
「片田舎のおっさん、剣聖になるII」キャスト連載インタビュー第5回!アリューシア・シトラス役 東山奈央さん|私の中のアリューシアが「ベリル先生のお声で可愛いって言ってもらえたぞ!」とかなり喜んでしまいました
シュステの存在はベリルとアリューシアの関係性を動かす起爆剤
──そして第二期のアリューシアと言えば、スレナとサシ飲みするシーンが度々ありました。
東山:第一期でスレナとの早口喧嘩のシーンが出てきたのですが、視聴者のみなさんからとても良い反響をいただいていたんです。そこで制作スタッフのみなさんが「おっ!」となり、第二期でもやっちゃおうということになりました。凄い早口だなと思いながら家でもたくさん練習しましたし、現場でも凄く苦労して作り上げたシーンです。ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです!
──スレナとの関係性についてはいかがですか?
東山:親友ともちょっと違いますし、あえて言うなら腐れ縁のライバルなのかなって思います。きっとふたり共ベリル先生の弟子として研鑽を続けてきたからこそ、こういう関係性を築けたんだろうなと感じています。
アリューシアがあそこまでやっきになる相手はおそらくスレナだけなんです。だからこそ騎士団長の立場から離れて、年相応の女の子としてやりとりできる貴重な相手なのかなと。ふたりでお酒を飲んでいるところは喧々囂々ですけれど、私としても見ていて楽しいシーンでした。
おそらく、このアリューシアとスレナが飲んでいるシーンが、第二期で一番テイクを重ねたシーンだったとも記憶しています。第6話ではアリューシアとスレナがモルデアさんの強さについて話すシーンがありましたが、ここの空気感を繊細に作り上げるために何テイクもこだわって録ってくださっています。
──テイクを重ねる上でこだわっていた部分や難しいと感じたところもお教えください。
東山:お酒が入ってしまっているのですが、アリューシアとスレナが弟子としての生活を思い返しながら、それでもモルデアさんの実力を知らなかったと気づく。そういう思い出を真剣に語るシーンだったので、ベリル先生を慕う弟子として、そしてひとりの剣士として真剣さも滲ませなきゃならない複雑なシーンでした。そこでテイクを重ねることで、ふたりだけの世界で喋っている空気感をどんどん濃く煮詰めることができたなと思っています。
──また、ここまでの第二期の物語だと、ベリルが田舎に帰省しているのでアリューシアとベリルが接触する機会が少なくなっています。アリューシアと離れている間の第二期の物語の印象はいかがですか?
東山:私はずっと、この作品の真のヒロインはミュイだと思っています。その理由は、どうしたってミュイにしか引き出せないベリル先生の表情があるからなんです。アリューシアが一番弟子で、アリューシアが一番先生のことを好きなんだという確固たる想いは持っているのですが、どうしてもミュイだからベリル先生を幸せにできる部分があると思うんですよね。本当にベリル先生とミュイのやりとりが微笑ましくて大好きです。
第二期ではそんなミュイが魔術師学院で剣魔法を学ぶところがガッツリ描かれましたし、サーベルボア討伐の時もベリルの田舎に一緒についていきました。物語前半では、どんどん先生に心を開いていきますし、ツンツンした部分はあっても凄く本音で生きることができているなと感じます。だからこそ本音で何かを打ち明けられた時に、ベリル先生は顔がふやけちゃうぐらい嬉しいんだろうなって。
ふたりはそうやって凄く素敵な家族になるんだろうなって思っています。田舎に帰った時はモルデアさんから「じいちゃんと呼んでくれ!」と言われたり、帰る時もフレンさんから「いつでも遊びにきてね」と言われたり。第一期でミュイの辛い生い立ちを知っているからこそ、そういう温かいシーンを見ると「良かったね!」っていう気持ちになります。本当に私はミュイから目が離せませんでした。
──そしてフルームヴェルク領でのエピソードでは、シュステというキャラクターがベリルに接近したことからアリューシアの心境にも変化があったかと思います。
東山:私個人としては恋のライバルが現れたとは思いつつ、膠着していたベリル先生とアリューシアの関係性に一石を投じてくれて感謝しています。確かにシュステはベリル先生の結婚相手として申し分ない女性ですが、アリューシアにもベリル先生に関してだけはふつふつとした譲れない想いがあるんです。だから、アリューシアの心にもより一層と火が付いたんじゃないかなと。
