馬上槍試合「ジョスト」に青春を捧げる少女達を描いたアニメ『ワルキューレロマンツェ』が遂に最終回! メインキャスト6名のスペシャル座談会をお届け!
馬に乗り、槍で一騎打ちを行う「ジョスト」という実在のスポーツを題材に、ヨーロッパのジョスト名門校でジョストに打ち込む少年少女の恋や苦悩を、コミカルタッチやちょっとエッチなシーンも交えつつ描いた青春ストーリー『ワルキューレロマンツェ』。
10月から放送されてきた話題作も遂に最終回直前に。そこで水野貴弘役を演じる山下誠一郎さんと、5人のヒロイン、希咲美桜役の清水愛さん、スィーリア・クマーニ・エイントリー役の瑞沢渓さん、ノエル・マーレス・アスコット役の中村繪里子さん、リサ・エオストレ役の田口宏子さん、龍造寺茜役の生天目仁美さんの座談会を敢行!
作品の見どころや魅力と作品への愛情がわかる、爆笑トークをお楽しみください!
●最終回直前の収録を終えての感想は?
──本日、最終回直前の収録が終わりました。ここまでの収録を振り返ってみた感想は?
水野貴弘役・山下誠一郎さん:あっという間でしたね。収録から放送が始まるまで時間が空きましたが、1話の収録が昨日のことのように今も鮮明に覚えてます。そしてオンエアでは、絵に実際に色が付いて、背景が付いて、音が付いたものを見て、「これがロマンツェの世界だ!」と実際に世界に入れたような気がしました。
希咲美桜役・清水愛さん:美少女ゲームが原作ということで、ヒロインがたくさん出てくるんですが、どのキャラにも見せ場があって、ぎゅっと凝縮されたお話になっています。いつも先が気になって、台本をいただいたらすぐに「どうなるんだろう?」と目を通していました。あっという間に最終回直前まできてしまって、これから最終回の台本を読むのでドキドキしています。
スィーリア・クマーニ・エイントリー役・瑞沢渓さん:キャラごとにスポットが当たっているのも魅力ですが、楽しい部分と熱い部分がしっかりあって、ギャグとシリアスのバランスも良くて、見やすい作品だなと思いました。きっと見てくださる方に楽しんでもらえる、そう思える作品に参加できたことをうれしく思います。
ノエル・マーレス・アスコット役・中村繪里子さん:アニメの前にドラマCDをこのチームで収録したんですけど、その時はまだ貴弘がいなくて。それでも成立していた世界観の中に貴弘が入ってきて、物語が大きく動き出した気がしていました。またドラマCDはジョストをやっている時以外の少女達を深く掘り下げていましたが、アニメでもその続きのような導入になっていて、スムーズにアニメに入れたんじゃないかなと思います。実際に躍動感のあるジョストのシーンを見て、「アニメになって良かった!」と実感しました。そして近づくクライマックスをひしひしと感じています。
リサ・エオストレ役・田口宏子さん:リサは貴弘や他のヒロイン達と学年や属するグループが違うので、最初は「どこまでジョストをしている仲間達に入っていけるのかな?」とか、寡黙なキャラだし、天才的な騎士という設定だったので、どんな風に絡んでいけるのかなと不安もありました。他のヒロインに比べるとセリフは少ないですけど、そんな恵まれないところも含めてリサなので(笑)。貴弘の周りにいる女子達に、スパイス的にいい影響が出るような存在になっていてほしいと思いながら演じてきたので、皆さんにもそんなところを最後まで見ていただけたらうれしいです。
龍造寺茜役・生天目仁美さん:この作品に関わるまでジョストというスポーツがあることを知らなくて。アニメの中でジョストのシーンを見た時はカッコよくて感動しました。実際にベル(ティーユ)さんみたいな、きわどい格好でやっている人はいないと思いますけど(笑)。ずっとジョスト押しで行くのかなと思ったら、コミカルなエピソードが続いて、「いつ試合をやるんだろう?」と(笑)。ただ終盤になって、学内の大会が始まると白熱した試合、それぞれの熱い想いが表に出てきて、残すところあと1話ですが、盛り上がりを見せる展開になっていると思います。
●キャラの印象と演じる時の心がけたことは?
