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能登麻美子さん、櫻井孝宏さんら豪華出演キャスト6名が語る「ネト充の座談会 part2」

能登麻美子さん、櫻井孝宏さんら出演声優陣が「ネトゲの世界」について語る!?――TVアニメ『ネト充のススメ』声優座談会

本日より放送開始予定のTVアニメ『ネト充のススメ』(原作:黒曜燐/連載:comico)。本作に出演するのは、能登麻美子さん、櫻井孝宏さん、鈴木崚汰さん、上田麗奈さん、寺島拓篤さん、中村悠一さんら豪華声優陣です。

8月に行われた「ネト充の座談会 part1」に続いて、今回はメンバーを少しチェンジしてお届けします!作品の魅力はもちろん、本作の題材である「ネトゲ」にフィーチャーした、様々な質問にお応え頂きました!お話を伺ったキャストの皆様は、ネトゲ経験が全くない方から、昔からプレイし続けている方までさまざま。さらに、キャストのみなさんが考える「ネトゲ用語」には珍回答が続出。座談会形式の取材は、アフレコ現場のアットホームな雰囲気が伝わる鋭いツッコミ(?)が連発して……!? 

アニメ本編がいまから楽しみになる、スペシャル座談会をお届けします!

 

「ネト充のススメ」と言えば「ネトゲ」。キャストの皆様は「ゲーム」や「ネトゲ」で遊んだりするの……!?
――まずは、ご自身が演じているキャラクターの紹介をお願いします。

盛岡森子役・能登麻美子さん(以下、能登):私が演じさせて頂いている「盛岡森子」は三十路のニートです。マジメでまっすぐな性格で、ニートになる前は一生懸命お仕事をしていました。だけど、毎日頑張りすぎてしまった結果、お仕事が辛くなってしまって…。いろいろな葛藤はあったのだと思いますが、あるとき現実の生活に区切りをつけ、自分の好きなネットの世界に旅立ちました。そんな根が純粋な女の子です。

桜井優太役・櫻井孝宏さん(以下、櫻井):金髪メガネの「桜井優太」は、ビジュアル的にインパクトがあるキャラクターですが、爽やかな好青年です。彼もこの作品の住人らしくネットゲームを嗜んでいます。放送前なのでまだ言えない部分が多いのですが、今後は森子とのつながりが出てくるような……そんなキャラクターです。

林役・鈴木崚汰さん(以下、鈴木):「林」は森子がゲームの世界で作ったキャラクターです。自分が一番かっこいいと思ったビジュアルを設定したのに、残念なことに名前は一般的な名前です(笑)。ネットの中では「大学生」という設定で、いわゆる「ネナベ」です。

リリィ役・上田麗奈さん(以下、上田):すごく物腰が柔らかくて、とてもかわいらしい外見をしています。「リリィ」は、道端で困っている林くんに手を差し伸べる形で登場するキャラクターです。か弱そうに見えるのですが、お話が進むにつれて、良くも悪くも根性があるところとか、マジメなところとか、ダメダメなところとか……。いろんな姿をお見せできるかな?どうかな?(笑) きっと観てくださるみなさんが驚くようなキャラクターだと思います。

藤本和臣役・寺島拓篤さん(以下、寺島):「藤本」は大学生で、コンビニのアルバイトをしています!それ以上はネタバレになってしまうので言えません(笑)。ムリヤリ付随して言うのであれば、バイトをしているコンビニが盛岡さんのご自宅の近所で、盛岡さんの数少ない外出先のひとつで働いています。

カンベ役・中村悠一さん(以下、中村):僕が担当させて頂いている「カンベ」も、放送前はほとんどお話できないんです。森子さんはゲームの中で林になったときのキャラ設定を設けていますが、カンベはそこまでじゃないのかな? 作品をご覧になる際は「いったい誰がカンベなんだろう?」と考えながら見て頂くと、より作品を楽しめると思います。ちょっとクチが悪いところがあるのですが、とても仲間思いのキャラクターです。

――『ネト充のススメ』はネットゲームが登場する作品ですが、みなさんは普段からゲームで遊んだりしますか?

能登:子供のころはスーパーファミコンでよく遊んでいました。その後のゲームって、奥行きが出てきたじゃないですか? 立体感というのでしょうか。

中村:それはポリゴンを使った「3D」ってこと?

