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夏全開アルバムリリース!VijandeuxがアニメイトTVに登場

『銀魂』サウンドに新たな風を吹き込んだ「WAVE」に続いて“夏全開”アルバム『Vijandeux』をリリースするVijandeuxがアニメイトTVに登場!

 人気アニメ『銀魂~よりぬき銀魂さん~』のエンディングテーマとして流れている、超ゴキゲン・ナンバー「WAVE」も評判の高いビジャンドゥ。彼らが、同楽曲も収録した1stアルバム『Vijandeux』をリリース。超陽気なメンバーたちに、アルバムの魅力を伺いました。

●読んだも何も、僕は『SLAM DUNK』世代だからね

――二人とも『少年ジャンプ』は読んでました?

ウィリー:読んだも何も、僕は『SLAM DUNK』世代だからね。

ノリ:えっ?! 俺、ウィリーとは年齢かけ離れてるけど、『SLAM DUNK』世代なんだけど。

ウィリー:まぁ『SLAM DUNK』は長く連載してたからね。俺は『幽☆遊☆白書』などがブームだった世代。アニメで言うと『ドラゴンボールZ』の頃で、フリーザとかセルとの戦いの頃。

ノリ:俺は、完全に『ドラゴンボール』世代。あと、熱中していたのは『ろくでなしブルース』。学生の頃は、毎週発売日に『少年ジャンプ』を読まないと、そわそわしてたからな。

ウィリー:そんな俺らの青春時代を彩った『少年ジャンプ』に連載していた『銀魂』のエンディングテーマを担当できたなんて、夢のよう。きっと小学生の頃の俺が、今の俺を見たら、マジ上がってると思う(笑)。


――『銀魂~よりぬき銀魂さん~』も観てます??

ウィリー:面白いね。今の時代のアニメって、大人が観ても楽しめる隠し味がいろいろあるじゃない。きっと子供にはわかんない、「えっ、そんなこと言っていいの?!」みたいなことを言ってたり。その辺に俺は、ツボったね。


――『銀魂~よりぬき銀魂さん~』のエンディングテーマ「WAVE」は、アニメの世界観も意識して制作した楽曲なんですか?!

ノリ:意識はしたね。俺たちとしては、初の作家さんとの競作という形も取ったし。あの作品に似合うポップ感は意識したかな?!

ウィリー:ビジャンドゥって、ポップさとマニアック性を上手くミックスした音楽が得意なんだけど、「WAVE」に関しては、あまりソウルフルに大人っぽく歌っても作品との寄り添い感が違ってくる。かと言って、元気に能天気に歌いすぎてもちょっと微妙かなと思う。だけど、小中学生の子たちが歌って楽しめる感覚だって欲しい。その辺は意識して歌ったね。
実際今って、小学校の親子参加型のイベントで「WAVE」を流してくれてる学校も多いみたいなんだよ。なんかそれって嬉しいよね。子供たちに歌が浸透していくのは、もちろん。その親たちも「WAVE」を好きになってくれたら、最高じゃない!!

ノリ:『銀魂』系って、ロックな歌が多いでしょ。だけどうちらは、あえてロックなテイストを避け、ちょっとエレクトロなノリを持った楽しい歌にしていった。なんかそのほうが、番組を見終わったときの気持ちにも重なっていく。それが子供たちからも支持を得てるのはすごい嬉しい事だね。


●マニアックな人たちが痺れるのはもちろん。それ以上に、音楽の知識などない人たちへ、いかに"楽しい"と思わせるかを考えてる

――「WAVE」も収録した、ビジャンドゥの1stアルバム『Vijandeux』が発売になりました。かなり、夏仕様な作品に仕上がっていませんか?!

ノリ:発売時期の季節感を意識した面もあったけど。それ以上に「WAVE」を含め、僕らはこれまで4枚のシングル盤をリリースしてきました。その世界観を好きでビジャンドゥのアルバムに触れてくれた人たちも楽しめたうえで、「俺らには、こういう部分もあるから、そこも楽しんでよ」というところを、強く意識して作りましたね。

ウィリー:いきなりマニアックなことも出来たんだけど。シングルを通してビジャンドゥのことを好きになってくれた人たちに、あまりにも突拍子もない姿を見せても違うじゃない。そこら辺でのバランス感は、とても大切にして制作しました。


――シングル盤の場合、タイアップ楽曲も多いですが。そのタイアップ自体を意識しながら制作したことも多かったんですか??