──ご自身が演じるキャラクターについての印象と演じる際に心がけたことは?
山下さん:初めて絵を見た時、純粋にカッコいいなと。スキがなくて、女性にモテる男子だなと思いながらオーディションに臨みました。でも、台本を読んでいくと実はポーカフェイスで意外に弱さがあって、そんな人間らしさがあるなと回を重ねるごとに感じました。ディレクションでも「貴弘がどれくらい感情を出していいのか難しいかも」と言われて。ラッキースケベ的な(笑)、不可抗力で女子に触れてしまうシーンが多々あって、その時にはっちゃけず、あえてクールにすましている貴弘……。
清水さん:「すまない。これははずみで」って(笑)。
山下さん:そんな風に触っても動揺せず(笑)。どこまで感情を出していいのかは悩みました。あと山本裕介監督から貴弘はもっとクールな予定だったけど、スタッフさん達が途中で気持ちを出してもいいんじゃないかという意見が出たそうで。
中村さん:フィードバックされてるんだ!
山下さん:それでもっと出していいということになったというお話を聞いて、自分が貴弘に影響を与えてるのかなと思えてうれしかったです。ちなみに僕と貴弘が似ているところは一歩踏み出せないところです。
(一同爆笑)
山下さん:貴弘が想いをなかなか表に出さない、優柔不断なところは「うん、わかる!」と(笑)。回を重ねるごとに貴弘との気持ちのリンクが強くなっていったかなと思います。
清水さん:美桜は、常にクールで冷静な貴弘君の代わりじゃないけど、いつも元気で明るくて、しかもお話を引っ張っていく狂言回し的な役割を担っているのかなと、何事にもポジティブに楽しむように演じています。私の美桜の印象は、天真爛漫で、ちょっと天然だけど、すごく優しくて、思いやりがあって。キャピキャピしてるから幼く見えるけど、実は懐が広くて、女神様のように大きな翼でみんなを包み込むようなコだなと。貴弘だけでなく、他のキャラにも愛情深く接するシーンが常にあって、誰に会っても笑顔で駆け寄っていく、みんなのお母さんみたいな気持ちですね。あとは、みんな貴弘君が好きだと思うけど、美桜は年季とレベルが違います(笑)! でも「好き! 好き! 他の人にとられたくない!」という感じではなく、誰を選んでも嫌な感じにならないようにニュートラルに、例えスィーリアさんを選んでも身を引こうみたいな、貴弘君の幸せが一番という感じで演じてます。
瑞沢さん:せつない(笑)。スィーリアは美桜ちゃんと同じベクトルを向いてるけど、ジョストでも学園内でも完璧な人というポジションができ上がっていて。そこは崩したくなかったし、ディレクションでも「もっと優雅に、気品を持ってゆっくりと」と常に言われました。ただ序盤はコミカルなパートが前面に出ていたので、皆さんのテンションに引きずられて楽しくやりたくなっちゃうけど、そこも泰然として。寂しさもあり、大変だったところでもあります。あとそれぞれのキャラの過去やおうちのエピソードが出てくるけど、スィーリアはあまり出てこなくて。裏にチラっと孤独や悩みを感じさせる部分はあるけど、どの程度出せばいいのか、どんな気持ちでいいのかも迷うところで……。