──アリューシアの気持ちにベリルがどうしたら向き合ってくれるのかを考えると、確かにこれぐらいの衝撃は必要かもしれません。
東山:おそらくアリューシア本人はシュステに感謝しているわけではないと思いますが、私は何かが動き出すんじゃないかと思わず期待してしまって。ベリル先生も薄々はアリューシアの想いに気づいていると思うのですが、その度におっさんが勘違いしたら痛いだとか、歳の差を考えないとだとか、ベリル先生の方がブレーキを踏んでいるんです。
ですがここまでアリューシアがはっきりとアプローチしていて、自分の中で答えを出さないなんて……ひとりの男性として無視できないフェーズに入ったことがかなり大きい。ふたりの関係性はこれがきっかけで、もう少し今までと違う方向に転がり始めるんじゃないのかなと。シュステの存在は、間違いなくアリューシアに大きな爪痕を残しているはずです。
──ありがとうございます。自由な時間も残り僅かですが、そろそろ第二期も最終話へと向かいます。ぜひ今後の見どころもいただけたらと思います。
東山:この先はより一層戦いが激化しますが、ぜひ最後までご覧になっていただけると嬉しいです。本当に気合の入った話数が続いて行きますし、ここまで追いかけてきて良かったと思うアッと驚くような展開もあります。ぜひこの戦いの決着を目に焼き付けてください。
そして、この作品を第三期に繋げていけたらとも思っています。アリューシアの恋路的には今後は絶対に見たいところです。「おっさん剣聖」の世界はアニメ、原作、コミカライズと各々で広がっておりますので、引き続き色々な角度からお楽しみください!
『片田舎のおっさん、剣聖になるII』作品情報

放送・配信情報
7月8日(水)よりテレビ朝日系全国ネット“IMAnimation W”枠、BS朝日、AT-Xにて放送中!
Prime Videoにて7月9日(木)より 世界独占配信中!
放送情報
テレビ朝日系全国ネット:7月8日より 毎週水曜 よる11時45分~ “IMAnimation W”枠(※一部地域を除く)
AT-X:7月9日より 毎週木曜 よる11時〜
【リピート放送】毎週月曜 午前11時~/毎週水曜 午後5時~
BS朝日:7月12日より 毎週日曜 よる11時30分~
配信情報
Prime Videoにて7月9日(木)より 毎週木曜 午前0時15分~ 世界独占配信!
※作品の視聴には会員登録が必要です(Amazonプライムについて詳しくはamazon.co.jp/primeへ)。
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※放送・配信日時は変更になる場合がございます。
スタッフ
原作:佐賀崎しげる・鍋島テツヒロ(SQEXノベル/スクウェア・エニックス刊)
監督:鹿住朗生
シリーズ構成:岡田邦彦
キャラクターデザイン・総作画監督:早坂皐月
副監督:古我望/川島勝
コンセプトデザイン:島すずめ/夢野れい
色彩設計:鈴木咲絵
美術監督:山下泰希
撮影監督:池田健一
3Dアニメ―ション制作 :YAMATOWORKS
編集:丹彩子
音響監督:ひらさわひさよし/松尾崇宏
音楽:高梨康治
アニメーション制作:パッショーネ×ハヤブサフィルム
プロデュース:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
キャスト
ベリル・ガーデナント:平田広明
アリューシア・シトラス:東山奈央
スレナ・リサンデラ:上田瞳
クルニ・クルーシエル:広瀬ゆうき
フィッセル・ハーベラー:矢野妃菜喜
ミュイ・フレイア:仲田ありさ
ルーシー・ダイアモンド:斎藤千和
ヘンブリッツ・ドラウト:石川界人
モルデア・ガーデナント:内田直哉
ウォーレン・フルームヴェルク:小野賢章
シュステ・フルームヴェルク:上坂すみれ
ハノイ・クレッサ:近藤隆
クリウ・ライバーク:峯田大夢
プリム:内田愛美
モーリス・パシューシカ:家中宏
主題歌
オープニング主題歌「クレナイノハ」ユニコーン
エンディング主題歌「未完成」BLUE ENCOUNT
第二期イントロダクション
片田舎の剣術師範ベリル・ガーデナント。
彼はいまや騎士団の特別指南役として、そして孤児の後見人として、首都での日々に馴染みつつあった。
しかし、取り巻く環境はベリルに安穏を許さない。
魔術の学究に勤しむ教育機関で。
乗り越えるべき壁がそびえる故郷で。
国境を臨む辺境伯領で。
策謀渦巻く異国の地で。
ベリルは剣士として、ひとりの人間として、
避けることのできない新たな戦いに立ち向かう──




































