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『はねバド!』声優座談会|キャラ・作品の魅力を語る

『はねバド!』大和田仁美さん、島袋美由利さん、岡本信彦さん座談会|バドミントン初心者・経験者の視点で語る作品の魅力

高校生の羽咲綾乃たちがバドミントンに熱い青春を燃やす人気マンガ「はねバド!」(濱田浩輔原作、講談社『good!アフタヌーン』連載中)がアニメ化し、2018年夏に放送スタート! 話題作「はねバド!』で羽咲綾乃を演じる大和田仁美さん、荒垣なぎさ役・島袋美由利さん、立花健太郎役・岡本信彦さんによるキャスト座談会を開催!

バドミントン初心者だった大和田さんと島袋さん、経験者の岡本さんが見た『はねバド!』の魅力と見どころを語っていただきました。

 

バドミントンを熱く激しく描いた作品。綾乃は様々な表情を見せる難しいキャラ

――『はねバド!』の原作を読んだり、演じてみた印象は?

羽咲綾乃役・大和田仁美さん(以下、大和田):オーディションを受ける時に初めて原作を読みました。役が決まった後に改めて読み直したら、バドミントンの試合が熱く描かれていて、私もどんどんのめり込んでしまって。そしてアニメではどのように動くんだろうと楽しみになりました。

それと同時に私が綾乃を演じることへの不安も感じて。読み進めていくと複雑な感情や心情ゆえに追えなくなっていって。何を考えているのかわからないところやゾッとするところ、周りが見えなくてゾーンに入っていくところが彼女の魅力で目が離せなくなるところなのですが、それを私が表現し、演じることができるのだろうかと。今も考え、試行錯誤しながら収録に臨んでいます。

荒垣なぎさ役・島袋美由利さん(以下、島袋):いとこが部活でバドミントンをやっていたこともあり、数あるスポーツの中でもバドミントンを一番身近に感じていましたが、いざ原作を読んでみたらすごく熱くて。「これがバドミントンなんだ」と驚きました。

原作の絵を見ると、最初はかわいくバドミントンをする話なんだと思っていたら、試合の展開が激しく、熱くなっていくにつれて、描写も鋭さを増して、研ぎ澄まされていって。躍動感もありつつ、かわいさもありつつとお話の流れによって、絵も進化していて、二重の楽しさがありました。そして綾乃みたいな主人公もいるんだなと。綾乃は結構、感情が揺れ動いたり、ねじ曲がっていて(笑)。なぎさは真っすぐだし、カッコいいなと思いました。

 

真っすぐななぎさのほうが主人公感あり。綾乃はラスボスみたい!?

立花健太郎役・岡本信彦さん(以下、岡本):僕は中学時代にバドミントンをやっていて、コーチの指導の元、プレーしていた経験が活かせればいいなと思いながらオーディションを受けました。音響監督の若林(和弘)さんから「バドミントン、詳しいんだよね」と言われましたが、原作を読んでみたら知らない単語が結構あって、「これは終わったな」と。

一同:(笑)

岡本:原作の1巻を読んだ時はかわいい女の子たちがきゃっきゃする明るい物語というイメージがありましたが、綾乃が悪の帝王に育てられているようなラスボス感があって、むしろなぎさのほうが正統派の主人公の印象で。

大和田・島袋:(笑)

岡本:普通のマンガとは違った感覚、熱さがあって。それはたぶん綾乃は幼少期にお母さんと離れたり、いろいろな体験をしていることから多重人格みたいになっているからかなと思いました。

――いろいろなキャラを巻き込んだ複雑な人間関係や心理描写、試合時の迫力や駆け引きなど高校生の部活を描いた作品とは思えませんよね。

岡本:綾乃はすごい才能の持ち主ですけど、身長は低いし、体格的にも恵まれたほうではなくて。選手としては身長が高かったり、手足が長いほうが才能はあると言えるし、有利なんですけど、努力型のなぎさのほうが背が高くて、ポテンシャルもあるのもおもしろいなと思いました。

 

高い戦略性と高速のスピード感だけど、もっとうまくなりたいと思えるスポーツ

――大和田さんと島袋さんは公式サイトでの動画番組『もりバド』(正式名称は「大和田仁美と島袋美由利のはねバド!そしてバドミントンを盛り上げる特別番組」)の企画を通してバドミントンを学んでいるし、岡本さんは経験者です。それぞれの視点でバドミントンのおもしろさや魅力を教えてください。