能登:そうです! あのタイプになってからは、キャラクターをまっすぐ歩かせられなくなってきました。

中村:横に行けるけど、奥に行けないんだよね(笑)。

能登:そうです! 奥に行けないんです(笑)。発売されるゲームがそんな感じになってしまったので、しばらくゲームの世界から遠のいてしまったのですが、最近はスマホで遊べるソーシャルゲームのおかげで、少しずつゲームの世界に戻ってきた感じです。

櫻井:僕も若いときは、ゲームしか信じられるものがありませんでした(笑)。20代前半くらいまでは、いろんなゲームをガツガツ遊んでいました。

一同: (笑)

櫻井:ですが20代半ばくらいから昔ほどは遊ばなくなってしまいました。いまでは「PlayStation Vita(PS Vita)」のような携帯ゲーム機で遊ぶくらいです。

鈴木:僕が最初に遊んだゲーム機は「ニンテンドーDS」で、『New スーパーマリオブラザーズ』や『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』を遊んでいました。オンラインゲームは、中学三年生の受験期にちょっとだけネットのFPS(ファーストパーソン・シューティング)を……。

寺島:なんで受験期にFPSを遊ぶの?(笑)

一同: (爆笑)

鈴木:いや、まぁ、それは……勉強をしながらFPSを(笑)。どちらかと言うとFPSのほうが一生懸命だったかもしれません。

――ゲーム機の進化もたどれましたね(笑) 上田さんはどうですか?

上田:私も小学校から中学校くらいまでは、自宅で家族とゲームを楽しんでいました。「NINTENDO64」にコントローラーをいっぱい繋いで、お母さんや弟とゴルフゲームを遊んだのを覚えています。なので、持ち運べるゲームはあんまりやったことありません。でも、最近はスマホでソーシャルゲームができるじゃないですか? ゲームを起動してログインするのは半年に1回とかのときもあるのですけど、ちょこちょこと地道に遊んでいます。そんなに濃いプレイヤーではありません。

中村:最終ログインが半年前って、だいぶ薄いでしょ……。

一同: (爆笑)

――寺島さんは?

寺島:僕は狭く浅く、ところにより深く、といった感じで、もちろん今でも遊んでいます。僕のファンのみなさんは「寺島はゲーマーだ」と思い込んでいる方もいらっしゃるようなんですけど、ゲーマーといっていい程には遊んでいませんね。

――ですが本日、寺島さんは「メガドライブ(セガのゲーム機)」のキャップをかぶっていますね。

寺島:それが偶然なんですよ(笑)。

中村:メガドラのキャップを持ってるなんて、ゲーム大好きじゃん(笑)。

寺島:世間でスーファミが流行っている時代に、友だちが「メガドライブ」を買ったんです。それを見て「かっこいい! オレも『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を遊びたい!!」と思って、お年玉で初めて自分のゲーム機を買いました。以来、メガドラは大好きなんです。それ以降もちょこちょこゲーム機を買ってはいましたけど、そんなに手広くは遊んでいません。いわゆる世間で流行っている名作も、遊んでいないものも多いで

――では中村さんにもあえて伺います。ゲームはプレイされますか?

中村:そこそこ遊びます……。

寺島:「そこそこ」の基準が僕らと違う(笑)。

中村:このメンバーのなかで「いまだに遊んでる」と話すのは恥ずかしいですね。昔から遊んでいて、ゲームから一度も離れることはありませんでした、はい。

一同: (爆笑)

――中村さんが初めてゲームに触れたのは、おいくつのころでしょうか?

中村:小学校の2~3年生くらいだったと思います。それからずーっと遊んでいます。「大人になるとゲームから離れる」というウワサは聞いたことがあるのですが、僕はそんなことはありませんでした。事務所の先輩でゲームをやっていた方も、30歳くらいでやめてしまったんです。あのときは「置いて行かれた」と思いました。僕は30歳を超えてもずっと遊んでいます。あえて卒業することもないと思うのですが、みんな何かのタイミングで辞めてしまうので……寂しいですね。

一同: (笑)


みなさんに聞く「ズバリ、ネトゲとはなにか?」

――さて、ここからが本題です!「ネト充のススメ」はズバリ「ネットゲーム」が題材ですが、皆様は「ネトゲ」がどのようなものかご存知でしたか?ずばり「ネトゲ」とは、なんでしょうか?

能登:『ファイナルファンタジー』もネットゲームですよね?

