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- おかもとみか
- 2021夏デビューのオトナ女子新人ライター。ミドル層の男性声優さん関連記事を書くことが多いです。

月刊「少年ガンガン」で大好評連載中の幻怪ファンタジー『黄泉のツガイ』。『鋼の錬金術師』や『銀の匙』などで知られる荒川弘先生の最新作で、シリーズ累計750万部を突破。そんな本作のアニメの放送が2026年4月から2クール連続で放送中です。
“夜と昼を別つ双子”の兄・ユルと妹・アサを中心に、妖怪のような、幽霊のような、“ツガイ”と呼ばれる「ふたつでひとつの対なる存在」を使役するツガイ使いたちの戦いが描かれる、日本を舞台にしたバトルファンタジー漫画です。
本稿では、各話の内容や注目シーン、話題の場面をSNSに寄せられたファンの声とともに振り返っていきます。今回は第19話「刀と弓」。
新郷と影森家との闘いがいよいよクライマックスに向かっていることを表わすかのように、第19話はこれまでのおさらいから始まりました。第2クールも後半戦へ突入し、事態はいよいよ佳境を迎えます。
※本稿には第19話のネタバレ要素が含まれます。
東村の狼煙が使われていたことから、兄様がいると思い乗り込んできたアサは当てが外れて舌打ちしつつも、偽アサとアザミの救出に成功。陰陽ちゃんを使って2人を安全な場所に確保します。アサは偽アサに「ここを出たら兄様にちゃんと説明しなさいよ。今までのこと全部!包み隠さず!」「お願いだから兄様にはウソをつかないで」と忠告します。
一方、建物の外でアサたちの襲撃の様子を見守るダンジたちの元へ、ひょっこりデラとユルが合流します。ユルが助けに来てくれたことを知ったダンジは泣いて喜びますが、「…べべべべつにおまえを助けに来た訳じゃないからな!」と慌てふためきながら言い訳めいた言葉を口にするユル。
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— 「黄泉のツガイ」TVアニメ公式 (@tsugai_official) August 17, 2026
黄泉のツガイ
見聞録
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第十九話 刀と弓
「…べべべべつにおまえを助けに来た訳じゃ
ないからな!」
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合流したゴンゾウとともに新郷の手下を制圧したアサは、そんなユルの声を察知して窓の外に兄様の存在を発見。大歓喜でユルの無事を確認します。アサの「兄様アンテナ」の感度のよさに、フユキは若干引いていましたね(笑)。
そんなアサもダンジから礼を言われ、照れた様子で「べべべ別にあなたのためにやったわけじゃないし!」とツンデレのような言葉を口にしていて、似たもの兄妹である様子が描かれていました。デラ同様、視聴者も思わずにやにやしちゃいます。
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— 「黄泉のツガイ」TVアニメ公式 (@tsugai_official) August 18, 2026
黄泉のツガイ
見聞録
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第十九話 刀と弓
「ユルとアサちゃん似てるよな」
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新郷ハヤトの元へ向かうため「またあとでね」と伝えるアサに「おう!」と返すユル。そんな何気ないやりとりですら「普通に返事してくれた」と歓喜するアサのブラコンぶりや、ケンカ別れのようになっていたユルとダンジがこれまでどおり遠慮なく「バカ」「バカ」言い合う様子が、なんとも癒やされるシーンでしたね。
人質の確保を確認できたユルとデラは、イワンと闘う左右様の元へ急ぎます。その道すがらライフルの説明をするデラは、イワンをツガイごと生け捕りにしたいが難しいかもしれないこと、ユルは絶対に近接戦には加わらないことを伝え、最後にユルにこう宣言します。
「おまえの命に関わる状況になったらオレは迷わずこれをぶっ放す。あるいはおまえの許可があればそん時もぶっ放す。」
その頃、左右様とイワンの交戦は激しさの一途を辿っていました。左右様を相手に2対1でありながら、飄々と攻撃を躱すイワン。H型鋼鉄で攻撃をしかける左さんを、鋼鉄ごと斬って行く大凶の切れ味や攻撃力も目を瞠るものがあります。無表情で腕を斬らせる左さんの気迫もすさまじいですね。
しかし、そんなイワンへ放たれた一本の矢。イワンを狙っているのはもちろんユル。月を背に弓を引く姿は神々しさすらありました。
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— 「黄泉のツガイ」TVアニメ公式 (@tsugai_official) August 19, 2026
黄泉のツガイ
見聞録
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第十九話 刀と弓
「俺を生け捕りにするって言ってたけど
嘘だろこれ。殺す気満々じゃん」
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逆光でユルが見えにくいうえ、左右様との鮮やかな連携攻撃はイワンを翻弄していきます。それでも乱れ撃たれる攻撃を躱しまくるイワンの抜群の身体能力に、SNSでも「イワン強すぎ」「とても人間ワザじゃない」と大興奮の声が集まりました。
頭上からはユルが狙い、地上では左右様に挟まれたイワン。ほかにもライフルを構えるデラにも囲まれて万事休すのように見えますが、いたって冷静なイワンはユルから両親のことを尋ねられても飄々とした態度で応じます。
しかし、新郷がすでに影森家につぶされているかもしれないと知らされたイワンは、ついにユルたちの両親について語り始めるのでした。
「ミネとナギサを斬ったのはオレだ。首を刎ねた。」
ユルたちの両親を殺したことをあっさり白状したイワンは「死んどいてくれ左さん」と、唐突に左さんに奇襲攻撃をしかけます。おもむろに左さんめがけて、左手に持った小凶を投げつけたイワン。小凶は左さんの胸元に刺さりました。
そのまま斬りかかろうとするイワンの脚を、潜んでいたダンジの触手が捉えます。その隙にユルの放った矢がイワンの右太ももに命中、文字どおり一矢報いることができました。イワンの奇襲攻撃は失敗したようです。
一方、ユルたちの両親を殺したと語るイワンに違和感を持つデラ。「人質に生かしといた方が使えるだろうに。なんのために殺した?いや、ユルを動揺させるためのウソか?」
そんなデラの推測どおり、両親が殺されたと言われたユルは動揺し、怒りに身を震わせ取り乱してしまいます。そんなユルの胸中には、父からの教えがよみがえって来て……!
