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『最遊記』初の朗読劇をレポート|三蔵一行が魅せる新たな世界

早くも「最遊記朗読劇」第2弾が2020年秋に開催決定! 新たな最遊記の世界に魅せられた「最遊記朗読劇〜Alive〜」をレポート

石田さん、平田さんのちょっかいを待っていた!?

朗読劇が終わり大きな拍手に包まれる中、再びキャスト陣がステージに登場します。

「ここからが本番です!」と保志さんの一言で一気に沸く会場内。ここからはアフタートークの時間です。

“清一色篇”のメインである猪八戒役を演じた石田さんは「疲れ切っちゃった」とお茶目なコメントを残しつつ、改めてそれぞれが自己紹介。

「三蔵一行、“猿担当”の保志総一朗です、ぱっぴぃ~!」という保志さんの自己紹介から、“坊主担当”、“河童担当”、“豚担当”という挨拶の流れになり会場は大爆笑。

ゲストの二又さんも「じゃあ僕は“ムカデ”ですね」というユーモアな発言に笑いが止まりません。

『最遊記』おなじみ、保志さんの司会進行で初の「朗読劇」で大変だったことについて話すキャスト陣。

関さんは、ステージに出ていても自分の出番がなくスポットライトが消えているときに、どうやって過ごすべきか悩んでいたと話し、会場を笑わせます。

また、今回は袖に入らない限りヘッドマイクがオンになっているので、単純に咳払いや声の調整ができないことに気をつかったのだとか。

平田さんはドラマCDやTVアニメでいろいろなかけ合いをしてきたけれど、“生”ならではのやりがいがあると一言。

「(朗読劇を)3回やってやっとエンジンがかかってきたので、明日は本気出そうかな。明日いいお芝居するぜ~!」とお茶目なコメントで会場を沸かせました。

「1つの朗読劇を成立させることが大変」と話す石田さんは今回の朗読劇の裏話を1つ打ち明けます。

その裏話とは、第2部の幕が上がる前に、石田さんが1人でスタンバイをしていたとき。1日目と2日目の昼の部に平田さんがちょっかいを出しにきていたそうです。

そのため、今日の夜の部もスタッフの人と“平田さん、また来ますよね”と話をして待っていたそうですが……結局、平田さんは来なかったのだとか(笑)

石田さんは“平田さんが来なくても僕平気です、問題ありません”というフリをしながらスタンバイをしていたそうですが、“平田さんが来なかったから焦っていると思われるのも嫌だな”とさまざまな葛藤があったと打ち明けます。

「意外と(平田さんを)あてにしていました」と言う石田さんと、その横で“ごめんなさい”とジェスチャーで反省の意を示す平田さんの姿に自然と笑みがこぼれます。

するとその話を聞いていた保志さんが、“ちょっかい”と“猪八戒”をかけて、「平田さん、石田さんに“猪八戒(ちょっかい)”かけてくださいよ」と一言。

しかし、平田さんにスルーされてしまい会場は大爆笑! もう1度、一連の流れをやり直すことになり、笑いが止まりません。

そして今回、ゲストとして登場した二又さんは、劇中でセリフが被ってしまった三蔵役の関さんに「ごめんね」と、優しいお人柄が滲み出ていました。

また、場面ごとにステージの立ち位置が変わるので、歩いているときに“どこだったっけ?”と思うこともあったそうで、とても怖かったと話します。

まだまだ話が尽きないので、ここでステージに用意されたイスにゆっくりと座り、次のトークテーマへ。

「八戒は清一色を自分の亡霊と言っていました。このメンバーで自分と似ているキャストはいますか?」と次のトークテーマを伝える保志さんですが、「あれ?これどういう意味だ?」と保志さん自身が分かっていない様子に、会場は再び大爆笑。

ほかのキャスト陣も一緒に笑ってしまい、平田さんは「お願いがあります。MCは質問内容を把握してください」と一言(笑)

結局、石田さんが保志さんの代わりにトークテーマの内容を解説してくれることになりました。このグダグダ感も『最遊記』ならではだとキャスト陣も会場のお客さんも一緒になって笑います。

▲思わず立ち上がる平田さん

▲思わず立ち上がる平田さん

トークテーマについて、石田さんはそれぞれがキャラクターに似ていると思いつつも自分がそのように言われると、“(八戒のように)真面目じゃないしきちんとしていないのにな”と後ろめたさがあるとのこと。

「自分の家に八戒がいればいいのになぁ。“八戒ルンバ”を出してくれたらいいですね」と言うと、「うちに悟浄がいたら嫌だぞ~」と笑いを起こす平田さん。ルンバの悟浄モデルが出てきたら、どんな風になるのか気になりますね!

最後のトークテーマ「今後、最遊記でやりたいことは?」の話になると、「今度は良い人になって(最遊記に)帰ってきたい」と言う二又さん。会場からも拍手が沸き起こりました。

「あんまり良い人の二又さんって聞いたことがない……」と平田さんが言うと、すぐさま「やかましいわ!」と二又さんが一喝。仲睦まじいやり取りに客席も笑顔を向けます。

石田さんは今後やりたいことに「人形劇」を提案。自分たちが人形を操るのか、操ってくれる人形に声をあてるのか、それとも着ぐるみバージョンでやるのかで話が盛り上がります。

着ぐるみだと体力的にきついからと関さんは指人形を提案していました。

一方で平田さんは「最遊記温泉ツアー」をやりたいとのこと。ただ単純に、みんなで温泉でゆっくりしたい、ツアーで楽しみたいのだそうです♩

関さんは一切喋らない「最遊記無音劇」をやりたいとのこと(笑)まさかの斜め上をいく提案に、会場も笑いが止まりません。

また、関さんは朗読劇のロゴがすごくかっこいいと一言。今回のロゴを見て、自分たちが「うら最」(※1)で描いたロゴを思い出したそうです。

※1:TVアニメの最後に放送されていたコメディタッチの短編アニメ。

平田さんは凝ったロゴを書いたり、石田さんは30秒でサッと書いたりしていたと当時を懐かしそうに思い出していました。

ここで、「うら最」が大好きな平田さんは、今後やりたいことがあった!と思い出したように「うら最劇場版」の願望をアピール!

実は、2018年2月4日に開催された「TVアニメ『最遊記RELOAD BLAST』スペシャルイベント-遊宴-」でも、「うら最劇場版」の願望を伝えていたのです。

ショートコントの「うら最」なら二又さんも出演できると意欲満々。キャスト陣の中でも、どんどん『最遊記』の夢が膨らみます!

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