TVアニメ化『うみものがたり』アフレコ現場でキャスト陣に聞い..

あの名機が巨匠・佐藤順一監督によってTVアニメ化『うみものがたり~あなたがいてくれたこと~』第4話アフレコ現場でキャストのお話を聞いちゃいました!

 この夏、CBC、TBS、MBSほかで放送が開始されるTVアニメ『うみものがたり~あなたがいてくれたこと~』のアフレコ取材が都内スタジオで実施された。

 本作は、パチンコ機器メーカー・SANYOのCR機として人気を博した『海物語シリーズ』がベースとなっているタイトルで、ヒロインのマリンを中心としたキャラクターたちの、オリジナルストーリーを展開する。テーマとして掲げているのは「愛している」こと。ファンに人気のあるマリンの魅力を、『カレイドスター』『ARIAシリーズ』など少女の変身もの、穏やかなタッチで描かれるアニメーションづくりに定評のある佐藤順一監督がよりピュアに引き出していく。舞台は夏の海を象徴する沖縄。穏やかな海、心を和ませてくれるさまざまな人物が登場する中、マリンはひと夏の思いを体験していく。

 取材が行われた第4話のアフレコには、マリン役の阿澄佳奈さん、宮守夏音役の寿美菜子さん、ウリン役の堀江由衣さんのヒロインキャストをはじめ、物語の中心人物を演じるキャストが参加。心を洗われ、キラキラとした空気感に包まれ本作の魅力について語っていただいた。以下、その時のコメントをいくつか紹介していこう。


――4話まで終えてのアフレコの感想、作品の印象をお聞かせください。

阿澄佳奈さん(マリン役):4話まで終わってしまったことにまずはビックリしました。早いなぁと思いつつ、毎回楽しく演じさせていただいています。終わると台本がいつもすごい書き込みの量になっていて、みんなで作り上げてもらっている感があり、アフレコは毎回勉強になります。
 4話でほぼキャラクターも出揃い、ここからみんなが変化していくとのことなので、これから先の収録をワクワクしながら楽しみにしているところです。

寿美菜子さん(宮守夏音役):毎週のアフレコをとても楽しみにしています。夏音は沖縄弁を話す女の子。夏音という子をしっかりつかんで、感情を表現できたらいいなと思っています。今では沖縄弁がしみついてきたような気がしています。

堀江由衣さん(ウリン役):とにかくお話が面白く、台本を読んでいるだけでとてもウキウキ、ワクワクしています。アフレコもとても楽しいです。キャラクターがとてもピュアで、心もキレイ。景色がまた美しくて、癒されながらアフレコをしています。

永井幸子さん(宮守都役):アフレコはいつもあっという間に過ぎていきます。みなさんがとても魅力的で、優しい雰囲気の中でのアフレコになっています。都が魅力的なキャラクターになるように頑張ります。

間島淳司さん(サム役):サムは毎回登場するわけではないので、“もう4話も進んでしまった”というのが実感です。南の島が舞台の作品に合わせるかのように、のどかでアットホームな収録現場となっており、久しぶりにアフレコに来ても、とても楽しい空気感があります。

福井裕佳梨さん(ワリン役):“もう4話になってしまったんだ”という印象です。私自身、この作品のキラキラした感じがとても好きで、アフレコスタジオでのアットホームな空間、そしてマリンちゃんのひと言ひと言に込められたピュアさに心が洗われます。1話を録り終わるごとにキラキラとした気持ちにさせてくれるのが、印象的です。

納谷六郎さん(松本役):2話から参加させていただいています。実は『うみものがたり』のことは良く知らなくて、でも松本は説明キャラだったものですから、少々焦りました(笑)。

儀武ゆう子さん(鈴木役):この作品は島の住人たちが訛りでしゃべるのですが、今まではマイクの前に立ったら訛っちゃいけないって思っていたし、訛っていいという時がなかったので「あっ、できないっ!」と戸惑いました。マイクの前で力を抜くのはこれほど難しいのかと、初めての経験となりました。ですので本番直前にみなさんにはちょこっと方言指導するだけなのに、ちゃんとできる夏音ちゃんや都さんはすごいと思い、私の方が勉強させてもらっています。


