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春アニメ『ブラックロックシューター DF』脚本:深見真×プロデューサー:篠原宏康インタビュー

春アニメ『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』脚本:深見真さん×プロデューサー:篠原宏康さんインタビュー|天衝監督が描くアクションシーンは見どころ!1話の中で刺激がたくさんある構成も必見

イラストレーターのhukeによるオリジナルキャラクター『ブラック★ロックシューター』。アニメ、ゲームなど、これまでさまざまな展開をしてきた作品だが、そのリブート作『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』が2022年4月より放送スタートする。「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信も決定している今作について、脚本を手掛けた深見真さんと、プロデューサーの篠原宏康さんに、その魅力を語ってもらった。

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『ブラック★ロックシューター』のリブート作を作ることになったきっかけ

――まず、『ブラック★ロックシューター』という原作の魅力について教えてください。

篠原宏康さん(以下、篠原):僕が最初に『ブラック★ロックシューター』に触れたのがフィギュアなんです。ホビーショップでフィギュアを見たときに、その造形美が絶妙だなと思いました。華奢な女の子が大きなガンを持っているフィギュアでしたが、その美しさ、壮観さが印象的だったので、そこから調べてみると、周辺のキャラクター含めて独特の世界観があるコンテンツだったんです。そこからずっと興味を持っていました。

その後、海外でも人気があることを知るんですけど、世界的にも共通した美意識の中にある作品でありコンテンツなのだろうと実感できたので、そのキャラクターを自分たちでも映像化してみたいと思ったのが、今回のきっかけにもなっているんです。

――当時、何の作品のフィギュアだか分からなかったのですが、カッコ良くて買った覚えがあります。

篠原:僕もニコ動世代ではないので、MVの話題というよりフィギュアの造形美から入ったというのは正直なところです。(※もともと1枚のイラストだったが、supercellのryoがキャラクターから着想を得てオリジナル楽曲を発表。大きな話題となった)

深見真さん(以下、深見):僕はhuke先生の絵から入ったんです。1枚の絵に入っている世界観がすごいなと思いました。ただ女の子が立っているだけではなく、その背後にあるものまで想像させる……。自分にとって良い絵の条件が、見た人の想像力を刺激するかだったので、この女の子は何ででかい武器を持っているんだろうとか、すごい強い敵と戦っているんだろうなとか、妄想を掻き立てらてたのが、『ブラック★ロックシューター』を好きになった理由のひとつでした。

――絵もお好きなんですね。

深見:この仕事が決まる前からhuke先生の画集は買っています(笑)。

――過去アニメ化されている作品ですが、なぜリブートすることになったのですか?

篠原:もともと世界観が好きだったのですが、すでにアニメ化もされていたので、自分が手掛けるとは思ってもいなかったんです。でも2016年に深見さんと別の仕事でお世話になることになり、そこで「次また何かでご一緒できたらいいですね、何かやりたい作品はありますか?」と聞いたら、「実は『ブラック★ロックシューター』をやりたいんです」と。そこで、僕もそれは好きなんですよと。

――意気投合したんですね。

篠原:そこでいろいろ話したところ、hukeさんの絵から受けた雰囲気をハードアクションでやりたいということで。そこは僕も大賛成だったので、そこから始まりました。

その後すぐにグッドスマイルカンパニー(代表取締役社長)の安藝貴範さんのところへ行って、「もう一度アニメを作りたいんです」という話をしたときに、大変だとは聞いたんですけど、預けていただくことになりました。そこからまたいろいろな試行錯誤があって、今に至る感じなんですけど。

―― 一度アニメ化されていることはハードルではなかったのですか?

篠原:そこはハードルではなくて、グッスマさんが動いてくれて、前作のアニメの製作委員会の方へも挨拶に行っていただき、別の座組でやるという仁義は通してくださったので問題はなかったんですけど、じゃあ新しい『ブラック★ロックシューター』って何なの?というところで、画作り含めて試行錯誤をしていくところが結構長かったです。

(C)B★RS/ブラック★★ロックシューター DAWN FALL製作委員会
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