春アニメ『灼熱カバディ』内田雄馬さん×岡本信彦さん対談｜見るだけで運動した気分になれるほど熱いドラマ！

2021年4月に放送スタートするTVアニメ『灼熱カバディ』。漫画アプリ『マンガワン』で2015年7月2日より連載を開始した人気作品が、文字通り“ライン”を超えて我々の目の前にやってくる――。

今回、主人公・宵越竜哉を演じる内田雄馬さん。能京カバディ部の部長であり、国内トップレベルの実力を誇る王城正人役の岡本信彦さんに取材の機会を得た。

タイトル通りとにかく熱い。カバディを知らなくても楽しめて、カバディを知るともっと楽しめる。そんな『灼熱カバディ』について聞いてみた。

作品の印象は“筋肉”と“汗”

――『灼熱カバディ』の原作を読んだ感想をお聞かせ下さい。

内田雄馬さん(以下、内田)：『灼熱カバディ』の原作を最初に読んだのはオーディションのタイミングでした。

僕がカバディというスポーツ自体あまり知らなかったこともあり、どんな話しになるのか想像がついていませんでした。(実際に読んでみると)イチからカバディの魅力を知って、その熱さにのめり込んでいくという話しだったので、前提知識がない状態でもカバディのことが分かりやすかったですね。

スポーツ魂が熱く描かれていたので、僕自身ものめり込んで読ませていただきました。

岡本信彦さん(以下、岡本)：僕も雄馬くんと一緒で最初に読んだのはオーディションのタイミングでした。

印象としては“筋肉”と“汗”。先生(武蔵野 創先生)の画力が凄いんです。王城の表情の差とか普段とは全く別人ですし。宵越もそうなんですけど、各キャラクターの熱さ、鬼気迫る表情を書くのが上手いなって。うん。熱い物語だなって思いました。

――お二人から見たカバディの魅力を教えて下さい。

内田：カバディの魅力！

岡本：名前は知ってても、スポーツの詳細をほとんどの人は知らないよね。

内田：みんな、宵越が最初に思っていた印象と同じだと思うんですよ。「カバディってネタスポーツだろ？」というような。

岡本：鬼ごっこの強化版みたいなね？

内田：そうです、そうです。それくらいの印象だったのが、実際に調べてみると、全身を使って、怪我する可能性も高いし。

岡本：身体を鍛えないと自分が怪我しちゃうから。遊び半分でやっちゃいけないスポーツだなって。それこそ、キャント(攻撃側がカバディ...カバディ...と連呼する)だよね。色々動画で調べてみたりしたけど、本当に筋骨隆々の方々がキャントしてるのよ。

「え！？こんな人たちがやってるの？僕には無理だな」って(笑)。

内田：あはは(笑)。信さん的には無理ですか。

岡本：うん。絶対できない(笑)。でも、カバディって小学生の頃に遊びとしてみんなやってたじゃない？

内田：はい。

岡本：男の子とか笑いながら一回くらいカバディやってみたいなとかあると思うんです。

内田：そうですね。一回くらいは。

岡本：でも、あの筋骨隆々な世界を見るとやってみたくなくなっちゃうなって(笑)。声優業界でできるのは...稲田さん(稲田徹)とか...黒田さん(黒田崇矢)さんとか...。

内田：フィジカルが強かったり、体格もしっかりしていないと無理ってことですね(笑)。

岡本：作品に出てない人の名前出しちゃった(笑)。キャストの中で言えば、たつさん(水澄京平役 鈴木達央さん)はいけるかな？

内田：たつさんでギリかもしれないですね。あれくらいの肉体とファイティングスピリッツがないとカバディはできないですよ。

岡本：カバディはバトルスポーツだよね。本当に鍛え上げられた肉体が必要。

内田：そうですね。憧れるというか。こんな激しいスポーツができるのは本当にカッコいいなって。

岡本：作品を読むことでカバディのカッコよさに気づくよね。