大和田:体育の授業でしかやったことがなくて、こうやって真剣に向き合うのは初めてで。教えていただいたおかげでシャトルを打つことはできるようになりましたが、試合などを通じて戦略性の高さを知り、奥深いスポーツだなと思いました。高速のスピードで攻守を繰り広げながら次の手を考えたり、難しいことをしているのがすごいです。

私にはそんな難しいことはできませんが、ただシャトルを打ち合い、ラリーが続くだけで楽しいんです。いい音が鳴ると気持ちいいし。プロに教えていただいたり、試合を生で見る機会もあって、「こんな世界があったんだ! すごくカッコいいスポーツだな」と衝撃を受けました。私たちはまだラリーくらいしかできないけど、もっともっとうまくなりたいです。

島袋:シャトルを狙ったところに打ったり、返したりすることがこんなに難しいとは。丸いボールではなく、羽で紡いだ軽いシャトルなのでよりコントロールが求められるし。コートも意外と広いんですよね。大和田さんと試合をした時、前に落とすのが上手で、私は後ろでわたわたあわててしまって(笑)。

大和田:美由利ちゃんは遠く飛ばすのが得意だよね。

岡本:初心者でそれができるのもすごいけどね。

大和田:前のほうにいると後ろのほうに飛んでくるから私もわたわたしてしまって(笑)。

――2人でダブルスを組むといいかもしれませんね。

大和田:じゃあ組もうか?

島袋:いいですね。プロの方はネット際に落とされたシャトルを拾ったり、その直後に後方に長く打たれてもすぐ追いついて、フットワークやプレーの読み合いもすごくて。こんなに頭を使って、俊敏性や体力もあることにただただ驚くばかりです。

 

体格的なアドバンテージを超えた相手との心理的な駆け引きがおもしろい

岡本:先ほど、高身長のほうがポテンシャルが高いと言いましたが、それは絶対的なアドバンテージではないところもバドミントンのおもしろさで。それは相手の弱点や状況を読んで、嫌なところにシャトルを落とすわけですが、その読み合いが楽しいんですよね。

例えば大和田ちゃんはドロップ(シャトルを落とすプレー)が得意だとしたら、それを拾う時に考えられる選択肢はヘアピン(ネット際に落とすプレー)やクロスヘアピン(ネット際の逆サイドに落とすプレー)か、クリア(高く、深く打ち込むプレー)あたりで、相手の次の手を予測しながら自分も次の手を選択するのがおもしろいんです。

スマッシュで決められたり、ミスをしなければ無限に続けられるスポーツだと思います。あと部活でやっていた時は対戦相手の苦手なところを研究しろと言われました。

――原作でもバックハンドが苦手だと読み切って攻めるシーンもありましたね。

岡本:中学生だったので、だいたいみんな後方奥のバックサイドが苦手なんですよね。だからまずそこに打って、クリアしかなかった場合は安全パイなのでそこを徹底的に狙うようにして。

島袋:すごい! 用語がいっぱい。

大和田:感心するのがそこ?

一同:(爆笑)

 

綾乃は子供っぽいけど、勝利への執着心と意志の強さを感じるキャラ

――演じるキャラの印象とご自身との比較、演じる時に心がけていることを教えてください。

大和田:綾乃をひと言で語るのは難しいんですよね(笑)。3巻まで読んだ状態でオーディションに臨みましたが、臆病で人見知りでおどおどした子かと思っていたら、「変化したり、いろいろな顔を見せていくキャラです」という説明をいただいて。演じてみると、人との距離の測り方が不器用だけど、スポーツマンらしく負けず嫌いだったり、意志の強さがある子なんだと認識しました。たぶん周りが見えなくなって、母とのつながりだったバドミントンに集中していくしかなかったのかなと。

――子供っぽさが残っていて、無邪気さの中に怪物が眠っているような。

大和田:若林さんには、「子供らしく」とよく言われます。「このシーンでは子供が歯医者に行くのを嫌がる感じで」とか(笑)。心が成長した感じを出さないように意識しながら演じています。

ストイックにバドミントンに向かい合う強いなぎさは自分とは真逆な子

島袋:なぎさは過去に挫折したり、心が折れたこともあったけど、ストイックに好きなバドミントンに向き合っている子だなという印象は演じる前と演じている今も変わらなくて。私は自分の好きなことで挫折した時は逃げてしまうんです。「頑張ってもダメだったらどうしよう?」と考えてしまって。

