
「最後までご覧いただき、彼らの成長を見届けていただけますと幸いです」──アニメ『メビウス・ダスト』連載第9回 アラキ役・竹中悠斗さんインタビュー
2020年代のアニメファンに捧げる新しいオリジナル作品を創出する取り組み「Project ANIMA」の第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」として制作され、2026年7月9日より放送中、翌10日からは配信がスタートしたアニメ『メビウス・ダスト』。
このたび放送・配信に合わせ、アニメイトタイムズでは連載インタビューを実施! 第9回となる今回は、これまでに多くの物語を紡いできた本作の主人公・アラキを演じる竹中悠斗さんが登場です。
最終回の放送を直前に控えたいま、11話までを振り返ることで見えた本作の魅力や注目ポイントなどを語ってくれた竹中さん。ほかにも、ステラとの関係性、そしてその変化についてなどもお話いただきました!
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“「子どもたちの成長」「絆」”
──本作は「Project ANIMA」第3弾となるオリジナルアニメですが、台本を読まれた際の感想をお聞かせください。また、本作を簡潔に言い表すと、どのような作品だと思いますか?
アラキ役・竹中悠斗さん(以下、竹中):オリジナルアニメなこともあり、原作を拝見することができなかったのでとてもワクワクしながら台本を読んでいたのを覚えています。アラキが、こういうSFアクションシーンが沢山出てくる作品には珍しい、内気というか、劣等感が全面に出ているキャラクターで、とても興味が惹かれました。
〈ラムス〉という特殊能力を得た子どもたちが、その能力を駆使してゲームをしているという激アツな背景に心躍らされましたし、しかも第1話から何やら今後のキーとなる伏線になりそうなシーンがあり、更にワクワクしました。
この作品を簡潔に言い表すなら「子どもたちの成長」「絆」です。
──第11話は過去の話をステラに伝えるというアラキの覚悟が見える幕引きでした。第11話までを振り返り、竹中さんから見た本作ならではの魅力や注目ポイントを教えてください。
竹中:『メビウス・ダスト』はダークな展開ではありますが、ゲームの中ではとても激アツなアクションシーンが繰り広げられ、その中でも登場する子どもたち、主にアラキたちの成長を感じられる作品です。
第10話以降は今までとは違うアラキというか、明らかに成長したアラキを見て、演じている側からしてもとても感慨深くなりました。
なので、最終話もアクションシーンを楽しみにしていただきつつ、アラキたちの成長、人との繋がり、彼らの"絆"に注目してご覧いただけたらと思います。
──アラキは内気ということもあって積極的にみんなを引っ張るというより、いつの間にかみんなの中心にいるタイプに思います。竹中さんから見たアラキはどのような役どころでしょうか。
竹中:アラキはとても自分に似ていると感じましたし、現代にはとても多い性質の人間なのかなと思います。
自分の気持ちを上手く伝えることができないけど、人から認められたいという承認欲求も持ち合わせている。
演じた自分からするとアラキの良いところも良くないところも沢山思い浮かびますが、やはりそんな危うさや心の弱いところが、人間臭さを醸し出していると思っているので、そういった面では、共感を得られやすいキャラクターであると思います。
──本作後半の物語を牽引する魅力として、アラキとステラの関係は外せないと思います。アラキとステラの関係性について、竹中さんはどのように捉え、演じられていたのでしょうか。また、ステラが真実に気付く第7話の前後で、何か思いに変化はあったのでしょうか。
竹中:アラキにとってステラは、とても大事な家族です。
後半に明らかになった事実もありますが、どんな始まりであろうと、彼がステラと一緒に過ごした時間は本物で、彼という人間を形成する基盤になっているものだと感じていました。
だから彼にとってはステラが居るのが当たり前で、ステラの背中をずっと見てきていて、いつの間にかステラに手引きをしてもらってるという感覚がずっとありました。
ただ、他者を巻き込んだ自分本位な行動にはいつかツケが回ってきます。
それに焦って良くない行動をしてしまいますが、今まで皆が用意してくれていた温かい環境を、自分で作りに行く決心をする。とても彼のターニングポイントになる回だったと思います。
──第12話を楽しみにされているファンの方にメッセージをお願いします。
竹中:直近の放送回は、皆でゲームで遊ぶ!というところからは離れて、今までの伏線回収や、主人公には珍しいくらいの、アラキ本人の未熟さが露呈されていった回だったと思います。ですが、彼はこの12話を通して大きな成長を遂げます。
SF感のある迫力あるアクションシーンは引き続きお楽しみいただき、彼らの成長模様を楽しんでいただければと思います。
大人は、こんな時期があったなという懐かしさ。子どもたちは、大人になっていくのが楽しみになる。
最後までご覧いただき、彼らの成長を見届けていただけますと幸いです。
作品情報
あらすじ
〈ラムスキャリア〉の子どもたちは、町から出られない鬱屈を晴らすかのように、チームごとに〈ラムス〉を駆使して陣地を争奪するゲームに没頭。高校生のアラキもそんなひとりで、妹のステラや幼馴染みのオルガたちと〈ポリスホッパー〉を結成し、夜な夜なゲームに明け暮れていた。
そんなある日、〈ラムス〉研究者の湯田博士が彼らにとある実験への協力を要請する。アラキたちはその実験に協力することを決断するが、それによって彼らの運命は動き出すことになる…。
特殊能力〈ラムス〉を得た少年少女たちが繰り広げる異能バトル!
キャスト
(C)「メビウス・ダスト」製作委員会































