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梅原裕一郎さんと増元拓也さんの好物は何?【取材手帳 第10回】

梅原裕一郎さんと増元拓也さんの好きな食べ物、嫌いな食べ物も明らかに? TVアニメ『トリックスター』声優インタビュー【少年探偵団 取材手帳 第10回】

 2016年10月より放送がスタートしたTVアニメ『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』(以下、トリックスター)。いよいよ放送も残りわずかとなってきました。物語がクライマックスを迎えても、キャストでさえ、結末が全くわからないというミステリアスな作品です。

 アニメイトタイムズでは【少年探偵団 取材手帳】と題し、声優やスタッフのインタビューを交えながら、作品の世界を深めていける連載企画が掲載中。

 連載第10回は、井上了役の梅原裕一郎さん、勝田雅治役の増元拓也さんにインタビュー。アニメ本編だけでなく、OVAやBlu-ray&DVD第2巻の特典ドラマCDのことまで、いろいろとお聞きした模様をお伝えしていきます。

 今回の連載では、お二人の食べ物の好き嫌いも判明? 今、取材手帳の第10ページ目が開かれます。

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謎解きメインじゃない!? キャラクターの内面を描いた人間ドラマ
──これまでの放送を振り返ってみて、本作はどんな作品だと思いましたか?

井上了役・梅原裕一郎さん(以下、梅原):始めは原案が江戸川乱歩だし、少年探偵団だし、謎解きがメインになっていく作品なんじゃないかと勝手に想像していたんです。でも、作品が進むにつれて、少年たちの心の機微や内面を描く作品なんだなと感じました。14歳から18歳の多感な時期の「大人になれないけど、なりたい」葛藤をメインに描くんだなと……。始めに持っていた印象と違ったので、そこが意外でした。

勝田雅治役・増元拓也さん(以下、増元):僕は4話からアフレコに参加したんですけど、3話が印象的で、推理ものとしてもすごく面白かったんです。3話を観て、このまま毎回こうなるのかなと思ったら、どんどんキャラクターの内面の話になってきて。少年たちが自分の居場所を見つけていく話になっているんだなと思いました。

いい道を築いていた花崎(花崎健介、CV:逢坂良太さん)がちょっとしたことで、疎外感を感じてしまったりしますよね。大人もそんなにいい人間がいなくて、結局みんな誰かを利用している。そういった人間の内面を描いた作品だと思います。

4、5話で、僕ら(井上と勝田)の関係性は平和に解決しましたし、山根くん(山根たすく、CV:山谷祥生さん)が認められて少年探偵団に入ったお話とか、すごくいいなと思いました。そういう子供たちの成長のお話だと思っています。

──少年探偵団は個性的なメンバーがそろっている印象です。

増元:そうですね。野呂ちゃん(野呂誠、CV:木戸衣吹さん)もいいキャラクターなんですよ。引きこもりだけど、自分の立ち位置を自覚して、自立しているキャラクターです。野呂ちゃんを見てハッとさせられたところはありましたね。

梅原:うんうん。

増元:作品の舞台が2030年代ですから、ああいう生活もゆくゆくはあるんじゃないかなって思います。

熱い信頼が寄せられた井上と勝田の特別な関係
──お二人が演じられているキャラクターも徐々にいろいろな面が見えてきましたね。

増元:勝田は基本的にクールなキャラクターで、いつもは感情を抑えて演じているんですけど、後半の話数は伸び伸びやらせてもらえてすごく楽しかったです。勝田も感情を表に出すキャラクターになれた感じがしましたね。相変わらず熱血漢ではありましたけど……(笑)。


──井上も立場が変わってきた印象を受けました。

梅原:井上くんは、序盤は少年探偵団の司令塔的ポジションとして活躍していて、かなり大人びている印象があったんです。17、18話あたりになっていくと、だんだん花崎との関係性が悪くなっていって、子供っぽいところや、もう少し冷静にできるんじゃないかと思うところも出てきました。意地の張り合いをしている姿や、年相応の井上の面が出てきたので、そこでようやく少年なんだなという感じがしました。

増元:序盤はミスター・パーフェクトみたいな感じだったんですけどね。

一同:(笑)。

──現場ではどのようなディレクションがあったんですか?