――なぎさは最初、コーチの立花を突き放したり、綾乃に対しても複雑な感情を見せていました。

島袋:なぎさは挫折した時も逃げずに1人で乗り越えようとしていて、カッコいいなと思うし、尊敬しました。そんななぎさも3年生ということもあり、後輩や部全体のことが見られるようになって、収録するごとに成長を感じます。あと私が消極的なので、そういう部分は見せないように。

大和田・岡本:(笑)

岡本:収録中、歩く時もずっと猫背だもんね。

島袋:私の「マイク前に立ってます。すみません」みたいな部分が少しでも出ちゃうとなぎさに失礼なので(笑)。自分と真逆な子だからこそ、勇気をもらえます。

 

見た目は若いが大人びて、部員たちを気遣う優しいコーチ・立花

岡本:立花は生徒たちを支えるコーチということで、松岡修造さんみたいな熱いキャラを想像していました。「熱いけど、生徒に対してアドバイスする時はやわらかさを重視してください」と言われました。むやみにプレッシャーをかけないようにという立花なりの優しさだと思いますが、最近気が付いたのは男のキャラには厳しすぎじゃないかと。

一同:(笑)

岡本:女子に対しては嫌われないようにとか、セクハラととられるのは怖いからとか(笑)。

――まだ大学生で、部員ともそれほど年齢は離れていないんですよね。

岡本:見た目は少年っぽいけど、結構大人びてますね。最初は部員から何?このエロおやじみたいに言われたりしてたけど(笑)、意外としっかりと部員たちのことを考えていて。たぶん自分が挫折して、その夢を部員たちに託すためにどうしたらいいのか、常に考えているからでしょうね。ただ女子部員は多いけど、男子部員は少なすぎて、なぜこの学校に来たんだろうと。

大和田:男子2人では団体戦も出られないし。

島袋:もっと部員を集めないと。

岡本:あと綾乃となぎさは抜きんでた強さがあるけど、他の部員はどうなのか? 今後チームとしてどうしていきたいというビジョンがあるのか、本人に聞いてみたいです。s

 

3人のお気に入りキャラはまさかの全員ライバル校!?

――作中のお気に入りのキャラは?

大和田:ライバル校のフレゼリシア女子短大付属高校のキャプテン、志波姫唯華さんです。凛としているし、クールだけど仲間を大切にしてくれて、女性が憧れる女性かなと。もし同じ部活にいたら「ついて行きます!」と言いたくなるし、ずっと見ていたくなるキャラです。

島袋:私も志波姫さんです。

岡本:人気あるね。まだ本気出してないしね。

島袋:どれだけ強いんだろうと底知れないし、ミステリアスだし。なぎさと握手した時、敬語を使っていたところも余裕を感じるし。原作でコニーが逃げ出した時、スクーターで迎えに行ったエピソードにぐっと来てしまって。そんなギャップもめっちゃ好きです。

岡本:フレ女のコニーですね。身長の高さや手足の長さなど、バドミントンに適したスタイルで、スマッシュも角度があるすごいスマッシュを打つんだろうなと。なぎさ以上のポテンシャルの強キャラなので興味があります。3人供、フレ女のキャラ挙げちゃったけど大丈夫かな?

大和田:もちろん北小町のチームメートや綾乃の親友のエレナなどいい子ばかりですよ! ねっ?

島袋:はい!(笑)


 

物語のカギを握る、綾乃の母、有千夏にも注目!

――綾乃のお母さんの有千夏(うちか)については?

大和田:綾乃の立場になって考えると複雑な気持ちです。親子でバドミントンを一緒に楽しくやっていて、バドミントンが好きになるきっかけであり、唯一と言っていいほど頼っていた存在だったのに急にいなくなって。綾乃の心はぐちゃぐちゃですよ。

岡本:親子関係まで放棄して。何で結婚したのかもわからなくて。綾乃がバドミントンをうまくなったのはお母さんと接することができるからで。裏を返せばそれしかなかったのかなと思うとぞっとします。

島袋:それに綾乃以外の子たちにも影響を与えているし。

大和田:どういう気持ちで接していいのか、わからないけど、アニメでどう描かれるのか楽しみな自分もいて。複雑ですね(笑)。

 

『はねバド!』の収録は部活、スタジオは部室。試合シーンの疲労度も!?

――収録現場の雰囲気はいかがですか?

