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テレビアニメ『シドニアの騎士』製作発表会レポート

洲崎 綾さん、豊崎愛生さん、櫻井孝宏さんら登壇! テレビアニメ『シドニアの騎士』製作発表会レポート

 対話不能な謎の異生物・奇居子(ガウナ)によって太陽系が壊滅。存亡の機を脱した人類は、巨大宇宙船・シドニアを新たな生活の地に定め、これを「シドニア出航紀元」とした。それから約1000年が過ぎたシドニア出航紀元1009年。人型戦闘機“衛人(もりと)”の操縦士となるべく、訓練学校に入学した少年・谷風長道(たにかぜ ながて)は、訓練の末、他の訓練生とともに晴れて初任務につくこととなる。さほど難しいものではなかったこの任務。しかし、そこに突然奇居子が姿を現し、事態は一変する……。

 5月にテレビアニメ化が発表された、弐瓶 勉原作のハードSF作品『シドニアの騎士』。『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』などで知られるCG制作会社「ポリゴン・ピクチュアズ」が制作するデジタルアニメーションということでも話題となっている。

 そんな同作が、11月9日(土)に「TVアニメ『シドニアの騎士』製作発表会」を開催! 会場となったのは、東京デザインセンター内ガレリアホール。コンクリート張りのどこか近未来的な空間だ。ここで、作品にちなんだ“重力米塩にぎり”が振る舞われるなか、製作発表会はスタートする……。

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●本作のキーワードを解説。そもそも「シドニア」とは? 「継衛」とは……?


 はじめに、この場で初解禁となった「第二弾PV」を鑑賞。PV内では、キャスト陣16名と、2014年春から放送されることが併せて発表された(詳しくは速報記事の通り)。そののち、メインキャスト16名が改めて読み上げられ、この日の登壇者が壇上にあがった。

■登壇者
洲崎 綾さん(星白 閑 役)
豊崎愛生さん(科戸瀬イザナ 役)
櫻井孝宏さん(岐神 海苔夫 役)
喜多村英梨さん(仄姉妹 役)
大原さやかさん(小林艦長 役)
森なな子さん(山野栄子 役)
坪井智浩さん(勢威一郎 役)
田中敦子さん(サマリ・イッタン 役)
静野孔文氏(本作監督)
瀬下寛之氏(本作副監督)



 ここからはトークコーナー。登壇者を交え、本作のキーともなっている用語を解説しながら、世界観や制作の裏話を掘り下げていく。

 まずは、タイトルにもなっている「シドニア」について。これは、人類が生存する宇宙船のこと。船体の一部となっている小惑星から資源を得ながら、1000年間恒星間を航行し続けている。全長は約28kmにもわたるといい、この距離は司会者の鉄平さん曰く「大体新宿から大宮くらいまで」にもなるそうだ。

 そんな船内には、人々が集う“街”もあるとこのと。瀬下副監督はこの点に触れ、「アニメには出てこないですけど、『街中のどこに何があるか』っていう裏設定をスタッフと一緒に作って楽しんでいます。企画(立ち上げ)から長く設定とか描いてるので、最近はシドニアに住んでいる感覚ですね」と語った。

 続いての用語は「奇居子(ガウナ)」。これは、冒頭のあらすじでも書いた通り、太陽系を滅亡させた謎の生命体であり、人類の脅威となっている存在。そのため、台本にも頻繁に登場する単語のようなのだが……「まず『ガウナって読めないよ』って思いました。台本で自然に読めるようになるまで、ちょっと時間がかかりましたね」と言う大原さんや、「いまだにフリガナふってます」と明かす坪井さんなど、特徴的な読み方に苦戦している声が挙がった。奇居子は、劇中以外でも脅威(?)となっていた様子。

 ちなみに豊崎さんは「(原作に慣れていると)映像で色がついて、ビシャー!と動く奇居子を観ると、まあ怖いですよね。アニメになって怖さは増していると思います」とアニメーションでの奇居子について言及。さらに、様々な形状の奇居子がいることにも触れ、「奇居子の形によって、長道くんをはじめとしたみんながどう動くのか、小林艦長がどんな策略を立てるのかっていうのも変わってくるはずなので、そこも見どころのひとつだと思います」と、今後の展開に期待を寄せた。