「息を深く吸って、ゆっくり吐いて。心の乱れを息と一緒に吐き出して外に捨てる感じで……」
「死なないため」の父の教えが回顧されるも、どうしても心の乱れが止められないユル。そんなユルを見透かしたように、イワンはさらに両親を斬った話で煽って来ます。ギリギリの心理戦の中、歯を食いしばって耐えようとするユル……! そんな時、ユルの脳裏をよぎったのは、なんとアサの顔と言葉でした。
「生きてるよ、絶対」
ハッとして平常心を取り戻すユル。父の教えどおり、息とともにゆっくり心の乱れを吐き出してから、イワンにこう告げます。「この目で確認するまで信じない。」
下界で再会してからなかなか今のアサを受け入れ難い様子に見えたユルでしたが、アサの言葉がきちんとユルに届いて根付いていたことがわかり、兄弟愛の垣間見えた瞬間でもありましたね。
一方、胸元に小凶が刺さったままの左さんでしたが、それに対するダメージはない様子。それを見て取ったイワンは、諦めたような口ぶりで「これ、あんまり使いたくなかったんだけどな」とぼやきながら、ある奇策に走ります。
自らの首に大凶を滑らせるイワン。その斬り口は見る間に紫色にふくれあがり、イワンに何かが注入されるような、浸食していくような変化が起こります。そしてそれに呼応するかのように、左さんの胸元に刺さった小凶も、同様の反応を見せ始めるのです。
「そいつを離せ!」右さんの声に反応し、慌てて小凶を折り捨てる左さん。そんな左さんをかばうようにイワンとの間に飛び出した右さんは、イワンに向けて脅威の咆哮を発します。そのすさまじい迫力に対し、大凶と取り戻した小凶を十字に構えるイワン。
大迫力の右さんの咆哮は、まわりのものを吹き飛ばすほどの威力を発揮しましたが、イワンは構えた大凶と小凶でその咆哮を十字に切り裂き、攻撃を凌いだのでした。
「右の・・・少しまずい」
そうつぶやいて倒れ込む左さん。右さんがハッとして振り返る隙をついて、「左さんはオレがもらうって言ってるだろ」とたたみかけるように斬り込んでくるイワン。あまりにも気になるところで本編は終了してしまいました。
これまでどんな攻撃もほとんど効いていなかった左さんの、思いがけない大ピンチ。そしてマガツヒの新たな能力がどんなものなのかとても気になりますね。「早く次回が見たい」との視聴者の切実な声があふれ返る第19話となりました。
| 作品名 | 黄泉のツガイ |
|---|---|
| スケジュール | 2026年4月4日(土)~ TOKYO MX・BS11ほか |
| あらすじ | スクウェア・エニックス×アニプレックス×ボンズ再び! 「鋼の錬金術師」荒川弘が描く幻怪ファンタジーが待望のTVアニメ化決定! 国内外から今なお熱い支持を得る名作「鋼の錬金術師」の荒川弘が描く最新作にして、月刊「少年ガンガン」にて大好評連載中のシリーズ累計400万部を突破する本作が、待望のTVアニメ化決定! 謎と怪奇が交錯する新感覚ツガイバトル。 息もつかせぬ幻怪ファンタジーが、今動き始める。 |
| キャスト | ユル:小野賢章 アサ:宮本侑芽 田寺リュウ:中村悠一 ガブちゃん:久野美咲 右:小山力也 左:本田貴子 段野ハナ:島袋美由利 影森ジン:諏訪部順一 ガブリエル ほか:村瀬歩 ダンジ:逢坂良太 ヤマハ:有馬瑞香 田寺ケン:藤原夏海 影森アスマ:石田彰 与謝野イワン:三木眞一郎 |
| スタッフ | 原作:荒川弘(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊) 監督:安藤真裕 シリーズ構成:高木登 キャラクターデザイン/総作画監督:新井伸浩 ツガイデザイン:杉浦幸次 伊藤嘉之 美術監督:大西達朗 美術設定:多田周平 小木斉之 色彩設計:後藤ゆかり 撮影監督:張盈穎 3D監督:佐々木瑞生 編集:髙橋歩 音楽:末廣健一郎 音響監督:若林和弘 音響効果:緒方康恭 プロダクション・スーパーバイズ:ボンズ アニメーション制作:ボンズフィルム |
| 主題歌 | OP1:「飛ぶ時」Vaundy OP2:「back shot」音田雅則 ED1:「飛ぼうよ」yama ED2:「孔雀」菅原圭 |
| 電子書籍 | 『黄泉のツガイ』電子書籍(コミック) |