清水さん:あんなにクマに囲まれて。
田口さん:今日、一番の親友が帰ってくると必死で馬を走らせたら、クマのぬいぐるみだったという(笑)。
瑞沢さん:クマにしか癒しを求められないほどの寂しさを持っていたのかな(笑)。最後にスィーリアの気持ちがどう描かれるのかなと楽しみです。
中村さん:ノエルは違う意味で内面がわかりにくい子かなと。かわいい女の子が大好きで、美桜ちゃんや凛々しい茜にすら、「かわいい!」とちょっかいを出したり。本心なのか、コミュニケーションをとるための処世術なのか、境目がわからなくて。あと実は侯爵家のお嬢様で、日本の子達とは違う環境や境遇で育ってきたことが明かされて。抱えているものの重さも感じつつも、美桜や茜が困ることをやっちゃおうとか、貴弘にどこまで迫れるかという駆け引きを、私自身はその場その場で楽しみながらやっていました。
田口さん:リサは常に子供でいることを心がけながら演じていました。ジョストの才能には恵まれているけど、中身はまだ未成熟で、でも背伸びして突っ張った感じは出さないように。また友達のフィオナもリサと似たようなタイプで、このアニメではみんなと行動する中で、ちょっとずつみんなの感情をもらいながら、最終話に向けて少しずつ女の子らしく、子供らしい子供になっているんじゃないかなと思っています。難しかったけど、やりがいのある楽しいキャラでした。
生天目さん:茜で心がけたのはスィーリア先輩に対する愛情と、貴弘君に対する感情の違い……スィーリア先輩にはあこがれが強くて。貴弘君には恋愛感情が表に出るわけじゃないけど、時々、顔を赤らめたりするので、ちょっと女の子らしさが出ればいいなと思いながらも、あからさまに出すのも違うかなと考えました。ただスィーリア先輩に対する愛情が思った以上に大き過ぎて。絵的にも前へ前へと出てくるし、常に妄想してるし(笑)。
中村さん:失神しちゃうし(笑)。
生天目さん:私はどこに行くんだろうと始めの頃は思ってました(笑)。
清水さん:思春期の頃って、女性の先輩に憧れたりするじゃないですか? 恋と勘違いしちゃう感じ。懐かしいなと思います。
瑞沢さん:茜ちゃんも貴弘君への愛情に段々気付いてくるのかな。スィーリアに手を握られても舞い上がってなかったし。
生天目さん:1クールかけてまともになりました(笑)。
●キャストが挙げる印象的なシーンとは?
──印象的なシーンを挙げてください。
山下さん:3話の美桜とベルティーユのジョストの試合で決着が付くシーンで、貴弘と美桜が「僕は」、「私は」、「ジョストが好きなんだ!」と声を合わせるところが感動的でした。初めて貴弘がジョストへの想いを表に出せたので。なのに、なぜか服を着てないという(笑)。あと2話で美桜が寝ようとするけど、ノエルの姿を思い出して、本を読み出したり、練習を始めて。美桜が努力している様子が垣間見えて、いいシーンだなと思いました。それと7話で全裸の茜とスィーリアが貴弘が来るので、あわてて小麦粉をかぶって、彫刻のふりをするシーン。
瑞沢さん:触った貴弘が「この感触は?」。
中村さん:何で確かめて、もむの?
