話題の『プリティーリズム・オーロラドリーム』からCallingsがCDリリース!ショウ役・近藤隆さんインタビュー――「実はこの歌から役を作っていったんです」
テレビ東京系全国6局+BSジャパンにて現在絶賛放映中のTVアニメ『プリティーリズム・オーロラドリーム』。今をときめく超豪華声優陣がキャラクターを演じていることも大きな話題となり、あらゆる年代から支持を得る大人気アニメだ。
そして2011年7月20日には、本作に登場するイケメン男子ユニット・Callingsがキャラクターソング『1/1000永遠の美学』をリリースすることが決定!女の子の憧れの的であるCallingsにピッタリの、最高にポップ&キャッチーな楽曲に仕上がっている。
そして今回アニメイトTVでは、Callingsのリーダー、ショウ役を演じる近藤隆さんにインタビューを実施。楽曲を歌った感想やアニメの見どころなどを伺ったので、ここに紹介しよう。
――『1/1000永遠の美学』を歌ってみての感想をお願いします。
近藤隆さん(ショウ役/以下近藤):キャラクターソングと言うよりも、Callingsが歌う持ち歌のような感覚でした。キャラクターソングと言うのは、その人の個性だったりパーソナリティーを歌詞に盛り込んでいくことが多いと思うのですが、この曲は、そういった方向性のキャラクターソングでは無いかな、という印象を受けました。
――レコーディングで、特に苦労した部分などありましたか?
近藤:この曲のレコーディングは、アニメ第一話の収録とほぼ同時だったので、まだキャラクターがしっかりと出来上がっていない段階でのことだったんです。ですので、第一話を収録する時に監督から楽曲やキャラクターについてお話を伺って、それを収録でなるべく作りこむようにして、さらにそれをレコーディングに生かす、という感じでした。そう言った意味では、ここから少しずつキャラクターを作らせてもらった、と言う思いもあります。
――ヒビキ役のKENNさんやワタル役の岡本さんとも、コミュニケーションを取りながらのレコーディングだったのでしょうか?
近藤:そうですね。特に、僕とKENNくんは声のキーが少し似ているので、何回か打ち合わせをして、お互いにアイディアや意見を出し合いながら、歌い方やキャラクターの見せ方などを決めていきました。岡本くんとは逆に被らないので、彼を軸にしてお互いの立ち位置を確立していった感じです。
――最初に曲を聴いたときの印象をお願いします。
近藤:かっこいいな、と思いました。キャラクターソングではありますが、その括りを外したとしても、純粋にポップスとして勝負できると思ったんです。ですので、どちらかというとキャラクターソングと言うよりも「Callingsの3人がポップスを歌う」という感覚に近かったですね。
――この曲の聴きどころはどこでしょうか?
近藤:ソロのパートも割とありますので、個々の魅力を堪能していただきつつ、サビ部分では3人のハーモニーを楽しんでいただければと思います。
――役どころについてもお伺いしたいのですが、ショウくんはどんなキャラクターでしょうか?
近藤:Callingsというアイドルユニットの中で、リーダー格の男の子です。少し強気な部分もあり、自分が前に出て行くタイプのキャラクターですね。
――ご自身との共通点などはありましたか?
近藤:僕が演じるキャラクターというのは僕の分身でもあるので、そこの部分はアニメを観て皆さんに判断していただけたら嬉しいです。でも、僕はあんな風に女の子を口説いたりはしないかな……(笑)。
――Callingsが活躍しているお話の中で、好きなエピソードはありましたか?
近藤:イースターのエピソードは、可愛いお話でしたよね。現在までのお話では、ショウとヒビキがあいら、りずむたちとそれぞれ少しずつ関わって、仲良くなっていくという部分も楽しいと思います。そして、次の展開は……?!ということに期待しながら、アニメを楽しんでみてください。
――『プリティーリズム・オーロラドリーム』の魅力は、どんなところだと思いますか?
近藤:この現場はキャストの方がみんなとても仲良しで、モチベーションも高く、すごく楽しいんです。その「楽しい」という気持ちが、何かしらの形でキャラクターの演技やこういった楽曲に反映されていると思います。ですので、その部分がアニメを観てくださっている皆さんにも伝わっていれば嬉しいですね。
――では最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。
近藤:僕自身、女の子向けの作品にあまり出演したことがなかったので、新鮮な気持ちで楽しく取り組んでいます。すごく馴染みやすいストーリー展開で、その中にクスっと笑えるところもあり、今後のお話も楽しみに、アニメをご覧いただけたら嬉しいです。9月にはイベントも開催されるということで、皆さんと一緒に盛り上がることができればと思いますので、ぜひ、お越しになってください。
<取材・文:杉山玲菜 撮影:河井彩美>
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