大和田:美由利ちゃんとよく話すのは部活みたいだなと。スタジオやブースにいる時は部室にいるみたいで。

岡本:僕は部室にお邪魔させてもらっている感じで(笑)。

大和田:休憩の時は和やかだけど、収録になるとピリっとします。若林さんも納得するまでやってくださるので、オンとオフがしっかりありますね。

島袋:あとみんな、合間の時間にもぐもぐしてますね。それも部活っぽいなと。

大和田:この間は「きのこの山」と「たけのこの里」どっちがおいしいか論争が起こりました(笑)。そしてお互いが相手の好きなお菓子を差し入れに持って行ったり。

島袋;女子はいろいろなお菓子で盛り上がりますね。

――熱い展開が多く、体力的な消耗も激しいから補給も必要そうですね。

島袋:確かに。

大和田:映像がほとんど試合で、緊迫しているシーンや息をハーハーしているシーンが結構あるので、収録が終わった後はどっと疲れが出て、「今日もいい運動したな」みたいな感じになりますね。

岡本:収録時間は他のアニメより長い気がします。アニメの絵も結構細かいので、ここは息を入れるか、入れないかという判断も1つひとつ丁寧に行いながらなので。

――PVのラリーシーンを見て、シャトルを打った時の乾いた空気感や動くたびにキュッと鳴るシューズの音など、プレーしたことがある人なら誰でもリアルさに驚くでしょうね。

岡本:僕もシビれました。

大和田:すごく音にこだわって、作っているそうなので、経験者の方にもきっと満足していただけると思います。

 

バドミントンをハイクオリティで描く熱意と技術力はコートに立っているような臨場感を感じられるはず!

――アニメに期待することや見てみたいシーンは?

大和田:まずは原作で描かれていた試合やプレーの臨場感がどうアニメで描かれているのかは原作ファンの方は気になると思うし、皆さんに注目してほしい部分の1つです。そしていろいろな高校の様々な選手と戦っていく中で、綾乃の心情も激しく揺れ動きますが、成長したり、ダークなほうに行ったり、いろいろな表情や感情の綾乃を演じられることを楽しみにしています。

島袋:実際のバドミントンの試合を、カメラを設置して撮影して、アニメの動きに落とし込んでいるらしくて。理子が重心を移動させるシーンで、どこに体重がかかっているのかが見ているだけでわかって、すごいなと。

なぎさだけでなく、みんなの試合がどう描かれ、音なども加わって臨場感を伴っているか、見るのが楽しみです。きっと体育館のコートに立っている感覚を味わえるんじゃないかなとワクワクしてます。なぎさとしては綾乃との試合は常に熱くて、原作で綾乃ちゃんが言った「案外、意地の悪いバドミントンするんだね」のセリフを隣で感じたいです。原作でも山場じゃないかと思えるくらいの名勝負があるので、そこがアニメで演じられることを期待しています。

岡本:もしその2人が戦う大切なシーンがあるのなら、コーチとしてどう接したらいいのか? ですね。同じチームの2人だし、それぞれのこともわかっているので。原作ではどちらかといえば、綾乃はそっとしておいて、なぎさにあれこれアドバイスしている印象もありますけど(笑)。

あとバドミントン経験者として心配なのはシングルスのシーンはいいけど、ダブルスは大丈夫なのかなと。バドミントンは速くて、異質な動きがたくさんあるスポーツなので、それを4人が繰り広げるので、アニメーターさん泣かせだと思います。

大和田:そんな体勢やポーズで打つんだ!?  って。

岡本:特に綾乃はそうかも。曲芸師みたいな。

――TVシリーズであのスピード感と臨場感を追求していくのは挑戦ですよね。

岡本:アニメとしてもスポーツ作品としても未知の領域ですよ。あのPVを作ってしまったがために、どうしても期待値やハードルは上がっちゃいますからね。ライデンフィルムさん、頑張ってください!

大和田・島袋:頑張ってください!!

 

部活経験者は必ず共感できる作品。彼女たちと熱い夏を過ごしてください

――『はねバド!』の魅力と見どころを教えてください。

大和田:バドミントンに限らず、部活をやっていた方なら誰でも共感できると思います。1つのスポーツに対して熱く向き合って、喜びや悔しさなどを経験しながら成長していく作品です。自分が部活をしていた頃や頑張ったり、熱くなっていたことを思い出しながら見ていただけたら。

夏に始まる作品なので、少女たちの熱を感じつつ、一緒に熱い夏を過ごしてください。そして綾乃という子はどんな子なのかひと言では語り尽くせないキャラで、回が重ねるごとに違った顔を見せますが、どんどん気になるし、魅力が深まっていくと思います。部員や他の人と接することで成長していくのかも含めて、最後まで目を離さずに見守ってください。