田口さん:胸じゃなくてもいいのに。
清水さん:おっぱい星人だったとは。
生天目さん:すごくバカらしかった(笑)。
清水さん:そういえば、同じ彫刻の回で貴弘君が2人のブラジャーを拾って、美桜たちを見ながら「これじゃないか?」「お前とは違うな」と判断するのが冷静過ぎて、さすがだなと(笑)。私は4話で美桜がお風呂から出た後、ジェイムスさんからもらった鎧を磨くシーンが好きです。「良い騎士は道具を大切にする」というのを聞いた後に、そのシーンがあって、美桜のジョストに対する愛情が描かれているのが印象的でした。
瑞沢さん:衝撃度で言えば、7話です。彫刻の場面につながるんですけど、濡れたとはいえ、どうして服を全部脱いでしまったのかなと(笑)。
一番印象的なのは6話で、風車が見える高台で、貴弘君と語り合うシーン。スィーリアが一人の女性としてたたずんで、貴弘君と対しているのが感動的で、スィーリアが自分を出せるシーンだと思って、想いを込めて演じました。あと10話で、リサがフィオナに「もう一度、友達になろう」と言ったシーンは、リハーサルビデオを見て泣いてしまって。田口さんと千葉(千恵巳)さんのお芝居を早く聞きたいと楽しみで、生で聞けて幸せでした。
中村さん:スィーリアさんが開いたお茶会で、生徒会室のクマの書き込みのすごさ! いろいろなクマがいて。
清水さん:どこかで見たことのあるのとか(笑)。
中村さん:物語的には影響がないところなので、クマと書かれていればいいはずなのに。私も個人的にクマが大好きなので、ノエルが出てないのにリハーサルで「クマがいっぱいいる!」とワクワクしちゃいました。お芝居的には11話で、ノエルの戦う姿がもたらしたものが家族の絆だったところで。ノエルがジョストをすることに反対していたお父さんが初めて声を出して応援してくれて、勝ち負けに関係なく「誇りだ」と言ってくれたことに感動して、泣きそうになりました。最初のテイクの後で、「そこまで泣かないで」と言われて気付いたのは、「これはノエルじゃなくて、私の感情だったんだ」と。お父さんとの絆は昔からの深いものだから、ノエルは弱い子じゃなかったなと思い出して。貴弘が言っていた「あとは気持ちだ!」もジョストだけでなく、ノエルの人生へのアドバイスだったのかなと感じました。すごく大切なシーンです。
田口さん:私が最初に浮かんだのはベルティーユ様のおしり(笑)。美桜に決闘を申し込むシーンでは、パンツは隠しているのに、後ろからは丸見えという。新しいなと。その後、ベルティーユ様が鎧を着けて美桜の前に立った時に、「あんまり変わらないのでは?」と美桜がぽつりと言ったセリフにも納得しました。貴弘君も突っ込まなかったじゃない?
山下さん:突っ込んだら負け、みたいな。
瑞沢さん:ジョストのシーンもベルティーユさんのお尻からのアングルで。
田口さん:しかもベルティーユさん、いい声出すし。リサに関しては、他のキャラに比べてパンチラがないなと思っていたら、試合の当日、ベッドから起き上がった時に見えて、「やっと見えた」と(笑)。
(一同爆笑)
田口さん:玲奈がリサの生い立ちに関して貴弘に話した後から、貴弘だけでなく、見ている皆さんもリサへの見方が変わったと思うんです。強がっていて、悲しい感情を出せないけど、うれしさも出せないということをわかってもらえて、うれしいシーンでした。あとみんなで「はい!」と言うシーンで、リサは暗いと言われました(笑)。
生天目さん:私は茜とリサがジョストを通して友達になったことですね。4話で対戦して決着付かず、10話で再戦して、話数を超えて深い友情が芽生えたのが好きでした。あと茜もふざけていいポジションかなと思いきや、意外とそうでなく、ベル様はいつでも自由で楽しそうだなと(笑)。それがうらやましかったです。
瑞沢さん:同じくです!
生天目さん:ベル様がいるから物語が締まるのかなと思います。
●女性キャストによる貴弘評。恋人にしたいと答えた人は?
──キャストの皆さん、いち女性として貴弘を見た印象をお聞かせください。
清水さん:イケメンで完璧過ぎるので、あまり一緒に並びたくないかも……。釣り合わない感じで、クラスにいたら話しかけられないタイプかな。アニメでは誰かに偏らないでニュートラルなので、すごくカッコいいと思います。アタックするにはめちゃくちゃ勇気がいるでしょうね。見てあこがれているくらいかな(笑)。
瑞沢さん:中の人がいるからか、弟目線になっちゃいます。役的にも後輩ですし。結構、抱え込むタイプで、本音を明かさないけど、内心ではいろいろなことが渦巻いていて。深く関わらなければミステリアスに見えるので、めっちゃタイプなんですけど……。
山下さん:やったー! よかった!