中村:『ファイナルファンタジーXI』(FFXI)のことね。

中村:『ドラクエ』(ドラゴンクエスト)にもネットゲームはあるよ。

能登:へ~、そうなんだ?

上田:私も詳しくは知らないのですが、ネットゲームって「ぜんぜん知らない人とチャットをしながら遊ぶゲーム」というイメージがあります。

寺島:僕も遊んだことがないのでわからないけど、「人間関係でいざこざする」ってイメージ。

一同: (笑)

寺島:だって顔も見えない人となにかを遊ぶのは怖くないですか?でも、ネトゲを題材にした作品に携わらせて頂いて触れていくと、ゲームの中にすごく夢があって、ドラマティックな事も起こったりして…

中村:いいとこだけ取り上げているからね!(笑)

寺島:僕がネットゲームを知ったのは、櫻井さんが出演されていたアニメ『.hack』だったと思います。この作品がきっかけで、ネトゲ世界での交流を知りました。でも、僕の周囲で遊んでいる人があまりいなかったから、「人間関係が難しそうだな」という印象が未だにあります。

能登:相手が機械じゃなくて、その奥に人間がいるのが「ネトゲ」なんですよね。

中村:パソコンじゃなくて家でできるネトゲでしたら、『ファンタシースターオンライン』(PSO)だったと思います。

能登:家にいながら遠くの誰かとゲームができるという世界! 私は遊んではいなかったけど、どんな世界なのかな~って、すっごく妄想しました。

寺島:PSOは、当時友達がやってたなぁ…僕も妄想しましたよ。それこそ芸能人も遊んでいるみたいだから、「ゲームのなかで芸能人と会えるのかな?」とかね。でも冷静に考えると、「出会ってどうすんだ……」って感じですよね。

能登:そうそう(笑)。

寺島:でも、プレイヤーの中にはネトゲがきっかけで結婚する人もいるんですよね? そういったところでは、夢があるゲームだと思います。

――鈴木さんにとってネトゲとは? ネトゲ経験はありますか?

鈴木:僕はFPSを遊んでいました。他人と対戦するゲームがやりたかったんです。ひとりで遊ぶゲームは最初から最後までシナリオが作られていますが、ネトゲはプレイヤーがいる限りずっと遊べます。『AVA(Alliance of Valiant Arms)』というゲームを遊んでいました。

――最後に中村さんに伺います。最初に遊んだネットゲームは?

中村:『ラグナロクオンライン』(RO)です。毎日遊んでいる友だちがいて、誘われて始めたのですが、僕は手首が痛くなってやめたんです。

櫻井:なんで手首が痛くなるの?

中村:あのゲームはいわゆる「クリックゲー」というやつで、マウスを使ってずーっとスキルアイコンをクリックし続けるんです。それで腱鞘炎みたいになってしまい、やめました。それからしばらくして、声優業界でお仕事を始めたころに『PSO』を遊びました。あのとき、やたらと流行ってましたよね?

櫻井:確かにみんなやってましたね。声優さんのプレイヤーが多かったです。

――櫻井さんも遊んでいたのですか?

櫻井:その当時は、僕もちょこっとだけ遊んでいました。環境さえ整えばお手軽に遊べる時代でしたから。そのときに『PSO』を遊んで思ったのは、「ゲームを遊びたい人」と「みんなで集まりたい人」の2種類のプレイヤーがいたことです。

中村:『モンスターハンター』シリーズもそうですよね。

櫻井:そうそう。だから僕は「ネトゲはそういうツールになってるんじゃないかな」と思いました。

中村:いまのコメント、いいんじゃないですか?

櫻井:ネトゲとはコミュニケーションツールである――

一同:おぉ~、締まった!


ついつい遊び続けてしまう魅力はどこ? ネトゲのココが楽しい!

――櫻井さんのネトゲの思い出をお聞かせください。

櫻井:あるときログインしてゲームのロビーみたいなところに入ったら、そこにいるみんなが「しりとり」みたいなのをやっているんですよ。「ゴリラ→ラッパ」みたいなやり取りを見て、「なんだこりゃ?」って思いました。

一同: (笑)

櫻井:僕はゲームを遊びたかったんです。その「しりとり」も彼らにしたらゲームなのでしょうから否定はしませんが、僕には合いませんでした。それですぐにやめてしまったんですよね。

鈴木:その点、僕が遊んでいたネトゲは「FPS」なので、それほど他のプレイヤーとのチャットはありませんでした。ゲームのなかでたくさん人を倒せて「俺TUEEE(オレ強えぇ)」ができたら楽しいんです。相手が人間なので……。

寺島:プログラムじゃなくて、相手が人だから倒したときに優越感がある?