増元:感情を「抑えめに」と言われましたが、でも突き放す感じではないんです。言葉に温度が出ないので、他の人に感情を汲み取ってもらえない雰囲気があるんですけど、たぶん本人的にはそんなつもりは全くなくて。

正直なところ、勝田の人間的な部分というのは22話までやってきて、まだちょっと図りかねているところはあります。弱みがないというか、弱みを見せるところがなかったので。最終回は目前ですが、もっと人間的に掘り下げたところも見てみたいですね。


──それは見たいですね。勝田は大きな心で井上を受け止めているようなところがありますよね。

増元:だからこそ、井上以外の人に対する接し方も見てみたかったなっていう想いはあったんです。それもあって、感情が表に出た後半の収録はけっこう嬉しかったですね。やりすぎたかなって思ったんですけど、OKだったみたい(笑)。熱い感じでやらせてもらいました。

──井上はどのようにディレクションされたのでしょうか?

梅原:井上って激昂することが多くて、あんまりやりすぎると、井上のキャラクターから外れちゃうかなと思って、抑えめにやるんですけど、だいたい「もうちょっと出していいよ」というディレクションを受けたりします。(増元さんと)逆ですよね?

増元:そうだよね。たぶんすごく微妙なさじ加減だとは思うんですけど、難しいですね。

梅原:そうですね。


──クールな友情が描かれることが多い井上と勝田ですが、演じるにあたって、心がけた点やお二人で話し合われたところがありましたら、お聞かせください。

梅原:話し合いは……(笑)。

増元:してないね……(笑)。

一同:(笑)。

梅原:でも、井上と勝田の二人に関していえば、過去の話が何度か出てきたり、OVAもあったので、その対比は気にしましたね。過去の二人は、さわやかな青春っぽい感じですけど、今はそれを越えた何か、多くを語らない友情みたいなものがあるような気がします。

増元:4、5話で二人の関係性が完結しているところはあるんです。お互いの夢と希望も語り合った仲ですから。そうなってくると、後のシーンは本当に夫婦のような阿吽の呼吸があって……(笑)。

梅原:井上と勝田は台本上でも、わりとお互いがお互いのことについて、察しがいいんですよ。

増元:そうなんですよ(笑)。

梅原:言葉が足りてないはずなのに、わかりあってるみたいな……(笑)。

一同:(笑)。

増元:「(相槌の前に全てをわかった上で)ああ」とか……(笑)。セリフの前に説明が書いてあるんです。「すごいな、今の会話で全てをそれで返事するのか」と思いましたから(笑)。

一同:(笑)。

──井上と勝田の「いいな」と思うポイントや「ここはちょっとな……」というところはありますか?

増元:いいなと思うのは察しのよさでしょうね。こんなにわかり合えたら、楽だろうなとすごく思います。

梅原:安心感はありますよね。

増元:絶対に助けてくれるっていう信頼感はお互いにあると思います。

梅原:でも、(勝田の)エプロン、似合ってない……。

一同:(爆笑)。

増元:あれは家(で着ている)のだから! 

梅原:(笑)。

増元:好みはね。確かにね……(笑)。あれは配達の時まで着なくてもいいじゃないかなって思います。

梅原:(笑)。

増元:井上から電話がかかってきて、勝田の返答一発目が「何かあったのか?」みたいなのもすごいですよね。

一同:(笑)。

増元:そういう特殊能力の人なんじゃないかなって思うくらいで(笑)。

梅原:察しのよさは確かに思いますね。たぶん他のキャラクターがわからないというところを担当してくれているので、井上の思惑とかを勝田は全て理解していて、それがいいのかなとは思います。

梅原さん、増元さんの意外なお気に入りキャラクターとは?
──ご自身で演じられているキャラクターの他に、お気に入りのキャラクターはいますか?

梅原:大友(大友久CV:古川慎さん)です。


──大友のどんなところがお気に入りなんでしょうか?

梅原:しゃべり方です。

増元:それ、大友じゃなくて古川くんのことじゃない?

