テレビアニメ『K』公開制作発表会レポ

秋のアニメ新番組『K』の公開制作発表会に浪川大輔さん、小野大輔さん、小松未可子さん、津田健次郎さん、angelaが出演! 先行上映&『KR』公開録音も!!

 テレビアニメ新番組『K』の制作発表会が8月12日、東京・日比谷公会堂で行われました。キャストの浪川大輔さん、小野大輔さん、小松未可子さん、主題歌&イメージソング担当のangela、シークレットゲストの津田健次郎さんが出演! 気になる発表会の模様をお届けしましょう!

●1話先行上映、ラジオ『KR』公録、angelaのライブなど盛りだくさん!

 まず伊佐那社(いさなやしろ)役の浪川大輔さんと、夜刀神狗朗(やとがみくろう)役の小野大輔さんによる影ナレでの掛け合いからスタート。そのままアニメ1話の先行上映へ。ヒップホップとジャズが融合するスタイリッシュなBGMが流れ、周防尊(すおうみこと)率いる吠舞羅と宗像礼司(むなかたれいし)率いるセプター4が対立に関係にあり、対峙した瞬間に緊張感が漂う。

 そんなシーンから一転して、のどかな学園シーン。ネコを連れた社が生徒達から次々に声をかける。学園中のアイドル的なポジションなことがわかる。平和な学園生活を満喫していた社だったが、いきなり尊のチームから追われることに。理由がわからないまま逃げる社。「どうなるの?」と物語が動き出した矢先、映像がストップ。

 お客さんの悲鳴を尻目に浪川さんと小野さんが申し訳なさそうにステージに登場。「大人の事情ですみません」と謝るキングレコードの宣伝担当さん。1話を見た感想について聞かれ、「途中で終わった不満はあります」(浪川さん)、「あの後からなんです。僕の見せ場は!」(小野さん)とこぼした後、小野さんは「絵がきれいでビックリしました。めちゃめちゃ動くし」。浪川さんは「関係性を覚えるのが最初大変かも。赤チーム(吠舞羅)と青チーム(セプター4)があって。あと(櫻井孝宏さん演じる)草薙がやらしい。ドキドキしちゃう(笑)」。

 8月1日に発売された『K』イメージブルーレイ「WHITE&BLACK」の特典映像で二人が出演した企画「ダイスをころがせ TUMBLING-K」をこのイベントでもやってみることに。ブルーレイでは二人が白黒をつけたが今回はスクリーンに映し出される『K』の情報が正しいかをお客さんが判定。

 入場時に渡されたうちわを使い、ガセネタなら白、本当なら黒をステージに向けるというもの。「日曜朝のオンエアらしい」の情報から浪川さんはネコの半裸シーンでわざとNGを出す」というリークネタまで。また「証言者として登場したのはネコ役の小松さんも「浪川さんはスタジオで抜刀ごっこをよくしてます」の新情報をぶっこみ。1話でもセプター4のメンバーが「抜刀!」の掛け声と共に脇差しの刀を次々に抜くシーンがあったが、小野さん自身も伏見猿比古(ふしみ さるひこ)役の宮野真守さんとよくやっていると告白。

 「小野大輔は一人オセロをやっている」のリークネタからステージにオセロが運ばれ、浪川さんと対決することに。適当にオセロを置く浪川さん、順番が来るたびに考える小野さん。勝負中にセプター4のコスプレーヤーがステージに続々と出てきて、宗像の「抜刀!」の掛け声と共に刀を抜く。そこに伏見・淡島のコスプレーヤーも現れ、殺陣のパフォーマンス。セリフの掛け合いとコスプレーヤーの演技という立体的な演出だった。最後は杉田智一さん演じる宗像のセリフ「次のイベントまで赤の王、青の王、いずれの王につくか、心して決めていただこう」は女子にはたまらないはず。