 

『はねバド!』は部活や青春の素晴らしさを感じられ、スタッフ・キャスト陣のバドミントン愛の結晶

島袋:私は運動部に入ったことがなくて、緩いことしかやったことがなかったので、この作品で同じ時間にみんなで集まって、1つの目標に向かって頑張っているなぎさたちの姿を見て、「これが部活。これが青春なんだ」と、その楽しさや喜びを知りました。部活経験者の方や未経験の方も「青春っていいものだな」と思ってもらえたり、バドミントンの楽しさやおもしろさに興味を持っていただけたらうれしいです。

またいろいろな登場人物がいて、綾乃みたいにクセがある子がいたり、なぎさみたいに真っすぐな子がいたり、理子やエレナみたいに問題児を見守ってくれる子もいて(笑)。感情移入したり、共感できるキャラが必ず1人はいると思うので、自分と重ね合わせていただく楽しみもあると思います。ぜひ本編をご覧になって、スタッフさん、私たちキャスト陣のバドミントン愛を受け取ってください。

 

バドミントン初心者にはわかりやすく、経験者にもタメになる作品を見て、世界で躍動する日本バドミントン界にも注目を!

岡本:『はねバド!』で描かれる女の子同士の熱い戦いは男性の僕らが見ても手に汗握るし、純粋に感動できて、スポーツをする人たちの人間関係の素晴らしさも随所に見られる作品になっています。バドミントンをやっている方や経験者の方は見れば、きっとプレーが冴え渡ると思うし、未経験者の方もわかりやすく見られると思います。

リオ五輪のタカマツペアの優勝から山口茜選手が女子シングルの世界ランキング1位になったり、男子の桃田賢斗選手がアジアチャンピオンになったり、日本のバドミントン界は今、レベルが世界的にも高く、熱く盛り上がっているので注目していただきたいです。綾乃たちが2020年の東京オリンピックに活躍する姿を想像してみたりするのもおもしろいかも。この波に乗って、『はねバド!』も盛り上がっていければいいなと思っています。

 

作品情報

『はねバド!』

7月1日(日)~放送開始
TOKYO MX:日曜 24:00~
関西テレビ:日曜 25:55~
BS11:日曜 24:00~
AT-X:日曜 24:00~
リピート放送:毎週(月)22:00/毎週(水)14:00/毎週(土)6:00(週1話ずつ4回放送)
※放送日時は変更になる可能性がございます。
7月3日(火)24:00~順次配信開始

<イントロダクション>
少女たちが飛んで、跳ねて、駆ける――県立北小町高校バドミントン部の軌跡を描いた、マンガ「はねバド!」(濱田浩輔/講談社『good!アフタヌーン』連載)が待望のアニメ化!!

運動神経抜群だが、なぜかバドミントンを避ける1年生「羽咲綾乃」。日本一を目指し、日夜練習に明け暮れる3年生の「荒垣なぎさ」。部を支える仲間やコーチ、そして個性溢れるライバルたち。超高速で舞う羽根(シャトル)に想いを乗せて、青春バドミントンストーリー開幕!!

<STAFF>
原作:濱田浩輔(講談社『good!アフタヌーン』連載)
監督:江崎慎平
シリーズ構成:岸本卓
キャラクターデザイン・総作画監督:木村智
総作画監督:飯野まこと
美術監督:井上一宏(草薙)
色彩設計:辻田邦夫
撮影監督:野澤圭輔(グラフィニカ)
3DCG:フェリックスフィルム
音響監督:若林和弘
音楽:加藤達也
アニメーション制作:ライデンフィルム

<CAST>
羽咲綾乃:大和田仁美
荒垣なぎさ:島袋美由利
泉理子:三村ゆうな
藤沢エレナ:小原好美
コニー・クリステンセン:伊瀬茉莉也
志波姫唯華:茅野愛衣
芹ヶ谷薫子:下田麻美
石澤望:櫻庭有紗
立花健太郎:岡本信彦
太郎丸美也子:小松未可子
羽咲有千夏:大原さやか
ほか

OPテーマ:
YURiKA「ふたりの羽根」(作曲:水野良樹 作詞・編曲:ヤマモトショウ 編曲補:manzo)

EDテーマ:
大原ゆい子「ハイステッパー」(作詞・作曲:大原ゆい子 編曲:吉田穣)

 
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TVアニメ『はねバド!』公式ツイッター(@hanebad_anime)

(C)2018 濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会
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