「薄桜鬼集会 放送録」史上初の公開録音イベントをレポート!

サプライズキャストとして遊佐浩二さんも登場した、WEBラジオ「薄桜鬼集会 放送録」初の公開録音イベントの模様をお届け

 2012年10月20日(土)、幕張メッセにて行われた「電撃20年祭」において、WEBラジオ「薄桜鬼集会 放送録」の公開録音イベントが行われた。「薄桜鬼集会 放送録」とは、『薄桜鬼』で繋がった仲間の絆をより深めていく為のWEBラジオ番組。現在、アニメイトTV内にて無料配信されており、番組のバックナンバーを視聴できるDJCDが好評発売中だ。

 今回行われたイベントでは、「薄桜鬼集会 放送録」に出演する三木眞一郎さん(土方歳三役)、森久保祥太郎さん(沖田総司役)、サプライズキャストとして遊佐浩二さん(原田左之助)が登場。20周年に因んだトークや番組おなじみのコーナーをステージにて披露した。その模様をお伝えしていこう。

●初の公開録音は三木さん、森久保さん、遊佐さんでお届け!

 入隊希望の平隊士が開演を待つなか、会場に響いたのは土方(CV:三木眞一郎)、沖田(CV:森久保)、息を切らしながら駆けつけたある隊士の声。憧れの隊士の声を聞くと、観客も黄色い声援で応えテンションも急上昇! そしてステージには、「みなさんこんにちは!」と三木さんと森久保さんが登場。「この方も駆けつけております」と森久保さんがコールすると、ステージに原田役の遊佐浩二さんがサプライズキャストとして登場する。予想外の出来事に、観客からも割れんばかりの拍手が送られキャストを迎えた。

 出演者がそろったところで、お待ちかねのタイトルコール。薄桜鬼集会史上初の公開録音の幕開けは、キャストと観客を交えたコール&レスポンス「薄桜鬼集会」「放送録」「電撃20年祭」「特別集会」の声で幕は開かれた。オープニングトークでは、「集会を聞いたことがある人ー?」と観客に三木さんが問いかけると、観客のみなさんから挙手の嵐。逆に「実は、さっき手を挙げたけど聞いたことがない人?」と問うと、正直者の方がチラホラと手を挙げていたようだ。

 そんな、実は聞いたことがない方に「薄桜鬼集会 放送録」について、コーナーが開始当初から増えに増え、番組内の決まりごとである法度が作られたり、お酒を飲んだり、うるさいスリッパが鳴ったり、とにかくいろんなことが起きますよと、三木さんがザックリ紹介。「行くたびに新しいできごとやルールができたりね(笑)」と森久保さん、「大概の物は僕のいない内に決まってます」と遊佐さんも賛同し、「ざっくりした番組です」と三木さんがまとめていた。

 すると、ステージに飾られていたラジオ収録現場用スリッパの話題へ。それぞれの隊士をモチーフにしたスタッフ手作りスリッパを観客に紹介しつつ、黒い羽のついたゴージャスな原田風スリッパに「その羽で飛ぶの?(笑)」と三木さんがジャブを飛ばす。吉野さんが履いている藤堂平助風スリッパを手に持つと「収録にあるまじき音がするんですよ」と、スリッパをふると収録でお馴染の鈴の音が鳴り響いた。どのスリッパも煌びやかな装飾が施されているのを見て、三木さんは「けど、比べてみると総司のって地味だね」とコメント。森久保さんとしても「なんか、みんな派手でいいな~」とコメントをし、羨ましそうな表情を浮かべていたようだ。

●記念すべき20年祭に因み 20年前の自分を振り返る

 イベントの本題、“電撃20年祭”のトークに移ると「人間だったらお酒が飲める年だね」、と20周年にまつわる話題で盛り上げる。「20年前なにしてた?」と遊佐さんがギモンを述べ、実は遊佐さん自身が「ちょうどデビューから20年目なんです」とコメント。観客から拍手が贈られると「みんなおめでとうを言うために集まってくれたんだね」とにこやかな笑顔に。笑いが起きつつも、観客席からは祝福の声援が贈られていた。