梅原:(笑)。


──以前、取材手帳で古川さんにお話を聞いた時に、モテを意識して演じているって言っていました。

梅原:そうなんですか? それはちょっと予想外だった(笑)。

一同:(笑)。

増元:確かに、大友って結局、女子に囲まれているシーンがない(笑)。

梅原:モテっていうより、変なおじさんっていうイメージがある(笑)。

増元:チャラ男っていうイメージもある(笑)。

──(笑)。増元さんはお気に入りのキャラクターはいますか?

増元:僕はピッポちゃんが大好きです。ピッポちゃんほしいな~、かわいいな~と思ってます。


──ピッポちゃんはオスだと思いますか? メスだと思いますか?

増元:たぶんオスですね。僕も鳥を飼っているんですが、動物は人間相手でも異性の方になつくので、鳥も好みが分かれるんですよ。やっぱりピッポちゃんはオスじゃないかなと思います。


──鳥を飼われているんですか?

増元:文鳥をオスメス両方飼っています。ピッポちゃんみたいに、自由自在に会話できるのが羨ましいです。

梅原さんと増元さんが物語の結末を大胆予想!?
──今後の見どころや個人的に注目してほしいポイントを教えてください。

梅原:18話で少年探偵団が「解散」と明智さん(明智小五郎、CV:小野大輔さん)に言われちゃって、そこから少年たちがどうするのか、一番注目できるポイントなんじゃないかなと思います。そのまま解散してしまうのか、またはみんなで協力していくのか。18話の時点では花崎と井上はまだ和解していないので、どう解決するのか、もしくは解決できずに終わるのか、気になるところじゃないかなと思います。そこは注目していただきたいですね。

増元:これから終盤に向けて、探偵団の一員として活躍できればいいなと思います。あとは、夢子ちゃん(宍戸夢子、CV:金魚わかな)の恋が成就するのか、気になりますね(笑)。

梅原:最近出てない(笑)。

増元:出てないので、それを勝田がどう見るのかっていうところを見てみたい(笑)。


──結末の予想についてはいかがですか?

増元:小林(小林芳雄、CV:山下大輝さん)&花崎のコンビと、明智&怪人二十面相(CV:GACKTさん)のコンビと、そのふたつのベクトルが一緒になることはないと思うんですが、どういうふうに折り合いをつけていくのか気になりますね。もう佳境ですから、どうなるんだろう。

梅原:二十面相が、満足することはあるのか。

増元:どこまで行っても結局は……。だって、それで死んでしまっても、明智さん的には後味悪いと思うし、殺して終わるっていうのもな~。かといって、和解はなんだか……。

──ハッピーエンドがいいですか? アンハッピーエンドがいいですか?

増元:アンハッピーエンドなのは観てみたいですね。やっぱりダメだったかっていう結末でも、そこまであがいたものがあるのでいいのかなと思ったり……(笑)。それに、ハッピーエンドが今の時点ではちょっと想像できない。

梅原:想像つかないですよね。


──キャストも結末がわからないんですね。

増元:本当にわからないんですよ。

梅原:ハッピーエンドにはならないと思いますけど、何かを代償として幸せになるのは、もしかしたらあるかもしれませんね。明智さんが少年探偵団からいなくなっちゃうとか……。

増元:確かに。みんな少年ではなくなるし……。

梅原:うん。難しそうですね。

増元:それぞれが独立していったりするのかなとも思いますね。勝田は警察官になるとか。そのあと、小林はどうなるんだろう?

梅原:小林の能力がどうなるのか、なくなりはしないのかな?

増元:なくなって普通の人間になる気もするし、居場所がみつかって、というのもあるかもしれない。

TVアニメとはひと味違う!? OVAやドラマCDのポイントをご紹介
──OVAやドラマCDについてお聞きします。ドラマCDでは井上のために勝田がお弁当を作るそうですね。でも井上は苦手な食べ物が多くて……。

増元:井上がこんなことになるとは思いもしなかったですよ。

梅原:楽しかったですね。ドラマCDの内容がだいぶコメディ寄りだったので、あんまりアニメの収録ではないような井上ができればいいなと思って演じました。勝田は大変そうでしたけどね(笑)。

増元:いや、僕はもうメチャクチャ嬉しかったです(笑)。

梅原:あんなにしゃべることないですもんね。

増元:(セリフが)2行以上あるぞ! って (笑)。

一同:(笑)。

増元:勝田がちょっと嫌味を言ったり、悪巧みをしたり、ドラマCDは画がない分、余計に演技できたのはすごく嬉しかったです。

──お二人ともアニメ本編の収録よりは……?

