この夏の注目作、DS用ソフト『アイテムゲッター~僕らの科学と魔法の関係~』の記者会見開催☆プロデューサーとキャストが作品の魅力を熱く語った
8月6日発売予定のニンテンドーDS用ソフト『アイテムゲッター~僕らの科学と魔法の関係~』の発表記者会見が4月22日、本作を制作・発売する5pb.にて行なわれた。
まずプロデューサーの野村泰彦さんからゲームについての説明があった。ストーリーの骨子はピケ、リット、エリスの中学生達が偶然、ファンタジー世界に飛ばされる。彼らは現代に戻るため、アイテムを集め、使用しながら、いろいろな事件を解決していく。また、このゲームでは敵である魔物を倒すことがないのもファンタジーでは異例のこと。そのため、家族で安心して楽しめる作品となっている。
そのほかの特長は、作品の中でピケ達がDSを使う設定があるが、プレーヤーも同じように舞台となるアフィリア世界の文字、アフィリア文字をタッチペンで書くことによって魔法が発動させたり、アイテムの調合などを行なう“スペルジェスチャー”、タイトルにもあるアイテム数が1000個以上で、自分でオリジナルのアイテムを作れる。自分が作ったアイテムに著作権を設定でき、知り合いだけに渡すのか、無制限に広めるのかを選べる。そしてピケ役の田中真弓さんをはじめとする豪華なキャストは映画作品のよう。またキャラの実年齢と近いエリス役の日高里菜さん、レム役の松元環季さんの起用などディテールにもこだわりが見える。総ボイス数も約5,700、田中さんはそのうち2,000ボイス以上を担当するという。最後に「更なるクォリティアップのために現在、鋭意作業中なので楽しみに待っていてください」と結んだ。
続いて主人公・ピケ役の田中真弓さん、シスレイ役の松来未祐さん、エリス役の日高里菜さんのキャスト3人による質疑応答が行われ、キャスト陣も斬新なシステムと素晴らしいストーリー、テーマ性などに感心しつつ、楽しみながら収録できた様子。限定版に付くドラマCDは『アイテムゲッター』の世界を補完しつつ、より堪能できる、コミカルで楽しい内容になっている。ぜひ限定版をゲットしてほしい。
企画原案を志倉千代丸さん、キャラクターデザインを絵楽ナオキさんが担当し、人気お笑いコンビ、FUJIWARAが出演するテレビCMが5月中旬からオンエアが始まるなど、話題性もいっぱい。ゲーム界に旋風を巻き起こすニューゲームソフトの発売は8月6日。公式サイトでも最新情報が随時更新されていくのでチェックしながら発売を待とう!
――作品に対しての印象や魅力を感じるところを挙げてください。
田中真弓さん(ピケ役):魔法学校を舞台にしていますが、うちの息子が受験の時、「俺、魔法学校の試験だったら自信があるのに」と言ってたくらい、少年少女にとって魔法の世界は夢みたいなので、素敵だなと思います。勉強をすると魔法を覚えていくんですけど、ピケは友達にリットという天才がいるので勉強しなくてもできてしまうんです。人生の縮図みたいですね(笑)。
日高里菜さん(エリス役):アイテムが1,000個以上使えたり、自分で作れるゲームは今まで見たこともなくて。自分が作ったアイテムを他の人が使えるのも面白いですね。
田中さん:友達の輪や絆も広がっていいよね。
松来未祐さん(シスレイ役):私が演じるシスレイのお話が仲間同士の絆について考えさせられました。魔法世界や魔法学院というファンタジーの世界だけど、現実社会における家族や友達との絆なども盛り込まれていて、いろいろ感じたり、感動できるゲームじゃないかなと思います。
――自身が演じたキャラとその魅力についてご説明いただけますか?
田中さん:ピケは普通の中学生ですが、アフィリア世界と現代社会が抱える問題や悩みを解決していく救世主になっていきます。
松来さん:シスレイは魔法学院のカフェで料理をしている女の子で、お母さんも寮で料理をしているクッキング親子です。普段は姉御肌のしっかりもので、みんなを引っ張っていくタイプですが、ふと現れる少女らしい弱さやもろさもあって。すごく人間らしいキャラだなと思います。
日高さん:エリスはとにかく明るくて元気な子です。限定版に付くドラマCDでは努力家である部分が伝わると思いますが、ドジっ子なのでピケや周りのお友達を困らせてたりしてしまいます。
――収録を終えた後の感想は?
