加藤英美里さんシングル&アルバム連続リリースでインタビュー!

加藤英美里さん1stシングル「update」&2ndアルバム『One Girl』連続リリース記念インタビュー!

 昨年12月にファーストアルバム『vivid』でアーティストデビューを果たした加藤英美里さんが8月19日に1stシングル「update」、9月2日に2ndアルバム『One girl』を2カ月連続リリースする。

 『vivid』では12曲それぞれの登場人物を演じるようなキャラクター性が強い、ポップでカラフルなアルバムだったが、只野菜摘さんが作詞、西岡和哉さんが作曲した「update」はロックチューンで歌い方もかっこよく歌い上げる姿に驚く人も多いかもしれない。

 「update」リリースの2週間後に発売される『One girl』は、収録された12曲のほとんどが加藤さんをイメージして書かれた詞であり、時にかわいく、時に大人びたりする、女の子の持つ様々な表情やリアルな女の子像が垣間見えてくる。

 サウンド面でもロックナンバー、元気なポップチューン、エレクトリック、ボサノヴァなどバリエーション豊かだが、加藤さんのさわやかで透んだボーカルによってバランスよく1枚にまとまっている。全体的な印象としては爽快感のある、聴けば心地よく、元気になれるアルバムになっている。等身大の加藤さんの魅力が詰まった1枚だ。

 8月22日には握手会イベント、アルバム発売後にはシングル&アルバム連動応募のライブイベントが予定されている。参加して加藤さんの魅力をリアルに感じよう!

●シングル「update」は今までのイメージくつがえすかっこいいロックナンバー

――ファーストアルバムから約8カ月後に、1stシングルと2ndアルバムの連続リリースというニュースを聞いた時は驚きました。

加藤さん:私もビックリしました(笑)。シングル曲「update」は2ndアルバムの制作と並行していて、たくさん曲の候補がある中から決めました。「『vivid』と違ったタイプで」というテーマで集まった曲は、ロックっぽくてカッコイイものが多かったんですけど、その中でも「update」が落差があっておもしろいんじゃないかって。素敵な曲ばかりで結構選ぶのに苦労しましたが、選外になった曲もアルバムに収録されるのでそこは安心してください(笑)。


――「update」はミディアム系のロックチューンで加藤さんの楽曲としても、1stシングルでリリースする曲としても意外でインパクトがありました。

加藤さん:ありがとうございます。歌い方もサビは声を出して歌い上げていますが、AメロとBメロあたりは抑え目でけだるく歌って。今までにない歌い方だったし、リズムの取り方も難しくて新しい挑戦でした。


――詞から元気で力強い女の子像が見えてきました。

加藤さん:嫌なことがあったり、落ち込んだりしても前向きに進んで、新しい自分を塗り替えていこうという内容です。詞の中にも“リップグロスを塗る”といった表現や、人間の細胞が30日周期で新しく生まれ変わっていくことから、“30日ごとにアップデートしていく”という、自分も変わっていこうとする強い意志が感じられる詞があったりします。
 私は楽観的な方なのでこういう女の子にあこがれますね。“生まれ変わってもまた女の子がいい”というフレーズからも共感できます。女の子は自分の中で変化をつけやすくて、気持ちの切り替えが早かったり、いろいろな楽しみがありますから。


――女の子が自分自身を奮い立たせようとする歌詞は男性も元気付けられる気がします。

加藤さん:落ち込んでる時はマイナスな方向に考えてしまいがちなので、「update」を聴いて少しでも前向きな気持ちになってもらえたらいいですね。


●カップリングの「右手と左手」は幻の『vivid』収録候補曲をブラッシュアップ

――カップリングの「右手と左手」はどんな曲ですか?

加藤さん:『vivid』の収録曲候補で気に入っていたんですけど入れられなくて。CDを出せることになったので「歌いたいです」とお願いしました。アレンジも最初はスローテンポでしたが、ちょっとテンポアップして、明るくてノリのいい感じに変えることで歌いやすくなりました。サウンド的にもさわやかで聴きやすいと思います。「update」と同じように前向きな女の子なんですけど、「update」が一人でも頑張れる感じだとすると、この曲は「一緒に手を取り合って頑張ろうよ」と、そばに誰かがいる安心感や心強さを感じました。


――歌い方は「update」よりご自身に近い感じなのかなと。

加藤さん:曲調が明るいので声のトーンも上がっています。「update」でも地声ですが、「右手と左手」は、私のテンションが上がった時のトーンになっているかなと。だからこの曲のほうが普段の私のイメージに近いかもしれません(笑)。


――ジャケットは『vivid』ではスタジオで撮ったポップでカラフルな写真から緑が見える自然な雰囲気になっていますね。

加藤さん:富士山が見える河口湖にある樹海近くのスタジオで撮りました。特設サイトの動画メッセージもそこで撮りましたが、カッコウの鳴き声が聴こえるほどの自然の中でリラックスした表情になっているかなと思います。虫が多いのが大変でしたけど(笑)。ちょっと大人っぽい表情で、普段はかぶらない帽子をかぶったり新鮮でした。


