
ヘタレ眼鏡×純情ヤンキーのガチンコ・ラブバトルの行方は!? ドラマCD『Rush!』よりキャストコメントをお届け!
コアマガジン「drapコミックス」刊の人気コミックス『Rush!』(原作:ユキムラ)がドラマCD化され、現在、好評発売中だ。
『Rush!』はコミックスが2008年12月に発売され、2009年2月にドラマCDが発売されるという、ドラマCD発売までの期間が短く、ファンの期待感の中、ドラマCD化されたことが伺える。
今回、羽多野渉さん(金井勝彦役)、鈴木達央さん(東雲役)、三宅健太さん(金井兄役)からコメントを頂いたのでご紹介しよう!
<あらすじ>
なりゆきで校内最強の東雲と勝負をして勝ってしまった金井は、なぜか「俺を抱け」と東雲に迫られてしまう。はじめは戸惑う金井だったが、東雲の純粋さに触れるうちに、次第に気持ちが揺れ始め…。挙句に東雲を抱く夢まで見てしまい…!
ヤンキー学校で繰り広げられる、ヘタレ眼鏡×純情ヤンキーのガチンコ・ラブバトル!
CD■『Rush!』
好評発売中 3000円(税込)
(C)ユキムラ/コアマガジン2009
――シナリオを読んでの感想と収録を終えての感想をお願いします。また演じられているキャラクターについてご説明下さい。
羽多野渉さん(金井勝彦役):とにかく声を張るシーンが多かったのですが、ただ張るだけじゃなく、テンポも大事なのかなと思ったのでテンポ良くポンポンいきました。呼吸が追いつかなくなっていくぐらい、体温をがんがん上げ、テンションも上げてやらせて頂きました。
金井は、へたれとか言われたんですけど、原作を読んだ感じではへたれじゃないのかなって思ったので、ほんとに普通の子が、アノ学校に入ってしまったらこうなるっていう感じで、個性的に作るというよりも、感じたまま真っ直ぐやらせて頂きました。
鈴木達央さん(東雲役):シナリオ読んだ時は、自分がBLでこういうヤンキーの役を始めてやらせて頂くので、楽しそうだなとワクワクしていたんですけど、実際やってみたら、自分の限界突破をしないといけない部分が多々ありまして(笑)。そういう所をやっていくうちに、叫んだ後に、セリフはまだまだ先があるんですけど、銀粉が目の周りにちらちらと見えるようになりました(笑)。それぐらい、張ったり、叫んだりさせて頂きました。
東雲は、強がってる部分の裏に、純情さというのがすごくあったので、今まで纏っていた鎧を剥がした時に、その鎧の残り香みたいなのをいかに出すかって言うのを、自分の中で苦労しました。
三宅健太さん(金井兄役):ほんとに楽しかったです。僕こういう作品は結構好きですね!
昔、中学生の頃とかに読んでいた不良マンガとかを思い出しちゃったりして、ニヤっとしてしまうというか…これは男性にもウケるんじゃないかな、と思いつつ、試みが凄い面白い作品だなと思いました。
あとは、キャストが今回、みんな本当に合ってるなと。違和感があまりにも無さすぎて、凄く不思議な感じでした。作品を切り抜いた状態が、そのままスタジオの中にも関係性として発生していたりとか。凄い面白かったです。
――ドラマCDの聞き所を教えて下さい。
羽多野さん:今までやった中で多かったのは、主人公の目線で話が展開していって、凄く気の強い相方がいて…という、受だったので、「今回も受かな?」と思って読んでたんですけど、実は受じゃないっていうのが、えぇ!?って(笑)。
そんな金井の中にある男の部分は、眼鏡を外したらスイッチが入る感じで想像して聞いていただければ…。でも、まかり間違っても、あれは僕の素ではないので(笑)。
鈴木さん:今回は、全編通して、そこかしこに聞き所みたいなのを散りばめたので、一度でいいから、一瞬たりとも気を抜かずに聞いて欲しいと思います。
この作品は、掛け合いが凄くキモになってくるだろうなとは思っていました。このセリフがあるから、こう来るのかなっていうのが分かりやすく見えたりするので、その辺が聞き所じゃないかなと、個人的には思います。
あと、周りを彩ってくれたサブキャラクターたちが、妙に濃いんですよね(笑)。生徒のみんながいい味出していて、僕らも周りのキャラクターの熱に凄く触発されている部分があるので、ぜひお聞き逃しなく!