増元:演じやすかったですし、プレッシャーも全くありませんでした。台本があるので、僕らはやるだけですから(笑)。

梅原:楽しかったですね。

増元:最後に二人でフリートークしたんですが、ちょっと題名を間違えてしまって(笑)。

梅原:何でしたっけ?「愛情弁当」が……。

増元:「愛妻弁当」になっちゃいました(笑)。メチャクチャ笑いましたね。


──井上と勝田がテニスをしたりと、日常的なシーンが多かったOVAはいかがでしたか?

増元:OVAは、井上が車イスじゃない状態の回でしたね。

梅原:ハツラツとしてましたね(笑)。

増元:うん。こういう日常があったんだなっていうのをすごく感じました。本当に何でもない事件の話だったんですけど、だからこそ、アニメ本編の3話ぐらいの微妙な感じとのギャップが余計に染みましたね。花崎も今よりも若くて、もっと無責任な感じで、逢坂さんの「あ、俺か?」という感じがすごくよかったです。

梅原:女の子のファンが気になったけどね(笑)。

増元:変な呼ばれ方してますからね。「井上パイセンパイ」からの「勝田パイセンパイ」(笑)。

──やっぱり二人は人気者だったんですね。

増元:瑠璃学ボーイズのサイトには、少年探偵団のメンバーは大概そろってるんですよ(笑)。当時は人気だったんでしょうね。あんなにキャーキャー言われていいなぁ(笑)。


──井上は過去と現在でキャラクター性が変わっていますが、演じ分けのようなものはあったんですか?

梅原:とはいえ、初めにキャラクターを作ったのが車イスの状態の井上なんです。それで3年前の話が出て、逆算する形で演じました。井上は、車イスに乗っていて、足が動かないことに若干の劣等感を抱いているんです。そのギャップというか、3年前は本当にハツラツと、現在の花崎がやっているような現場に駆けていくようなキャラクターだったので、そこの熱量を芝居に乗せられたなと思いました。

梅原さん、増元さんの好きな食べ物、苦手な食べ物は……?
──井上は緑系のお野菜が苦手のようですが、おふたりは食べ物の中で苦手なものはありますか?

増元:僕は全くないんですよね。だからこういう時に、「あれだけがダメ!」みたいなものが言えなくて、それが悩みなんです。


──では、好きな食べ物はありますか?

増元:ちょっと変人扱いされますけど、一番好きな食べ物がナマコなんですよ。

一同:えぇ~~!

増元:ナマコの食感が大好きなんです。調味料はポン酢が大好きで、とうがらしも好きなので、もみじおろしがあれば「もう最高!」っていう感じです。僕の中ではナマコはパーフェクト食材なんですよ(笑)。そんな酒飲みでもないんですけど、ナマコだけは子供の頃からバクバク食べてて……。


──子供の頃からナマコを食べていたとは、渋いですね。

梅原:渋いですね(笑)。

増元:子供の頃から味覚がおっさんなんですよね(笑)。


──勝田のキャラクター通りなんですね。

増元:本当にそうなんですよ。僕、ドラマCDのお話が来た時に、本当に心からセリフが言えましたから。別に食べられないからって否定するつもりはないんですけど、キャラクターとしてはすごくやりやすかったですよね。何も自分にウソをつかずに言えたので(笑)。

──野菜も問題ない?

増元:全く問題ないです。


──抜いてほしい食材もなし?

増元:ないですね。


──アレルギーもなし?

増元:ないです。


──それはすごいですね!

増元:親がなんでも食べさせていたからだと思います(笑)。

──梅原さんは嫌いなものは何かありますか?

梅原:僕も苦手なものはないんですよね。何でも食べられるんですけど、前はありました。前は臓物系とかが苦手だったんですけど、ここ数年で食べられるようになっちゃったので……。


──それはご自分で克服されようと思ったんですか?

