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ゲーム『このすば』主題歌シングルMachicoインタビュー

ゲーム『この素晴らしい世界に祝福を! 〜この欲望の衣装に寵愛を!〜』主題歌シングルMachicoさんインタビュー|こんな時だからこそ、みんなにMachico×『このすば』の元気とHappyを!

9月に発売となったMAGES.発のADVゲーム第2弾、『この素晴らしい世界に祝福を! 〜この欲望の衣装に寵愛を!〜』より、Machicoさんが歌うオープニングと、アクア・めぐみん・ダクネスが歌うエンディングを収録した主題歌シングル「It’s so fine!/雨やどり」がリリースされる。

声優・アーティストのMachicoさんが担っている『この素晴らしい世界に祝福を!』(以下、このすば)シリーズOP。今回の「It’s so fine!」は「fantastic dreamer」などの過去のOP曲を踏襲しつつも、さらなる疾走感が加わった最強ロックナンバー。

この曲の明るく力強い歌詞に、Machicoさん自身も励まされたそう。コロナ禍での制作を経て、今思うこと、“ソノサキへ”の想いも教えてもらった。

 

ファンの皆さんの存在感の大きさを痛感した

――前作のゲーム『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ!』の主題歌「Happy Magic」の発売が今年の4月だったわけですが……いろいろなことがあった半年でしたね。

Machico:本当ですね。「Happy Magic」を制作していたのは去年の夏だったので、こんな状況になるとは想像していませんでした。イベントもあまりできない状態だったので、いつのまにか10月になるぞって感じで。この1年を振りかえったときに「私、何か活動したのかな」って不安になってしまう日々でした。

でも、ファンの皆さんに直接お会いできない期間に「Happy Magic」や、今回の「It’s so fine!」、さらに11月に発表するゲーム『りゅうおうのおしごと!』の新曲「ソノサキへ」をお届けできることは本当に幸せなことだなと感じでいます。ファンのかたも喜んでくれて、少し安心しました。

――でも1年間で言ったら本当に濃密な時間でしたよね。5月23日には8周年を迎えられて。ブログでも振り返られていましたが、この8年目の間にはTVアニメ『ライフル・イズ・ビューティフル』で小倉ひかりとして初の座長を、さらに『このすば』で初の映画主題歌を歌われて、海外のイベントもあって、バンドを背負ったワンマンもあって、『ヒーリングっど♥プリキュア』 のED主題歌もあって……。

Machico:そうなんですよね。同じ一年の中にあったこととは思えないくらい(笑)。

――それほど、Machicoさんは走り続けてきましたもんね。決して足を止めていたわけではないですが、走り続けてきたからこそ、コロナ禍では色々なことを思われたんだと思います。

Machico:当たり前が当たり前じゃないんだなって痛感しました。今までは自分でできることが何かあるんじゃないかと思ってきたんですけど……自分ができることってなんなんだろうって問いかける瞬間が多くて。ここまで自分の気持ち的に落ち込んでしまうのも初めてでした。

結局答えはでないままだったんですが、イベントが少しずつ再開されるようになって。でも、ファンの方たちが声を出してはいけなかったり、距離を保ったりと制限があって。安全が第一なので仕方がないのですが、皆さんに我慢させてしまうのって本当にもどかしくて。それでも、顔が見られてうれしかったです。

――最近は配信イベントも増えてきましたね。

Machico:はい。先日の『ヒーリングっど♥プリキュア』の生配信、Jカラオケイベント、ファンイベントで歌わせてもらいました。ファンイベントでは新曲「Happy Magic」を初披露したんです。

とても楽しかったんですが、リアルタイムで反応しあえない難しさも感じました。自分自身のライブのなかでスイッチを入れるタイミングがあったんですが、それが掴めず、ライブに慣れていない時代に戻ってしまったような感覚があって。

どういう気持ちでカメラの前に立って、自分の気持ちを届けたらいいんだろう。どうやったら届くんだろうって。そういった課題も見えてきました。

――オンラインライブは目線、動線、映像の切り替え……そういったことも意識しなければいけないですもんね。

Machico:そうなんです! 私はスタジオでの歌収録の経験が決して多くはないので、これからやり方を見つけていかないとなと思いました。

それと同時に、ファンの皆さんの存在感の大きさを痛感しました。普段のライブは、ファンの皆さんが自分が登場する前から盛り上げてくれるじゃないですか。緊張していても「待っててくれるひとがいる!」という気持ちになるし、歌ったらみんなが笑顔になってくれる。

そういう状況に慣れてしまっていたので、ライブができても、ファンのかたが目の前にいないってこんなに寂しいものなんだって。早くまた、みんなで集まれるような状態になったらいいなっていう自分の欲も出てきましたね。

――そうした思いは今後の音楽活動にも反映されるんだろうなと思います。

Machico:そうですね。今回の「It’s so fine!」もそうなんですが、ライブ映えする曲を歌わせてもらえばもらうほど、「ライブ会場で生バンド背負って歌いたい!」って気持ちになります。

今は難しい状態ではあるので、どういう気持ちでよりリアルに伝えていけるか……自分の実力を試されているような感じもあって。ふんばりどきかなと思っています。

でも、前向きな気持ちもあるんです。場数を踏んで自分の世界観をきちんと届けられるようになったら、アーティストとして成長できるんじゃないかなと。

――オンラインが普及することで、いい面もありますしね。今まで場所の都合や仕事の都合で来られなかった人が気軽にライブを見られるようになりますし。

Machico:確かにアーカイブを残せたら時間も気にせずに見られるし……。配信イベントでの在り方をこれから考えていこうと思っています。

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