『アリソンとリリア』トークショーで水樹さん&能登さんクライマ..

TVアニメ『アリソンとリリア』トークショーで、水樹奈々さん&能登麻美子さんが「リリアとトレイズ編」クライマックスの見どころを語った!

 東京・渋谷のNHKふれあいホールで行われている「NHKアニメ館2008」で、NHK-BS2で放送されている人気TVアニメ『アリソンとリリア』のトークショーが、8月13日に開催された。

 このイベントには、リリア役の水樹奈々さん、フィオナ役の能登麻美子さん、原作者の時雨沢恵一さん、西田正義監督が参加。TVアニメ最新話、こだわりの名場面映像の上映も交えつつ、『アリソンとリリア』の魅力をたっぷりと伝えるステージを繰り広げた。

 『アリソンとリリア』は、1つの大陸だけが存在する架空世界を描くファンタジー作。

 物語は孤児院で育ったアリソンとヴィルが「戦争を終わらせる宝」を探す冒険の旅から始まる。アリソンとヴィルは、敵国の軍人ベネディクト、閉ざされた村で出会ったフィオナらさまざまな人と出会い、待ち受ける困難を乗り越えていく。やがて時代は、アリソンとヴィルの娘リリアとベネディクトとフィオナの息子トレイズが活躍する舞台へ受け継がれる。夏休みにトレイズと一緒に旅行へ出かけることになったリリア。それは新たな冒険の始まりを告げる旅であった。

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●原作誕生のきっかけ、そして監督のこだわりポイントを上映!

 大きな拍手に包まれて登場する、水樹さん、能登さん、時雨沢さん、西田さんの4人。今日のテーマは「楽しくみなさんと『アリソンとリリア』を語り合う」ということで、イベントの幕が切って落とされた。

 まずは時雨沢さんが、原作を執筆した経緯を「デビュー作の『キノの旅』は、短編を集めたものでしたので、次に何が書けるのかなと考えた時に、今まで書いたことのない長編の冒険ものを書きたいと思いました。そして書き上げたのが『アリソンとリリア』で、その後“続きを書いてもいいよ”と言われ、『リリアとトレイズ』を執筆させていただきました」と話す。原作についてキャストの2人は、「とても面白くて、小説をなかなか読まないでいた私がビックリするほどあっという間に読みきってしまいました。少し昔のヨーロッパの世界観がとても好きで、内容にとても惹き込まれました」(水樹さん)、「登場人物が魅力的に描かれていて、読んでいてどんどん感情移入していました。一緒に空を目指しているような、高揚感をもって読んだのが印象深い作品です」(能登さん)と感想を語った。

 『アリソンとリリア』が、TVアニメ化されるにあたっての気持ちを時雨沢さんは、「この作品がアニメ化されると聞いて嬉しくてたまりませんでした。自分が小説でイメージしていた絵が、動いて、色もついて、声や音も入るのを見て、自分の想像の中の世界がいろいろな方の手を借りて、映像として表現されることに喜びが膨らみました。この気持ちはアニメになって初めて分かる気持ちだと思います」と話すと、それをうけて西田監督も「建物は昔の西洋の建造物を基調とし、植物もロクシェは広葉樹、スー・ベー・イルは針葉樹という具合に映像を見る上での変化をもたせたところにこだわりました。とても楽しい作業でした」と制作でのこだわりを語る。そして、実際にアニメの映像を見て確かめようということになり、監督こだわりのシーンを上映することに。飛行機の美しさを集めたシーン。汽車やサイドカーなど地上の乗り物などメカニズム全般。また町並み、森林、平原など美術や背景などの映像を紹介。キャラクターの描写については、ベネディクトとフィオナの急接近とは対照的な、アリソンとリリアのなかなか進展しない恋などが、監督が見て欲しいポイントということだ。

●フィオナと能登さんの共通点は「頑固な癒しキャラ」!?

