山下さん、声だけでなく姿も小野田坂道になる! 『劇場版弱虫ペダル』公開記念舞台挨拶レポ
2015年8月31日(日)に、お台場シネマメディアージュにて「『劇場版弱虫ペダル』公開記念舞台挨拶」が開催された。舞台上には、山下大輝さん(小野田 坂道役)、鳥海浩輔さん(今泉 俊輔役)、福島潤さん(鳴子 章吉役)、安元洋貴さん(金城 真護役)、森久保祥太郎さん(巻島 裕介役)、伊藤健太郎さん(田所 迅役)、遊佐浩二さん(御堂筋 翔役)、野島裕史さん(黒田 雪成役)ら豪華声優陣8名が登場。映画を鑑賞したばかりのファン達と共に『弱ペダ』トークを繰り広げた。
本稿では、いよいよロードショーとなった『劇場版弱虫ペダル』の魅力が語られた舞台挨拶の模様を、ネタバレなしのレポートでお届けする。
■ キャスト自らが語る映画『弱ペタ』の魅力
映画が終わると、ステージにはキャスト陣が登壇。挨拶では、鳥海さん、福島さんらが山下さんの物真似を織り交ぜるなど、仲の良い様子も伺えた。
今回の作品が初主演映画となる山下さんは「劇場版になるなんて夢のようです!」と喜びを語る。また台本を貰った時は「作品の1ファンとしてワクワクが止まりませんでした」ともコメントしていた。
映画については鳥海さんから「お酒飲みながら観ましたが、あっという間に90分が過ぎて2杯しか飲めませんでした。いつもなら4杯はいけるのに」と、ジョークで会場を沸かしつつも、「息をつく間もないほどの作品。名シーンのオンパレードでした」と、映画作品としての完成度の高さをアピール。
続く森久保さんも「僕は90分で3杯は飲めます」と、鳥海さんに乗っかる形でギャグを挟みながら「巻島として嬉しい作品。まさに弱ペダのいいとこ取りをしたような、ベストアルバムのような映画です」とコメントした。
また、福島さんは「スピード感のある映画です。アドリブに合わせて絵が動いてるのには感激しました!」、伊藤さんは「キャスト達から「弱ペダ」好きが感じられるようなアフレコ現場でした」とコメント。安元さんからは「アフレコでは、全員が揃って収録することができて嬉しかった!」と、それぞれ映画に関する熱い想いを語ってくれていた。
そして、自転車好きで知られる野島さんからは「プライベートで走ったことのある場所が映画にも出てきて嬉しかった」と、ライダーならではのコメントが飛び出した。また「自転車のチェーンの音がいいんですよ! しっかりと整備されていて、良いオイルがささっている」と、細部までこだわられた作品であることを違う角度から語っていた。
現場では方言指導者としても活躍した遊佐さんからは、「野島さんに教えた方言を、しっかりとマスターしてくるんです」と裏話も披露され、難しい方言を野島さんが覚えてくることに関心していた。
■ 山下さん、サプライズプレゼントで、声だけでなく姿も小野田坂道になる!
トークでは、山下さんの成長についての話題も繰り広げられた。安元さんからは「アニメ第一話のアフレコの時と、劇場版の収録時では後ろ姿が違って見えた」との声が。そして、そんな「映画初主演」を果たした山下さんに、森久保さんからサプライズプレゼント! なんと「小野田坂道」モデルのヘルメットが贈呈される。
それを受け取り、嬉しそうな山下さんはヘルメットを被ってみたり、ステージを駆け巡ったりと本当に嬉しそうな様子。
そんな山下さんは「突然のプレゼントに驚いて、言いたいこと忘れちゃいました!」と感激を表現。そして「皆さんから頂いたものを全部返せるように、全力で取り組んだ作品です。何度でも観ていただけたら嬉しいです!」とコメントして舞台挨拶を締めくくった。
<総北高校>
小野田坂道:山下大輝/今泉俊輔:鳥海浩輔/鳴子章吉:福島 潤/金城真護:安元洋貴/巻島裕介:森久保祥太郎/田所 迅:伊藤健太郎
<箱根学園>
真波山岳:代永 翼/福富寿一:前野智昭/荒北靖友:吉野裕行/東堂尽八:柿原徹也/新開隼人:日野 聡/泉田塔一郎:阿部 敦
<熊本台一高校>
吉本 進::宮野真守/田浦良昭:田尻浩章
<広島呉南>
待宮栄吉:関 智一
<京都伏見>
石垣光太郎:野島裕史/御堂筋 翔:遊佐浩二
<スタッフ>
原作・ストーリー原案:渡辺 航 (「弱虫ペダル」原作者)
総監督:鍋島 修
監督:長沼範裕
脚本:吉田玲子
音楽:沢田 完
主題歌:LASTGASP「Link」(TOHO animation RECORDS)
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
配給:東宝映像事業部
上映時間:約90分