瑞沢さん:でも、近づくときっとイライラしたり、もどかしくなっちゃいそう。「もっと心を開いて!」みたいな。あくまであこがれ程度に見ていたいかな。
山下さん:本気で振られた気がする。
中村さん:私はない、かなあ……。
山下さん:何か、ダイレクトに来る!
中村さん:すごくいい子だし、カッコイイし、優しいし。妹の彼氏やだんなさんだったら賛成ですけど。
清水さん:11話で、ノエルのお父さんに「ノエルを応援してください!」と一生懸命お願いしている姿を見たら、「よし、ノエルを嫁にやろう」ってなるでしょう!
中村さん:(笑)。でも私は会話と笑いが重要なので、貴弘とは分かち合えないかな、みたいな。
山下さん:つまらない男ということでしょうか…?
中村さん:ごめんなさい! ノエルはすごく必要としてるから!
清水さん:でも勝負に勝つためのベグライターとしてですよね(笑)。
中村さん:それが一番ですけど(笑)。
田口さん:貴弘君がジョストで勝ち続けていたら、追っかけになったと思う。でも、そこから先には行こうと思わないかも。
清水さん:アーティストとして活動してほしい。
田口さん:そういう感じ! 割り切れない貴弘君を見ているので、「好き! 立候補しちゃう!」と言えない私もいて、追っかけるだけでお願いします(笑)。
山下さん:難しい……。
生天目さん:私も好きにはならないかなあ。カッコイイと思うけど、あまりにも女心がわからな過ぎるので、友達として付き合う分にはハリセンを持って、「おい! お前!」と突っ込みたい。それくらいの立ち位置で。
山下さん:厳しいなあ。
清水さん:きっとみんな「希咲さんがいるから」と思っちゃうんじゃないかな?
(一同うなづきながら「ああ!」)
山下さん:誰もリアルに付き合いたくないと。悲しいですね(泣)。
●山下さんの恋人キャラ選び!
──では山下さんだったらどの子を選びますか?
山下さん:実は僕の中でいろいろ妄想をして、各キャラのポジションが決まってるんです!
清水さん:嫁、愛人とかですか?
女性陣:怖~い!
山下さん:美桜は貴弘を一番知っているし、料理がうまくて、友達想いで、貴弘想いなので、逆に一緒にいると僕が甘えてしまいそうで。幼なじみとしていい子だなと。
清水さん:美桜がきられた!
山下さん:スィーリアさんはやっぱり先輩、職場の上司。
一同:ああ!
山下さん:理想的で、こういう先輩がいたら引っ張ってくれそう。茜の気持ちがわかります。ただスィーリア先輩が甘えてきたら、それはそれでいいかなと。
(一同爆笑)
瑞沢さん:クマより大好き、みたいな(笑)。
──じゃあここから嫁候補は最後にして。
山下さん:ええと……リサは妹です。それか後輩。リサのかわいいポイントはギャップだと思うので。子供扱いされて怒るところとか。愛でたいという気持ちが。
田口さん:やっぱり! 甘えたいタイプだからね。
中村さん:残り2人、二者択一!
山下さん:いいのかなあ? ファンの方々にふざけんなって言われないかな?
生天目さん:何の問題もないよ。
清水さん:5人の仲が悪くなっても。
瑞沢さん:残り1話だから(笑)。
山下さん:ぶっちゃけて言うとノエルがどストライクなんです。
一同:え~!
中村さん:何か、さっきはごめんね。でも私じゃなくて、ノエルだから。
山下さん:引っ張ってくれて、程よくいじってくれそうで。
田口さん:ウケなんだね。
山下さん:ええ。でもノエルは時々、弱さも見えるし。ギャップがいいんです。
中村さん:財産とかではないの?
