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アニメ『リゼロ』2期 前半クール 第8話(33話)振り返り【ネタバレ注意】

アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クール 第8話(33話)を振り返る! 今回のスバルはこれまでの中でも特に強烈な印象を残す死に様で……!?

MF文庫Jから刊行されている長月達平先生によるライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』。本作のTVアニメ第2期『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クールが2020年7月から9月にかけて放送されました。

アニメイトタイムズでは現在、2021年1月よりスタートする後半クールの放送に向けた前半クールの振り返り企画を実施中です。今回は前回の第7話(32話)に引き続き、第8話(33話)「命の価値」の振り返りをお届けします!

前回の32話ではオットー(CV:天﨑滉平)との友情を確認し、彼の手引きでガーフィール(CV:岡本信彦さん)によって監禁された牢から抜け出したスバル(CV:小林裕介さん)。そんなオットーとラム(CV:村川梨衣さん)の協力で聖域から脱出するかと思われましたが……!?

ロズワールの胡散臭さが止まらず、これはもう何らかの思惑があることは確定的

今回のアバンは、一度聖域から脱しロズワール邸へと戻る算段を付けようとするスバルたちの描写からスタート。

ガーフィールはエミリアが試練を挑んでいる間は目を離せないということで、逃げ出すなら今が好機となります。しかしスバルは最終的に逃げの手は打つが、まずは「3日前に邪魔されたことの続きをやりにいくんだよ」として、ロズワール(CV:子安武人さん)の下へと向かいました。

目的は前回の死に戻り前の世界で“福音書”らしき書物を持っていたベアトリス(CV:新井里美さん)が、散々苦しめられた“魔女教”に関係する人物なのかの確認のため。もしそのとおりなら敵になってしまうため、スバルはこの質問を苦渋の表情でロズワールへと投げかけます。

ロズワールの返答は「魔女教ではない」でした。これに胸を撫で下ろすスバルですが、問題はどうすればベアトリスに協力を仰ぐことができるかということ。ここで再び出てきたのが、以前の死に戻り前の世界でラムから伝えられた「ロズワールは質問をしろといっていた」。

これを言うことでベアトリスからの反応があるそうですが、何のことかわからないスバルは戸惑います。しかしそんなスバルの反応を見たロズワールは、「自分がその人だ」と言いベアトリスに質問をさせ肯定するだけで彼女は味方になってくれると話しました。

一体どういうことなのか現時点ではさっぱりですが、それが彼女の覆しきれない“契約”だからなのだそう。疑念を拭えないスバルは最後にダメだったらお前の横っ面をぶん殴るとロズワールに凄んだところで、最後に「お前は俺たちの敵って訳じゃないよな?」と質問。この時のロズワールの返答がまた胡散臭いというか嫌らしく、「君たちは私の味方だよ」となっていました。なぜ「私は君たちの味方だよ」と言わないのか。

この質問に対してロズワールが素直にそう返して来たらそれはそれで胡散臭いことこの上ないのですが、この言い方だとロズワール自身にとってスバルたちは味方でも、スバルたちにとってロズワールが味方かどうかはわからないことになってしまいます。

この会話の後スバルは再びオットー&ラムと合流。聖域からの脱出の手段を話し合うのですが、そこへ怒り狂ったガーフィールの声が。何やら不穏なオーラを纏っていることから、かなり危険な状況にあることが窺えます。

ガーフィールはこの聖域を守る立場にあるそうですが、そんな彼からするとスバルの存在は看過できないもののようです。何をどう話してもここからスバルを逃がすつもりがないことだけしかわからないように思えますが、ここで気になるのはここまで度々ガーフィールの口からでていた“格言”的な何かについて。

殆どスバルと同じ視点から見ている視聴者としては、彼が使っているこれらの格言が何を意味するのか理解できないところがやはりあります。

しかし今回は彼の言葉を聞いたオットーとラムがスバルを守るように立ちふさがってくれたり、「伝説の商人が小国を陥落させた逸話になぞらえたもの」「相手に徹底攻撃と降伏を迫った時につかった」みたいな解説が入ったので、スバルも視聴者も現状のガーフィールがかなり危険だということが理解できました。

にしてもこういった格言やことわざ的な物を会話の中に盛り込んでくるとなると、思った以上にガーフィールは博識なのかも知れません。この後のシーンでフレデリカ同様獣化するところが見られたのですが、もし彼が協力してくれるとなると戦闘力だけでなく知識面でも頼りになりそうです。

村の人たちの協力を得て聖域の外へと向かうスバルですが、結局追い詰められてしまいます。ガーフィールの言う通りにすると話すスバルですが、理性を失っているのかその凶悪な爪をスバルめがけて振りかぶってきます。間一髪というところでオットーが助けてくれたのですが、代わりにオットーがガーフィールの爪を受け引き裂かれてしまいました。

前回友情を確認した相手が目の前であっけ無く死ぬ。これはあまりにもショッキングな展開です。また村の人たちもガーフィールに蹂躙されていき、最後はスバルを庇おうとした地竜のパトラッシュも犠牲に。

スバルはこの時も「死ぬのは俺だけで」みたいな事を口走っていましたが、死に戻りできるとはいえ、せっかくオットーや村の人たちが命を捨ててまで助けてくれたとういうのにちょっと違和感があります。

スバルが自分の命を軽く見がちな点は、今後何らかの掘り下げがあって欲しいところ。スバルだけは死ぬことでやり直せるというのはもはや周知の事実ですが、諦めが良すぎるきらいがあります。このままではちょっと危ういのではないでしょうか。

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
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