 これだけ聞いていると、奇居子はただただ人類に恐怖を与える存在に思えてくるが、ここで洲崎さんが「でも、奇居子とは友だちになれるかもしれないと思うんです。どこまで言っていいのかアレなんですけど、星白と奇居子とか、結構密接にからむ場面もあるんですよ」と告げ、なにかしらの突破口を匂わせる……。

 ただその一方で「(星白と同じく)奇居子とはガッツリ絡ませていただいた」と言う山野栄子役の森さんは、「でも私はちょっと(奇居子と)友だちにはなれないかな……」と拒否反応。この双方異なる言葉の真意は、本編で確認することになりそうだ。

 そして、次なる用語は「継衛(つぐもり)」。来るべきときに備えてシドニアが保有する人型兵器“衛人(もりと)”のなかでも一世代前の兵器で、坪井さん曰く「ひと昔前のマニュアル車みたいなものなんです。だから操縦が難しい」そうだ。またこれに加えて、瀬下副監督は「マニュアル車好きにとってはたまらないメカだと思います。実際に自分が乗れるとしたら、ところかまわず撃ちまくってみたいですね」と魅力を語った。継衛は、主に男性の心をくすぐるもの……なのかもしれない。

 さらに櫻井さんも「僕自身も乗ってみたい」と言いつつ、「役柄的にも、継衛に対してはいろいろ思うところがありますよね。(岐神(クナト)は)優秀な訓練生なので、当然『乗れるだろう』と思っていたし、『乗りたい』とも思っていたけど……」とコメント。岐神の想いを汲み、含みを持たせながら話した。

 最後に「光合成」についても。これは、理科の授業で習うそれとほぼ同意なのだが、劇中では植物だけでなく遺伝子操作によって進化した“シドニアの船員”も行うという。「光を浴びてエネルギーを蓄える」というこの行為。もちろん、服を脱いで裸になる必要がある……ということで、原作でも人気が高い、女性キャラの光合成シーンについて話が集中。

 静野監督は「ちょうど今週の水曜に、小林艦長の光合成シーンを収録したんですけど、非常に色っぽく素晴らしいものになってるんで、ぜひオンエアを楽しみにしていただければ」と明かした。また、スタイル抜群で男性操縦士からも人気があるサマリ・イッタンについては、「光合成といえばサマリ。サマリといえば光合成」と、会場を沸かせる田中さん。これを受け静野監督も「サマリにも光合成をさせたい」と意気込んでいた。

●用語紹介のあとは各々のキャラ紹介へ。各キャラの演技プランにも注目

 次いで語られたのは、登壇者それぞれが演じるキャラクターについて。「シャイでピュアで優しい、本当に優しい女の子。いつも微笑んでいるような子ですね」(洲崎さん)、「ビジュアルの“白”がすごく印象的で。ピュアなんですよね。継衛に対してのリスペクトもすごいあって。……が故に、ああこんな展開に……っていうことも」(櫻井さん)、「努力して今の地位にまでのぼりつめた女性。だから谷風長道やイザナに嫉妬して、ギスギス当たっちゃうんです。そのへんはすごく不器用だと思う」(森さん)、「みんなから憧れられる存在。戦うときも先頭をきって戦う、クールでかっこいい女性です」(田中さん)など、個々の性格が語られた。

 ちなみに坪井さんは、「勢威一郎は、簡単に言うとシドニアの世界をみんなに伝える解説くんです。だから説明ゼリフが多いですね」と、視聴者に向けた役どころのほか、「(勢威がいる環境は)僕以外みんな女の子で、ハーレムなんです。だけど、みんな仮面かぶってるんです。なんにも面白くない!」とも告げ、会場を沸かせる一幕もあった。

 また、キャスト陣の“演技”についても大いに語られる場に。豊崎さんは、女性でも男性でもない“中性”の新人種・イザナでオーディションを受けるにあたり、「女の子に振るのか、男の子に振るのか、どうしようかな?って思いながら出した声が、(即座に)『それがいいです』って言ってもらえた」と話した。