鈴木:そうなんです。僕は、そんなに上手くないんですけどね(笑)。

――中村さんが「ネトゲの魅力」だと感じているところはどこでしょうか?

中村:ゲームの内容が面白いのはもちろんのこと、プレイヤーが好きなように「遊び」を作れるところじゃないかと思います。例えばシングルプレイのRPGを遊んでいるとき、なにもない場所をウロチョロと散策しても意味がありません。ですがオンラインゲームでは、誰も行かないような辺境の地に行ったら、それが「遊び」になることもあるんです。

――どういった「遊び」でしょうか?

中村:なにもない場所でウロチョロしているのを不思議に思った友だちがやってきて、みんなで記念にスクリーンショット(SS)を撮影したり、倒す必要のない強力な敵に戦いを挑んでみて全滅してみたり、やらなくていい遊びを体験できるんです。

――わざわざ全滅するのですか?(笑)

中村:はい。絶対に倒せないようにシステム側で設計されているのを知っているのに、あえて戦いを挑んでみて全滅する遊びです。「やっぱりどうにもならないな~」なんて言いながら、後で死体回収をするんです。そんな遊び、ひとりではやらないけど一緒に遊んでいる友だちがいるからやるんです。

――お話を聞いていると、楽しそうですね!

中村:『ネト充のススメ』ではボイスチャットではなく、文字入力のチャットでコミュニケーションをとります。この文字入力も楽しさのひとつだと思います。チャットの文字だけで気持ちを伝えるのは難しいですが、その不便さが、逆に楽しいです。

僕もネットゲームを遊んでいるとき、質問をしているのに相手がなかなか返事をしないと「どういう時間なんだろう?」と想像します。もしかしたら返答を考えているかもしれないし、寝落ちしているかもしれない。ネットワークゲームって、そういう行間を読むのもおもしろいです。


キャストが教える! ネトゲ用語講座に珍解答が続出

――作中では「ネトゲ用語」と呼ばれる独特の言葉が出てきます。いくつか伺いますので、お答えください。もしご存知でなければ想像してお答えください。

中村:まるで大喜利のようですね。能登さんと上田さんがおもしろく答えてくれますよ(笑)。

能登・上田:がんばります!

――では第1問「鯖(サバ)」とは?

上田:実は私……調べたことがあるんです。「鯖」を調べてみたところ、けっこう食あたりが多いらしいんです!

中村:なるほど……この業界でもよく当たる人がいますよね(笑)。

寺島:食べるときは、よ~く噛んだほうがいい!(笑)

上田:だから「鯖」は「危険」という意味で使われますね。

一同: (爆笑)

中村:強い敵が出てきたら「コイツ鯖だぞ!」とか言うの?

上田:そうです。

中村:笑われますよ(笑)。

上田:違うんですか? もうひとつ考えたのは、鯖は「鮮度が落ちやすい」というところから「期間限定」って意味で使われます。

中村:それだったら鯖じゃなくてもいい気が……。

櫻井:魚類全般、当てはまっちゃうよ(笑)。

中村:はい、ゴールが見えないんで、もう答えを言いますね(笑)。単純に、「サーバー」のことですよ!

上田:あ!なるほど!しかも、「鯖」にすると、文字入力しやすいですね!

中村:「S」と「A」はキーボードで隣同士だもんね。

――決して魚の「鯖」ではなかったという事で(笑)。第2問「垢」です。能登さんお答えください。

能登:私はいままでネトゲ用語に詳しくなかったのですが、『ネト充』で覚えたんです。でも「垢」ですか……。まったくわからない(笑)。

中村:じゃあ上田さん、わかります?

上田:これは調べてこなかったんです。「アカウント」のことかなぁと思っていて……。

櫻井:おっ!?

中村:それは正解です。すばらしい!

上田:やったー!

寺島:これはTwitterとかのSNSでも使われますよね!