田中さん:すごい量だったんで大変だなと。でも話が面白く、わかりやすかったので、5日間収録予定だったんですが3日間で終わって。いいテンポで、気持ちよく録らせていただきました。
松来さん:姉御肌のような役を演じることがあまりなかったので、新鮮な気持ちで挑戦しました。「大丈夫かな」と不安もあったけど、「松来さんの中の姉御的な部分を出してもらえれば」と言っていただいたので、あまり作らず、シスレイと向き合いながら頑張りました。
日高さん:叫んだり、ころんだりするシーンが多かったので、のどを痛めないか不安でした。でもやってみたらスムーズに進んで、予定の時間より短く、のどを痛めることもなく終わることができました。
――ゲームではピケ達が携帯ゲーム、携帯パソコン、携帯電話をアフィリア世界に持ち込んだ設定ですが、皆さんが魔法世界に持ち込むとしたら何を持っていきますか?
田中さん:先日もライブで昭和歌謡を歌いましたが、何時間歌っても楽しくて。昭和歌謡の歌本を持って行きたいです。
松来さん:こぶ茶の顆粒を持って行きたいです。飲むだけでなく、料理にも使うとおいしくなる隠し味になるので。シスレイに怒られそうだけど(笑)。
日高さん:エリスと同じように携帯電話は絶対持って行きたいんですけど、私、くせ毛なのでヘアアイロンも必要です。
田中さん:どっちか選んで!
松来さん:じゃあ二つ折の携帯持ってったら?
日高さん:温かくなきゃダメじゃないですか!(笑)じゃあ携帯で。
――本日、限定版用のドラマCDの収録もありましたが感想を聞かせてください。
田中さん:楽しかったです。私達はキャラを守らなきゃいけないのに、ヨハネス(櫻井孝宏さん)やアンヘル(中尾隆聖さん)達は好き勝手にお芝居されていて、「いいわね~」と思いました。
松来さん:私もアルファ議会の人達ばっかり印象に残っていて。演じる前にプランを持って臨むんですけど、その準備がムダになるくらい、思い切り怒ったり、突っ込んだりして楽しかったです(笑)。
日高さん:私もアルファ議会の人達は濃いなと思いました。あと事前に各キャラのサンプルボイスを聞いていたので今日、目の前で生の声を聞いた時は感動したし、一緒に会話できてうれしくなっちゃいました!
――もし自分でアイテムを作るとしたらどんなアイテムを作りますか?
日高さん:さっき言ってた携帯電話とヘアアイロンをくっつけます(笑)。
松来さん:太らない食べ物か、食べた物をなかったことにしてくれるサプリメント。絶対に作ります!
田中さん:私はほれ薬です!
――田中さんに質問します。魔法使いと海賊王どちらがいいですか?
田中さん:うわ~! でも魔法使いは何でもできそう。腕も伸ばせちゃうんじゃないですか? という点で魔法使いになっておいたほうがいいかなと(笑)。
――最後に皆さんへメッセージをお願いします。
日高さん:主題歌「遥かなる時の旅人」も歌わせていただきました。ぜひ聴いてください。ゲームはたくさんのアイテムを集めたり、作ったりできるのが魅力だし、個性豊かなキャラも出てくるし、ストーリーもすごくおもしろいので必ず楽しめると思います。
松来さん:ゲームはアイテムを集めるのに集中したり、ストーリーに没頭するのもいいし、やり方次第でいろいろな楽しみ方ができると思うので、たくさん遊んでいただきたいなと思います。限定版に付くドラマCDはシスレイがいるカフェから始まる事件が発端となっていて、いろいろなキャラクターが出てきて、かなり笑える内容になっていますのでそちらもぜひ楽しんでください。
田中さん:一人だけでなく、お友達やご家族も一緒にやっていただけたらうれしいです。発売まで楽しみに待っていてください。
ニンテンドーDS用ソフト『アイテムゲッター~僕らの科学と魔法の関係~』
8月6日発売
限定版:7,140円(税込)
通常版:5,040円(税込)
発売:5pb.