 さらに「(キャラ絵を指し示しながら)このままこの人が、数十名いらっしゃいます」と、クローン人間・仄(ほのか)姉妹について紹介した喜多村さんは、演じ分けについて言及。なんでも、体格差は無いものの性格には少しずつ差があるという仄姉妹。そのため、「お芝居では声質や声帯というよりは“ニュアンス”で、個々の性格を表現している」とか。しかも、仄姉妹同士の掛け合いのシーンも別録りではなく通しで収録とのこと。これについては「毎回緊張しています」と、心境を明かしていた。

 そして大原さんは、小林艦長について「普段は仮面をかぶってる状態なので表情がわからないし、感情表現自体も抑えています。冷静沈着でクールな役です」と評したうえで、「例えば台本にビックリマークがふたつ付いていても、無いつもりで(演じている)。そのぶんストレスは溜まりますけどね」と、笑い混じりで告げた。どれも知られざる裏話ばかり。本編では、役者陣の演技に一層注目が集まりそうだ。

 充実のキャラクター紹介が終わると、ここで谷風長道役・逢坂良太さんから寄せられたメッセージVTRを上映。「最初、米泥棒としてシドニアに潜入するんです。最悪の形で主人公の登場となってしまうんですけど……」といった長道のことや、意気込みについて語られた。

 これを受け、壇上では逢坂さんの話に花が咲く。「(逢坂さんは)長道にも似てるかなって」と喜多村さんが切り出すと、大原さんを筆頭に頷く登壇者多数。日常生活では素朴な雰囲気を漂わせつつも、戦闘では気迫たっぷりに突き進んで行く長道の姿は、収録に臨む逢坂さんとリンクすることも多いとのことだ。

 さらに、緑川 纈(ゆはた) 役・金元寿子さん、ヒ山ララァ役・新井里美さん、落合役・子安武人さんからのVTRも上映。「切迫した人類の様子を描いた作品のなかでも、纈ちゃんは割と気を抜ける場面の担当だと思います。明るくて楽しいキャラクターです」と性格について触れた金元さんをはじめ、「ヒ山ララァを簡単に説明すると家政婦クマですかね。なので最初『家政婦は見た』のあの人っぽく演じてみたんですけど、音響監督からダメ出しをもらってしまい……」と独特の語り口で当初の演技プランについて触れた新井さん、「CGアニメということで。僕自身、自分の声で映像が作られ、お芝居や表情がついていく作品に出るのははじめてなので、非常に期待しています」と、CG制作やプレスコ収録について熱く語る子安さんなど、三者三様の言葉が寄せられた。

 そして最後に、登壇者から挨拶があった。ここでも、熱い想いが寄せられたので、ひとりずつ紹介していこう。


■瀬下寛之氏(本作副監督)
 CGというツールを使っていますけれども、極めて手作りで作っております。一つひとつのショット、一つひとつのアニメーションに、日本のアニメーションに対する僕らの想いが出ていることだと信じておりますので、ぜひご覧いただければ幸いです。よろしくお願いします。

■静野孔文氏(本作監督)
 今回観ていただいたプロモーション映像からもわかると思うんですけれども、非常に素晴らしいクリエイターたちが徹夜に近い状況で作っております。このあとさらに映像を出す機会が来ると思うんですけれども、そのときは今回出そうと思ったんですが「次の機会にした方がいいんじゃないか」という、もっと素晴らしい映像も多々ありますので、期待していてください。

■田中敦子さん(サマリ・イッタン 役)
 素晴らしいスタッフさんたちの熱い想いを汲み取りつつ、私たち声優陣も毎週楽しく頑張ってプレスコさせていただいていますので、このデジタルアニメーションという新しい感覚のアニメを、ぜひ来春からご期待いただきたいと思います。よろしくお願いします。

■坪井智浩さん(勢威一郎 役)
 プレスコで、僕たちの演技を基に絵が作られるという作品なので、僕たちの演技がかなり重要になってくると思います。毎回、スタッフのみなさんに負けないよう頑張っておりますので、よろしくお願いします。

■森なな子さん(山野栄子 役)
 私自身も、この作品のファンなんですけれども、原作ファンのみなさまに楽しんでいただけるよう、毎回毎回全力で演じさせていただいております。みなさんどうぞ楽しみに待っていてください。