ウィリー:正直、そこを気にしたことはないですね。ただ、俺ら自身「たくさんの人たちにビジャンドゥの音楽を聞いて欲しい」と思ってるし。タイアップって、幅広い人たちに届いていくチャンスの場じゃない。そこだけは、意識の中にはあるかな。
 あと、個人的なことになるんだけど。自分は、日本人でありながら、半分ジャマイカ人の血が入ってる。そういう自分の出自に繋がるアイデンティティというのは、いつも意識してる。つまり、自分だからこそ描ける音楽スタイルや歌詞の世界観があるんじゃないかって。最近凝っているアフロジャパニーズなアプローチなども、やっぱしビジャンドゥだからこその色になっていると思うからね。

――ビジャンドゥの楽曲って、じつはラテンやレゲエ、ジャマイカン、ソウル系のグルーヴ・スタイルなど、身体揺さぶる音楽性ながら、ベーシックにはマニアックな要素を持っているじゃない。でも聞いてるときは、マニアックさや細かい理屈など関係なく、普通に「気持ちをハッピーにさせてくれる音楽」として楽しめてしまう。そこが、ビジャンドゥの魅力だと思ってる

ウィリー:そこも、バランス感なんだと思う。うちらミュージシャン気質が強いからこそ、マニアックな人たちが痺れる音楽を届けたいのは、もちろん。それ以上に、音楽の知識などない人たちへ、いかに"楽しい"と思わせられるかを考えてる。その両方のバランスを上手く取れてこそ、表現していく醍醐味になるからね。

ノリ:そう。なんか洋楽っぽいんだけど。でも、口づさみやすい日本っぽさがある。そこのバランス感を上手く出していくことが、何よりも大切なんですよ。


<b>『Vijandeux』初回限定仕様</b><br>8月4日発売<br>価格:2800円(税込)<br>AICL-2156

『Vijandeux』初回限定仕様
8月4日発売
価格:2800円(税込)
AICL-2156

●いつも陽気な振りしてるけど。意外と心は強くないんですよ。

――ウィリーの書く歌詞って、すっごい恋にときめいてるんだけど。でも、ぜんぜん上手くいかずに終わってしまう内容が多くない?!「ワンタッチしたいキモチ」や「KING OF 片想い」など、まさにそう!! そんな「恋に恋するチェリーボーイズ」的な内容が好きなんだ

ウィリー:いつも陽気な振りしてるけど。意外と心は強くないんで。もちろん、イケイケな気持ちのときだってあるけど。ちょっとでもショッキングなことがあると、すぐに落ち込んじゃう。だけど、自分が普段感じてることを歌詞に書いていくことで、みんなも同じように感じてくれると、俺は思ってる。

――ビジャンドゥの楽曲を聞いてると、情けない自分でも、なんか「デキそう」「イケそう」という勇気をもらえるからね

ウィリー:そういう音楽になってるなら、嬉しいね。

ノリ:聞いた人たちの心にパワーがみなぎっていく楽曲たちを、あえて選んで作ったアルバムだからね。もうこれを聞くと、朝から元気になっていけるはずだから。

ウィリー:朝系のアルバムだよね,これって。

――朝系??

ノリ:これは、完成してから気づいたことなんだけど。意外と朝を舞台にした歌が多いんですよ。朝って、いろんなことを考えるじゃない。「今日はワクワクするな」から、「今日はかったるいな」まで。どんなテンションの日だろうと、これを聴くと気持ちをアゲてくれる。そんな1枚になっているのは間違いないね。


●恋する気持ちって、死ぬまで絶対に消えないんじゃないかな?!

――2人とも、つねに「恋は必要」ですか?!

ウィリー:大事だよ!! 振られてナンボって言うか、自分なんか、もう何度玉砕し続けてきたことか。そのおかげで、上手くいったときには、「その人のことを本当に大切にしたい」気持ちがわかっていく。だから、恋は絶対にしてたほうがいいですっ!!

ノリ:恋する気持ちって、死ぬまで絶対に消えないんじゃないかな?!異性を意識するからこそ、男は「恰好良くなろう」と思うし。女性は、「綺麗になろう」「可愛くなろう」としていくわけじゃない。そういう気持ちも、このアルバムを聞いて、改めて感じてもらえたらなって思う。

とにかく、この夏はヘビロテして欲しいね。最高に夏を感じれるアルバムになっているから。

ウィリー:俺ね、夏になると調子が出てくるんですよ。暑ければ暑いほどテンションが上がってく。逆に、冬になると、俺は冬眠しちゃうんだけどさ(笑)。

ノリ:それ、俺が困るから(笑)。

<TEXT:長澤智典>

>>Vijandeux公式サイト


<b>「WAVE」※画像は通常盤・初回限定仕様</b><br>7月14日発売<br>1223円(税込)<br>AICL-2148

「WAVE」※画像は通常盤・初回限定仕様
7月14日発売
1223円(税込)
AICL-2148

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