山下さん:違います! お金より愛です!
中村さん:よかった!
山下さん:茜はすごくまじめなので同僚、クラスメイト。
生天目さん:どうして、すぐに会社員であてはめようとするのかな。
山下さん:同じ部活や趣味をやっていれば、共に研さんし合える友人で、相談できるし。
「茜、最近、悩んでてさあ。助けて……」。
生天目さん:結局、甘えたいんだ。
清水さん:押しに弱そうだから、どのキャラもグイグイいけば落とせそう。
瑞沢さん:ノエルが一番どSっぽいから。
山下さん:Mなんですね。きっと(笑)。
──では山下さんの設定で、スピンオフを。
清水さん:いいかも!
瑞沢さん:会社になっちゃう。今はやりの銀行を舞台にするとか?
田口さん:家に帰ると、リサに「お兄ちゃん!」とか言わせればいいんでしょ!
中村さん:でもおもしろいかも!
生天目さん:フラッシュアニメとか。
山下さん:では、企画書を書いて、監督に(笑)。
●作品の魅力&見どころ、最終回への意気込みを語る
──物語は佳境に差しかかります。収録への意気込みと、ここまで見てくださった皆さん、間もなく発売するパッケージでご覧いただく皆さんへのメッセージをお願いします。
生天目さん:絵が素晴らしくきれいで、キャラ達の魅力があふれた作品になっていると思います。ここまで見てくださっている方はこのままラストまでお楽しみください。そして『ワルキューレロマンツェ』の世界に触れたことがない方も、これだけいろいろな女性キャラがいるし、好きになれるポイントがいっぱい詰まっているので、12月27日発売の第1巻でぜひ見てください。
田口さん:いろいろな意味で、予想を裏切る作品じゃないかなと思います。まじめかと思えば、お色気があったり、お色気があったり、お色気があったり……それで終わったと思ったらやっぱりお色気があるんですけど(笑)。カッコイイところや泣けるところもあって。各キャラに関する伏線もあって、ブルーレイやDVDで見直すと発見もあって、エッチなシーンも見られるという、繰り返し楽しめる作品です。最後までよろしくお願いします!
中村さん:山下君の正妻、ノエル役の中村繪里子です(笑)。迫力のあるジョストシーンに加え、各キャラが個性的に動き回るし、より知りたくなるので、毎回30分なのがもったいないと思えるくらいの出来栄えです。好きなだけ楽しんでいただくためにもブルーレイとDVDを手に入れて、好きな時に『ワルキューレロマンツェ』の世界に遊びに来てください。ディスクの中で皆さんにお会いできるのを楽しみにしてます!
瑞沢さん:この作品にはいろいろな萌えが詰まっていて、イケメンの貴弘君を筆頭に、いろいろな好みの女子萌えに、動物萌え……馬やリスもかわいくて。絵も美しくて、キャラやジョストシーンだけでなく、ヨーロッパの風を肌で感じるような背景も素晴らしいです。あとED後の「ジョスト講座」もSDキャラがかわいくて、スィーリアも出たい(笑)。かわいい美桜ちゃんのレクチャーでジョストのことがわかるので、ディスクでもう一度復習を。
清水さん:ヨーロッパの風景の美しさに、私が好きなケルトっぽい音楽が合わさり、貴弘君や美桜ちゃんと一緒にいるような気分になれると思います。美少女ゲームが原作ということで、男の子がかわいい女の子に囲まれるハーレムアニメと思う方もいるかもしれませんが、ジョストの試合や、それぞれのキャラの熱い想いを見ることのできる作品です! コメディやエッチなシーンもあり、ほっこり、じんわりできるシーンもあり、いろいろな気持ちになれるはずです。終盤の大会に入ると、試合が続いてシリアスな展開になっているので、第1巻では初期の楽しい雰囲気や笑えるシーンなども思い出してもらいたいです。そして、大会の決勝戦の結末とラストシーンは……震えて待て!(笑)
山下さん:一番の魅力は青春かなと。ジョストという題材を取り上げて、みんなが奮闘している姿を描いて、誰も本当にジョストが嫌いな人がいないところが素敵だなと思います。ジョストに青春をささげながらも、それぞれの環境に悩んだり、恋したり、友情が芽生えたり、時にバカをやったり。キャラ達の心模様がわかって、しかもどのキャラにも感情移入しやすくて、見る人の琴線に触れる素晴らしいアニメだと思います。そしてキャラのエピソードが別のキャラにリンクしていたりするので、より深く楽しむためにもディスクをゲットしていただきたいです。そしてきれいな風景とキャラと馬とパンツを(笑)。貴弘という役をやらせていただいて幸せでした。残り1話全力で演じますので、最終回もぜひ見てください!