■大原さやかさん(小林艦長 役)
 小林役の大原さやかです。今までありそうでなかった世界観と、ドラマチックな展開にあふれている作品ですので、みなさんの期待を裏切らない、想像以上の作品をお見せできると思います。ぜひ、春を楽しみにしていてください。今日は本当にどうもありがとうございました。

■喜多村英梨さん(仄姉妹 役)
 本日の製作発表では、キャラクターのことや、作品のキーワードというところで少しお話させていただきましたけれども、まだまだこの作品「胞衣(エナ)」とか「カビザシ」とかキーワードになってくるものがあって、キャラクターも本当にコントラスト効いていてメリハリのあるシーンが豊富です。私が演じている仄シリーズも、戦闘シーンでもキリッと頑張らせていただいてますし、長道だったりイザナとか星白と、歳相応の、少しほんわかしたシーンなんかもあり、いろんな表情を見せていける役になっていますので、来年春、楽しみに待っていただければと思います。ありがとうございました。

■櫻井孝宏さん(岐神 海苔夫 役)
 衝撃的な作品だと思います。たくさんの方に観ていただければと思っております。本当に、出演出来て光栄です。よろしくお願いします。ありがとうございました。

■豊崎愛生さん(科戸瀬イザナ 役)
 科戸瀬イザナ役豊崎愛生です。今日はお集まりいただきまして、ありがとうございました。本当にロマンが詰まりまくった作品だなあと思って、製作段階でもワクワクしております。まずは本当に原作が素晴らしいので、春までの放送のあいだ、原作を読んで期待していただけたらと思います。

 アニメーションになって動いて、さらに深みの増すシドニアの世界を楽しみにしていてください。私もボイスと演技という、いちセクションで、素晴らしいスタッフのみなさん、キャストのみなさんとともに闘っていますので、ぜひ春まで楽しみに、ご期待いただければと思います。今日はどうもありがとうございました。

■洲崎 綾さん(星白 閑 役)
 星白閑役の洲崎綾です。本日はお集まりいただきありがとうございます。私はプレスコも、CGのアニメもはじめてで、こんな大作に出演させていただけたことがすごく夢みたいで、毎週みなさんの息遣いを感じながら、お芝居をさせていただいております。作品自体も、シリアスななかにもシュールでクスッと笑えるシーンも結構たくさん入っていて、マンガとアニメで違うところもちょっとありつつ、とても見応えのある作品にきっと仕上がると思いますので、2014年春をぜひみなさま一緒に楽しみに待っていただけたらなと思います。本日はありがとうございました。

 作品の世界観同様、重厚な雰囲気のなか進められた製作発表会。原作未読の人を振り向かせるキッカケとしても、充分な内容だっただろう。『シドニアの騎士』は2014年春にスタート。それまでの続報も見逃すなかれ。

■テレビアニメ『シドニアの騎士』
2014年春放送予定!





【スタッフ】
原作:弐瓶勉
監督:静野孔文
副監督:瀬下寛之
シリーズ構成・脚本:村井さだゆき
プロダクションデザイナー:田中直哉
造形監督:片塰満則
CGスーパーバイザー:上本雅之
バトルアニマティクス:大串映二
キャラクターデザイン:森山佑樹
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
製作:東亜重工動画制作局

【キャスト】
谷風長道:逢坂良太さん
星白 閑:洲崎 綾さん
科戸瀬イザナ:豊崎愛生さん
岐神海苔夫:櫻井孝宏さん
緑川 纈:金元寿子さん
仄 姉妹:喜多村英梨さん
小林艦長:大原さやかさん
勢威一郎:坪井智浩さん
落合:子安武人さん
ヒ山ララァ:新井里美さん
サマリ イッタン:田中敦子さん
山野栄子:森なな子さん
佐々木:本田貴子さん
弦打:鳥海浩輔さん
岐神海蘊:佐倉綾音さん
丹波新輔:阪 脩さん


>>テレビアニメ『シドニアの騎士』公式サイト

(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

(c)TSUTOMU NIHEI・KODANSHA/KOS PRODUCTION COMMITTEE
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