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秋アニメ『月とライカと吸血姫』オンライン先行上映会公式レポ到着

声優・林原めぐみさん、内山昂輝さん、木野日菜さん登壇! 秋アニメ『月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)』オンライン先行上映会公式レポート到着!

小学館「ガガガ文庫」より刊行の牧野圭祐先生によるライトノベルを原作とし、2021年10月3日(日)より放送開始のTVアニメ『月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)』より、9月4日に開催されたオンライン先行上映会の公式レポートが到着!

今回の先行上映会には出演声優陣から、イリナ役・林原めぐみさん、レフ役・内山昂輝さん、アーニャ役・木野日菜さんに加え、監督の横山彰利さんが登壇。アーニャ役の木野さんがパーソナリティを務めるWEBラジオの配信決定や放送情報の詳細も発表されました。


 

オンライン先行上映会公式レポート

2021年9月4日、TVアニメ「月とライカと吸血姫」のオンライン先行上映会が開催された。第1話、第2話の上映に加え、キャストとスタッフによるトークも予定されていたこともあり、開場直後からチャット欄では、ファンたちによる期待の声が多く見られた。

配信が始まると、フリーアナウンサーの田口尚平さんが司会のもと、イリナ役・林原めぐみさんとレフ役・内山昂輝さん、アーニャ役・木野日菜さんが挨拶。役に合わせ、紅のカラーコンタクトを付けた林原さんの姿も印象的だった。

三人が集うのは、3月まで行われたアフレコ以来のこと。既に第1話と第2話を鑑賞したと言うが、内山さんは「すぐに第3話が観たくなるエンディングだった」と語る。木野さんはコロナ禍でキャストが全員揃ってのアフレコができなかったことに触れ、「他の人の声や音楽が合わさると、こんな印象になるんだ!」と嬉しそうに話した。アフレコ当時の話も明かしながら、視聴者たちの期待を煽る三人。そして林原さんがフリをする形で、第1話と第2話の上映が始まった。

光田康典さんによる壮大な劇伴音楽とともに、先行上映がスタート。原作の物語を忠実に描きながらも、細部がアニメならではの描写にチューニングされた本作。木野さんが語ったように、画と声優の演技、劇伴、効果音など様々な要素が加わったことで、原作読者でも新鮮な味わいを感じられただろう。アニメで本作の物語に初めて触れる人にとっては、人類の代わりに吸血鬼をロケットに乗せ飛行実験を行うツィルニトラ共和国連邦の計画に心が躍らされたのではないだろうか。そして内山さんの言葉の通り、まだまだイリナとレフの姿を見ていたいと感じたことだろう。壮大な物語の幕開けに興奮も冷めやらぬ中、先行上映が終了した。

その後、横山彰利監督も加わり、アフタートークへ。横山監督はレフが被っていたものと同じウシャンカ(編註:ロシア帽のこと)を被って登壇。会場は笑いの渦に包まれる。そして横山監督はスタジオから持ってきたという美術ボードや設定資料を公開。牧野圭祐さんによる濃密な原作小説からどこを切り取って見せるかを明確にしたと明かす。その上で「(設定考証の)松浦晋也さんの協力によって、パラシュートの降下訓練の高度や月齢などまですべての話数で設定を考えています」と貴重なエピソードを語り、内山さんは「想像していた以上のことが行われていた」と驚きの表情を見せる。

そして話題はそれぞれのキャラクターの印象へ。林原さんはイリナについて、「いま私に依頼が来たのは、(イリナが)ただの少女ではなく背負ってきた苦しみがあり、その心のひだの部分を託されたから」と感じているという。そのうえで、「レフとの交流でだんだんと和らいでいく、その過程が楽しい」と語る。第1話と第2話でも描かれた食事シーンに関して、内山さんは「イクラを食べるところのこだわりが凄かった」と感嘆。横山監督は「味覚がなく、触感がメインであるイリナに特徴を持たせたかった」と演出意図を明かした。

もう一人の主人公であるレフについて内山さんは、「押しつけがましくない良い奴なので、バランス感覚を保って人間らしくなるように演じました」と役作りについて語る。林原さんは「内山くんの仄暗い感じがレフのイメージと合致した」、木野さんは「内山さんの声から温かさが溢れていて、頼りがいがある」と絶賛。

アーニャに関して、木野さんは「嘘をつかない子なのでまっすぐに演じました」と魅力をアピール。林原さんは「逆に丁寧に扱われないことで研究物に対する愛情を感じました。癒される存在です」とアーニャに対する印象を語った。

