『歴史秘話ヒストリア』の「打刀・陸奥守吉行」を見逃した、とうらぶファン必見！　スピンオフ動画が公開中！

歴史上の人物や事件などにおける、今まで知られていなかった部分にスポットを当てて紹介するNHK放送の歴史情報番組「歴史秘話ヒストリア」。

2017年は坂本龍馬没後150年のメモリアルイヤーということもあり7月21日（水）放送にて、『刀剣乱舞』にも登場する打刀・陸奥守吉行が本番組で取り上げられました！

坂本龍馬が愛用したとされる陸奥守吉行や埋忠明寿、備前長船の3本の刀と、それにまつわる「秘話」について紹介されました。番組の内容を写真で振り返ります。

　
スタッフに聞く、番組の反響と、刀剣の人気！
また、このダイジェスト版の公開を機に、『歴史ヒストリア』担当の谷口デスクにコメントを頂いています。

アニメ『活撃 刀剣乱舞』が放送中という絶妙なタイミングの理由なども、伺うことができましたのでご紹介します！


――このタイミングで「陸奥守吉行」の特集をされたのはなぜでしょうか？

東京での展覧会で、刀剣乱舞DAYという企画が行われたことも知っていますし、一部の視聴者の方の関心が非常に高いということは、当然認識していました。

それだけでなく、今年は坂本龍馬没後150年のメモリアルイヤーでもあり、全国各地で展覧会が開かれます。これから夏休み期間に入るので、龍馬に興味のある方が博物館に行って、『実際に見ることができるもの』を特集したいと考えたわけです。


――放送時の反響はいかがでしたか？

オンエアの時は、放送がちゃんと出ているかをテレビで確認しながら、SNS上で、どのような反応が上がっているかもチェックしています。

「陸奥守吉行はいつ出てくるの？」というツイートが想像以上に多く、若い視聴者の方にも見て頂いているという手応えを感じました。

番組本編で、龍馬が暗殺されるシーンに差し掛かったところで、「そうか、陸奥守吉行は暗殺犯の顔を見ているんだよな……」というツイートを拝見し、「なるほど！」と驚かされました。

刀を擬人化するという発想がなければ、こんなことは思いつかない……。

豊かな歴史の見方を教えて頂いたと実感しました。


――ネットで公開された映像の、再編集ポイントは？

番組本編を放送したとき、「陸奥守吉行はまだ出ないのか？」という反応があまりに多かったんです。だからスピンオフ動画では、とりあえず『吉行』を最初に出そうと考えていました。

あとは、刀剣や甲冑の撮影の際は、いつも大変緊張します。

特に悩むのがライティング、立体物の接写は難しいです。

何度も照明さんと相談し、画面上のレイアウトを考え、入念にカメラワークなどを計算して撮影に臨むのですが、実際に番組で使う映像は、十数秒程度……ということがよくあります。

番組本編の流れの中では、なかなか入りきらないそうした要素を、できるだけご紹介したいと考えています。


――現在の刀剣人気に関して、番組制作者としてコメントいただけますか？

『活劇刀剣乱舞』のアニメは毎週観ています。

今回の龍馬の番組（7月21日放送『刀とブーツと大政奉還～坂本龍馬 １５０年前の大活躍～』）の編集が終わったタイミングで『活劇刀剣乱舞』の第二話を見たところ、陸奥守吉行が蜻蛉切と蒸気船を見に行き、「龍馬が見れなかった世界を見て回りたい！」と言うシーンがありました。

「ああ、素敵な脚本だなあ」と思いました。歴史の面白さを、うまく作品の随所に盛り込んでいるところをリスペクトしています。

また、2年以上、隣の席で仕事をしている女性スタッフが、実は審神者だったのが最近わかりました。

正直、すごい人気だなあと思っています。

――ありがとうございます。


スタッフの方も、刀剣への愛情たっぷりです！　審神者の皆様、ぜひお見逃しなく！


>>「歴史秘話ヒストリア」公式サイト