 森久保さんも、実は声優の仕事を始めて20年を迎え、その活動を振り返る本を書いていますと明かした。たまに物や思い出を忘れてしまいがちな森久保さんに対し「振り返ったって、20年の半分くらいしか覚えてないんでしょう?(笑)」とツッコム三木さん。そんな森久保さんが、どのように記憶を振り返っているかというと、写真を元に当時の記憶を必死に振り返っているそうだ。だが、20年前の自分の写真を見てみると、デジタルカメラが普及していなかった頃ともあり、写真の色合いや質をみて「こんな昔なの!?」と時の流れの速さに驚いたそうだ。

三木さんが語る20年前は、声優の仕事を始めてちょうど5年が経過していた頃とのこと。「そろそろ25年になります。僕もオメデトーって言って欲しいな……」と観客を見やると、すかさず「おめでとう」の声援が! もしも、20年後もこの番組が続いていたら「平均60歳を越えてる」「登場前から座るためのイスが用意されていそう」「そもそも還暦じゃん!(笑)」と、各々の想像とツッコミをぶつけ観客からも笑いが起きていた。

●カルタで勝負! 戦う男たち

 続いて、「電撃20年祭特別企画 薄桜鬼と電撃Girl's styleとシルフ~その時 何が起きた?~」コーナーに突入。初掲載にまつわる話、表紙にまつわる話、コミックだけでなくビジュアルブックを制作しているシルフの話を中心にトークが展開された。

 女性向けゲーム情報誌「電撃Girl's style」での『薄桜鬼』の初掲載は、2008年5月23日の約4年前。「シルフ」での初コミカライズは2009年7月22日発売号から掲載されているそう。また、当時隔月で発行されていた「電撃Girl's style」の、2010年発売号の6号の内、4号の表紙が『薄桜鬼』で飾られる快挙を成し遂げているそうだ。また、コーナーのなかでは「シルフ」では“栄養ドリンク”の事を“変若水”というエピソードが紹介されると、普段“日本酒”を指す言葉として使っている3人は「使い方が違うんですね」と笑いを誘っていた。

 お次はラジオの人気コーナー「羅刹な私」。このコーナーは、誰にも言えないけど本当は誰かに聞いて欲しいリスナーの秘密を、本人に代わってキャストが告白するというもの。10年来の友達の彼氏を“ギラギラゴリラ”と呼んでいること、上物のジーンズを履いたまま洗おうとしたエピソード、深夜にラジオDJ風に仕事のメール対応をしているお茶目なヒミツを披露していった。

 薄桜鬼キャストのなかで一番強い男を決める「戦う男たち」コーナーでは、特別回でおなじみの“薄桜鬼カルタ”でキャスト同士火花を散らすことに! “薄桜鬼カルタ”とは、スクリーンに映し出された読み札を観客が読み、その声を頼りに対となる絵札を獲得しにテーブルまでダッシュし、絵札をより多くとった方が勝者となる。今回の勝負は、番組内での勝ち点にプラスされることもあり、キャスト陣はやる気まんまんなご様子。コーナー内で読まれた読み札は、以下の通り。

「黎明録 アニメ化記念の 特別集会」
「これは誰? パセラに登場 謎の人形」
「スタジオに 突然出現 レッドカーペット」
「勝者の証 スリッパ 扇子」
「おやつは やっぱり 萩の月」

 番組に関係する札ではあるが、観客の声を正確に聞きとることが難しいらしく、「これは誰?」が「おれは誰? 燃え上がれ?」と聞こえるとキャスト陣も苦笑。取って取られてを繰り返し、接戦を繰り広げ最後には三木さんと遊佐さんの一騎打ちとなる。裏返された絵札を公平にめくりあい、見事勝利を収めたのは三木さん。「みんなが僕を勝利に導いてくれました!」と観客に感謝の気持ちを述べ、喜びを露わにしていたようだ。

●イベントのお別れはお馴染の“薄桜鬼ジャンケン”

 ここで、公開録音イベントもお別れタイムに。イベントへ駆けつけてくれたファンへのメッセージを述べ、最後は番組でお決まりの“薄桜鬼ジャンケン”で幕を閉じた。また、11月8日更新の『薄桜鬼 放送録』にて、公開録音の様子が配信されるので、イベントに参加した方も、くしくも参加できなかった方も配信をチェックしよう!

>>『薄桜鬼集会 放送録』配信ページ
>>『薄桜鬼』オフィシャルサイト

(C)IF・DF/「薄桜鬼」製作委員会
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