【放送情報】
TOKYO MX ……毎週(日)24:30~
サンテレビ ……毎週(月)24:30~
KBS京都 ……毎週(水)25:00~
テレビ愛知 ……毎週(水)27:05~
AT-X ……毎週(火)20:30~
ニコニコ生放送……毎週(木)23:30~
【スタッフ】
原作:Ricotta
キャラクター原案:こもりけい
監督:山本裕介
シリーズ構成:ふでやすかずゆき
キャラクターデザイン:桂憲一郎
音楽:ランティス
OPテーマ:橋本みゆき「UN-DELAYED」
EDテーマ:麻生夏子「MoonRise Romance」
アニメーション制作:エイトビット
製作:ワルキューレロマンツェ製作委員会
【キャスト】
水野 貴弘:山下誠一郎
希咲 美桜:清水愛
スィーリア・クマーニ・エイントリー:瑞沢渓
ノエル・マーレス・アスコット:中村繪里子
リサ・エオストレ:田口宏子
龍造寺 茜:生天目仁美
ベルティーユ・アルチュセール:柚木涼香
柊木 綾子:水橋かおり
玲奈・F・エイヴァリー:今井麻美
フィオナ・ベックフォード:千葉千恵巳
アン:新井里美
エマ:内山夕実
東雲さん:米澤円
ジェイムス・アスムッセン:飯塚昭三
ミレイユ・マーレス・アスコット:下屋則子
グレイトフル・マーレス・アスコット:西村知道
ササミ:千葉千恵巳
<パッケージ リリース情報>
◆『ワルキューレ ロマンツェ Blu-ray & DVD 第1巻』
発売日:2013年12月27日(金)
価格:Blu-ray初回限定版 9,450円(税込) / Blu-ray通常版 7,350円(税込) / DVD初回限定版 8,400円(税込)
収録話:第1話/第2話
発売・販売元:ポニーキャニオン
パッケージ仕様:キャラクターデザイン桂憲一郎描き下ろしジャケット
【初回限定版特典】
・キャラクター原案こもりけい描き下ろし「6人揃うとむふふ▼等身大布ポスター」1(美桜)※▼はハートマークです
・布ポスター1イラストカード
・桂憲一郎描き下ろしジャケットイラストカード
・応援イラストカード
※BD通常版にはこちらの特典は付きません。
※BD初回限定版は特典がなくなり次第終了。通常版のみとなります。
※DVD初回限定版は、特典なくなり次第、通常版へ以降します。
【映像特典】
・ノンテロップオープニング
※商品仕様、特典等は予告無く変更になる場合がございます。
<テーマソング リリース情報>
◆OP主題歌CD
橋本みゆき「UN-DELAYED」
発売日:好評発売中
品番:LACM-14143
価格:1,200円(税込)
◆ED主題歌CD
麻生夏子「MoonRise Romance」
発売日:2013年11月27日(水)
品番:LACM-14157
価格:1,200円(税込)
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