がある下界だからこそ東村で使われていた狼煙が活きる展開がよかったですね。そこにユルとダンジの思い出が絡むことで、これまで2人が築いてきた関係も感じることができました。

ユルに助けを求めたことを相方にも伝えたダンジ。相方もダンジ同様、騙していた自分たちをユルが助けに来てくれるか不安な様子です。

すると部屋の外が急に騒がしくなり、派手に吹き飛ばされた部屋の扉。ユルが助けにきてくれたかと思い、アザミも偽アサも顔を期待でいっぱいにしますが、現れたのはユルではなく本物のアサ。

東村の狼煙がわかるアサも先ほどの狼煙を目撃していたようで、「兄様かと思って来たのに……チィッ」と心底嫌そうな顔で銀河級の舌打ちをかますアサ。

助けが来たはずなのに、アザミも偽アサも恐怖でガタガタ……。アサの背後でなんとも言えない表情をしているフユキが地味にツボでした。

優しいユルではなく怖い方が来てしまったわけですが、とりあえず人質救出の目処は立ったと思ってよさそうです。たぶん。

作品情報

黄泉のツガイ
作品名 黄泉のツガイ
スケジュール 2026年4月4日(土)~
TOKYO MX・BS11ほか
あらすじ スクウェア・エニックス×アニプレックス×ボンズ再び!

「鋼の錬金術師」荒川弘が描く幻怪ファンタジーが待望のTVアニメ化決定!

国内外から今なお熱い支持を得る名作「鋼の錬金術師」の荒川弘が描く最新作にして、月刊「少年ガンガン」にて大好評連載中のシリーズ累計400万部を突破する本作が、待望のTVアニメ化決定!

謎と怪奇が交錯する新感覚ツガイバトル。

息もつかせぬ幻怪ファンタジーが、今動き始める。
キャスト ユル:小野賢章
アサ:宮本侑芽
田寺リュウ:中村悠一
ガブちゃん:久野美咲
右:小山力也
左:本田貴子
段野ハナ:島袋美由利
影森ジン:諏訪部順一
ガブリエル ほか:村瀬歩
ダンジ:逢坂良太
ヤマハ:有馬瑞香
田寺ケン:藤原夏海
影森アスマ:石田彰
与謝野イワン:三木眞一郎
スタッフ 原作:荒川弘(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)
監督:安藤真裕
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン/総作画監督:新井伸浩
ツガイデザイン:杉浦幸次 伊藤嘉之
美術監督:大西達朗
美術設定:多田周平 小木斉之
色彩設計:後藤ゆかり
撮影監督:張盈穎
3D監督:佐々木瑞生
編集:髙橋歩
音楽:末廣健一郎
音響監督:若林和弘
音響効果:緒方康恭
プロダクション・スーパーバイズ:ボンズ
アニメーション制作:ボンズフィルム
主題歌 OP1:「飛ぶ時」Vaundy
OP2:「back shot」音田雅則
ED1:「飛ぼうよ」yama
ED2:「孔雀」菅原圭
電子書籍 『黄泉のツガイ』電子書籍(コミック)

(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX, Project TSUGAI (C) Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX

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わたなべみきこ
出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。
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