『メルヘン・メドヘン』楠木ともりさん、Lynnさん自分のキャラをドヤ顔で語れるのはどっち！？　日本校／諸国連合チームファンミーティングレポート

2018年4月21日(土)、AKIHABARAゲーマーズ本店にて『「メルヘン・メドヘン」日本校／諸国連合チームファンミーティング』が行われました。

『メルヘン・メドヘン』は2018年1月から放送を開始したオリジナルアニメ。今回のイベントでは、楠木ともりさん(鍵村葉月役)、Lynnさん(ユーミリア・カザン役)が登壇し、トークショーとBlu-ray第1巻購入特典のお渡し会が催されました。

Lynnさんは「こういう女性になりたいNo.1」

イベントがスタートすると、大きな拍手に包まれて楠木さんとLynnさんが登場。早速、フリートークのコーナーへ。アフレコ現場では毎回スタッフからキャラクターにちなんだお菓子が差し入れられていたそうで、楠木さんは加澄有子をイメージした「打ち出の小づちの形をした最中」に感動したとのことです。

Lynnさんは「諸国連合チームのお菓子は用意してもらえなかった……」とポツリ。しかし、少しでも現場の雰囲気を良くしようというスタッフの心遣いもあって、アフレコ現場は和やかでアットホームなムードで収録が進んだそうです。

その後、楠木さんとLynnさんのお互いの印象についての話題に。楠木さんはLynnさんを演技・仕事に対してひたむきな姿勢があって「こういう女性になりたいNo.1」と、尊敬の眼差しで見ていたとのこと。

対して、Lynnさんは楠木さんのことを「一生懸命でしっかり者だし、妹みたいな可愛らしさもたまらない」と話す一方で、たまにじっと見られているときがあると告白。尊敬の念を込めて見つめていた楠木さんでしたが、Lynnさんは少し不思議に思っていたようです。

超難問！　葉月とカザンのバストサイズは？

続いて、自身が演じたキャラクターのことをどれくらいわかっているのか確かめる「ドヤ顔できる？うちの子理解度選手権」のコーナーがスタートしました。自信のほどについて聞かれたお二人は、仲良く「無いです！」と一言。会場の笑いを誘いました。

初めは「ヘクセンナハトに参加する目的は？」という問題。楠木さんはズバリ、魔法使いになるきっかけとなった「静」、Lynnさんは「家族が帰る場所」と回答しました。Lynnさんは見事に正解。楠木さんも答えが「今を変えたい」とのことで、友人の静も含まれるという理論を展開して正解をもぎ取り、両者一歩も譲らない展開に。

二つ目のお題は「特技」。二人の答えはどちらも「家事」となりました。なんとこちらの問題も両者正解となり、
イーブンのまま最終問題へ。ちなみに葉月の趣味は「空想・読書」、カザンが「アルバイト」とのことです。

この後のコーナーのためにも白黒付けなければならないため、最終問題は「二人のバストサイズ」という難問が出題されました。ヒントとして静が78cm、有子が72cmということが明らかに。そして、お二人の答えはLynnさんが「85cm」、楠木さんは"無し"にかけて「74cm」と回答し、会場は爆笑に包まれました。

しかし、なんと二人とも奇跡的に大正解！　最終問題で決着が着かずドローに終わりました。その後の告知コーナーでは「アルバイト中のカザン」、「グラマラスになった葉月」で告知を行うという無茶ぶりに見事に応え、あっという間にトークショーは終了。観客は割れんばかりの拍手を送り、大満足な様子でした。

トークショーが終わったところで、続いては特製サポーターパスのお渡し会がスタート。わずかな時間でしたが、楠木さんとLynnさんが、にこやかにファンとの交流を楽しんでいる様子が印象的でした。そして、最後に楠木さん・Lynnさんからコメントをいただきましたので、以下にお届けします。

お二人からのコメントをお届け！

――お二人ともイベント内のクイズ全問正解でしたね！

鍵村葉月役・楠木ともりさん(以下、楠木)：最後のバストサイズの問題は当てずっぽうでした。

ユーミリア・カザン役・Lynnさん(以下、Lynn)：プロフィールはちょっとだけチェックしてたんですけど、まさかのバストサイズ（笑）。別キャラのサイズを参考にして、ガチで当てにいきました。

――楠木さんの「74（無し）cm」という答えも素晴らしかったです。

楠木：（ヒントとして聞いた）有子の72cmよりも大きいかなって思って、74くらいかな。あ、"無し"いいじゃんって(笑)。爪痕が残せてよかったです。

Lynn：キャラクターのプロフィールもすごく凝ってるので、もしかしたら制作陣がそういう意味を込めて数字を決めているのかも。プロフィールは見ているだけでも面白いので、休憩時間にみんなで見てましたね。