――上田さん、2問目は見事に正解です!続いて第3問は「課金」です。櫻井さんお願いします。

櫻井:これはみんな知ってますよね?現実のお金を払ってゲーム内のアイテムを買うことだと思います。僕はそういうゲームをまったくやらないので課金はしていませんが、周りから「これだけ課金したぞー」とか、武勇伝をいっぱい聞きます。でも、彼らはそれだけゲームを愛していて、さらに経済を回しています。とてもいいことだと思います。ですが「金を課する」と書く字面が、いいイメージではありませんね(笑)

――櫻井さん、完璧に正解です! 最後の問題です!第4問は鈴木さんに伺います。「スカ」とはなんでしょうか?

鈴木:『ネト充』に関わらせていただいて、初めて「スカ」というネトゲ用語があるんだなって知りました。いわゆる「ハズレ」ですよね? FPSではあまり聞かない単語なので。

中村:FPS用語では「芋(イモ)」ってよく聞くよね?

鈴木:ありますね。「前線に出てこない人」のことです。

中村:ずーっと待ってる人。「芋が多いと負ける」ってよく聞く。

櫻井:「妹が多い」ってことじゃなくて?

一同: (爆笑)

――出題は以上ですが、その他によく使うネトゲ用語はございますか?

中村:ネットゲームを初めてから使うようになったネトゲ用語は「うい」です。意味は「はい」なんだけどね。

能登:なんだかフランス人みたい(笑)。

櫻井:なぜ「はい」じゃないの?

寺島:「はい」じゃダメ?

中村:ローマ入力のキーボードで「はい」を入力するには、3つのキー「h、a、i」を押さなきゃいけない。でも「うい」は2つのキー「u、i」だけ。しかも隣同士に配置されてるから片手で返事ができるんです。だからキーボードで遊ぶネトゲの返事は、おのずと「うい」になっちゃうんだよね。

一同:おお~~っ!

能登:『ネト充』の現場は勉強になりますね♪

上田:いつでもネトゲにデビューできそうです♪

――アニメの中でも「ネトゲ用語」がたくさん登場するので、ご注目くださいね!


みなさんが遊んでみたい「ネットゲーム」のアイデアを聞いた!

――「こんなネトゲを遊んでみたい」というアイデアはございますか?

櫻井:『どうぶつの森』シリーズみたいなのは好きなので、そんなネトゲがいいですね。村人にへんなクセをつけたり…、あんな感じの、かわいい箱庭っぽいゲームが好きです。どちらかと言うと女性チックなゲームなのかなぁ?あの世界は子供が遊ぶと社会のルールや仕組みを学べると思うんです。借金を返すとか、意外に時間に縛られているとか。あんな雰囲気で、なおかつもう少しファンタジックにやれるネットゲームだったら、僕は好きかもしれませんね。

上田:私も「戦い」とかじゃなくって、ゆった~りした世界が好きです。森の中とかで、みんなで農作業をしたり、大きい樹を作るとか。

寺島:それ、おもしろい?

一同: (笑)

櫻井:オレ、ちょっとわかるな~。

中村:冷静になって考えてみてくださいよ。樹を育てるんだよ? 自宅に帰ってゲームにログインして、樹に水をかけて、ログアウトするんだよ!

一同: (爆笑)

上田:じゃあもうちょっと……。紀元前からあるような、樹齢2億年の樹とかを育てるんです。あ、そうだ! 地球を育てるとか!

中村:それ、もうあるよ。『シムアース』ってゲームが。

上田:じゃあ「オーロラ」を作る!

中村:それもう「神」じゃん。『天地創造オンライン』?

櫻井:ごめん。僕の考えてたのとちょっと違う(笑)。

上田:みんなでなにか自然物を作る、平和なゲームを遊びたい。

櫻井:じゃあ僕は上田が作った星のなかで、平和な村を作るよ(笑)。

――能登さんは遊んでみたいネットゲームのアイデアはございますか?

能登:私、実は昔に『魔界村』で遊んでいて…。

一同:えっ!?

能登:ぜんぜんクリアできなかったんですけど(笑)。昔ファミコンで遊んでいたゲームがオンラインになったら、おもしろいんじゃないかなーって。

寺島:なるほど。確かに『ドラクエ』とか『ファイナルファンタジー』とか、元はファミコンのゲームですしね。

中村:ちょっとおもしろいかもしれないね。どういうゲームになるんだろう?

能登:昔遊んだときに倒せなかった敵を、みんなでやっつけるんです!

※『魔界村オンライン』は、韓国にて2013年2月よりオープンβテストが開始され、約2年半に渡り韓国でサービスが行われた。現在はサービス終了済となっている。

――カプコンの偉い方が、この記事を読んでくださっていることを期待しましょう(笑)。鈴木さんはFPS以外のネトゲの企画はございますか?