三宅さん:話が進むごとに、段々、僕のお芝居がフリーダムになっていくというリアルなアドリブを入れてみました(笑)。作品自体が凄くカラッと明るくて、最終的にメインの二人の関係の発展とかもあるんですけど、意外に「おっ、青春ぽいな」と思ったのが、一個の事件をきっかけに、それまで畏怖の対象で見られていた金井と東雲への見方が変わって、周りの人との関係が変化していくところですね。演じているキャスト達も、段々いい雰囲気の流れを作れて、最後も、話の上での余韻が残る…それを見ていて、すごくノスタルジーな気持ちになりました。その雰囲気を聞いて頂けると嬉しいです。お勧めです。
――学生時代の部活の思い出はありますか?
羽多野さん:高校時代は、マンガアニメ研究会にいました。そこに入る前に軽音楽部にも入っていたんです。バンドが組めると思って入ったんですが、実は逆でうちの学校はバンド組んでから入るんですよ。だから、「ぼくギターなんだけど」っていっても「あぁ、そうなんだ…」という感じで誰もいなくて(笑)。でも、同じような感じのボーカルの子が1人いたんです。そしたら、その子が掛け持ちで入っていたのが、マンガアニメ研究会(笑)。
楽しかったですよ、部室で夜遅くまでマンガを読んでたり、友達と「やっぱりあのマンガは、ここがいいよね」と論争を交わした日々。
鈴木さん:暗っ……
三宅さん:くらーっ(笑)
羽多野さん:そんな、学生時代でしたっ。
鈴木さん:僕はテニス部に入って、死ぬほどのめり込んで、朝の五時から起きて、みんなが朝練始める前に一時間自主練とかしてました。そんなテニスがとっても楽しかったのが、部活の思い出です。
三宅さん:中学の時なんですけど、いまだに何でかなーって思っていることがありまして。
柔道部に入った時に、顧問に「もう一つ入らないといけないものがある」って言われたんですよ。少年消防団っていうのが当時地域であって、それに、強制的に入らされたんです(笑)。で、普段は柔道部の練習で、日曜日とかも学校に行くわけですよ。で、半年に一回くらい、やけに早く切り上がる日があって。そしたら大体、「よし、これから皆、はっぴ着ろ」って(笑)「あぁ、そうだった!俺達少年消防団だったんだ!」って(笑)
羽多野さん:忘れたころにやってくるんだ!(笑)
(一同爆笑)
三宅さん:大体、夜に「火の用心」とか言いながら歩いたりするんですけどね。後は、出初式に出たり。未だに、何で強制的に入らなきゃいけなかったのかが、謎なんですよね(笑)。柔道を一生懸命やってたはずなんですけど、そっちの記憶の方がやたら鮮明だったりします(笑)
――では、最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
羽多野さん:とにかく走り抜けましたんで、大騒ぎな感じ、お祭りみたいな感じで、一緒に楽しんでいただけたらと思います。純愛ですので、そこはお間違いなく!
鈴木さん:東雲、金井の物語が描かれているわけなんですけど、二人の掛け合いがやかましいと思うので、心して聞いて頂きたいなと(笑)。
作品自体は、全編通してカラッと明るい感じに仕上がっているので、これを聞いて頂いて「純愛って意外といいじゃねーか」と思って頂ければと思います。
三宅さん:熱を入れて二人がやった作品なだけに、非常に甘酸っぱくも、まさに青春!十代にしか出来ない恋愛だなと思いました。そんな二人の、「恋愛にも一直線、カリッと青春!」みたいな感じを楽しんで下さい。あ、お兄ちゃんもいますからね!(笑)
CD■『Rush!』
好評発売中 3,000円(税込)t
発売・販売:フィフスアベニュー
巻末コメント収録!
ブックレットに、ユキムラ先生描き下ろしコミック収録!!
<キャスト>
金井勝彦:羽多野渉
東雲:鈴木達央
金井兄:三宅健太
近藤秀樹:前野智昭
宮田賢一:梶裕貴
三和郁:川原慶久












