●女の子の持つ様々な表情を収めたアルバム『One girl』

――その約2週間後には2ndアルバム『One girl』が発売されますが、タイトルの由来を教えてください。

加藤さん:女の子にはいろいろな表情がありますが、アルバムの収録曲も大人っぽさ、かわいらしさ、かっこ良さ、セクシーさなどがあって。一人の女の子にある様々な面、もちろん私自身にもある、そんな部分をこの1枚で見ていただけるんじゃないかと思って。


――『vivid』では各曲に突出したキャラクター性があって、その曲の女の子を演じている部分がありましたが、今回のアルバムはより素に近いのでは?

加藤さん:そうですね。ほとんどの曲で私をイメージして詞を書いてくださったので、感情移入がしやすかったです。『vivid』では全体的に元気な女の子のイメージがありましたが、今回はかっこ良さや色っぽい部分を強く感じてもらえるんじゃないかなと思います。でも癒される部分もあるし、『vivid』のバラード曲「blanket」が好きな方に喜んでもらえる曲もあって、今回もいろいろな曲がそろいました。


●初の完全自作曲の「言っちゃえよ!」はいろいろな意味での応援ソング


――収録曲の「言っちゃえよ!」はご自身による作詞曲ですね。

加藤さん:前作でも作詞しましたが只野菜摘さんとの共作で、1曲まるまる一人で書いたのは初めてです。まずワンコーラス分の詞を書いてから西岡和哉さんに曲を作ってもらいました。素晴らしい曲だったので「いい曲にしないと」とプレッシャーがかかりました。楽しい曲を作りたいなと思った時、ガールズトーク的に友達同士で恋愛相談とかしていると盛り上がるので、そんな曲にしようって。好きな人ができた友達が告白するか、迷っている時に「言っちゃえ! 言っちゃえ!」と応援しながら促している曲になっています。恋愛だけでなく、夢や目標がある人を励ます意味にも受け取ってもらえると思います。夏の終わりを意識して書いたのでサウンドもアップテンポで夏っぽい音も入った楽しい曲です。


――アルバム収録曲で印象的な曲を挙げてもらえますか?

加藤さん:まず「恋はじめました」は“彼ができました。ブログに書いちゃいました”みたいな曲で実際、彼はいないけど、できたらきっとこうするだろうなと思うくらい共感できて。久しぶりの恋にワクワク感と、「ブログに書いたらもう後戻りはできない」という決意が見えてくるのがかわいいですね。もう1曲の「Lazy a vampire」は今までになく、サウンドも詞も色っぽい曲で、歌っても聴いてもドキドキします。収録曲の中でも聴く回数が多いです。


●24ページブックレットは全ページ写真使用のボリューム感

――ジャケット・ブックレットは前作同様ボリューム感がありますね。

加藤さん:24ページあってミニ写真集みたいです。「update」のジャケットと同じ日に撮りましたが、衣装やメイクのパターンもいっぱいあって、スタジオ室内で撮った写真もあります。できるだけ見ていただきたいので、全ページにカラー写真が使われてます。あと手書きのタイトルロゴも前回同様、私が書かせていただきました。写真のやわらかい感じが出せたらいいなとタイトルが決まる前から落書きっぽく描いていたら「いいじゃん!」と言ってくれて。眺めるだけでも楽しいブックレットになったかなと思います。


――最後にメッセージをお願いします。

加藤さん:ラジオで流れた「update」を聴いた方から「かっこいい曲ですね」という感想をいただいてうれしかったです。更に『One girl』も聴いていただいて、『vivid』とは違った私を見ていただいて、皆さんの中での私のイメージがより膨らんでいただけたらうれしいです。今後、8月22日の握手会があるので皆さんとお会いできるのも楽しみです。そしてアルバム発売後に予定されているライブイベントでは前回のイベントよりも歌えたらいいなと思っています。詳しい情報はアルバム特設ページを見てください。新たな私を見てもらえるシングルとアルバムをぜひ聴いてくださいね!


●「update」発売記念イベント
8月19日(土)12:30~
東京・ポニーキャニオン1F
アニメイト全店(徳島店除く)、ゲーマーズ全店、アソビットシティにて、「update」をご予約・お買い上げのお客様に先着にて握手会参加券を配布。イベント当日、会場にて時間内に整理券と交換。


>>ポニーキャニオン加藤英美里特設サイト

「update」/加藤英美里:2009年8月19日発売 1260円(税込)

「update」/加藤英美里:2009年8月19日発売 1260円(税込)

『One girl』/加藤英美里:2009年9月2日発売 3150円(税込)

『One girl』/加藤英美里:2009年9月2日発売 3150円(税込)

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