また他のキャラクターに関して内山さんは「おじさまキャラがこれからどんどん活躍していく」と明かす。横山監督はその中でも宇宙船の設計技師長のコローヴィンに注目してほしいと語った。林原さんはどのキャラクターも名前が普段なかなか口にしない語感のものとした上で、「名前を呼ぶことで作品の世界観、重たさが作られていくところにも注目してほしい」とポイントを提示。木野さんは「ローザやナタリアといった女性キャラも、どんどん面白さが出てくる」とにこやかに語った。

一旦、公開中の本PVを挟んだ後、今後の展開について語ることに。林原さんは「人間と吸血鬼という関係だけでなくレフとチームのメンバーたちとの関係がどうなっていくのか」が楽しみな点であるとしながら、「楽しいファンタジー作品ではあるものの、政治的な部分を軸にいろいろなテーマが派生していく、その内容を感じ取って、見た後に楽しさ以外にも何かざらっとしたものを感じていただければ」と本作ならではの見どころを紹介。

内山さんは第2話でも描かれた宇宙飛行士の訓練に触れ、「訓練を積み重ねて計画を成功に導けるのか、そして一人だと弱いレフたち個人が、組織や国といった大きな存在にどう立ち向かっていくのかも楽しみにしてください」とコメントした。

木野さんは内山さんの言葉に同意しながら、「人と人との関わり」が本作最大のポイントだと語る。そして「第2話のラストで描かれた怪しげな存在が誰なのかも楽しみ」と気になる点も視聴者にアピールする。

横山監督は三人の見どころを踏まえたうえで、本作を制作しながら変化していった自身の心情を明かす。「最初は宇宙開発がメインテーマだと思っていましたが、制作しながらキャラクターの恋愛に軸足を置くようになりました」と告白。「宇宙開発がベースのストーリーですが、恋愛ものとしての見方もあるので、思い思いの楽しみ方をしてください」と締める。

その後、様々な最新情報が解禁。WEBラジオ『月とライカと吸血姫 ~アーニャ・シモニャン・ラジオニャン!~』の告知で、パーソナリティを務める木野さんは「まさか私が。大丈夫ですか!?」とオファーを受けた際の気持ちを赤裸々に告白。初回ゲストの内山さんは「木野さんの個性が爆発した内容なので、詳細は聴いて確かめてほしい」と感想を語った。

遂に動き出した「月とライカと吸血姫」。来月に放送を控え、木野さんは「毎週の楽しみの一つになってくれたら」と視聴者に呼びかけた。内山さんは横山監督の明かした設定に驚きを隠せず、「新たな発見があったので、オーディオコメンタリーでマニアックな理系トークが聞きたい!」と希望。林原さんはナタリア役の井上喜久子さんから「キュンキュンしたよ!」と言われたことを明かし、「監督が仰るように恋愛ドラマな一面もあるので、キュンキュンしながら楽しんでください」と語る。

横山監督は自身で作りながらも、内容に涙を流した話数があることを明かし、「いい作品ができたと思っています。青年と女の子が出会って世界を変えていくというお話を楽しく見てほしい」と本作の見どころをアピールした。

チャット欄では10月3日からの放送と第3話以降が楽しみでたまらないという熱気に包まれ、和やかなムードの中、オンライン先行上映会は終了した。

なお、オンライン先行上映会は現在、アーカイブ(見逃し)配信が9月11日(土)23:59までStagecrowdにて配信中(URL:https://stagecrowd.live/3554861267/)。ぜひこの配信期間中に何度でも繰り返しご覧いただきたい。
 

アーカイブ(見逃し)配信に関するチケット購入・視聴方法について

https://stagecrowd.live/s/live000/page_common/howto_sptb(スマートフォン)
https://stagecrowd.live/s/live000/page_common/howto_pc(PC)
https://stagecrowd.live/s/live000/page_common/10021(推奨環境)
 