鈴木:野球とかサッカーとか、チームプレイのスポーツを、プレイヤーひとりひとりがポジションになって遊ぶオンラインゲームを遊びたいです。

寺島:「今日はライトだし、球が飛んでこないなー」ってテレビ観てたら、いつの間にか飛んできたりするんだろうね(笑)。


『ネト充のススメ』は個性的なキャラクターたちの人間ドラマも見どころ

――『ネト充』はネットゲーム内の世界だけでなく、現実世界の人間ドラマも魅力です。ネタバレにならない程度に見どころをお聞かせください。

櫻井:森子と桜井は、あんな出会い方をするなんて、なかなか珍しいと思います。後々にロマンチックな出会いだったんじゃないか……ということに……ねぇ? どう答えたらいいのかな。

能登:そうね、何と言うか、衝撃的な出会い…かな(笑) イマドキ珍しいというか…。アニメを見たら、思わず「えっ!?」というような出会い方です。現実世界はどちらかと言うと、桜井と小岩井(CV.前野智昭さん)の描写が多いですよね。

そうですね。森子よりは、桜井の上司の小岩井との接点のほうが多く描かれています。桜井は彼なりにバックボーンがあって、日常生活の中にゲームが深く関わっていて、現実とネット、2つの自分がある世界で生きています。そこで森子と出会って…みたいな。物語の冒頭では、すれ違いから始まって……。

能登:説明がすごく難しいんです。

櫻井:人間関係が複雑に絡み合っていく物語も魅力のひとつです。今はネタバレになってしまうので言えませんが、作品を見て頂いて、そんな「人間ドラマ」にも是非ご注目ください!


キャストが考える「ネト充のススメ」とは?

――本タイトルに「ネト充」とありますが、理想の「ネト充」とはどのようにお考えでしょうか?

能登:ネットの世界にはいろいろなことがあると思いますが、個人的には「優しい世界」が広がっているといいなと思います。「負のものを発散する場所」というよりは、そこに帰ると暖かく、いやなことがない世界だと嬉しいなぁ。

――鈴木さんの理想の「ネト充」はなんでしょうか?

鈴木:自分が強ければ、それがいい世界!

一同: (爆笑)

中村:だってFPSだもんねぇ。そりゃそう答えるよ(笑)。

――では中村さんの理想の「ネト充」は?

中村:帰宅して「遊ばなきゃ」と思ってプレイするのではなく、帰宅直後に自然にログインして遊んでいるようになったら、それはもう「ネト充」だと思います。僕が『FFXI』をやっていたときはそうでしたね。帰って部屋に入り、パソコンの電源をつけてからうがいをしてました。そしてゲームにログインしてからご飯を食べるんです。

能登:うがいの前にパソコンをつけるの?(笑)

中村:そうです。「ご飯を食べてからでいいんじゃない?」って思いますよね。

寺島:遊びたいなら、落ち着いてからでいいんじゃない?

中村:そうなんだけどね。ログインしてもしばらくキャラは動かないし、ご飯を食べ終わってもしばらくはテレビを観てるし。僕にとって、キャラをオンラインにすることで初めて「帰宅」なんでしょうね。それどころか、ほんとになにも遊ばずに寝ることもありました。ログインしてから1ミリも動かずに朝を迎えてました。

櫻井:動かないと、他のプレイヤーに心配されない?

中村:濃くプレイしている人はみんなそんな感じなので、ログインしていない方が心配されます。「アイツ、今日大丈夫なのかな?」って。なので、なにもプレイしない日も、とりあえずログインしていました。

――上田さんにとって「ネト充」とは、どのような状態でしょうか?

上田:仕事中とかに「ネットゲームのために今日がんばろう!」と思えるようになったら幸せですよね。ご褒美がネトゲのプレイ。「ネト充」はそんな世界でしょうか?

――最後に櫻井さんが考える「ネト充」をお願いします!

櫻井:やはりネットゲームをプレイするには、みなさんそれぞれに「プレイする理由」があると思います。ゲームが好きな人、コミュニケーションが好きな人、そこから生まれる人間模様が好きであれば、それが「充実」になるんじゃないでしょうか?