 続いては水樹さん、能登さんの2人によるトークコーナーへ。作品では、少女時代のアリソンとリリアを演じている水樹さん。まずはアリソンの人物像について「活発でヴィルとは対局的にヒーローっぽい女の子。熱血漢のようにも見えてとても魅力的です。自分の思うがままに行動している彼女は見ていて気持ちがいいし、演じていてストレスも発散できます(笑)」と語ると、それを受けて能登さんは「アリソンにはエネルギーがあって、勢いが伝わってきて、なんてカワイイのだろうと思いました。女性から見ても素敵なキャラクターだと思います」と応じる。

 その能登さんが演じるフィオナについては「特別な生い立ちを持ち、使命をまっとうする芯の強いキャラクターです。一見、おとなしいけれどとても行動的で、それでいてアリソンとはまた違った意味での強さ、静かな強さをもつ女性です」と紹介。

 お互いのキャラクターと自身との共通点についても語られ、水樹さんは「こうと決めたらひたすら突き進む。そんな部分は自分に似ていると思います」と語り、能登さんは「行動的な水樹さんを見ているとアリソンと重なる部分を多く感じます」とコメント。その能登さんとフィオナとの共通点については「頑固なところが似ていると思います」と話した。これに対し水樹さんは「フィオナは存在が癒し。そんなところが能登さんに似ています」と語った。

 一方、水樹さんが演じたもう1人のキャラクター、アリソンの娘のリリアについて水樹さんは「リリアはアリソンの血をしっかり受け継いでいるのですが、ヴィルの血を濃く引いている感じがします。マイペースでしっかりしているけれども肝心なところが抜けているところがカワイイです。トレイズが積極的になっていても、まったく気がつかないところはヴィルを見ているようで、アリソンを演じている時に感じたもどかしさをリリアに対しても感じ、トレイズの気持ちは痛いほどわかると思いながらリリアを演じています(笑)」とリリアを演じての心境を語り、2人の演じ分けについて「親子を2代に渡って演じる機会はあまりないのですが、声を変えるというよりは、気持ちの切り替えを意識しました。2人の血を感じる部分、親子だなぁと感じていただける部分を大事にしています」と話してくれた。

●書き下ろし朗読劇で水樹さんの生「好き」が会場のファンを魅了

 さらにトークはアフレコスタジオでのエピソードに。スタジオ内の雰囲気を「いい緊張感があり、それでいてピリピリしているわけではない。オンオフのメリハリがある」と伝えると、いくつか裏話も紹介。共演者を代表してトレイズ役の吉野裕行さん、ベネディクト役の山寺宏一さんからのビデオメッセージも上映された。この中で、リリアやフィオナに送る生セリフがとてもカッコいい一幕もあったが、ほかにも、ギャグが満載でかつ、まるで吉野さんも、山寺さんもこの会場に居合わせているような空気を読んだ映像コメントにしばし会場は笑いに満ち溢れるのだった。

 この後、水樹さんと能登さんによる朗読劇「列車の中で」も上演され、生の演技で会場を魅了する。台本はこのイベントのために時雨沢さんが書き下ろしたという、アリソンとフィオナのオリジナルのストーリー。アリソンのヴィルへの想いをフィオナが応援するというもので、アリソンに告白の練習を施す内容なのだが、このドラマを書いた時雨沢さんは、「小説の中では、ヴィルに対して一度も「好き」と言ったことのないアリソンに「好き」と言わせてみたかったのと、水樹さんのファンのために、水樹さんが「好き」と言うところを聞いてもらいたかった」とコメント。会場の水樹さんのファンにはたまらない内容だったのではないだろうか?

 さらには、翌日オンエア予定のTVアニメ19話の上映。続いて再び4人がステージ上に登場してのプレゼント抽選会も実施。サイン入り色紙、下敷き、ポスターがプレゼントされるコーナーを届けるとイベントはいよいよエンディングへ。

 それぞれ「とても楽しいイベントでした。このメンバーでゆっくりとお話しする機会はなかなかないので、とても貴重で楽しい時間になりました。作品のもつ雰囲気そのままのほんわかとした時間が過ごせて、みなさんも温かく見守ってくださり本当に素敵なステージでした」(水樹さん)

 「イベントに呼んでいただき、みんなと一緒に過ごせたことが嬉しかったです。また先生や監督の作品に対するこだわりは、今日初めて知ったものも多く、ためになるひとときになりました。放送も残り少なくなってきましたが最後まで楽しんでいただけたらなと思います」(能登さん)

 「私自身アニメファンなので、小説がアニメになるのはとても嬉しいことですし、こうしてイベントで水樹さんや能登さんとご一緒できて幸せに思います。これからはトレイズが主役となって活躍していくストーリーが展開されていきます。彼のカッコいい活躍にぜひご注目ください」(時雨沢さん)

 「放送も佳境を迎え、スタッフ一同、鋭意制作に取り組んでまいります。末永く、この作品を可愛がっていただければ嬉しいです」(西田監督)

と来場者にメッセージを送った。

 全26話のTVアニメ『アリソンとリリア』もいよいよクライマックスに突入するが、この日のイベントでの出演者の語った想いを感じながら、ぜひともその結末を見届けてほしい。

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