――演じているキャラクターの好きなところ、作品の見どころをお聞かせください。

阿澄さん:マリンちゃんはピュア100%。真っ白で真っ直ぐで純粋に人を信じている。まるで素敵な部分を詰め合わせたようなキャラクターで、とにかく完璧です。多分ほかにこんな女の子はいないんだろうなと、憧れます。

寿さん:夏音は逆に邪悪さ100%(笑)。マリンとは正反対のキャラクターです。本当はこうありたいという願望を持ちながらも、人に当たってしまったり、邪悪と言われてしまったり……。でも途中からマリンちゃんやウリンちゃんと出会ってからの夏音を私自身楽しみにしています。

堀江さん:ウリンはピュアなんだけれども、しっかりしなくてはいけないと少し背伸びをしてしまっている女の子です。少々ひねてみたり、素直にものが言えないところがとても可愛く思います。そんなウリンも変わっていくところに私自身注目しています。

永井さん:メイン3人の心の機微が見どころになると思います。都的には、とりわけ夏音の成長が気になります。この親にしてこの子ありといった、親子のやりとりにまずは注目してほしいですね。そして魅力的なさまざまなキャラクターにもご注目ください。

間島さん:サムとしては歯の輝きが重要です。そして海ぶどうも……(笑)。この2点をおさえればサムという人間が理解できます(笑)。全体としては、メインキャラが正反対の性格で、シリアスなシーンとコミカルなシーンの差がはっきりするので、そこも見ていただきたいなと思います。

福井さんワリンちゃんは少々邪悪なところもあるのですが、魅力は満載に詰まっているキャラクターです。毎週、多くのことを勉強させてもらいながら、彼女を演じさせていただいています。とても感謝しています。

納谷さん:シリアスなシーンとコミカルなシーンに差があり、ギャグなところはとても面白いと思います。ぜひご注目を!

儀武さん:鈴木は夏音ちゃんの幼なじみです。夏音ちゃんをずっと好きに思っていて、でもそれを言葉として伝えることができずにいたところを、マリンちゃんとの出会いをきっかけとして、夏音ちゃんとの距離が近づいていきます。
 「愛している」と、言いたくてもなかなか言えない気持ちを代弁する、マリンちゃんの愛を伝える言葉…。そしてキャラクターたちの心の動きに、ご注目ください。


――佐藤監督にお伺いします。この作品で伝えたいメッセージは何でしょう?

佐藤順一監督:マリンがいろいろなところで言っている「愛している」という言葉が本作の大きなテーマになります。人が好きということをいろいろな角度から突き詰めてみたいですね。
 ピュア100%のマリン。ピュアだけど人嫌いな夏音。その2人に愛されるウリンが物語のキーとなっていきます。


――監督が目指すTVアニメ『うみものがたり~あなたがいてくれたこと~』とは――?

佐藤監督:変身美少女ものというのは1つの核としてありました。取材で沖縄を訪れ、そこで人と会話をしていくうちに「愛」という方向性が決まってできたのが、『うみものがたり~あなたがいてくれたこと~』なんです。音楽の村松さんも沖縄在住の方で、現地で歌われているような島歌をこの、アニメのためにつくっていただきました。
 沖縄を舞台にした「うみものがたり」ならではの世界観に重点を置いてつくりましたので、ぜひ見ていただきたいと思います。人を好きになることの大切さをぜひ本作より感じてください。


可愛いキャラクターたちに、美しい風景――。夏にぴったりの、見ると海に行きたくなるような“キラキラ”とした本作。「好きになる」という気持ちを素直に表現するマリンたちの、いろいろな“キラキラ”を是非とも感じてほしい。


<STAFF>
原案:海物語シリーズ
ストーリー原案:築地俊彦
監督:佐藤順一
シリーズディレクター:紅優
シリーズ構成:山田由香
脚本:横谷昌宏、吉田玲子
キャラクターデザイン:飯塚晴子
美術監督:小林七郎
撮影監督:太田和亨
色彩設計:川上善美
編集:平木大輔
選曲:佐藤恭野
音楽:村松健
アニメーション制作:ZEXCS
製作:うみものがたり製作委員会

<CAST>
マリン:阿澄佳奈
宮守夏音:寿美菜子
ウリン:堀江由衣
宮守都:永井幸子
サム:間島淳司
ワリン:福井裕佳梨
松本:納谷六郎
鈴木:儀武ゆう子

(C)SANYO BUSSAN CO.,LTD. /うみものがたり製作委員会

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