――本日のお渡し会はいかがでしたか？

楠木：フリートークから、みなさんがたくさん笑ってくれて、とても温かかったですし、お渡し会のときにも「すごく楽しかったです」とたくさん声をかけていただいて、本当に良かったです。

Lynn：お渡し会は今日で2回目だったんですけど「前回も来ました」という方がいらっしゃって、温かいお客さんだなって思いました。みなさんも楽しんでいただけたようですし、私も楽しかったです。

――今回のメルヘン・メドヘンは楠木さんにとって初主演作品になりますが、最初は緊張されましたか？

楠木：何もわからない状態からのスタートだったので、本当に先輩に頼りっぱなしで……

Lynn：最初からしっかりしてましたよ。すげぇ子が出てきたなぁ、って(笑)。

楠木：いえいえ(笑)。色々吸収させていただいて、初の主演が葉月ちゃんで本当に良かったです。

――具体的に今回の経験が活きているなと思う瞬間はありますか？

楠木：メルヘン・メドヘンは特色が違う、様々な女性のキャラクターが出てくるので、他のお仕事でも「あ、これカザンに似てる」「これは静に似てる」っていうことが最近増えてますね。

――アフレコ現場で印象に残っている出来事はありますか？

Lynn：ともりる(楠木さん)とすーじー(末柄さん)がどんどん仲良くなって、ずっとイチャイチャしてたことですかね。休憩時間に、二人で並んで同じスティックパンを食べてて(笑)。微笑ましかったです。

楠木：普段スティックパン買わないのに、本当にたまたまで。すーじーも全く同じものを買ってて、運命を感じましたね(笑)。

――なるほど(笑)。ちなみにお二方、それぞれに原書名を付けたらどうなるでしょうか。

Lynn：ともりるは「上目遣いのプロ」。

楠木：え～、プロじゃないですよ(笑)。じゃあLynnさんは「The お姉さん」の原書使い。すごく近くでも遠くからでも見守ってくれる感じが"お姉さん"だなって感じます。

――ありがとうございます！　最後にファンの方へ一言ずつお願いします。

楠木：小説の方もお話がひと段落しましたが、葉月たちの物語は続いていくと思います。また、マンガやアニメを見ていただいた方の心の中でも続いていく作品でもあると思うので、大切に物語を見続けていただきたいです。

Lynn：メルヘン・メドヘンというオリジナル作品を、0から作るプロジェクトに参加できて、すごくよかったと思っています。みなさんにもその世界観を感じていただいて、「よかった！」と思ってもらえたら嬉しい。そして、引き続き、メルヘン・メドヘンを温かく見守ってほしいです。

[取材・文／冴島友貴]

作品情報

■イントロダクション
「きみのためだけの、物語を。」

物語が叶える、少女たちの願い。
世界に散らばった物語の「原書」。
少女たちは「原書」（＝メルヘン）と出逢い、選ばれ、魔法を得てやがて「原書使い」となる。
これは、そんな「原書使い」を目指す「見習い」（＝メドヘン）の少女たちが、「原書」と共に自らの物語を紡いでいく夢と魔法と青春の物語――

松智洋 & StoryWorks　×　カントク　　が贈る、魔法少女ファンタジー開幕！

■あらすじ
原書に選ばれた「メドヘン」と呼ばれる少女たちは一流の「原書使い」になることを目指して、世界各国の魔法学園で勉強中。彼女たちの目標は、年に一度、各校の代表選手たちが互いの実力を競いあう魔法バトル大会「ヘクセンナハト」で優勝すること。優勝者には、なにか一つだけ願いが叶う魔法が与えられるという。

ある日、メンバー不足で出場停止が危ぶまれる日本校のリーダー土御門静の前に、読書と空想が好きな女子高生、鍵村葉月が現れた。あまり友達のいない、ぼっち気味な葉月は、なぜか強力な力を持つ『シンデレラ』の原書に選ばれ、魔法学園に入学することになる・・・　

『シンデレラ』と優勝をめぐり、少女たちが一緒に特訓したり、時には温泉に入ったりなんて感じの魔法少女バトルが、いま幕を上げる!!

■スタッフ
原案＆シリーズ構成：松智洋
原案協力：StoryWorks
キャラクター原案：カントク
総監督：斎藤久　
監督：上田繁
キャラクターデザイン：森川侑紀
脚本：松智洋、アサウラ、門田祐一/金月龍之介
色彩設計：斉藤麻記
美術監督：下元智子
撮影監督：村上優作
編集：廣瀬清志
音楽：rionos
音楽制作：ランティス
音響監督：森下広人
音響制作：叶音
アニメーション制作：フッズエンタテインメント　
製作：メルヘン・メドヘン製作委員会