2012年7月スタート『夏雪ランデブー』からキャストコメント到着

2012年7月スタート『夏雪ランデブー』からキャストコメント到着

 「低温一途青年×さっぱり未亡人×草食系執着霊!奇妙で切ない、純情三角ラブストーリー!」――2012年7月からフジテレビ“ノイタミナ”ほかで放送されるテレビアニメ『夏雪ランデブー』(原作:河内遙 祥伝社:フィールコミックス)。現在放送に向けて制作中だが、本作では「プレスコ」方式が採用されている。プレスコとは先に音声の収録を行い、それに合わせて画を制作していく技法。日本では先に映像を完成させ、それに合わせてキャストが声をあてるアフレコが主流だが、『夏雪ランデブー』では音響監督も務める松尾衡監督によりプレスコが採用され、キャストの芝居の「間」や「呼吸」が大切に演出されている。

 既に収録も折り返し地点を過ぎているが、今回、葉月亮介役の中村悠一さん、島尾六花役の大原さやかさん、島尾篤役の福山潤さんなどキャスト陣のコメントが到着したのでご紹介しよう。

左から中村悠一さん、大原さやかさん、福山潤さん

左から中村悠一さん、大原さやかさん、福山潤さん

●葉月亮介役:中村悠一さん

――ご自身の演じるキャラクターについて。

中村さん:ごくごく一般的な若者。演じる際にオーバーになりすぎず、リアリティを感じられるお芝居ができればなと思っています。


――プレスコ収録を経験してみて、難しい点はありますか?また、苦労したシーンや表現がありましたら、教えて下さい。

中村さん:タイミングから何からこちら任せなので、苦労というより楽しくのびのび収録ができている気がしています。ただ動きが多く、出るシーンは最終的な動きがわからないので仕上がりを見るまで不安です。


――プレスコ収録ならではの楽しさはありますか?

中村さん:絵の制約に縛られず、相手役との掛け合いをしっかりとできるのが楽しいです。テンポや表現の仕方もこちらに任せていただけているので、心地いいです。


――好きなセリフやシーンがありましたら、教えて下さい。

中村さん:どのシーンも思い出深く大事なシーンなので一概には言えませんが、六花と二人きりのシーンが演じていて好きです。


――オンエアを楽しみにしているファンにメッセージをお願い致します。

中村さん:僕らも収録がすべて終わるまで完成を見られません。皆さんと一緒に放送を楽しみにしたいと思います。多くの人間が一生懸命作った本作、是非楽しみにしていてください。


●島尾六花役:大原さやかさん

――ご自身の演じるキャラクターについて。

大原さん:お花屋さんの店長として働く六花は未亡人。大人の女性でありながら、不意をつかれて思い出に涙がにじんだり、葉月に対して気持ちが揺れたりと、この歳の等身大の女性として、リアルに、ナチュラルに共感できるキャラ。丸いおでこがキュートです。


――プレスコ収録を経験してみて、難しい点はありますか?また、苦労したシーンや表現がありましたら、教えて下さい。

大原さん:普段は与えられた制限の中でお芝居を工夫していきますが、今回は台詞のテンポなどが全て役者に任されている為、根本的に気持ちの流れ重視の自然な会話を大切にしつつ、作品の演出ポイントなど、全体のバランスを客観視するのがとても難しいです。


――プレスコ収録ならではの楽しさはありますか?

大原さん:自宅でのリハーサルにあまり意味がない分(笑)、現場での掛け合いで気付くことや生まれるものが多く、会話は生きているんだという実感が楽しくてたまりません。また、より想像力を試されている緊張感もいい刺激になっています。


――好きなセリフやシーンがありましたら、教えて下さい。

大原さん:葉月くんと、浅草の花やしきでデートするお話が好きです。不器用なクセにまっすぐで一生懸命な彼にキュンとしたり、観覧車の中ではちょっとドキッとさせられたり……妙にシンクロしながらマイク前に立っていました♪


――オンエアを楽しみにしているファンにメッセージをお願い致します。

大原さん:先日発売となった第四巻で完結したこの作品を、始めから終わりまで余すところなく映像で見られること。そして六花としてそこに生きられること。身もだえするほど幸せに感じています。六花たちの起こす風を、早く皆さんにお届けできますように!


●島尾篤役:福山潤さん

――ご自身の演じるキャラクターについて。

福山さん:生前の本心と言動と行動のイメージが「今」とギャップのある現在ユーレイ。とても一筋縄ではいかない人物は演じる上でも一筋縄ではいきませんでした。葉月の気持ちもわかる気が(笑)。


――プレスコ収録を経験してみて、難しい点はありますか?また、苦労したシーンや表現がありましたら、教えて下さい。

福山さん:「画」という確たるイメージ表現を己の頭の中で構築して、「間」や「動き」を造っていく。「絵」というファクタをぬいた事で得る自由と引き換えに確証という実感は更に難しいところに存在したかと。


――プレスコ収録ならではの楽しさはありますか?

福山さん:空間や相手をより感じる事ができます。毎回大変だし、難しいですが、ものすごく楽しいです。


――好きなセリフやシーンがありましたら、教えて下さい。

福山さん:「泣きたいのはこっちだ」正にそうでしょう!


――オンエアを楽しみにしているファンにメッセージをお願い致します。

福山さん:素晴らしい作品へ参加する事になり、今、産みの苦しみと戦っておりますが、うまくできないことすら楽しいと感じる純粋な空気、時間で収録させていただいております。鮮やかな世界と人物達がお届け出来ることを願っております。お楽しみに!!


<ストーリー>
目つきは悪いが純情一途な花屋のバイト青年・葉月(はづき)亮介。彼がひそかに想いをよせるのは、店長の島尾六花(ろっか)。一目惚れした六花の花屋に通い詰め、バイト募集を機にそこで働くことに。念願叶ったものの、8つ年上の彼女は恋愛を諦めている様子。目の前にいるのに何もできない自分に歯がゆさが募るばかり。ある日、とある用事で花屋の2階の彼女の自宅に呼ばれて行くと、そこにはなんと上半身裸の男。予期せぬ事態に半ば憤り、半ば呆れる葉月だったが、意外な事実が明らかに。その男は六花の同棲相手ではなく、すでに亡くなった彼女の旦那の幽霊(島尾篤)だという。六花には見えないらしい島尾(幽霊)は何かと葉月の恋路の邪魔をし、葉月もそれに屈せず押しの一点張りで頑張るがなかなか埒が明かない。そんな中、島尾(幽霊)が切り出した予想外の提案とは……

<STAFF>
原作:河内遙『夏雪ランデブー』(祥伝社・フィールコミックス)
監督:松尾衡
キャラクターデザイン・総作画監督:谷口淳一郎
音楽:村松健
アニメーション制作:動画工房

<CAST>
葉月亮介:中村悠一
島尾六花:大原さやか
島尾篤:福山潤

2012年7月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送予定


アニメ「夏雪ランデブー」公式サイト

(C)2012河内遙/祥伝社/アニメ「夏雪ランデブー」製作委員会
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