梅原:食わず嫌いだったみたいで、食べてみたら、食べられたんです(笑)。昔はウニとか、イクラも嫌いだと思っていたんですけど、今はむしろ好きです。本当に嫌いなものがなくなっちゃいましたね。

増元:確かに、ウニやイクラは「何でこれを食べるんだろう?」みたいなものは感じるかも。ナマコ食っている立場の人間が言えませんけど……。

一同:(笑)。


──逆に梅原さんはお好きな食べ物はありますか?

梅原:困ったことに、僕は好きなものもないんです。

一同:(笑)。

梅原:食にそんなに興味ないので……。

──お酒はお好きですか?

梅原:お酒も飲まないです。

一同:へぇ~

梅原:美味しいものは好きなんですけど、「これが好きだ!」っていうものが思いつかないんですよね。

増元:たぶんご飯に一緒に行ったら、相当困りますよ(笑)。

梅原:でも何でも食べられるから、場所を選ばずに行けるかなとは思ってます(笑)。基本的にこだわりがあんまりないみたいです(笑)。

──では最後に、アニメ、OVAの見どころ、Blu-ray&DVD第2巻の特典ドラマCDの聴きどころなど、お聞かせください。

梅原:OVA、ドラマCD、アニメ本編と、井上はかなり掘り下げられているキャラクターだと思うので、本当にいろんな面を見ていただくことができると思います。そんな井上が終わりに向けて、どう動いていくのかというか、今までの経験も踏まえて、どう行動するのかとか、周りの人たちとの絆はどうなるのか。

井上含め、周りの人たち全員、かなり個性の強いキャラクターが多いんですけど、その中でちゃんと葛藤が描かれています。これからみんながどうなっていくのか、注目していただければ、より作品を楽しめるんじゃないかなと思います。

増元:本当にドラマCDは必聴だと思っています(笑)。これだけの内容をドラマCDでやらせてもらえたので本望です。

やっぱり最後まで井上の味方ではいたいと思うし、少年探偵団がもし崩壊したとしても、井上と勝田はこのまま関係が切れたりしなければいいなと。明智さんと二十面相の決着と、小林と花崎のふたりの関係がどういうふうに着地するのかも気になります。僕個人としても楽しみなので、最後まで目が離せないなと思っています。

[取材・文/宋 莉淑(ソン・リスク)]

TVアニメ『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』作品情報
<放送情報>
TOKYO MXほかにて第2クール好評放送中!
TOKYO MX:毎週月曜25:05~
読売テレビ:毎週月曜25:59~
BS11:毎週火曜25:30~
※放送時間は予定です。変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

<あらすじ>
彼は死ぬために、探偵の道を選ぶ……
時は2030年代。謎の探偵、明智小五郎の下に集う『少年探偵団』。
彼らは大小様々な事件を持ち前の行動力で解決に導いてきた。
ある日、メンバーの花崎健介は謎の少年、小林芳雄と出会う。
『正体不明の靄(もや)』により「死ねない」身体となってしまった小林は、自身の死を望み、他人との接触を拒んでいた。
そんな彼の存在に興味を抱いた花崎は「『少年探偵団』へ入らないか」と持ちかける・・・
小林と花崎。彼らの出会いはやがて、世紀の犯罪者である怪人二十面相と明智小五郎の因縁と絡み合い、
二人の運命を動かしていく・・・

<STAFF>
監督:向井雅浩
脚本・シリーズ構成:吉田恵里香
キャラクターデザイン:PEACH-PIT
アニメーションキャラクターデザイン:ヤマダシンヤ
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント、シンエイ動画
OP主題歌:田所あずさ「運命ジレンマ」
ED主題歌: GACKT「罪の継承~ORIGINAL SIN~」

<CAST>
小林 芳雄:山下大輝
花崎 健介:逢坂良太
井上 了:梅原裕一郎
野呂 誠:木戸衣吹
勝田雅治:増元拓也
大友 久:古川慎
山根たすく:山谷祥生
中村奈緒:田所あずさ
明智小五郎:小野大輔
怪人二十面相:GACKT ほか

>>『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』公式サイト
>>『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』公式ツイッター(@trickster_anime)

(C)Jordan森杉 / TRICKSTER製作委員会
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