アーカイブ(見逃し)配信に関する注意事項

・チケットのご購入前に、配信プラットフォームサイトに記載の注意事項をよくお読みいただき、視聴に適したインターネット環境・推奨環境をお持ちかどうか必ずご確認ください。
・チケットご購入後のキャンセル・変更・払い戻しはできません。
・配信はチケットご購入者様の1端末のみでご視聴いただけます。
・お客様のインターネット環境、視聴環境に伴う不具合に関しては、主催者は責任を負いかねます。
・配信の視聴チケットを購入済の方はアーカイブ(見逃し)配信をご覧いただけます。また配信期間中何度でもアーカイブ(見逃し)視聴が可能です。
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・カメラ・スマートフォンなどによる画面録画・撮影・録音は全て禁止いたします。また、動画サイトなどへの無断転載・共有を行った場合、法的責任に問われる場合がございます。
・配信イベント映像を商用利用することは禁止とさせていただきます。これには、飲食店、広間等で聴衆から料金を受領して配信イベント映像を流すことを含みます。
・大勢の方が集まっての視聴は、新型コロナウイルス感染防止の観点からご遠慮くださいますようご協力をお願いいたします。
 

放送・配信情報

放送

テレビ東京:2021年10月3日(日)より毎週日曜25:35~
BS日テレ:2021年10月4日(月)より毎週月曜23:00~
サンテレビ:2021年10月4日(月)より毎週月曜24:00~
KBS京都:2021年10月4日(月)より毎週月曜24:00~
※放送日時は変更になる場合がございます。
 

配信

■特別先行配信
dアニメストア:2021年10月4日(月)より毎週月曜24:30~

その他配信サイトでも配信予定!詳細は近日発表。
 

WEBラジオ配信決定!

番組名:「月とライカと吸血姫 ~アーニャ・シモニャン・ラジオニャン!~」


パーソナリティ:木野日菜(アーニャ・シモニャン役)
配信先:インターネットラジオステーション〈音泉〉
番組ページURL:https://www.onsen.ag/program/radionyan
 
TVアニメ『月とライカと吸血姫』のラジオ配信が決定しました!

スタッフ・キャストの皆様と共にTVアニメ『月とライカと吸血姫』の最新情報や魅力を余すことなくお伝えします!

出演者宛てのメッセージや質問、各コーナーへのメールなど大募集中!

■第1回配信
2021年9月17日(金)19時~
ゲスト:内山昂輝(レフ・レプス役)

第2回配信は10月8日(金)配信予定。以降、隔週金曜日配信!
 

TVアニメ『月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)』作品情報


 

イントロダクション

人類史上初の宇宙飛行士は、吸血鬼の少女だった——

世界大戦の終結後、世界を二分する超大国、東のツィルニトラ共和国連邦、西のアーナック連合王国は、その領土的野心を宇宙へと向けた。両国は熾烈な開発競争を繰り広げ、そして今——

東歴1960年。共和国連邦最高指導者ゲルギエフは、成功すれば人類初の快挙となる有人宇宙飛行計画『ミェチタ(夢)計画』を発令する。

そんな折、宇宙飛行士候補生の補欠、レフ・レプスは、ある極秘任務を命じられる。

『ノスフェラトゥ計画』——有人飛行に先立つ実験として吸血鬼を飛ばす計画——

その実験体、イリナ・ルミネスクを24時間監視し、訓練で鍛えろというのだ。

レフとイリナ、人間と吸血鬼、監視役と実験体——種族の壁や国家のエゴに翻弄されながらも、宇宙への純粋な想いを共有し、2人は共に宇宙を目指すこととなる。
 

 

スタッフ

原作:牧野圭祐(小学館「ガガガ文庫」刊)
キャラクター原案:かれい
監督:横山彰利
シリーズ構成:牧野圭祐
キャラクターデザイン:加藤裕美
助監督:川口太詩
美術監督:金子雄司
美術デザイン:平澤晃弘
プロップデザイン:岩畑剛一、鈴木典孝、ARVO-DESIGN
色彩設計:松山愛子
撮影監督:今泉秀樹
編集:廣瀬清志
音響監督:濱野高年
音楽:光田康典
オープニング主題歌:「緋ノ月」ALI PROJECT
エンディング主題歌:「ありふれたいつか」Chima
アニメーション制作:アルボアニメーション
 

キャスト

イリナ・ルミネスク:林原めぐみ
レフ・レプス:内山昂輝
アーニャ・シモニャン:木野日菜
ミハイル・ヤシン:日野聡
ローザ・プレヴィツカヤ:小松未可子
スラヴァ・コローヴィン:土師孝也
ヴィクトール中将:てらそままさき
ナタリア:井上喜久子
フョードル・ゲルギエフ:緒方賢一
リュドミラ・ハルロヴァ:M・A・O
ナレーション:東地宏樹
 
公式サイト
公式Twitter

(C)牧野圭祐・小学館/「月とライカと吸血姫」製作委員会
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