 またアニメに先行して配信中のラジオ番組『KR』の公開録音。この番組は『K』のキャストが毎回アットランダムな組み合わせでお送りしているが、今回のパーソナリティは浪川さん、小野さん、小松さんの3人に加え、津田さんがサプライズゲストで登場。来て早々、小野さんが収録中に2回携帯電話を鳴らしたことを暴露。小松さんもあまりの脱線ぶりに「帰りたい」とこぼしたらしい。

 アニメやキャストについての質問コーナー“K of Question”で「どんな王になりたいですか?」の質問に「浪川君は裸の王様だよね」と突っ込まれた浪川さんは「僕はかしずきたいです(笑)」。小松さんも「キャラの名前が覚えにくい」のメールに、「私が覚えているのは中村(悠一)さんのキャラ」と答え、「覚えてないじゃん!」と総ツッコミが。

 “K of Show”はイベント限定コーナーで、キャラ設定画を見ながら語り合う。狗朗について小野さんは「細マッチョなので声を出す時、悩みました。武士道精神もあって」。ネクタイをはずす絵には場内から悲鳴が。尊の絵が映し出されると浪川さんと小松さんから「似てる!」と言われ、微笑む津田さん。

 演じる際、「『猛獣のイメージで』と言われました」。社について浪川さんは「かわいくて天然な役だけどヘビーですね。最近、低い声の仕事が多かったので、高い声になかなかいかなくて。声を起こすために収録日は早起きしてます」や「話が進んでいくといろいろな顔が見えてきますよ」とヒントも教えてくれた。ネコは左右の瞳の色が違うオッドアイで「基本的に服を着たくない子なんですよね。ネコだから」と説明する小松さん。

 公録は終わりの時間になり、「1話を見てもらって、やっと始まった気がします」と浪川さん。小松さんが「今度は公開生アフレコをしてみたいです。しかもシャッフルで」と話すと3人共、「いいね!」と賛成。小野さんの「僕はネコやりたいです!」は実現するのでしょうか?

 『K』イメージソングを歌うangelaのライブコーナーもあり、まずイメージソングの1曲でスピード感のあるアッパーチューンの「境界線Set me free」。ボーカルatsukoさんの「さあ、ジャンプ!」の掛け声とクラップのオーダーと、KATSUさんのギターアクションに会場が盛り上がる。

 もう1曲のイメージソング「いつかのゼロから」はブラスなど派手なアレンジと低音が効いたルーズなサウンドとサビになると一転してatsukoさんのさわやかで伸びやかなボーカルが気持ちいいナンバー。そして『K』の主題歌『KINGS』も初披露。幻想的な英詞の歌い出しから重厚なサウンド、サビに入るとシフトアップ。高まるビートとせつなくエモーショナルなatsukoさんのボーカルが炸裂する。その勢いのまま2コーラス目から疾走感で駆け抜ける。

 エンディングでは、OP曲『KINGS』が10月24日発売、小松さんが歌うED曲『冷たい部屋、一人』は11月7日発売、angelaプロデュースとのこと、コミカライズなどの発表があった。最後のごあいさつではangelaは体全体を使ってのKポーズ、KATSUさんが「燃やせ」と津田さんの前で尊のモノマネなど作品の愛情をアピール。

 最後はキャストからのメッセージで締めくくった。


浪川さん:
今日を皮切りに皆さんの力で『K』を盛り上げてください。

小野さん:
準備期間が長い作品で、収録でもちゃんと絵があって感動しながら声を入れてます。今日、やっと皆さんに見ていただけた喜びがあります。

小松さん:
たくさんの人の想いが詰まった作品です。放送までいろいろお祭りがあるので楽しんでいただき、始まったら付いてきてほしいです。ED曲も楽しみにしてください。

津田さん:
僕らも原作がGoRAという覆面作家集団だったり、キャストのラインナップやangelaさんの歌などわくわくしながら作っています。秋までみんなの心を「燃やせ」。

>>テレビアニメ『K』公式サイト
>>K of Radio 配信ページ

(C)GoRA・GoHands/k-project
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