『ULTRAMAN』、主人公・早田進次郎演じる木村良平さんにその魅力を聞いた!
日本特撮のレジェンド「ウルトラマン」への新たなアプローチ。パワードスーツに身を包み戦う、等身大の新たなウルトラマンの戦いを描く大人気コミック『ULTRAMAN』。月刊ヒーローズで絶賛連載中の本作がモーションコミックとして生まれ変わりました。既存のコミックに動きと効果音、そして声優による芝居が加わったモーションコミックは、アニメでも特撮でも味わうことのできない一味違った臨場感を演出しています。
そんな『ULTRAMAN』のモーションコミックは現在2巻まで配信中。そしてついに、主人公・早田進次郎の戦いへの葛藤や、新たなウルトラマン「セブン」の登場など、物語が一気に加速する3巻の配信が決定。
今回は進次郎演じる木村良平さんに、『ULTRAMAN』3巻の見どころや、モーションコミックという媒体での苦労などをたっぷり伺い、作品いかける想いを答えていただきました!
■ たくさんの人の応援によって続いているものなんだと考えています
――モーションコミック『ULTRAMAN』のご紹介をお願いします。
木村良平さん(以下、木村):ウルトラマンはみなさんご存知かと思いますが、この物語はウルトラマンが地球を去った後のお話です。かつてウルトラマンだった早田進の息子・早田進次郎が主人公として、新たなウルトラマンに変身して異星人と戦う内容となっています。父親がウルトラマンだったので、その因子が息子にも引き継がれているので、進次郎は変身しなくても強いんですよ。
アクションシーンも多く物語はシリアスな展開は、モーションコミックという形が活きていると感じています。アニメーションみたいには動きませんが、みなさんが思っている以上に動いていると思います(笑)。これまでも完成品を観た時は、自分でもビックリする仕上がりになっているので、観て楽しい作品になっていると思います。
――最初にこの依頼を受けた時はどのように感じましたか?
木村:最初「ウルトラマン演るよ」って言われたんですけど、「え、なにを?」って感じでしたね(笑)。コミック作品に声を入れるメディアがあることは知っていたので、イメージとしては吹き出しが出て、そこにセリフが乗っかるっていうのを想像していたんですが、やってみたら感覚がかなり違い驚きました。
――名前を連ねるキャストも豪華ですが、共演していかがですか?
木村:話が進むごとにキャラが増えていくので、その度にキャスティング方々ばかりで、毎回驚かされています。お父さんが菅生隆之さん(吹き替えで、ジャン・レノ、トミー・リー・ジョーンズ、ハリソン・フォードなどを担当。『東京喰種』では、「あんていく」店長・芳村役)ですし、以前は、磯部勉さん(吹き替えで、ジョージ・クルーニー、メル・ギブソン、ブルース・ウィリスなどを担当)と戦いましたからね(笑)。
そして山路和弘さん(吹き替えで、ヒュー・ジャックマンやニコラス・ケイジなどを担当)に追いかけられるという。もう、僕は一緒に芝居ができるだけで楽しくてしょうがないんですよ。なかなか全員で揃って収録する機会はないのですけど、何人かとはご一緒させてもらっています。こんな機会はめったにないので嬉しくてしょうがないですね。その喜びの気持ちはTwitterで呟いちゃったりしていました。
――モーションコミックならではの難しさはありますか?
木村:アニメの場合の収録は映像に合わせて喋るのが仕事ななのですが、モーションキャプチャーの場合は、アニメの様に尺を意識するとセリフがズレてしまうことがあるんです。本当は会話のテンポでやっていけるのが一番良いんですけど、それに馴れるまでは時間がかかりました。
全キャストと一緒にアフレコ出来る時は問題ないんですが、僕の収録時にいらっしゃらない方がいる場合は、会話をイメージしながら芝居をする必要があるので、そこは意識していないと難しかったです。僕らの思っている間尺と、監督や原作の方がイメージしている間尺にはどうしても差が出てきてしまうので、そのさじ加減は常に意識していました。
――ありがとうございました。
≪『ULTRAMAN(ウルトラマン)』とは≫
『ULTRAMAN』は、月刊ヒーローズにて大好評連載中の人気コミックで、初代ウルトラマンであった早田進の息子進次郎がウルトラマンスーツを与えられ、等身大のULTRAMANとして異星人との戦いに挑む、新時代のウルトラマン像を描く傑作ヒーローアクションです。初代ウルトラマンを前日譚とした正史を引き継ぐ基本設定に、現代感溢れる新解釈を織り交ぜ、予測不能な大胆なストーリー展開で新旧ウルトラファンを魅了。巻を追うごとに人気が拡大し、既に累計170万部を突破しております。
『ULTRAMAN』第6巻の発売を記念して、第1巻~第3巻までのモーションコミックの期間限定、無料公開が決定。
期間はが7月3日(金)~9月30日(水)。
モーションコミック版『ULTRAMAN』では、豪華キャストが集結。臨場感あふれる新しい漫画表現を実現している。
≪『ULTRAMAN』モーションコミック 主なキャスト≫
● 木村良平(早田進次郎 役)
● 関智一(諸星 弾 役)
● 内田礼(佐山レナ 役)
● 藤原啓治(ジャック 役)
● 潘めぐみ(早田進次郎〔幼少期〕役)
● 菅生隆之(早田進役)
● 江原 正士(井出光弘 役)
● 磯部 勉(ベムラー役)
● 山路和弘(遠藤庸介役)
● 斎藤志郎(レッド役)
●桜井浩子(富士明子役)
■無料公開期間: 2015年7月3日(金)~2015年9月30日(水)
>>ULTRAMAN モーションコミック配信サイト
>>ULTRAMAN公式サイト