秋アニメ『チェンソーマン』第1話「犬とチェンソー」ファンの考察、話題のトピックまとめ!|ファンはどこで盛り上がった?どこまでがCG作画?主題歌アーティストとの"解釈バトル"勃発!?
話題その3:主題歌・主題歌映像について
第1話の放送に合わせて米津玄師さんによるOPテーマ「KICK BACK」、Vaundyさんによる1話EDテーマ「CHAINSAW BLOOD」が配信開始。ノンクレジットOP映像、スペシャルED映像がYouTubeにて公開されました。
どちらも『チェンソーマン』にぴったりの楽曲かつかなりかっこいい曲でした。EDテーマはエピソード毎に別の楽曲となっており、ED映像も異なったものになるのではないでしょうか。
「KICK BACK」
作品のファンを公言する大人気アーティスト・米津玄師さんによるOPテーマ。世界中で話題になっていたのは、本楽曲が使用されたOP映像です。
ほぼすべてのシーンが名作映画やアニメ、絵画、藤本タツキ先生の別作品のパロディになっており、そのこだわりに多くのファンが考察していました。
原作者である藤本タツキ先生は大の映画好きとして知られており、藤本先生へのリスペクトとも言えるこの工夫はファンも大感激。実際の映画作品の映像と比較したツイートなども呟かれており、大きな話題となりました。
「CHAINSAW BLOOD」
EDテーマを担当したVaundyさんは若者世代を中心に絶大な人気を集めるアーティスト。Vaundyさんも『チェンソーマン』のファンであり、この作品のために書き下ろした楽曲です。
チェンソーマンのために書いた
— Vaundy (@vaundy_engawa) October 11, 2022
チェンソーマンのためだけの曲です。
精一杯の愛です。 https://t.co/dgqi2TIdav
こちらも往年のロックバンドの楽曲のようなイントロと、壮大なサビのサウンドがかっこいい名曲。楽曲に合わせたスペシャル映像も話題になっていました。
上記でも触れたデンジがチェンソーマンとなり、戦いをスタートする映像と完璧にマッチして何度でも見たくなる映像になっています。
両アーティストの作品解釈がやばすぎる!?
楽曲や映像の素晴らしさのほかに、両アーティストの作品への理解や愛についてもファンの間で話題となっていました。
どちらの楽曲も歌詞をじっくり聞けば聞くほど、お2人の楽曲へ対する愛を感じますよね。
「KICK BACK」ではデンジのマキマに対する思いが反映されていたり、繰り返される「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」でデンジの狂気を感じるほどに真っ直ぐ生きていく姿が、かっこよさもありつつ、シュールに表現されていますよね。このフレーズはある大人気アイドルグループの曲から引用されており、そこから様々な解釈や考察も展開されていました。
「CHAINSAW BLOOD」はタイトル通りデンジがチェンソーマンへと豹変していく姿が歌詞で表現されていると筆者は思いました。サビのラストフレーズ「tell me why cry? tell me why you grinning?」は様々な解釈ができますよね。
デンジが市民や人、悪魔の気持ちがわからなくて問うているのか、飼い主であるマキマに対しての思いなのか……。
Twitterでは楽曲の歌詞やかっこよさを絶賛するもののほか、デンジのセリフ「夢バトル」を真似て、「アーティストたちとの解釈バトルに負けた……」など、アーティストから感じる作品への愛についての呟きも多く見られました。
次週も絶対に見逃せない!
初回放送ということで、多くのサプライズが重なり一種のお祭り状態となっていましたね。制作サイドもかなり気合が入っているかと思われるので、今後もファンを驚かせる仕掛けが多数用意されているのではないかと思います。
筆者も毎週の放送を生きる目標にして全力で楽しんでいきたいと思います! 来週も『チェンソーマン』を見逃すな!
99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えなかったので、「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行い、ライターに舵をきりました。面白いコンテンツを発掘して、壁に向かってプレゼンするか記事にしています。アニメ、お笑い、音楽、格闘ゲーム、読書など余暇を楽しませてくれるエンタメや可愛い女の子の絵が好きです。なんでもやります!