現実世界よりも、もっとキレイな人間関係を構築することもできます。それこそプレイスタイルで、相手の印象は変わると思うんです。そのなかで生まれる、自分が知っている自分じゃない、もう一つの自分。それもある意味では自分ですが、ネトゲのなかで体験しているもうひとつの人生が好きであれば、それは「ネト充」と言ってもよいのではないでしょうか?

――キャストの皆さん、ありがとうございました!

「ネト充のススメ」に登場するキャラクター達は、いったいどんな「ネト充」生活を送っているのでしょうか?「ネトゲ」と「リアル」が交差する“人間ドラマ”に是非ご期待ください!

[インタビュー・文/佐藤ポン]

作品情報


■放送情報
2017年10月9日(月)放送開始!!

毎週月曜TOKYO MX1  25:40~
読売テレビ   26:29~
毎週木曜TOKYO MX2  25:05~(再放送)

毎週火曜 AT-X 20:00~
※リピート放送:毎週(木)12:00/毎週(土)28:00

■配信情報
独占先行配信!テレビ放送に先駆けて本編が楽しめる!
GYAO!
10月7日(土)0時~ 配信開始
毎週土曜0時~
>> https://gyao.yahoo.co.jp/special/netoju_anime/

ニコニコ生放送
10月10日(火)24時~より配信開始
毎週火曜24:00~ http://ch.nicovideo.jp/netoju

■STAFF/CAST
≪STAFF≫
原作:黒曜燐(comico)  
監督:柳沼和良
副監督:傳 沙織
シリーズ構成:ふでやすかずゆき
キャラクターデザイン:海島千本
衣装デザイン:めばち
プロップデザイン:今橋明日菜 
色彩設計:田中美穂
美術監督:保木いずみ
撮影監督:安西良行
編集:本田優規
音響監督:郷田ほづみ
音楽:コーニッシュ
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:SIGNAL.MD

≪CAST≫
盛岡森子:能登麻美子
桜井優太:櫻井孝宏
林:鈴木崚汰
リリィ:上田麗奈
小岩井 誉:前野智昭
藤本和臣:寺島拓篤 
カンベ:中村悠一
ライラック:相坂優歌
ぽこたろう:寸石和弘
ヒメラルダ:八木隆典

■イベント情報
TVアニメ「ネト充のススメ」DVD第1巻発売記念イベント
『ネト充のオフ会』開催決定!

日にち:11月5日(日) 14:00開演予定
会場:都内某所 ※当選者にのみお知らせします。
出演:鈴木崚汰(林役)・上田麗奈(リリィ役)・相坂優歌(ライラック役)
内容:10月のネト充を振り返る!スペシャルトークイベント

応募方法:
「ネト充のススメ」DVD第1巻封入の「オフ会チケット抽選券」
からお申込みください。抽選でご招待させて頂きます。

■音楽情報
OP/EDは異色のバンドコラボ!!

フジファブリック/尾崎世界観(クリープハイプ)
による楽曲提供!!

10.25 in stores
OPアーティスト:中島 愛
「サタデー・ナイト・クエスチョン」
作詞:加藤慎一 作曲:山内総一郎 編曲:フジファブリック

11.8 in stores
EDアーティスト:相坂優歌
「ひかり、ひかり」 
作詞・作曲:尾崎世界観(クリープハイプ)

■DVD/Blu-ray Box発売情報
DVD全5巻&Blu-ray Box
テレビオンエア中に発売決定!!

≪DVD≫テレビオンエア版より長いディレクターズカット版を収録!
DVD全5巻 各巻2,400円+税
★各巻2話収録、オーディオコメンタリ―付き
★テレビ放送中に全巻発売!! 前代未聞の販売スケジュール!

【スケジュール】
Vol.1…10月13日(金)発売
Vol.2…10月27日(金)発売
Vol.3…11月10日(金)発売
Vol.4…11月24日(金)発売
Vol.5…12月8日(金)発売

≪Blu-ray Box≫ D VTZF-80
テレビオンエア版より長いディレクターズカット版を収録!
Blu-ray BOX全1巻25,000円+税
★12月8日(金)発売 
★全10話に加えて、テレビでは見られない番外編・第11話を収録!!
★解説書&ドラマCD&オーディオコメンタリ―付き
※その他詳細は追って発表させて頂きます。
※都合により編成内容は予告なく変更になる場合があります。ご了承ください。

>>公式サイト
>>公式Twitter(@netoju_anime)
(C)黒曜燐/comico/ススメ!ネト充プロジェクト
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