舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-公演レポート! ド派手にぶち上がる! 圧巻のラップバトル
山田三兄弟の前に現れたのは……
本作ではテリトリーバトル決勝トーナメントで対峙する直前のイケブクロ・ディビジョンとヨコハマ・ディビジョンをメインとしたストーリー。
ディビジョンバトルの予選ブロックを順調に勝ち上がっているイケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”。そのバトルでの様子は、テンポの良さと兄弟の絆を見せ王道ヒップホップが良く似合う明るい三人! その勢いあるヤンチャなスタイルに思わず客席からは声援が飛ぶ一幕も。
また、ヒプノシススピーカーがプロジェクションマッピングに投映され、ラップとともに作動するのを観ることが出来るのも嬉しいところ!
予選ブロックでの勝利を三兄弟は素直に喜びますが、ふと長男・一郎だけはこの先で闘うはずである、因縁の宿敵ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”の碧棺左馬刻への執着と負けられない思いがよぎり、険しい表情を見せます。
一郎と左馬刻は在籍していた伝説のチーム“The Dirty Dawg”の元メンバー同士ですが、今は互いに激しい憎しみを抱える二人。その理由はまだ不明のまま。
そしてその“MAD TRIGGER CREW”と対決するには、一郎たちは次の対戦相手であるアカバネ・ディビジョン“North Bastard”を倒し勝ち進まなくてはならないということも。
黒い噂が飛び交う“North Bastard”ですが、なぜか彼らに纏わるデータはほとんどなく、二郎と三郎はここぞとばかりに大好きな長男・一郎のために情報収集をしようと張り切ります。
二人とも心から兄を慕いつつも、二郎と三郎の関係といえば「生意気!」「この低脳!」とケンカばかり。でもそのアットホーム感は微笑ましさでいっぱい!
このイケブクロ二番手、三番手が披露するラップは思わず笑顔になる可愛らしさ。必見です。
そんなとき山田家をふいに訪れて来た、一郎の幼なじみ堂庵和聖(どうあんかずさと)。
驚きながらも「いっちゃん」「カズ」と呼び合い、10年ぶりの再会に喜ぶ二人ですが、二郎と三郎は突然現れた堂庵和聖に不信感を抱き、態度が悪いと一郎に叱られても疑いの目のまま。どうしても心を開くことが出来ません。